7月1日付The Wall Street Journal 紙は中国製造業が3か月連続で縮小し、雇用は減少しており、政府の対応が疑問視されているとした。
購買担当者景気指数(PMI: Purchasing Managers Index)は、6月には49と5月の48.8から微増したものの成長の基準とされる50を下回っている。また、16歳から24歳までの失業率は20.8%と製造業の雇用喪失が一因となっている。
中国は年間成長率を5%程度としているが、政府の大胆な刺激策の緊急性が薄まっている。
エコノミストらは緊縮が損失を招くとして、「早急に確実な支援がない限り、需要の縮小は悪循環となる危険がある」と述べている。