ジェトロ:べトナム、ラオス、カンボジアの政治体制セミナー

ジェトロ主催によるべトナム、ラオス、カンボジアの政治体制と題されたセミナーが8月5日に開催された。それによると、べトナムについては、べトナム共産党が一党支配を堅持し、国民8415万人の73%という大半の人たちが農村部に統治機構の下に居住している。54民族が暮らす多民族国家としても知られている。政治体制としては党の各組織は党大会、党中央委員会に従うなど民主集中原則が基本とされ、国家権力は統一的、唯一で分割不可能政権としている。べトナムの方向性としては混合経済体制を敷いており、重工業化路線の推進などをはじめ計画経済から市場メカニズムを重視する体制への転換を柱に据えている。現体制のもと2002年からは7%を超える経済成長が続き、国際経済への参入では2007年1月に世界貿易機関(WTO)に正式加盟している。べトナム全体の政治・社会構造などはあまり機能しているとはみられず、情報量は増えてきているが日本のような政治報道はされていない。特に社会福祉関係はアセアン各国と比べてもその水準はかなり低く、税金未払いの国民も多く存在する。カンボジアは、べトナム共産党の支援を受けて社会主義政権を樹立し、人民革命党から現在は人民党へと政権移譲されている。ラオスは社会主義体制の下、ラオス人民革命党による一党支配体制が続いている。1997年にアセアンに加盟し、中国からの支援が多く、依存体制を強めている。

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