WTO貿易予測レポート

The Wall Street Journal 紙(10/6付)は、来年の世界商品貿易が高エネルギー価格、戦争による混乱、世界的な景気後退のリスクにより急激に減速するとの予測を報じた。2023年の総貿易は1%の増加にとどまる見込みで、当初の3.4%の予想と今年の3.5%の見込みから下がった。

なかでも、世界貿易機構(WTO)は貿易の減速がサプライチェーンの改善による物価上昇抑制とともに物流コストを下げるのに寄与するだろうとしている。

ニューヨークの連邦準備銀行によるサプライチェーン指標は4月から8月に続けて下落している。物流コストは直近で急激に下がっている。Kiki Sondh 氏は「これらの背景にある要因は商品需要の緩和にあるとみられる」と述べている。

Trade growth to slow sharply in 2023 as global economy faces strong headwinds

紙パルプ産業 2030年世界市場予測

Precedence Reserch のレポートによると、紙パルプの世界市場規模は、2030年に3,801億2千万ドルで、2022年から2030年まで年間4%の成長率と予測されている。

共通項目

  • アジア太平洋地域の市場は2021年で1,738億6千万ドルとなっている。
  • 包装・梱包部門は市場の52.4%を占めている。
  • パルプ部門の2022-2030年成長率は3.4%前後。
  • 包装部門の同成長率は4.9% 。
  • 2021年のアジア太平洋地域のシェアは38%である。

Pulp and Paper Market Size to Worth Around USD 380.12 Bn by 2030

中国造紙協会2021年報告

中国造紙協会は「中国造紙工業2021年度報告」を発表した。

そのなかで、2021年の中国紙・板紙合計生産量は1億2,105万㌧で前年比は7.5%増となった。また、同消費量は1億2,648万㌧(同6.9%増)で、需給ギャップは543万㌧の需要超過となった。