中国政府は2023年1月1日より紙類を含む輸入関税を引き下げるとした。
そのうち、上質紙、中下級紙(HS480255-69)が5%から0%、中芯原紙、テストライナー(HS480511-25)が6%から0%などとなっている。
中国政府は2023年1月1日より紙類を含む輸入関税を引き下げるとした。
そのうち、上質紙、中下級紙(HS480255-69)が5%から0%、中芯原紙、テストライナー(HS480511-25)が6%から0%などとなっている。
中国「造紙信息」誌に掲載されたレポートによると、2021年の中国段ボール原紙生産能力は6,655万トンで22年の増設は1,297万トン、以降、23年が1,092万トン、24年が1,335万トンとなっている。
Paper 360°誌2022年11-12月号は紙パルプ会社ランキングPPI TOP75を掲載した。
それによると2021年の紙・板紙各社生産はNine Dragons Paper Holdingsが1,760.0万トンで1位となった。以下、International Paperが1,620万7千トン、WestRockが1,424万7千トン、Oji Holding Corporationが1,059万4千トン、Smurfit Kappa Groupが750.0万トンなどとなった。
(APPは非上場のため情報公開していない)
The Wall Street Journal 紙(10/6付)は、来年の世界商品貿易が高エネルギー価格、戦争による混乱、世界的な景気後退のリスクにより急激に減速するとの予測を報じた。2023年の総貿易は1%の増加にとどまる見込みで、当初の3.4%の予想と今年の3.5%の見込みから下がった。
なかでも、世界貿易機構(WTO)は貿易の減速がサプライチェーンの改善による物価上昇抑制とともに物流コストを下げるのに寄与するだろうとしている。
ニューヨークの連邦準備銀行によるサプライチェーン指標は4月から8月に続けて下落している。物流コストは直近で急激に下がっている。Kiki Sondh 氏は「これらの背景にある要因は商品需要の緩和にあるとみられる」と述べている。
Trade growth to slow sharply in 2023 as global economy faces strong headwinds
Precedence Reserch のレポートによると、紙パルプの世界市場規模は、2030年に3,801億2千万ドルで、2022年から2030年まで年間4%の成長率と予測されている。
共通項目
Pulp and Paper Market Size to Worth Around USD 380.12 Bn by 2030
当組合は中国造紙協会のレポートをもとに「紙板紙海外動向2021年中国統計」を作成した。
中国造紙協会は「中国造紙工業2021年度報告」を発表した。
そのなかで、2021年の中国紙・板紙合計生産量は1億2,105万㌧で前年比は7.5%増となった。また、同消費量は1億2,648万㌧(同6.9%増)で、需給ギャップは543万㌧の需要超過となった。