Archive for 12月, 2017

ヨーロッパ州 スウェーデンSodra社がノルウェーSodra Wood社をドイツ企業へ売却へ

スウェーデンを本拠とするSodra社傘下のSodra Wood社がノルウェーで展開する事業をドイツ企業Sornsen Holzleisten社へ売却することが分かった。実際の移管時期は2018年2月1日としている。同社のノルウェーでの事業は、2ケ所の生産拠点(Brumunddalに位置する成型パネル事業、Engesetdalに位置するフォイル・ラップMDF:Medium Density Fibre事業)、2ケ所の配送ターミナル(Brumunddal、Namsos)、Gardemoenに位置するマーケティング組織を包含したものであるとしている。今回の売却によって、合計70人の従業員が影響を受けるとしている。買い手となるドイツのSornsen Holzleisten社は創業1945年、現在、ドイツ北部、エストニア、スウェーデン、リトアニアに生産拠点を所有しており、広範囲な3,000種類を超える成型パネルを製造、世界各国へ供給している。

11月28日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 倒産したスペインAbelan Catalana社Alcover工場の従業員がデモ

スペインTarragonaに位置するAbelan Catalana社のAlcover工場で、今日大勢の従業員が工場の外に集合し、同工場の131におよぶ業務の継続を求める声を上げた。UGT組合によると、同社は1月以来、倒産手続きに巻き込まれ、過去8ヶ月間にわたって生産活動が激減し、現在はほぼゼロとなっているとしている。従業員サイドから、産業活動と現場のすべての職務を維持することが求められているものの、同組合としては、それが可能なのは、工場全体の継続性をもたらす新たな工業提案によって、製紙工場の入札が成功した場合だけであると語った。同国のメディア報道によると、Abelan Catalana社のオークションでは3件の入札があった為、今後、破産管理者が検討する予定だとしている。

11月28日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 南アMondi社オーストリア工場近隣住民が異臭排出に対し抗議行動

南アフリカを本拠とするMondi社のオーストリアFrantschach工場に隣接するWolfsberg地域の住民が、月曜日、同工場が排出する異臭に対して抗議行動をおこしたことが分かった。Susanne Dohr率いるGreen Party広報担当者によると、地元メディアの報道を引用し、この問題に関して市民から多数の苦情電話がかかっているとしている。Dohr氏によると、電話の主な要件は、測定ステーションの設置、更なる制御、想定される事故発生時の透明性の向上であるとしている。同工場は、3機の抄紙ラインでクラフト紙を年間合計約29万トン生産している。Mondi社としては、同工場の事業が、2018年末に有効となる欧州連合(EU)のMCP指令を含む要件および基準に完全に準拠していると述べている。同社は更に、Graz工科大学と数ヶ月間にわたり、同地域の新しい測定コンセプトを開発するために取り組みを続けていると付け加えた。

11月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 伊Pro-Gest社が来年4月までにMantova工場の再生コンテナーボード・ライン稼働へ

イタリアのPro-Gest社がRISIに語ったところによると、同社Mantova工場の再生コンテナーボード・ラインを2018年4月までに稼働開始させるとしている。同社は当初、今年末までに同ラインを立ち上げる計画としていた。同社によれば、2018年2月までにはラインの生産レベル向上に関する新たな環境影響評価(VIA)を入手できると見込んでいるとしている。認証作業には最大180日間を要するとみられるが、ラインの改良については統合環境許可証(イタリアではAIA)によって既に承認されている為、認証工程にそこまで期間を要しないであろう、いずれにしても、同社が今後同プロジェクトを変更したり遅らせたりすることはないとしている。仮にVIAの到着が稼働開始より後になる場合は、短期間であるが、日産数量を575トンまでに制限せねばならないとしている。

11月29日付RISIから抜粋


アメリカ州 米Green Bay Packaging社が2020年に最新鋭コンテナーボード・ライン導入計画

米国のGreen Bay Packaging社が、同国ウィスコンシン州Green Bayの地で、新たな最新鋭の再生コンテナーボード・ライン建設の判断に至る第一段階にあると公表したことが分かった。新たな220インチ幅のラインは、2020年に稼働開始とする計画で、1950年に設置した現在の164インチ幅のラインとの入れ替えになる。今回の投資プロジェクトによって、同社の再生コンテナーボード生産能力は70%以上引き上がる見込みとしている。同社は1933年創業、家族所有で段ボール系の折りたたみ箱工場、再生およびバージン・ライナー工場、感圧ラベル・ストック、特殊加工事業、森林地、製材工場などの垂直統合企業である。同社はウィスコンシン州Green Bayに本社を置き、すべての製造施設で品質、持続可能性、継続的な改善に重点を置いて、製品および林業資源の革新的開発に専念しているとしている。

11月30日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルSuzano社が2機目のティッシュ年産6万トン新設、稼働開始

ブラジルの紙パルプ・メーカーSuzano社が、ティッシュ市場に投資額5億4千万レアル(1億6千7百50万米ドル)をかけて、同国で2機目の新たなティッシュ・ラインを、11月29日に稼働開始させた。新ラインは同国Maranhao州に位置する同社Imperatriz工場に設置され、ティッシュ年産6万トンの生産能力がある。これとは別の6万トンのティッシュ・ラインは、9月に同社Mucuri工場で始動したとしている。同社は詳細説明の中で、Imperatriz工場では最初にティッシュのジャンボ・ロールのみを生産するが、計画では2018年初頭よりティッシュ製品の加工にも乗り出し、ブラジル全体の消費量平均よりも低いとされる同国北部・北東部のエンドユーザー市場に直接供給していくとしている。

11月30日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ユーロ圏19ヶ国10月の失業率は前月から微減の8.8%で推移

Eurostatが発表した最新の統計では、10月ユーロ圏19ヶ国の季節要因調整後の失業率は8.8%と、9月から微減の推移となったが、前年9月の9.8%からは1.0%の減少となった様に長期的な雇用水準はゆっくりと改善に向かいつつある。この数字は依然2009年1月以来の低水準となっている。一方、EU28ヶ国の10月失業率も7.4%で、前月の7.5%から微減、前年10月の8.3%からも減少をみせた。この数字は2008年11月以来の低水準となった。10月ユーロ圏19ヶ国の約1千4百34万人を含むEU28ヶ国の男女約1千8百24万人が失業している状態にある。前月と比較するとEU28ヶ国の失業者は約11万1千人減少、ユーロ圏19ヶ国でも約8万8千人が減少となった。前年同月比ではEU28ヶ国では約207万4千人減、ユーロ圏19ヶ国では約147万3千人減となっており、雇用情勢は着実に改善されている。10月失業率の低かった国はチェコの2.7%、マルタの3.5%、ドイツの3.6%、一方、高かった国はギリシャの20.6%、スペインの16.7%であった。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記19ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、イギリス

11月30日付RISIから抜粋


中国造紙工業2017年需給見通し

中国造紙協会理事長の需給レポートによると、2017年の見通しは、紙・板紙合計生産量が約1億1,110万トンで前年比2.3%増、同消費量は1億800万トン(同3.6%増)となった。

各品種別は以下のとおり

新聞用紙 生産量 約240万トン(同7.7%減) 消費量 約267万トン(同0.8%増)

非塗工印刷用紙 生産量 約1,790万トン(同1.1%増) 消費量 約1,735万トン(同2.7%増)

塗工印刷用紙 生産量 約675万トン(同1.5%増) 消費量 約585万トン(同3.5%増)

生活用紙 生産量 約950万トン(同3.7%増) 消費量 約880万トン(同3%増)

白板紙 生産量 約1,430万トン(同微増) 消費量 約1,290万トン(同2%増)

ライナー 生産量 約2,380万トン(同3.2%増) 消費量 約2,490万トン(同5.3%増)

中芯原紙 生産量 約2,350万トン(同3.5%増) 消費量 約2,390万トン(同5.2%増)

以上


アメリカ州 米Dart Container社がジョージア州の紙器加工工場を2019年にも永久閉鎖へ

米国ジョージア州に位置する巨大紙コップの様なAugusta工場が閉鎖となることが分かった。同国Dart Container Corp.は、同工場でのみ製造されている製品の需要減退を理由に、創立70年を迎えた同工場を2019年早々に閉鎖すると、このほど公表した。同社社長によると、ここ数年続いた同社が生産するTrophyブランドの売れ行きが芳しくないことで、同社は同工場を閉鎖するという困難であるも必要な決断を行なったとしている。更に、その多くが何十年も仕事を共にした同工場の従業員のこれまでの深い関与と貢献を高く評価しているだけに、この選択は戦略的でありながらも苦痛を伴う判断であったと付け加えた。同社は、使い捨ての食品サービス向けパッケージを製造しているが、同工場は温冷飲料両用に対応する絶縁された紙コップを製造している。

11月29日付RISIから抜粋


アジア州 APRIL社とAsia Symbol社がインドネシアと中国で休転実施

インドネシアのAsia Pacific Resources International社(APRIL社)が、同国スマトラに位置する同社旗艦工場であるKerinci複合工場で、上質紙年産42万トンの1号機を休転としていることが分かった。同社広報担当者によると、同ラインは今日から停機となっており、休転は5日間の予定で、生産量は合計8千トンが削減される見込みとしている。また、同社の子会社である中国のAsia Symbol社も、今日から中国山東省に位置する日照工場を13日間休転とする。同工場は、一部同工場の紙・板紙ラインと連結されている合計で年産170万トンの生産能力を有する2機のLBKPラインを備えている。同工場に於いて生産再開後は、小さい方の年産30万トンのパルプ・ラインを溶解パルプ(DP)の生産に切り替える方針としている。同ラインの休転によってパルプ生産量の6万5千トンが削減される見通しとなっている。

11月30日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 加Bellwyck社と独Faller社がドイツでジョイントベンチャー企業立ち上げへ

ドイツのWaldkirchを本拠とする医薬品パッケージング専業のAugust Faller社(Faller社)と、カナダのTorontoを本拠とするBellwyck Pharma Services社(Bellwyck社)が、ジョイントベンチャーを組むことでこのほど双方合意に達したことが分かった。両社は、ドイツBrandenburgのGrossbeerenを拠点とする新会社Bellwyck Faller Pharmaceutical Services GmbH(BFPS社)の株式をそれぞれ50%ずつ保有するとしている。また、同地のPharmaServiceCenter Packaging Services社で雇用されたすべてのスタッフは引き続き新会社に所属するとしている。2018年初頭より業務を開始する新会社は、これまでの契約パッケージング・サービスに加え、臨床試験向けのパッケージング・物流サービスも提供していくとしている。

11月30日付RISIから抜粋


アメリカ州 11月の米国製造業部門全体の経済活動が102ヶ月連続で拡大

米国の最新の産業統計によると、11月の米国製造業部門はその経済活動が拡大傾向となったが、産業界全体でみると102ヶ月連続で成長を維持している。米国11月のPMI指数は58.2%で前月の58.7%からは0.5%ポイント減となったが、依然製造業は好調な数字を維持している。また、11月の製造業新規受注指数は前月の63.4%から0.6%ポイント増の64.0%、一方、製造業生産指数も61.0%だった前月より2.9%ポイント上げて63.9%となった。また製造業雇用指数は前月の59.8%から0.1%ポイント減って59.7%となった。原材料在庫指数は前月の48.0%から1.0%ポイント減の47.0%、物価指数は前月の68.5%から3.0%ポイント減の65.5%となった。米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で横這い以下の減少推移となっているが、原材料在庫指数以外の各分野は、ともに拡大を示す50%を大きく上回る好調な傾向にある。

12月1日付RISIから抜粋


【続報】ヨーロッパ州 Andritz社が墺Heinzel社コンテナーボード年産45万トンの改造ラインを無事立ち上げ

オーストリアの国際技術グループであるANDRITZ社(A社)は、同国HeinzelグループのLaakirchen製紙工場の改造10号機を、このほど無事立ち上げたことが分かった。A社はSC紙生産用に作られた同ラインを、再生ファイバーを原料とする米坪範囲70gから140gまでの段ボール、テストライナー生産用に改造を施したとしている。設計スピードは分速1,600m、有効巾7,500㎜となった同ラインは、段ボール、テストライナー生産用としては、現在世界でももっとも生産性の高い抄紙ラインのひとつとなった。Laakirchen Papier AGの製造統括によれば、同社は、Laakirchen製紙工場に包括的な投資パッケージを導入したとしている。更に、新たなA社の技術は、同社の生産を最高品質レベルへ引き上げるものであると付け加えた。

12月4日付RISIから抜粋


アメリカ州 加Canfor Pulp社がPrince GeorgeのNBKP工場の1ラインを一時停機措置

カナダのCanfor Pulp社が、同国British Columbia州Prince Georgeに位置する北部NBKP工場の生産ライン1機を、No.5回収ボイラーのチューブの不具合によって、一時的且つ無期限に停機措置とすると本日公表したことが分かった。同社では、No.5回収ボイラーが約2週間停止すると予想しており、2017年第4四半期には現在NBKPパルプ生産量を1万5千トンが削減されており、また関連するメンテナンス費用の増加と、予想される出荷量の減少をもたらすと懸念している。事故の影響を緩和するために、同社はパルプ工場で第2生産ラインの稼動を継続しており、2018年の第1四半期に予定されていた特定の工場メンテナンス活動を進める予定としている。

12月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルFibria社がTaboadoに新たな共同一貫輸送ターミナルを開設

植林地から収穫した原料からユーカリパルプを生産する世界有数のメーカーであるブラジルFibria社が、今日、同国Mato Grosso do Sul州Aparecida do Taboado市に共同一貫輸送ターミナルを開設したことが分かった。連邦高速道路BR158沿いに位置する同ターミナルは年間パルプ出荷能力が195万トンで、同社の第2工場(Tres Lagoas)で生産されるパルプをサンパウロのサントス港に輸送する道路および鉄道輸送と連結しており、その後アジア、ヨーロッパ、米国の顧客に輸出されることとなるとしている。また、この新ターミナルは、貨物ハブとして機能するブラジルの他の地域にある統合ターミナルの構造パターンに従っているため、貨物車の高速走行を可能にする広域レール軌道上での輸送が迅速化される。同社の投資額は、Tres Lagoas工場への第2パルプ製造ラインに準備した73億4千5百万レアルの投資総額に含まれている。

12月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スイスCham Paper社が特殊紙事業をSappi社へCHF1億5千万で売却

スイスを本拠とするCham Paperグループが、同社の特殊紙事業を南アフリカを本拠とする世界的な紙パルプ・メーカーのひとつSouth African Sappi Limited社へ総額1億4千6百万スイス・フランで売却することが分かった。Sappiグループへの特殊紙事業の統合は、ChamグループがイタリアCarmignanoとCondinoに置く2つの高性能工場に加え、同グループ内のデジタル・イメージング・チームの従業員へ新たな視点を拡げることになろうとしている。この取引は、公正取引委員会の承認をもって成立する。今回の紙事業売却を受けて、Cham Paperグループは不動産事業部門へ焦点を当てていく意向としている。現在、このグループは、Chamの「Papieri」地域の変革を、新しい魅力的な都市部に於いて進めている。

12月5日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルFibria社が2021年Tres Lagoas工場へ3機目のBEKライン導入を検討

12月5日、米国ニューヨーク証券取引所に於いてブラジルFibria社CEOが投資家に向けたプレゼンテーションの中で、同社はブラジル中西部Tres Lagoas工場で実施する同社のHorizonte2プロジェクトの成果に大変満足していると語り、更に同工場への新たな晒ユーカリパルプ・ライン導入の可能性について検討しているとした。また、同工場での今年8月2号機の稼働開始は、大変スムースな立ち上がりであったとしている。このラインは当初想定した生産性より43%高く、この為、2017年のこのラインの晒ユーカリパルプ生産量を477,000トンと予測すると付け加えた。従って、同ラインの今後の生産計画を2018年183万トン、2019年190万トンへと見直したとしている。なお、同工場への3機目のパルプ・ライン導入時期については不透明としながら、2021年の実現可能性を示唆した。

12月5日付RISIから抜粋


アメリカ州 米Graphic Packaging社が計画通りSanta Clara工場を永久閉鎖

米国のGraphic Packaging社は、12月1日付で同国カリフォルニア州Santa Claraに位置する同社の再生塗工板紙工場を永久閉鎖し、同社の生産能力は6%低下する結果となった。同社は、12月4日付の有価証券報告書でライン1機を有する年産137,800トンの工場閉鎖について肯定した。同社は、今年9月6日に年末までに同工場を閉鎖すると公表し、中西部に位置する同社の低コスト再生塗工板紙工場との比較で、同工場の高コスト構造に言及していた。同社はまた、南部に位置する2つの同社塗工未晒クラフト工場に生産を移管することにより、全体の生産能力低下に対応するとも述べた。同工場の従業員は約120人。今回の閉鎖は、2015年以来北米に於ける再生塗工板紙工場の閉鎖では4例目となった。

12月4日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ユーロ圏19ヶ国10月の小売業出来高が前月比1.1%減、EU28ヶ国も0.5%微減

Eurostatが公表した最新の統計によると、2017年10月の季節要因調整後のユーロ圏19ヶ国小売業出来高は前月比1.1%減、EU28ヶ国でも同0.5%微減の推移となった。前月の9月は、ユーロ圏は同0.8%微増、EU28ヶ国でも同0.2%微増推移であった。2017年10月は前年同月と比較して、稼働日調整後の小売売上高指数はユーロ圏で0.4%微増、EU28ヶ国でも0.9%微増となった。10月ユーロ圏における小売業出来高の前月比1.1%減の主な要因は、食品・飲料・タバコの同1.3%減と非食品分野同1.1%減、自動車燃料でも同0.1%微減の下降推移とみられる。また、EU28ヶ国における小売業出来高の前月比0.5%減の主な要因は、食品・飲料・タバコ0.9%減、非食品分野0.8%減、自動車燃料は横這いと推測される。ヨーロッパの国別で、最も下落率が大きかったのはルクセンブルグの5.3%減、ポルトガルの2.3%減、オーストリアの1.9%減、逆に上昇をみせたのが、ルーマニアの1.0%増、イギリスの0.9%増、ポーランド、スロバキアの各0.6%増となっている。

12月5日付RISIから抜粋


アメリカ州 2017年1月~10月ブラジルの紙消費量累計が前年同期比1.7%増

ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国1月~10月の紙生産量累計は約760万トンで前年同期比1.7%増となった。一方、同時期の紙生産量累計は約870万トンで前年同期比0.9%微増であったた。また、同時期の輸出量累計は大きな変化もなく約170万トン、国内販売量累計は約450万トンとなっている。輸入量累計は前年同期比10.6%大幅増で636,000トンであった。生産面から各品種をみると、同時期の新聞用紙は前年同期比18.1%減の68,000トン、印刷・筆記用紙は安定して200万トン、ティッシュは同3.1%増の983,000トン、板紙は同4.7%増の583,000トンとなった。また、パッケージ紙生産量は同0.9%増の約460万トンとなった。

12月5日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルKlabin社が複数の新たなライナー、板紙ラインなど増設を計画

ブラジルの紙・パルプ・パッケージングのメーカーであるKlabin社が、年産40万~50万トンの新たな抄紙ライン2機、フラッフ・パルプ年産40万トンの新ライン1機などを、今後8年間で増設するサイクルとして準備を始めていることが分かった。同社CEOが12月1日に投資家や銀行アナリストに向けたプレゼンテーションの中で、おそらくすべてのプロジェクトは同国南部Parana州に位置する同社Ortigueiraパルプ工場に於いて実行されるであろうとし、投資額はそれぞれ280万レアルを想定していると語った。これまでに公開されたスケジュールから見ると、最初のプロジェクトは2020年までに導入される新たなクラフトライナー・ラインとなろう。また、2019年に稼働開始の計画であった板紙ラインは2023年まで延期され、一方、フラッフ・パルプ・ラインは2025年の稼働が見込まれている。

12月5日付RISIから抜粋


海外動向 ソロモン諸島の中央銀行が英De La Rue社設計・印刷の10ドル札流通開始

南太平洋のソロモン諸島中央銀行が、イギリスのDe La Rue社との緊密な協力関係のもと、同社が設計・印刷を施した新たな10ドル紙幣の国内流通を今日開始したことが分かった。これに先立って、既に20ドル、50ドル、100ドルの各紙幣は流通を果たしており、この4種類で新たなひとつの構成となるとしている。以前の紙幣と同様に、新しい紙幣の全体的なテーマは、島の豊かな文化遺産であるとしている。活気にあふれた赤い紙幣の表側には抽象的な模様の作品が、魚の群れの旋回運動を表す幾何学的なデザインに基づいている一方、4つの伝統的な通貨を描いた画像が背面に表示されている。主なセキュリティー機能は色シフト、赤緑色のStarChromeセキュリティー・スレッドで、これは世界でベストセラーのプレミアム・セキュリティー・スレッドと言われている。

11月29日付RISIから抜粋


中国 中国のビスコース・メーカーSateri社が九江工場の拡張工事を開始

世界有数の高品質ビスコース・メーカーである中国のSateri社が、11月27日、同国江西省九江市に位置する同社工場でいわゆる百万トン・プロジェクトに着手したことが分かった。同市Lianxi市轄区に於ける投資額120億人民元のプロジェクトは、九江市では同社3番目の生産拠点であり、合計100万トンに到達すべく4段階に分けて作業が実施されるとしている。同社は、国内外の生産拠点を含め、市場状況に応じて拡大ペースを調整しながら、2025年までに年間300万トンのビスコース繊維を製造する体制を構築するとしている。また、同社の経営陣と九江市政府の高官らが出席したセレモニー席上で、同市Hukou郡で16万トン規模のビスコース増産プロジェクトが順調に進行しており、2018年初頭に生産を開始する予定であると発表した。

12月4日付RISIから抜粋


【続報】中国 理文造紙が東莞工場の年産6万トン新ティッシュ・ラインで試運転開始

Lee & Man Paper Manufacturing社(理文造紙)が、同国広東省東莞市に位置する同社Hongmei工場に新たに導入したティッシュ年産6万トンのラインで、このほど試運転をスタートさせたことが分かった。試作品の初回生産は、先週行なわれた。11号機となったVoith社製の同ラインは、抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速2,000mとなっている。同仕様の別のライン1機も同工場でまもなく稼働開始となり、同社全体のティッシュ生産能力は合計で年産63万トンまで引き上がる。このライン2機とも原料は市販の木質パルプを利用するが、両ラインともに同工場では初のティッシュ・ラインである。同工場では、その他に6機の再生パッケージング板紙を合計年産260万トンで操業しているとしている。

12月6日付RISIから抜粋


アメリカ州 米Novolex社がShields Bag and Printing社を取得

米国ワシントン州Yakima郡を本拠とするShields Bag and Printing社は、同地で最大のローカル所有の民間雇用者であるが、このほどサウスカロライナ州のパッケージング・メーカーに買収される見込みとなったことが分かった。その企業はNovolex社で、北米全体に45ヶ所、ヨーロッパに1ヶ所の施設を所有し、合計で約7千人近い従業員を擁している。同社は年内には独自ルートでの販売からは撤退する見込みと、月曜日に公表した。Novolex社の説明によると、同社はShields社の500人の従業員をそのまま再雇用する計画であるとしている。

12月5日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国10月の物品・サービス部門貿易赤字は$487億、前月の$449億から増加

米国の最新の通産統計によると、10月の物品・サービス分野の貿易赤字額が、前月の$449億から$38億増加して$487億へ赤字幅が拡大する結果となった。10月の輸出額は前月から$1億弱減少して$1,959億であったが、一方、10月の輸入額は前月から$38億増加して$2,446億となった。10月の物品・サービス貿易赤字が前月比で増加した要因は、物品分野の貿易赤字が$38億増加して$691億となったことに加え、サービス分野の黒字幅が$1億弱減少の$203億となったことが反映されたことによるもの。また、2017年1月~10月の物品・サービス貿易赤字は前年同期比$491億増(前年同期比11.9%増)、輸出取引額は同$975億増(同5.3%増)、輸入取引額も$1,466億増(同6.5%増)となった。

12月5日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Andritz社が露Mariysky社から原料調製ラインの近代化業務を受注 

国際的技術グループであるオーストリアのANDRITZ社が、ロシアVolzhskに位置するMariysky Pulp and Paper Mill社の紙袋用紙ライン1号機の原料調製工程を高性能化する注文を、このほど受けたことが分かった。また、脱水濃縮や高一貫性リファイニングに適した新たな最新鋭の設備を導入する。稼働の開始は2018年第3四半期を予定している。ANDRITZ社は、最終製品の大幅な改善を達成する既存の2段階、低一貫性リファイニング・プロセスを近代化する。今回新設されるのは、ModuScreen CP、Twin Wire Press、シュレッダーに加え、紙袋用紙の特性を著しく向上させる高一貫性リファイナーも含まれているとしている。また、2015年に供給された既存のANDRITZ低一貫性1Cリファイナーは、設計上に残す。これ以外に、設置作業に関わるエンジニアリング、トレーニング、アドバイス・サービス、試運転、などもANDRITZ社の供給範囲となっている。

12月6日付RISIから抜粋


中国 中国塗工アイボリー・メーカー数社が今月更なる休転を計画

中国の複数の塗工アイボリー・メーカーが、今月中に休転措置を取る計画で、削減される生産量は合計で147,000トン弱の見込みとなることが分かった。休転を計画しているメーカーのうち、APP中国は浙江省寧波市に位置する同社Beilun工場に於いて、2機の年産各100万トンの板紙ラインで12月13日より7日から10日間程度、生産を止める予定としている。更に同市の別工場にある年産26万トンの板紙ラインも、12月16日から5日間停機とするとしている。また、広西チワン族自治区欽州市の同社複合工場でも、年産120万トンの板紙ラインで、12月19日より5日間生産を止めるとしている。今月の休転をすべて合わせると、APP中国の塗工アイボリー生産量は71,000トン削減されることになる。この他、山東省のBohui Paper社、晨鳴紙業でも休転が計画されている。

12月7日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ベラルーシの新聞用紙メーカーが中国向けの輸出を開始

ベラルーシの国内紙の報道によれば、同国の製紙メーカーAsnova社が中国向けに新聞用紙を輸出開始したとしている。現地メディアによると、同社は中国向けに月当たり200トンを出荷することに合意したとしている。中国のバイヤーはAsnova社の年産40,000トンの生産能力をすべて購入する用意があるとしているが、Asnova社役員は、経済的安定の観点からは、基本的にはこれに同意することはできない、中国での 新聞需要が減ることになれば、問題が生じるだろうと語っている。これが対外貿易のバランスをとる理由であり、輸出の多様化への継続的な努力を行うとしている。

12月7日付RISIから抜粋


海外動向 南アSappi社がDP工場の高性能化をValmet社に発注

南アフリカのSappi社が、同国Saiccorに位置する同社の溶解パルプ(DP)工場へ、大容量チップ化ラインとチップ処理システムの供給をフィンランドのValmet社に委託することで、このほど契約を取り交わしたことが分かった。なお、今回の注文金額は開示されていない。今回の高性能化の目的は、同工場のチップ化容量の引き上げ、チップ品質の向上、木質繊維のロス最小化としている。新たな設備の導入と設置時期は2018年末頃、稼働開始は2019年1月と見込んでいる。Sappi社役員によれば、Valmet社の大容量ドロップ・フィード・チッパーは、新たな木材ヤードの現在および将来の工場生産能力要件に有利であることが判明したとしている。同工場は、無塩素漂白溶解パルプ年産約80万トンの生産能力があり、そのほとんどが輸出されている。

12月7日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スペインSniace社がビスコース生産を再度立ち上げへ

スペインの特殊セルロースおよびビスコース・メーカーSniace社が、ビスコース生産を再開し操業を行なっていることが分かった。財政難による数年間の休眠状態の末、昨年10月にセルロース生産を再開したのに続き、同社は12月4日にビスコースの生産も再開したとしている。同社によれば、異なる仕様を年産2万7千トンが生産可能だとしている。更に、今回の歴史的な出来事は、Sniaceグループの産業活動の再開の為に2016年に開始されたプロセスの頂点になるとしている。また、2つの資本増強を通じて必要な資金を獲得し、単一の債権者との債務のほとんどを再編し、ファイバーおよびビスコース・ラインに必要な投資を行い、必要な労働協約を締結し、 関連する環境許可を取得すると付け加えた。

12月5日付RISIから抜粋


アジア州 APP社がインドネシアのOKI工場でのパルプ生産を中断

インドネシアのAsia Pulp & Paper社(APP社)は、同国スマトラに位置するパルプ年産280万トンのOKI工場を閉鎖したことが分かった。12月6日、同工場のタービン故障が発生した為、同社はOKI工場での生産を完全に停止したもの。この工場には、2機のLBKPラインに電力を供給する4つのタービン発電機セットがあるが、同社広報担当者によると、最近、1つのセットが崩壊し、徹底的な検査と修理の為に、その本体が日本のサプライヤーである三菱に送付されたとしている。また、今週は別のセットがトラブルに遭い、同社は安全上の懸念から工場を閉鎖することに決めた。同工場は、停機が年末まで続くと思われ、約10万トンが逸失生産量になると予測している。

12月7日付RISIから抜粋


アジア州 パキスタンCentury Paper社が年産13万トンの塗工板紙増産計画を確定

パキスタンのCentury Paper and Board Mills社が、同国証券取引所に、同社の増産計画に向けての画期的な出来事を達成報告し、年産130,000トンの生産能力を備えた新たな塗工板紙工場のエンジニアリング調達および建設請負業者として、韓国の大手企業である Posco Daewoo Corporation社を指名したとして伝えたことが分かった。同社は、1984年8月2日にパキスタンに於いて株式公開会社として設立されたとしている。同社の基盤は1984年、会社法の下に置かれたとしている。また、同社は、紙・板紙および関連製品の製造に加え、マーケティングに従事している。同社の株式は、同国KarachiおよびLahore証券取引所に上場されており、登録上の同社事務所はKarachiにあるとしている。

12月8日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国2017年11月の失業率は前月と同様の4.1%で推移 

最新の米国雇用統計によれば、11月の非農業部門就業者数が22万8千人増加し、全体の失業率は前月と同じ4.1%で推移した。11月、引き続き雇用が伸びた分野は専門の事業サービス部門、製造業、ヘルスケア部門であった。11月は10月の失業率と変わらず4.1%で推移、失業者数の合計は660万人であった。今年1月以降、失業率は0.5%ポイント減少、失業者数は79万9千人減少した。労働者層別では、11月の成人男性の失業率は3.7%、成人女性の失業率も3.7%、白人は3.6%、黒人は7.3%、10代の若年層は15.9%、ヒスパニック系は4.7%、アジア系労働者の失業率は3.0%と、各層で失業率はわずかに上下している。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月から横這いの約160万人で、11月の失業者全体の23.8%を占めた。

12月8日付RISIから抜粋


アメリカ州 11月ブラジルの段ボール原紙出荷量が前年同月比7.9%増加

ブラジル段ボール原紙協会が公表した統計速報値によると、11月同国の段ボール原紙出荷量は引き続き増加推移となり、今年5月以降好調な傾向が続いている。11月単月の段ボール原紙出荷量は前年同月比7.9%増の308,036トンとなった。しかしながら、同協会の速報データ資料によると、11月の同国の段ボール原紙出荷量は前月比では1.5%減少している。一方、1月~11月の段ボール原紙出荷量累計は約320万トンで、前年同期比では5.0%の増加となっている。同協会による推測では、2017年通年の出荷量合計は2016年より3.5%増加して約350万トンが見込まれるとしている。

12月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 米Evergreen Packaging社が5千万米ドル投資、天然ガス導入

米国のEvergreen Packaging社ノースカロライナ州Canton工場に於いて、環境技術を向上させるプロジェクトが進んでおり、2018年1月までに1千7百90万ドルの税金を税務申告に含める準備が整ったとしている。2014年には、同工場は同国環境保護庁(Environmental Protection Agency)によって、2019年まで連邦大気汚染規制を遵守するか、または閉鎖するかの選択を迫られていたとしている。これに対応して、同社は石炭焚きボイラーの2基を天然ガスに転換し、新たな公害技術を備えた3基のボイラーを改装する為に、最高5千万ドルを投資することに合意したもの。これによって、州政府は、このプロジェクトに向けて1千2百万ドルを拠出することに合意し、資金はJob Maintenance and Capital Developmentファンドの助成金から得られたとしている。

12月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国1月~10月の紙・板紙生産量累計は前年同期比微増

米国の森林紙製品協会が公表した最新の統計によれば、同国の1月~10月の紙・板紙生産量累計は前年同期比0.2%微増で、わずかに上昇傾向となっていることが分かった。同時期の紙・板紙生産量の合計は6千5百40万トンで、そのうち板紙生産量は前年同期比2.5%増の4千2百35万トン、一方、紙生産量は同3.8%減の2千3百6万トンであった。

12月8日付RISIから抜粋


2016年 世界紙・板紙生産量

RISI社は2017年版RISI Annual Reviewを発行した。

そのなかで、2016年の世界紙・板紙合計生産量は4億1,088万3千トンで前年比1.0%増となった。

そのうち、アジア州は1億8,735万1千トンで同2.1%増、ヨーロッパ州は1億736万1千トンで同0.7%増、北アメリカ州は8,223万7千トンで同0.8%減などとなった。


ヨーロッパ州 英DS Smith社が欧米4地点に新たな段ボール製函工場建設へ

イギリスを本拠とするDS Smith社が、今後2~3年の間に合計4つの新たな段ボール・パッケージング工場を建設する計画であることが分かった。同社は、このほど半期の収益会議の席上、当該の全4工場のうち、2工場を米国に建設する予定で、残り2工場をそれぞれスペイン南部とポーランドに建設すると公表した。同社広報担当者によれば、いずれの工場も高成長市場に於ける同社顧客を支援する目的であるとしている。更に、米国の2工場は、ケンタッキー州とノースカロライナ州に建設予定と付け加えた。同社は、今回のプロジェクトに関する詳細をもう少し後の段階で提供するとしている。

12月12日付RISIから抜粋


【続報】ヨーロッパ州 ベラルーシSvetlogorsk社の新ラインでNBKP初回の100トンを生産

ベラルーシのSvetlogorsk Pulp & Paper Mill社が、同国で新設したNBKP年産40万トンの生産能力を有するラインで、このほど初回の100トンを生産したことが分かった。同社を管理する同国紙パルプ・メーカー団体であるBellesbumpromによると、今回生産したパルプの品質は「販売可能製品としての技術的要件」を満たしているとしている。更に同団体が現地メディアに向けて語ったところによれば、工場はまだテスト・モードでの運転をしているが、この段階も少なくとも2ヶ月以内には終了するとしている。また、8億9千2百万米ドルを投資した同プロジェクトは、主要請負業者である中国CAMCE社によって進められてきた。なお、プロジェクト費用の約85%は中国輸出入銀行から融資されている。主要設備の供給会社はオーストリアのAndritz社である。

12月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スウェーデンSCA社がMunksund工場へSEK1億9千6百万投資、白ライナー年産20万トンへ

スウェーデンのSCA社が、同国Piteaに位置する同社Munksund製紙工場に於いて、表白のパッケージング紙白ライナーの増産に向けて、1億9千6百万スウェーデン・クローネ(SEK)を投資する計画であることが分かった。この投資によって、同工場の白ライナーの生産能力はこれまでの年産15万トンから20万トンへ引き上がる。この投資は、パルプ用木材が皮を剥がれる調木室とパルプ工場に影響を与える。同プロジェクトは、2019年5月に完了および運転開始予定となっている。同社社長によると、これは同製紙工場で、より付加価値の高い製品を開発する上で重要なステップであるとしている。なぜなら、昨今優れた印刷特性を有する白ライナーの需要が増加しており、この投資により、同工場での高付加価値製品の生産が増加し、一方、同社Obbola製紙工場でのクラフトライナーの生産を最適化することができると付け加えた。

12月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ノルウェーNorske Skog社が破産申請前にすべての選択肢を検討

ノルウェーのNorske Skog社が、破産申請前に可能なすべての善後策を検討しているとして、PPIヨーロッパに伝えたことが分かった。ただし、同社広報担当者によると、同社取締役会がすべての可能な選択肢が、破産についての決定を下す前に審査されるのか懐疑的であるとしている。また、生産資産を所有する会社である同社は、債権適正評価を受ける対象になると付け加えた。今後、入札プロセス準備の為、同社の評価が行われることになる。このプロセスは工場の運営に影響を及ぼさず、また顧客、サプライヤー、従業員に不利益を与えないとしている。

12月12日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルEldorado社が創立5周年で、ユーカリパルプ生産量合計は760万トンに到達

ブラジルの晒ユーカリパルプ・メーカーであるEldorado社が、今月創業5周年を祝ったことが分かった。同社は、同国中西部のTres Lagoas市に位置するパルプ工場の年産170万トンのライン1機で操業しており、2012年終盤の操業開始からユーカリパルプ合計760万トンを生産したとしている。同工場はユーカリパルプ年産150万トンを生産するように設計されたが、2015年には工業プロセスの効率化と改良を実施した後、生産量を10%増加させる認可を受けた。工場長は、競争力と生産性に重点を置いた管理システムと連携している非常に有能で専門的なチームによって、同社が狙いを定めた好業績が達成されていると確信していると語った。

12月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ロシアがTroitsk-Pecherskの休眠紙パルプ工場復活を検討

ロシアのKomi共和国政府が、遡ること約10年前に提案のあった同国Troitsk-Pechersk地域の紙パルプ工場に関する投資プロジェクトを再検討していることが分かった。同共和国の首相は、ロシアのメディアに対し、この420億ルーブル(7億1千万米ドル)構想の詳細な最新計画が2018年末までに完了する予定であると述べた。更に、地元当局が現在潜在的な投資家と交渉していると付け加えた。このプロジェクトは、関心のある投資家の不足によって2010年以降凍結状態となっていた。また当初、このプロジェクトには年産90万5千トンのパルプ・ライン、45万トンの抄紙ラインおよび製材工場の設置が含まれていた。計画上の経費は16億米ドルであった。

12月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリのストライキがArauco社UKP生産量に影響

チリのArauco社Constitucion工場が、同国内で発生しているストライキでMaule州での木材輸送が影響を受けていることで、休転を余儀なくされていることが分かった。既報の通り、同工場はUKP(未晒クラフトパルプ)年産355,000トンの生産能力を有しているが、同州に位置するArauco社の貨物契約の50%を保有する運送会社グループが、この地域の新サービス・プロバイダーの参入に抗議し始めた11月24日に同工場は停機措置を取ったとしている。このストライキでは、約65㎞離れた同社のLicancel工場にも木材供給中断による影響を及ぼしており、12月4日までは生産スピードを落として操業せざるを得なかった。同工場はUKP年産155,000トンの生産能力があるが、当局が問題を一掃した12月6日以降、操業と配送が正常化したとしている。ただし、Constitucion工場へのアクセスは依然分断されている。

12月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スイスPapierfabrik Utzenstorf社が12月22日に生産中止

スイスPapierfabrik Utzenstorf社の情報提供者によれば、同社は12月22日に一般新聞用紙および改良新聞用紙の生産を止める予定で、この結果、ヨーロッパに於いて新聞用紙の生産量は年産約21万トン分が削減されることになるとしている。同社は既に、生産中止の意向を7月に公表していた。同社によると、新聞用紙市場の縮小とユーロ安による継続的な収益への重圧が、この措置を必要とする結果となったとしている。ただし、以前に発表されたように、Perzen Papier社が、同工場の販売および流通契約、顧客関係、倉庫、古紙調達のリサイクルに関するUtzenstorf社の事業を引き継いでいるとしている。

12月13日付RISIから抜粋


アメリカ州 米Resolve Packaging社がケンタッキー州の新工場へ投資

米国の契約パッケージング会社であるResolve Packaging社が、同国ケンタッキー州Hebronに位置する同社新工場に1千2百46万米ドルを投資する計画であることが分かった。これによって、40の雇用が維持される上、追加で36の新たな平均20米ドルで特典付き雇用も創出することになるとしている。州政府関係者は、今朝のケンタッキー州経済開発金融当局(KEDFA)のFrankfortでの月例取締役会に於いて、このプロジェクトの経済発展奨励金を承認したとしている。また、ケンタッキー州北部の同社を支援する為、KEDFA理事会は、同社がフルタイムの恒久的な雇用を創出し計画を立てる場合、今後10年間で40万米ドルの減税を承認したことが分かった。同社LLCは、蒸留酒業界で第一の基盤を持つ契約パッケージングのニーズの高まりに対応する為に開発された。

12月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州製紙業界がオーストリアのガス施設爆発後のガス供給に直ちに影響なしと判断

オーストリアのウィーン近郊のガス輸出入ではヨーロッパの中心にあるBaumgarten社の天然ガス施設に於いて昨日午前に発生した爆発は、欧州での紙パルプ市場に懸念が喚起されたが、同業界に即時具体的な予期しない影響は生じていないようだとしている。オーストリア、イタリア、ドイツ、ハンガリーのRISIが調査した製紙メーカーは、一時的に高騰するガス価格以外には、現在操業に大きな影響はほとんど見られていないと述べている。オーストリアの大手製紙メーカーによると、この事故は同社内で広く議論されているものではなく、 間違いなく緊急事態ではないとしている一方、しばらくの間、ガス価格は高値を記録するだろうが、それは短期的とみなしているとしている。

12月13日付RISIから抜粋


アメリカ州 加Paper Excellence社がブラジルEldorado社の株式47.45%を取得

ブラジルの年金基金PetrosとFuncefが、同国の晒ユーカリパルプ・メーカーであるEldorado社の持ち株をカナダを本拠とするPaper Excellence社(PE社)へ売却することを12月12日決定したことが分かった。ブラジル中西部Tres Lagoas市に位置する年産170万トンの同パルプ・メーカーの株式を、両基金はそれぞれ8.53%ずつ保有していた。買収取引は、PE社の子会社Brasil CA Investment社によって実行されたとしている。同時に、Eldorado社の管理組織であるJ&F社も同メーカーの株式17.39%を13億レアル(3億9千3百万米ドル)で、PE社へ売却した。既にこれまで、J&F社と両基金から取得していた合計13.0%の株式購入分と合わせて、PE社はEldorado社の総資本および議決権付株式の47.45%を取得したことになった。

12月13日付RISIから抜粋


アジア州 インド紙・板紙業界が上半期の輸入量前年同期比60%大幅増に懸念

インドの最新の産業統計によれば、今年、同国会計年度上半期の紙・板紙輸入量が前年同期から60%大幅に伸び、前年同期の65万トンから105万トンに上昇したことが、水曜日に分かった。この状況を警戒して、国内の製紙業界は紙の輸入に対するアンチダンピングやセーフガードを政府に求めている。また、同国製紙連合協会(IPMA)は、商工省への書状の中で、抑制のきいていない紙輸入は、国内産業と国の利益に損害を与えているとした。IPMAは、自由貿易協定(FTA)に基づく輸入関税のないASEAN諸国からの紙・板紙の輸入は、8万トンから21万トンに倍増したと述べた。

12月13日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 独Kabel社が、破産したKubler & Niethammer社取得に関心

ドイツのKabel Premium Pulp & Paper社が、破産した同国Kubler & Niethammer Papierfabrik Kriebstein社(K&N社)の買収に関心を示していることが、複数の市場関係者からの情報で分かった。市場関係者によると、この買収取引は2018年年明けにも正式に発表されるであろうとしている。これらの報告によると、K&N社の破産管理者は、買収の噂については資産購入契約が締結された後にのみ確認できるとしている。ただし、Kabel社広報担当者はコメントを控えている。また、今年9月、破産管理者は同社の適正評価プロセスが確定し、非公開会社からのオファーが受け取られたとしている。K&N社は今年2月、破産管理に入ったが、同社は再生パルプ、軽量コート紙、白ライナーなど、合計年産10万トンの生産能力がある。

12月14日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露Kama社の板紙プロジェクトが主要投資家の財政問題により失速

ロシアのKama Karton社が進めている、同国Perm州に位置する同社工場へ年産22万トンの折りたたみ箱用板紙の新ラインを導入する投資プロジェクトが、財政的な問題で暗礁に乗り上げていることが分かった。投資総額293億ルーブル(4億9千6百万米ドル)は、同国Otkritie銀行が融資することになっていたものの、同国最大の個人銀行である同行が厳しい財政問題を抱えていた為、最近になってロシア中央銀行によって救済されたことが分かった。Perm州知事の語ったところによれば、Kama社の板紙プロジェクトはOtkritie銀行の問題の後で棚上げされた形となったとした。今週開催された記者会見の場で、同知事は現在このプロジェクトの再開への道を探っていると発言した。

12月14日付RISIから抜粋


中国 山東省Bohui Paper社がZibo工場の増産に向け約20億人民元を資金調達へ

中国の山東省Shandong Bohui Paper Industry社は、合計年産100万トンの生産能力を持つ新たな再生コンテナーボード・ラインを複数導入する資金の為に、私募で19億9千万人民元(3億米ドル)を調達する計画であることが分かった。上海証券取引所に上場する同社の取締役会は、10組以内の投資家に向けて267,368,857株を発行する議案を月曜日承認したとしている。また、発行には株主および中国証券当局の承認を必要とする。次の株主総会は12月27日に予定されている。今回、調達される資金は、山東省Zibo市に位置する同社旗艦工場のクラフト・ライナー年産50万トン、同じく年産50万トンの段ボール中芯の増産に充てられることになる。このプロジェクトは、同工場の再生板紙生産能力を、150万トン大幅に拡大する構想の一環であり、2016年後半にはじめて登場したとしている。私募提案によると、このプロジェクトは2年後に完成する予定としている。

12月13日付RISIから抜粋


中国 河北省保定市Mancheng Jinguang社が新ティッシュ・ラインで試運転開始

河北省保定市の満城区に位置するMancheng Jinguang Paper社の同社工場に於いて、先週新たなティッシュ年産22,500トンのラインで、試運転がスタートしたことが分かった。既に、初回の製品は12月6日に生産されたとしている。国内メーカーBaotuo Paper Machinery Engineering社から供給を受けた新ラインは、抄き幅3,550㎜、設計スピードは分速1,300mとなっている。同じ機械メーカーから供給を受けた同仕様のライン1機および年産12,000トンのライン2機に続いて、このラインが今年設置された4機目のティッシュ・ラインである。これらすべてのラインが稼働することで、同社のティッシュ生産量合計は飛躍的に引き上がり、ほぼ年間9万トンとなったとしている。

12月13日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 非公開株式ファンドがイタリアのFedrigoni社を買収へ

米国を本拠とする非公開株式ファンドBain Capital社が、イタリアを本拠とする上級紙メーカーFedrigoni社をまもなく取得することになると、イタリア現地紙が公表した。オンライン・メディアCentro Paginaの伝えるところによると、9月以降Fedrigoni社の適正評価が進行中となっているが、予備売買契約書は12月22日付で署名されるものとみている。同紙によると、上記の二社は2018年上半期中には取引を完了させる見込みと思われるとしている。今年10月、別の国内紙II Sole 24 Oreが、Bain Capital社の同社買収に関する興味を報じていたが、現時点では当該のいずれの会社もコメントを拒否している。

12月14日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スペインPasaban社が紙・板紙ワインダーBM-2600をEmreser社へ供給

スペインPasaban社の報道発表によれば、ワインダー導入は、生産能力を著しく向上させ、顧客への納期短縮に役立つことになろうとしている。Pasaban社の上得意先であるManipulados Emreser S.L.社は、紙・板紙ワインダーBM-2600の供給をPasaban社へ再度委託することになったとしている。同国Murcia州に位置する加工業者Emreser社は、あらゆるタイプのケーシング、ディスプレイスタンドおよびパッケージ製品の製造のためのカートン要件を満たすことを目的としたソリューションを提供している。一方、20年以上にわたり、Pasaban社は高付加価値製品を提供する為に、複数の二つ折り用紙シーターなどの必要な機械を提供してきたとしている。そして、最近、Emreser社は製造施設を拡張した為、折りたたみ箱、クラフト、リサイクル、段ボール、コート、ライナーなどの高品質カートンを確実にカットするワインダーの設計と製造をPasaban社に委託したとしている。

12月14日付RISIから抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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