Archive for 9月, 2015

ヨーロッパ州 Stora Enso社がハンガリーの極薄段ボール工場を1千2百万ユーロで売却へ

フィンランドを本拠とするStora Enso社は、このほどハンガリーのKomaromに位置する同社オフセット印刷極薄段ボール・パッケージ工場をベルギーの大手パッケージ・メーカーであるVan Genechten Packaging社へ売却する契約に調印した。株式の売却総額は約1千2百万ユーロとなっており、1ヶ月以内に取引を完了する見込み。Van Genechten社は8ヶ国に11のカートン工場を有する欧州でも最大級のカートン、極薄段ボールなどのパッケージ・メーカーで、年商は2億9千5百万ユーロ、加工能力は年産20万トン、従業員数は1,600人。

8月31日付RISIから抜粋


中国 7月の古紙輸入量が前月比3.6%増、春節後の在庫補充が継続

最新の中国通関統計によれば、同国7月の古紙輸入量は前月比3.6%上昇し、約280万トンとなった。同11.5%増加をみせた6月から2ヶ月連続で数字を伸ばした。3月初旬まで続いた春節期間の休転から、中国製紙メーカー各社は4月、5月で枯渇気味となった古紙在庫補填を進めてきたもの。当月、OCCの輸入量は前月比3.5%増で約158万トン、新聞古紙は同10.7%急増で約60万トンとなり、更に雑古紙も同1.8%微増で約54万トンとなった。一方、全体の輸入量は、前年同月の約247万トンからも13.3%大幅に増加した。

8月31日付RISIから抜粋


中国 7月のパルプ輸入量が前月比0.8%微増、ただしNBKP輸入量は下落

最新の中国通関統計によれば、中国7月のパルプ輸入量は前月比0.8%微増の約169万トンとなった。製紙メーカー各社が、過去2ヶ月パルプ価格伸び悩み時期に在庫補充を意欲的に進め、特に6月には同9.1%急増と強気な購買姿勢をみせた反動から7月は微増にとどまったものとしている。北米および欧州から中国までの航海期間は45~60日となっている。品種別にみると、6月に同9.4%急増したNBKPは、7月同0.5%微減の約65万トンと勢いを失っている。一方、LBKPの輸入量は6月に同2.6%減少したものの、当月は同3.4%増の約62万トンで回復基調にある。

8月31日付RISIから抜粋


アメリカ州 Howe Sound社のパルプ工場がBC州の水不足を憂慮、停機の危機も

現地メディアの報道によれば、カナダのHowe Sound社のパルプ工場が取水する湖Lake Sevenの水位が干ばつによって歴史的な低水準となっている。同社関係者によれば、水量は毎日チェックをしており、通常の降雨量が期待できる秋までの使用水量は十分まかなえると見込んでいるとしている。ただし、Lake Sevenは同工場のパルプ生産用および発電の為の水を供給しており、このまま秋にも干ばつが引き続く様であれば、工場の操業にも影響を与える危惧はあるも、現時点では楽観視している。

8月28日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 伊/Pkarton-Cartiera Pirinoli社が再生板紙の生産を再開 

イタリアの再生板紙メーカーであるPkarton-Cartiera Pirinoli社は、生産停止から3年、そのうち会社清算処理の2年を経て、7月末に同国Roccavione工場の板紙ライン3号機での生産を再開したことが分かった。同社代弁者の情報によると、同3号機は再生塗工板紙年産8万6千トンの生産能力を有する。同社は既にイタリア国内での製品出荷も開始しており、まもなく国外向けの出荷も開始する模様。2017年には、2号機での生産も再開する計画となっている。同工場は2012年6月に生産を停止し、翌年2月から清算手続きに入っていたが、今年4月に過去の役員・従業員70名と協力出資者が同工場を買い戻したとしている。

8月31日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スペインのWLCメーカーPaprinsa社が改造休転を終了、操業再開

スペインの裏白チップボール(WLC)メーカーであるPaprinsa del Principado社は同社Mollerussa工場での操業をこのほど再開した。同工場では、増産強化と品質向上の為に8月新たな設備導入を実施、2週間の休転期間をそれに充てていたもの。この投資プロジェクトは総額350万ユーロの一部で、同社はVoith社へシュー・プレスとオフセット・プレスを発注、更にステンレス製のフレームも新設したとしている。工場関係者によると、今回の改造によって同社のWLC生産能力は約7%上向いて年産約10万トン分が増産となり、板紙製品の品質向上、蒸気消費量の節減が可能となったとしている。

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 トルコのTezol Tutun社が年末までにティッシュ工場新設、稼働へ

トルコのティッシュ・メーカーであるTezol Tutun社は、今年11月12月あたりでの稼働を見据えて同国南部Mersinの新工場立ち上げ準備を進めている。同社関係者によれば、当初の計画では、同工場は今年上半期中に稼働開始を見込んでいたものの、政府からの承認に時間を要したことからやや計画よりも遅れが発生したとしている。Valmet社製の新ラインは、紙幅2,850㎜で年産3万トンのナプキン、紙タオル、トイレット紙をバージン・パルプと古紙で混抄する予定である。同時に、同工場では新たなDPライン新設も計画されている。

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州7月のパルプ港湾在庫量が前月比でやや上昇

欧州の各港湾に於けるパルプ在庫量の合計は、6月の水準からやや増加傾向となった。Europulpが発表した最新の在庫統計によれば、7月末の港湾在庫量の合計は、6月の979,314トンから1.1%微増の989,748トンとなった。前年同月比でみると前年の7月982,103トンからも0.8%の微増となった。フランス、イギリス、スペインの港湾での増加が目立ったものの、オランダ、ベルギー、ドイツ、イタリアでは減少した結果、全体では微増となったもの。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 8月の米国製造業部門の経済活動が32ヶ月連続で拡大

米国の最新の産業統計によると、8月の米国製造業部門はその経済活動が32ヶ月連続で拡大しており、産業界全体でみても75ヶ月連続で成長を維持している。米国8月のPMI指数は51.1%で前月の52.7%からは1.6%ポイント減となり、製造業はやや活気が停滞気味となっている。また、製造業新規受注指数は前月の56.5%から4.8%ポイント下向き51.7%へ数字を落としており、いずれも好不調の分岐点である50%以上をかろうじて維持している。一方、製造業生産指数は56.0%だった前月より2.4%ポイント下落し53.6%となり、やや弱含みで推移。ただし製造業雇用指数は前月の52.7%から1.5%ポイント数字を落とし51.2%となった。全体の数字で後退がみられており、やや経済活動に減速感がある。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 カナダCatalyst社、Rumford工場で臨時停機中のコート紙12号機を永久停止へ

カナダを本拠とするCatalyst社は、今年5月20日以降臨時停機中としていた米国メイン州Rumford工場の12号機を永久停止すると決断、このほど公表した。この決断は、市況の悪化を唯一の理由としている。北米の紙市場は、引き続き特にコート紙需要の減退に苦しんでおり、まさに同工場の12号機の採算性を脅かし続けてきた。12号機で生産されていたコート紙は、主に雑誌、カタログ類、商業印刷用途に使用されてきた。5月20日同社は12号機を臨時停機とし、従業員51人を解雇していた。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 Amcor社がブラジルSouza Cruz社のタバコ・パッケージ事業を取得

オーストラリアに本社を持つ世界的規模のパッケージ・メーカーAmcor社の傘下にあるAmcor Tobacco Packaging社は、9月2日ブラジル南東部Rio Grande do Sul州Cachoeirinhaに位置するSouza Cruz社のタバコ・パッケージ工場を買収完了した模様。Souza Cruz社はBritish American Tobacco社の傘下にあり、ブラジルのタバコ市場では最大手のひとつ。今回の投資プロジェクトは、Amcor社とSouza Cruz社間の長期売買契約によって支えられており、今後の年商は2億レアル($5千6百万)程度に到達するものと期待されている。

9月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジル1月~7月の紙輸出量累計が前年同期比5%上向く

ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、今年1月~7月の同国紙輸出量累計は前年同期比5%増加して116万トンとなった。また、7月単月の輸出量は約18万トンで、前年同月比11%と大幅な増加となっている。特に米ドルに対するレアル安が、パッケージ分野、印刷・筆記用紙分野のメーカーの輸出への追い風に作用し、海外市場への輸出増へ貢献している。また、この動向は長引く同国内経済の低迷を受けて、国内消費者の需要減退のマイナス分を埋め合わせる戦略ともなっている。7月の印刷・筆記用紙の輸出量は前年同月の7万5千トンから20%大幅増の9万トンへ上昇、包装材でも前年同月比4.8%増の6万5千トンであった。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジル1月~6月のパッケージ産業生産高累計が前年同期比2.6%減

ブラジル・パッケージ協会が発表した最新の報告によると、同国の1月~6月のパッケージ生産高は前年同期比2.6%減少したとしている。第2四半期だけの累計をみても前年同期比2.8%減となっている。消費者の景気信頼感は毎月減退しており、従って日常的な消費が落ち込む要因となっている。一般消費の落ち込みはパッケージ業界を含む多くの業界を直撃しているのが現状である。同協会は、国際的環境はいまだ正常とはほど遠い状態であり、同国パッケージ産業の力強い回復は2016年半ばまでは厳しいものと推測している。

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ユーロ圏7月の失業率は前月からやや改善し10.9%

Eurostatが発表した最新の統計では、7月ユーロ圏19ヶ国の季節要因調整後の失業率は10.9%と前月からやや改善をみせ推移したが、前年同月の11.6%からは0.7%ポイント減となっており、雇用水準はゆっくりと改善に向かいつつある。一方、EU28ヶ国の7月失業率は9.5%で、前月の9.6%、前年同月の10.2%からはやや減少をみせた。

7月ユーロ圏19ヶ国の約1千7百53万人を含むEU28ヶ国の男女約2千3百7万人が失業している状態にある。前月と比較するとEU28ヶ国の失業者は約23万人減少、ユーロ圏19ヶ国でも約21万人が減少となった。前年同月比ではEU28ヶ国では約165万人減、ユーロ圏19ヶ国では約112万人減となっており、ヨーロッパ全体でみれば雇用市場は着実に改善されている。7月失業率の低い国はドイツが4.7%、チェコとマルタがいずれも5.1%、一方高い国はギリシャの25.0%、スペインの22.2%であった。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記19ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、イギリス

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 SCA社がOstrandパルプ工場で2018年までに増産体制強化、倍増の90万トンへ

スウェーデンを本拠とするSCA社は、同国Timraに位置する同社Ostrand工場のパルプ生産能力を2倍以上に増産体制を強化する計画であることが分かった。投資総額は78億スウェーデン・クローネ($9億2千3百万)で、パルプ市場での需要増に対応する目論み。今回のプロジェクトで、同工場は現在の生産能力であるNBKP年産43万トンから90万トンへ増産となる。同社関係者によれば、2018年第2四半期までに増産体制が整う予定であるとしている。一方、今回同工場の年産9万トンのCTMP(ケミサーモ・メカニカル・パルプ)ラインは増産対象となっていない。

9月3日付RISIから抜粋


印刷用紙輸出統計

当組合では2013年から2015年7月まで月別に印刷用紙輸出統計をまとめた。

それをみると、非塗工印刷用紙合計は2015年1-7月累計が11万5,069トンで前年比22.7%増、金額は129億7千2百万円(同29.2%増)となった。同塗工印刷用紙合計は30万9,564トン(同19.9%増)で、金額は295億1千万円(同31.7%増)となった。

2015年7月印刷用紙輸出

2015年7月印刷用紙輸出グラフ

 


ヨーロッパ州 露/Segezha社がKarelia工場の新たな紙袋生産ラインで稼働スタート

ロシアのSegezha Packaging社は、このほど同国Kareliaに位置する同社工場で新たな紙袋生産ラインを立ち上げ、操業を開始した。最大スピード分速330袋の新ラインは、主にセメントや建設業界向けの予混合用途として使用する重袋を生産するとしている。今回のプロジェクトは、同社の紙袋生産能力を現在の年産9千万袋から5億4千万袋へ飛躍的に引き上げることになり、投資総額である7億ルーブル($1千1百万)の一部が充てられる。また、同プロジェクトの一環として同社は、7月新たな8色刷りCRYSTAL808 120の印刷機も導入した。

9月3日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国7月の物品・サービス部門貿易赤字は$419億、前月の$452億から減少

米国の最新の通産統計によると、7月の物品・サービス分野の貿易赤字額が、前月の$452億から$33億減少して$419億へ赤字幅を縮小する結果となった。7月の輸出額は前月から$8億減少して$1,885億であったが、一方、輸入額は前月から$25億減少して$2,304億となった。7月の物品・サービス貿易赤字が前月比減少をみせた要因は、物品分野の貿易赤字が$34億減少して$614億となったことに加え、サービス分野の黒字幅が$1億減少の$196億にとどまったことが反映されたことによるもの。今年1月~7月の累計でみると、物品・サービス貿易赤字は前年同期から$106億増加(前年同期比3.6%増)、そのうち輸出は$470億減(同3.5%減)、輸入も$364億減(同2.2%減)となっている。

9月3日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Sappi社ベルギーのLanaken工場が火災で一時生産ストップ

南アフリカを本拠とするSappi社のベルギーLanaken製紙工場で、9月1日午後火災が発生、一時生産がストップした。この火災での負傷者はいなかった。火災の原因は製紙ライン上のパーツ間で紙詰まりが発生、紙が摩擦によって過熱したことで出火したが、この部分は迅速に消火できた。しかしながら、その後くすぶった火種がコンベア・ベルトに引火したものとしている。製紙ラインの停機時間はわずか1時間程度で、操業は再開された。同工場は、年産合計51万トンの塗工中質紙、上質紙を生産している。

9月3日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 英/DS Smith社がドイツで新たなパッケージ工場を着工

イギリスを本拠とするDS Smith社は、ドイツErlenseeに消費者用パッケージ工場を新設するとして、このほど新工場の建設が正式に始まった。これに先立って先週、竣工式が開催された。同社によれば、Erlensee工場は敷地面積45,000平米で、生産設備、物流基地、オフィス、会議室に加え、従業員用の社交スペースなども兼ね備えるとしている。この新工場は、10㎞離れた既存の同社Hanau工場に取って代わる生産拠点となり、操業の開始は2016年秋と見込んでいる。今回の投資総額は約5千万ユーロ。

9月3日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国ティッシュ生産が2015~2016年で60万トン分大幅増設で2017年稼働率は91%へ低下

北米のティッシュ・メーカー業界は、過去4年間以上をかけ公式或いは非公式に消費者価格の値上げを試みているが、2015年~2016年に新たに594,000トン分が大幅に増設されることで、2017年以降少なくとも15年間にわたり工場平均稼働率が低迷するであろうと予測されている。RISIの予測では、北米メーカーの稼働率の低下は2014年~2015年での93%~94%が、2017年には91%もしくはそれ以下としている。更に、2016年~2017年にこの大規模な増設分が一斉に稼働し、一方、他で生産撤退といった事態がなければ、稼働率は破滅的な状況を迎えよう、と危惧している。

9月4日付RISIから抜粋


アメリカ州 KapStone社、ストの結果Longview工場のクラフト・ライン再稼働へ

米国のKapStone Paper and Packaging Corporation社(KS社)は、このほどストライキの労使交渉により同社Longview工場の稼働に関する緊急時対応策に則って、停機中であった11号機クラフト・ラインを再稼働させると発表した。労組関係者によれば、このラインは同工場5ラインのうち2番目のラインで、8月27日から停機の状態であったもの。最初に稼働が復旧したラインは、同工場最大の10号機であった。この10号機は、同社Pacific Northwest工場での段ボール生産用途としてコンテナーボード原紙を生産していたもので、保守休転後の8月31日操業を再開していた。

9月4日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月の失業率は前月からわずかに改善し5.1%

最新の米国雇用統計によれば、8月の非農業部門就業者数が17万3千人増加し、全体の失業率は前月の5.3%から微減の5.1%で、やや改善された。雇用が上向いた職種は、ヘルスケア部門、社会扶助部門、金融部門などが目立った。全体では8月の失業率は前月から微減の5.1%で、失業者数の合計は800万人であった。ここ1年で、失業率は1.0%ポイント減少、失業者数は150万人減少した。成人労働者層では、8月の成人男性の失業率は4.7%、成人女性の失業率も4.7%、白人は4.4%、黒人は9.5%、10代の若年層は16.9%、ヒスパニック系は6.6%、アジア系労働者の失業率は3.5%となった。一方、長期にわたって(27週以上)の失業者は前月並みの220万人で、失業者全体の27.7%であった。また1年以上の長期失業者は78万人減少した。

9月4日付RISIから抜粋


アメリカ州 アルゼンチン7月の段ボール原紙出荷量が前月比大きく上向く

アルゼンチンの紙パルプ生産者協会が発表した最新の統計によると、同国7月の段ボール原紙出荷量は前月比15.5%急増で、同協会役員によれば、7月は出荷量増にともない生産量も伸びたとしている。また、1月~7月の段ボール原紙出荷量の累計でも、前年同月比4.5%増加をみせ、同時期の生産量も同3.8%上昇した。同国の段ボール原紙需要は月によって変動幅が大きく、出荷量、生産量ともに7月大きく上向いた要因は、8月からの季節的需要期を前倒ししたことを示すものとしている。メーカー側は基本的に手持ちの在庫水準を抑えており、市場での急な需要変動に対応する為にも出荷量・生産量を増やしたものと推測される。

9月8日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Clearwater Paper社が$1億6千万を投資、Lewiston工場に連続蒸解装置を新設へ

米国のClearwater Paper社は、このほどアイダホ州に位置する同社Lewiston工場に連続パルプ蒸解装置を新設する為、まもなく着工すると発表した。同装置の建設工事は2015年10月に開始する予定で、完成は2017年9月と見込んでいる。同プロジェクトの推進によって、同工場では排出ガスの大幅な低減、パルプ品質・生産効率の向上、更に生産工程上での木材チップの歩留まりが大きく改善されるものとしている。同社副社長によれば、長年にわたり詳細な検討を加え、数々の画期的転換点を越えて、ついにプロジェクトは現実のものとなったとしている。

9月8日付RISIから抜粋


【続報】アメリカ州 米国KapStone社Longview工場のストライキが終息

米国のKapStone Paper & Packaging Corporation(KapStone社)は、8月27日から継続していた従業員ストライキから無条件に職場復帰を行なうという西部紙パルプ労働者組合からの申し出を受け、それに合意した。従って、同社は従業員へ8日より混乱なく職場へ復帰することを促し、次週よりフル操業を開始するとしている。イリノイ州に本社を置く同社は、コンテナーボード生産、段ボールカートン製造では米国第5位のメーカーで、クラフト紙生産では第1位である。同社は4つの製紙工場、21ヶ所に加工工場、65ケ所に物流拠点を保有しており、従業員数は約6,200人。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 英/DS Smith社がWansbrough工場永久閉鎖へ

DS Smith社は、国内の同社Wansbrough工場を永久閉鎖の方向で、同工場従業員代表者との労使交渉に入った。同社関係者によれば、社内的に同工場の将来的な展望を慎重に検討した結果、従業員に向けて同工場の閉鎖と、従業員代表者との労使交渉期間に入りたいとの意向を示したとしている。今後の手順としては、同工場に可能な限りの選択肢を考慮することになると付け加えている。ただし現時点では、同社はそれ以上のコメントを控えている。労組代表によれば、工場売却の可能性は低いものとみている。同工場は、2機のラインで紙管原紙、コンテナーボード、包装紙を年産合計18万トン生産していた。

9月8日付RISIから抜粋


アメリカ州 アルゼンチンの1月~7月紙パルプ生産量累計が前年同期を上回る

アルゼンチン紙パルプ生産者協会が発表した最新の統計によると、同国1月~7月のパルプ生産量の累計は、前月同期比9.3%増と大幅な伸びをみせ、約52万5千トンとなった。ただし、パルプ輸出量は同4.7%減で約11万1千トン、輸入量は同30.4%激増して約10万トンとなった。その結果、同国パルプ消費量は同16.6%増の約51万4千トンとなった。一方、紙生産量の累計は同1.2%増の約101万トン、輸出量は同13.5%減の約7万トンで、輸入量は同7.4%増の約47万6千トンであった。同時期の紙の消費量は、同4.1%増で141万トンとなった。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ドイツAviretta社がEttringen工場4号機で中芯原紙生産をスタート

ドイツのAviretta社は、同国Ettringenの同社工場で改造された年産18万トンのコンテナーボード・ラインにて米坪範囲70~100gの中芯原紙の生産を開始したと発表した。現在どの程度の生産レベルに到達しているかについては情報開示していない。同工場では4月にやはり米坪範囲70~100gのライナー生産を開始しており、生産はFSC認証を受けて主に欧州内で販売されている。公式に発表されてはいないものの、同社は将来的にテストライナー3の生産も視野に入れているとされる。

9月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州第2四半期の紙・板紙生産量は前年同期とほぼ同水準

CEPIが発表した最新の統計によれば、欧州第2四半期の紙・板紙生産量の合計は、昨年の第2四半期とほぼ同水準で、全体の生産量は前年同期比0.1%微減の約2千2百80万トンとなった。また、紙・板紙の今年前半6ヶ月の生産量は前年同期比0.5%減の約4千5百60万となっている。一方、欧州第2四半期のパルプ生産量をみると、前年同期比1.4減の8千7百トンとなったが、前半6ヶ月では同1.1%減少の約1千7百70万トンとなった。

9月10日付RISIから抜粋


アンチダンピング 米国が中国からの輸入クレープ紙へのAD課税、期間延長を決定

米国は中国からの輸入クレープ紙へのアンチダンピング課税の期間延長をこのほど決定した。米国国際貿易委員会は、既に今年初頭より更に5年間の課税期間を適用するかどうか見直しを行なっていたが、中国製クレープ紙へのAD課税の廃止は米国国内の産業へ物理的な損害を与えるものであると決定付けた。2005年、同委員会は中国製の同品種へ266.83%のAD課税を決定、2010年に最初の見直しを行ない更に5年間の延長を決定していた。問題となっているクレープ紙は、米坪29g以下で、クレープ加工前のもので、一部難燃加工を施したものもある。

9月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 IP社がフランスのSaillat工場の改造プロジェクトを完了

米国を本拠とするInternational Paper社(IP社)は、フランスに位置する同社Saillat工場で環境への負荷を低減する製造プロセスに向けた総額2千万ユーロの改造投資プロジェクトを完了したとしている。同社代弁者によれば、今回の投資は木材から高品質のパルプを抽出することを可能にする先進技術が含まれており、更に今回改良された工程は酸素をより多く活用することになる為、新たな酸素生産装置の建設も行なったとしている。今回のプロジェクトで、品質向上が実現するのみならず環境に優しい紙製品の開発への道にもつながっているとしている。

9月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州第2四半期のGDP成長率は、ユーロ圏、EU28ヶ国いずれも0.4%増

Eurostatが発表した最新の統計によれば、欧州に於ける季節要因調整後のGDP成長率は、第2四半期ユーロ圏19ヶ国、EU28ヶ国いずれも前期比0.4%上向いた。前期の2015年第1四半期のGDP成長率はユーロ圏19ヶ国、EU28ヶ国でいずれも0.5%を示していた。また、前年の第2四半期と比較すると、GDP成長率はユーロ圏19ヶ国で1.5%、EU28ヶ国で1.9%、それぞれ前期から+1.2%、+1.7%上昇していた。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記19ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、イギリス

9月13日付RISIから抜粋


アンチダンピング 中国当局が輸入重袋クラフトのAD嫌疑でEU、日本、米国から聴取

中国の貿易関係官庁は、9月15日北京に於いて輸入未晒重袋用クラフトのアンチダンピングに関して事情聴取を行なう模様。中国商務部によれば、国内産業で実際に国産品が損害を受けているかについての調査に焦点を当てるとしている。同聴聞会には、海外企業、中国原告団、川下企業に加え、EU、米国、日本から政府代表団が出席する予定となっている。年初には既に中国政府は同国Fujian Qingshan Paper社より陳情を受け、EU、米国、日本から輸入の未晒重袋用クラフトにアンチダンピングの嫌疑をかけ、調査に入っていた。対象品種は主に未晒木材パルプを原料としたもので、セメント、化学品、穀物類等の袋用途とされるものとしている。

9月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルの8月段ボール原紙出荷量が前年同月比6.3%落ち込む

ブラジル段ボール原紙協会が発表した最新の速報値によれば、同国8月の段ボール原紙出荷量は前年同月比6.3%減少して約27万8千トンへ数量を落とした。また、前月の出荷量からも0.8%減少した。平米換算すると、8月の出荷量は同6.2%減の約5億4千2百万平米となり、前月からも0.4%の微減で終わった。一方、今年1月~8月の出荷量累計では、前年同期比3.0%減の約220万トンであった。同協会役員によれば、今年の段ボール原紙出荷量は前年比ほぼ4%減で推移すると予測しており、段ボール業界が同国の景気動向の低迷に大きく影響を受けているとしている。

9月10日付RISIから抜粋


アメリカ州 Avery Dennison社が2025年まで温室効果ガス排出量、毎年3%削減を明確化

米国のAvery Dennison社は、このほど同社の温室効果ガスの排出量削減目標を発表し、2025年まで毎年少なくとも前年比3%減を目指すと同社の新たな持続可能報告書に於いて明確化した。同社CEOによると、企業として成長を続ける中での温室効果ガス削減は、21世紀に同社が目指す決定的な経営課題であるとしている。同社は既に2010年~2015年の間に2005年と比較して15%の温室効果ガス削減を達成しており、主にエネルギーの効率的な利用を実行することにより成し遂げられてきたとしている。

9月10日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Yazoo Mills社がペンシルベニア州で製造工程と配送センター拡張プロジェクトを完了

米国の紙管原紙・製品メーカーであるYazoo Mills社は、今日ペンシルベニア州Hanoverに位置する45,000平方フィートの製造工程および配送センターの拡張プロジェクトを完了したと発表した。同施設の開業以来3年間で、同拠点の敷地は90,000平方フィートへ倍増した。同社全体では、2ケ所の最新鋭の生産拠点を有しており、合計で240,000平方フィートとなる。今回の製造工程および配送センターの拡張プロジェクトにより、同社は紙管原紙・製品メーカーとしては最大手となることが確実となった。Yazoo Mills社は1902年の創業で、既に110年以上の歴史があり、100%再生紙使用の紙管原紙・製品のメーカーとしては米国最大級の同族会社である。

9月10日付RISIから抜粋


アメリカ州 IP社がCano Container社の段ボール紙器用原紙工場を買収

International Paper社(IP社)は、このほどイリノイ州Auroraに位置するCano Container社の段ボール・シート工場を買収した。買収総額は開示されていない。IP社関係者によれば、IP社とCano社は引き続き戦略的関係を維持し、Cano社の顧客への貢献に力を尽くしたいとしている。加えて、Cano社の段ボール・シート事業取得は、国内中西部に於ける購入層を拡大し、イリノイ州北部にわたる拡販計画を力強く支えるものとなるとしている。IP社は現在シカゴ地域で2011年から同じくAuroraにて稼働する大型給紙装置を含め6ヶ所に生産拠点を有している。

9月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 Fibria社がTres Lagoasユーカリパルプ工場を定期保守点検で休転へ

ブラジル最大手のパルプ・メーカーであるFibria社は、同国中西部Mato Grosso do Sul州に位置するTres Lagoas晒ユーカリ・パルプ工場を9月11日~19日の期間で保守点検整備の為、休転する模様。当該ラインの生産能力は年産130万トンである。同工場関係者によれば、定期検査とは別に今回の休転中の主要業務は、国の定める基準であるNR-13に則って回収ボイラーを慎重に検査することであるとしている。今回で同工場6回目の定期保守点検となるが、外部82の業者から延べ1,700人以上が業務にあたる。第4四半期には同国南東部Sao Paulo州に位置する同社Jacarei工場のユーカリ・パルプ・ラインでも保守点検休転が実施される予定。

9月11日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 7月工業生産高指数はユーロ圏19ヶ国で0.6%増、EU28ヶ国でも0.3%増

最新のEurostat統計によれば、欧州7月の季節要因調整後の工業生産高指数はユーロ圏19ヶ国で前月比0.6%微増、EU28ヶ国でも同じく同0.3%微増の推移となった。因みに前月6月の数値ではユーロ圏19ヶ国が0.3%減、EU28ヶ国でも0.1%減といずれも前月比で数字を落としていた。一方、7月は前年同月比でみるとユーロ圏19ヶ国で1.9%増、EU28ヶ国でも1.8%増と前年比では改善が見られた。各産業別でみると、エネルギー分野が前月比3.0%増、資本財が同1.4%増、耐久消費財が同1.3%増と好調に推移したものの、中間消費財と非耐久消費財がいずれも同0.6%減と全体の数字をわずかに押し下げた。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記19ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス

9月14日付RISIから抜粋


中国 中国1月~8月の国内設備投資額累計は前年同期比10.9%大幅増

中国産業界に於ける2015年1月~8月設備投資額(但し農村部は除く)の合計は約33兆8千9百77億人民元に到達、前年同期比で10.9%増と大きく数字を伸ばし、1月~7月の水準からは0.3%ポイント下回る推移となった。また、8月単月の数字でみると対前月比で0.73%微増となった。当該8ヶ月は産業別の合計でみると、第一次産業での投資額累計は約9千3百89億人民元で前年同期比28.5%大きく上昇し、1月~7月の水準から0.3%ポイント上昇、第二次産業では約13兆9千726億人民元で同8.5%上昇したが、1月~7月の水準から0.5%ポイント減、第三次産業は約18兆9千862億人民元で同11.9%上昇したが、1月~7月の水準からは0.2%ポイント減となった。

9月15日付RISIから抜粋


中国 8月の中国工業生産高は前年同月比6.1%増           

8月の中国での一定規模以上の工業各社合計付加価値創出量は実質ベースで前年同月比6.1%増加し(但し、この数値は価格要因を考慮しない純粋な生産高である)1月~7月の水準より0.1%ポイント微増となった。また、前月比でも0.53%ポイント増加した。一方、1月~8月累計は前年同期との比較では6.3%上昇した。内容的に3つの主要分野を見れば、8月は鉱工業・採石などの分野で前年同月比4.0%増、製造業でも同6.8%増と好調に推移、一方電気・ガス・水の生産・供給でも同1.9%増となった。

9月15日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 フィンランドの紙パルプ労働者が政府労働政策に異議申し立て、生産停止、デモへ突入

今週金曜日、フィンランドで製紙を含む森林産業は終日労働を取りやめることになった。先週、同国政府が発表した諸々の労働政策変更に抵抗して、同国三大労働組合であるAkaba、SAK、STTKが9月18日午前11時より、ヘルシンキに於いてデモを計画しているとされる。同国紙パルプ産業の現場労働者が組織する労組Paperiliittoおよび木材労働者のPuuliittoもデモへの参加と、同日午前6時から24時間の操業停止を表明した。Paperiliittoのすべてのメンバーがデモへ参加するものとしている。同国森林産業協会によれば、政策決定自体や政策立案者に対抗する狙いでの今回のストライキは、結果として広範囲に及び甚大なダメージを直接個人企業へ与えるものであると危惧している。

9月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の8月工業生産高指数は前月比0.4%微減       

最新の産業統計によれば、米国8月の工業生産高指数は7月に0.9%の微増をみせた後、前月比0.4%の微減となった。7月の増加は実際には前月報告した数値より、鉱工業、電気・ガス・水道分野での上方修正によって膨らんだものと推定される。8月の製造業生産高は、7月増加した反動もあり自動車本体とパーツ製造分野での落ち込みがあった為、前月比0.5%減少をみせた。8月の鉱工業では前月比0.6%減、一方、電気・ガス・水道分野は同0.6%増であった。8月の全体の工業生産高指数は2012年平均との比較で107.1%の水準となっており、前年同月比でみれば0.9%増となっている。また、8月の工業分野の稼働率は同0.4%ポイント減少し77.6%を示し、この数字は1972年~2014年の長期推移の平均を2.5%ポイント下回っている。

9月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリArauco社が米国で木質パネル工場新設を計画

チリを本拠とするパルプ・メーカーArauco社の北米拠点であるArauco North America社は、米国ミシガン州Graylingに於いて新たなパーチクルボード工場を立ち上げる計画を公表した。年産約4億2千4百万平方フィート(75万立米)のパネル生産を目標として、化粧板の表面仕上げの為の熱圧着装置も併設するものとなる。この$3億2千5百万の投資によって、北米では最大の連続パーチクルボード・プレスとなり、世界でも有数の大型ラインとなるとしている。着工は2016年後半を予定しており、2018年中には最初のパネルが市場公開される見込み。

9月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルKlabin社Pumaパルプ工場が80%完成、2021年までに更に2機増設へ

ブラジルの包装紙メーカーであるKlabin社は、同国で建設中のLBKP、NBKP合わせて年産150万トンの生産能力を有する新たな工場がこの8月末で、80%まで完成したと公表した。この新たな生産拠点Pumaパルプ工場は、ブラジル南部のParana州Ortigueira市に建設中で、稼働は2016年3月を予定している。同社関係者によれば、LBKP、NBKPいずれの生産に於いても、最も競争力のある生産コストで操業が可能であるとしている。同社が描く今後の成長見通しとして、同工場には今回の新ラインに加えて2021年までに10号機、11号機の2ラインの増設を計画している。

9月15日付RISIから抜粋


イタリア 紙器研究レポート

イタリアBologna大学は、長期にわたる果実、野菜の梱包において紙による梱包は1㎠あたりの細菌の細胞数が1000未満であったのに対し、プラスチック梱包では同100から100万の細菌群が発生したとの研究を発表した。

一方、Lucence Paper Quality Centerは乳タンパクによるBio―Boardのプロジェクトについて衛生面とリサイクルの観点から効果を示した。

Paper Industry World / July


ヨーロッパ州 スペインEuropac社が再生コンテナーボード・ライン1号機改造で11月まで停機へ

スペインのコンテナーボード・メーカーであるEuropac社は、このほど同国Duena工場のライン1号機を改造の為、停機した。同社は、同工場で保有する別の2号機のマシン巾に合わせ、1号機をこれまでの2,250㎜幅から2,500㎜幅へ拡張することを今回の改造の目的としている。この改造によって、1号機の生産スピードもアップするとしている。同社代弁者によれば、年産9万5千トンの1号機は9月1日をもって停機、稼働再開は11月15日を見込んでいる。また、改造による停機で、合計約2万トンの減産になるとしているが、今回のライン近代化によって、生産効率の向上と最大活用を狙っている。改造後の生産能力は約10%増加する予定。

9月15日付RISIから抜粋


中国 柳州Liangmianzhen Paper社がティッシュ年産合計5万トンの2ラインを増設

中国の柳州Liangmianzhen Paper社は、同国広西自治区の柳州市に位置する同社工場で、合計で年産5万トンの生産能力を有するティッシュ・ライン2機の稼働を開始した。Toscotec社製の2ラインは既に先週より操業を開始しており、いずれのラインも設計スピードは分速1,500mで、日産能力は65トンであるとしている。同社は、今回の投資計画を2013年に発表していた。昨年8月、同社は年産合計で2万トンの12機の小型ティッシュ・ラインを稼働させていた。この12機は国産の無名メーカー製で、いずれも紙幅は1,880㎜である。また、同工場には年産10万トンの竹パルプ・木材パルプ混合品の生産設備があり、ティッシュの原材料として使用されている。

9月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 IP社が$7千万を投資、オハイオ州で食品・飲料用紙器生産の拡張工事を完了

International Paper社は、このほどオハイオ州Kentonの同社生産拠点で約25万平方フィートの拡張工事を完了した。同工場は多種の有名ファストフード店用の紙ベースのコップ、食品トレー、ボックス、プレートや蓋などを製造している。ここ1年で、IP社はこの増産体制に向け、約$7千万をかけて建屋の増築や新たな設備の導入を実施、体勢を整えてきた。同社CEOによると、紙ベースの紙器需要は市場動向を後押ししており、更に同社にとっても成長の機会を与えられているとしている。しかも同社にとって食品サービス事業は特に重要な分野である、とも付け加えている。今回の戦略的投資プロジェクトは地場の雇用促進にもつながり、また顧客層への更なる奉仕を支援するものであるとしている。

9月14日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月のカートン出荷量が前年同月比0.5%微増、コンテナーボード在庫量は急増

最新の産業統計によれば、米国の8月カートン出荷量は前年同月比0.5%微増、コンテナーボード在庫量は季節要因による増加で、前月比で約6万6千トンが加算された。8月のカートン実質出荷量において、同0.5%増で約309億平方フィート、週平均ベースでは横這い推移となっている。今年1月~8月の実質出荷量累計は前年同期比1.5%減、週平均の2.0%減よりはやや高い数字となった。8月末のメーカーと加工工場が保有するコンテナーボード在庫量は約6万6千トン増えて約264万トンとなった。

9月16日付RISIから抜粋


【続報】ヨーロッパ州 伊/Fedrigoni社Verona工場が火災から復旧、約2ヶ月ぶりに操業再開

イタリアのFedrigoni社は、7月初旬に火災に見舞われた同社Verona工場での操業をこのほど再開した。同工場の2ラインのうち3号機は9月7日操業を再開、1号機についても来週中には生産を開始する見込みとなっている。火災は7月2日、年産7万トンの生産能力を有する特殊紙および上質紙の生産ライン上で発生、操業は完全にストップしていた。地元消防団によれば、同日午後3:40に現場に到着し、夕刻には消火を終えたとしている。同社は当初、数日中には復旧が見込め、続いて70%の稼働率で操業中であると公表していたが、火災によるラインの損傷は予想外に大きく、復旧には当初の想定を超えた時間が掛かったとしている。

9月17日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ポルトガルPaper Prime社がティッシュ生産に新規参入へ 

ポルトガルの中央部Coimbra地方Lousaに位置するティッシュ加工を専業とするTrevipapel社は、このほど製紙事業に新たに挑むこととなった。Trevipapelグループ傘下のPaper Prime社が、同国東部Vila Velha de Rodaoの同社工場へのティッシュ・ライン1号機建設をToscotec社へ発注した模様。同ラインは有効巾2,750㎜で、生産スピードは分速2,000m、年産3万8千トンの生産能力を有し、製品はTrevipapel社での加工へ回すものと近隣諸国への輸出向けに分けられる。2016年第4四半期での稼働開始を見込んでいる。Trevipapelグループは1991年創立で、当初の小規模個人経営企業から主に国内営業用ティッシュの供給業者として成長、現在では国内最大手のひとつとなっている。

9月17日付RISIから抜粋


中国 山東省Tranlin社が年産15万トンの非塗工印刷・筆記用紙ラインでテスト稼働開始

山東省のTranlinグループは、このほど同省Liaocheng市に位置する同社Gaotang工場で、非塗工印刷・筆記用紙年産15万トンの改造ラインでテスト稼働に入った。同ラインは同工場の16号機を改造した中古機で、取り幅6,100㎜、設計スピードは分速1,200mとなっている。今後、同ラインは米坪範囲50g~70gの印刷・筆記用紙を生産していくが、当初の稼働開始は2014年半ばを計画していたものの、遅延が発生した。同社は遅延理由を明らかにしていない。改造前の同ラインは、SC紙年産22万トンを生産しており、有効巾は7,400㎜、設計スピードは1,150mであったもの。

9月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリ中部沖地震によるArauco社、CMPC社被災なく、通常操業

現地時間9月16日に発生したマグニチュード8.3のチリ中部沖地震によるチリの紙パルプ企業への被害はなかった模様。大手メーカーであるArauco社とCMPC社は、両社工場はいずれも通常の操業を継続しており、工場での損傷や在庫の被害もなかったと正式に発表している。Araucoでは、本社工場とConstitucion工場で津波への警戒から従業員を一時避難させたものの、既に同日中にすべて通常操業に戻ったとしている。また、CMPC社はほとんどの工場が同国南部に位置しているが、より震源に近いSantiago地方にあるいくつかの工場にも地震・津波の影響はなかったとしている。

9月17日付RISIから抜粋


アジア州 台湾/正隆股份がベトナムで年産45万トン再生コンテナーボード工場と製函工場立ち上げへ

台湾の大手板紙メーカーであるCheng Loong社(正隆股份有限公司)は、ベトナムでのパッケージ需要の高まりに合わせ、同国にて年産45万トンの生産能力を有する新たな再生コンテナーボード工場と2つの製函工場の建設に乗り出すと発表した。同社はこのベトナム・プロジェクトに60億台湾ドル($1億8千4百万)を投資する予定で、いくつかの大型板紙ラインを導入する計画としている再生コンテナーボード工場を当プロジェクトの中心に据えている。同社代弁者によれば、現在、土地の購入や新工場建設などに関してベトナム関係当局と協議に入っており、候補地としてはホーチミン市近郊のDong NaiかBinh Duongの南部が有力となっているとしている。

9月22日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月の印刷・筆記用紙出荷量が前年同月比6%減、上質紙は横這い、コート紙は7%減

米国森林紙製品協会が発表した最新の印刷・筆記用紙統計によると、8月の同国印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比6%減少した。また、印刷・筆記用紙の在庫レベルの合計は前月から約0.5%弱の微増となった。上質紙の8月出荷量は前年同月比でほぼ横這いであったが、7月の輸入量は前年同月比29%減と大幅に下向いた。また、コート紙の8月出荷量も前年同月比7%減と数字を落とし、7月の輸入量も前年同月比15%大きく落ち込み、過去12ヶ月で2度目の減少となった。一方、非塗工中質紙の8月出荷量も前年同月比13%減、塗工中質紙でも同18%減で、8月この分野は全体にわたって減少傾向となった。

9月22日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Stora Enso社Skutskarパルプ工場が定期保守点検で10日間の休転

フィンランドを本拠とするStora Enso社は、スウェーデンのGavle南部に位置する同社Skutskarパルプ工場で、定期保守点検整備の為、10日間の休転に入った。9月18日から既に休転に入っており、28日には完了する見込みとしている。この定期休転の期間中に、諸々の検査、ライン洗浄、修理、新たな設備との結合などが実施される。工場関係者によれば、今回の保守点検では特に回収ボイラー洗浄が最も重要な目的のひとつとしている。同工場はNBKP年産19万トン、LBKP年産11万トンに加え、フラッフ・パルプ年産25万トンの生産能力を有するとしている。フラッフ・パルプ生産では欧州最大の工場で、従業員は約350人。

9月22日付RISIから抜粋


アジア州 NZ/Winstone Pulp社が市況調整の為、BCTMP工場の休転を延長へ

ニュージーランドのWinstone Pulp社は、現在保守休転中のBCTMP工場で同品種の価格低迷に対抗する市況調整の為、更に休転を11月上旬まで延長すると決断した。同社関係者によればただし、BCTMP市場が回復してきた場合は、2015年後半には休転の繰り上げによってむしろ企業体質は強化されている状況もありうるとしている。もともと今回の休転は新たなベイラー・ラインの設置・稼働を目指して延長されていた。同社は同国Ohakuneに位置する工場で、BCTMPを年産20万トンの生産能力を有しており、独自栽培のラジアタ・パインを原材料としている。製品は広くアジア向けに輸出されている。

9月23日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルの1月~8月古紙輸出量累計が前年比で激増、国内需要は依然低迷

ブラジル政府の発表した最新の統計によれば、同国1月~8月の古紙輸出量累計は、前年同期の約1千5百80万トンから約5千3百万トンへ、実に234.8%増加したことが分かった。このうち約4千6百万トンは主に中国向けの新聞古紙・雑誌古紙で、この部分だけで前年同期比289.8%増であった。雑古紙は同60.7%増加して約2百83万トンとなっており、向け先は主にボリビア、インド、中国、韓国であった。また、OCCは同41.2%増の約2百63万トンで、向け先はパラグアイ、インドへの船積みが多かった。上白、中白なども同278%大幅増で、391トンから1千480トンとなっている。同国の古紙メーカー協会によれば、国内市場全体が低迷している中、梱包用の紙需要が冷え込んでいる為、今や同国古紙業者のターゲットは国内ではなく輸出市場であるとしている。

9月23日付RISIから抜粋


印刷情報用紙輸入推移

当組合では1988年から2014年までの印刷情報用紙(非塗工、PPC、塗工)輸入推移をまとめた。それをみると、2003年に合計で100万トンを超えたのち、震災後の2012年には170万トンを上回った。その後、130万トン前後で推移している。

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中国 玖龍紙業が2017年までに中国・ベトナムで板紙年産合計85万トン分を増設

Nine Dragons Paper HD(玖龍紙業)は、2017年までに中国とベトナムの同社生産拠点に年産合計85万トンの再生コンテナーボード・ライン2機を新たに導入することが分かった。同社はまず2016年末までに、ベトナムBinh Duong州の工場に年産50万トンのクラフトライナー・ラインを稼働させる計画である。同工場は、現在再生コンテナーボードを年産10万トンの能力で操業している。また2017年には、中国遼寧省瀋陽市の同社工場で、新たなテストライナー年産35万トンの生産能力を有するラインを39号機として稼働させる予定。同工場は、2014年に操業を開始した再生コンテナーボード・ラインで年産35万トンの生産能力がある。

9月24日付RISIから抜粋


中国 東莞市当局が紙・板紙メーカー54工場の閉鎖を推進       

広東省南部の東莞市当局が、同市の54の板紙およびティッシュ工場の強制的な閉鎖を推し進めていることが分かった。54工場のうち既に52工場は操業をストップしており、残り2工場も年内には閉鎖の予定となっている。昨年、市当局は2015年半ばまでに57工場の永久閉鎖を目指していたものの、今年6月に目標を54工場に下方修正していた。現地当局によれば、例外となった3工場は複数社が共同所有しているもので、今回の閉鎖工場のリストから除外したとしている。東莞市の産業汚染抑制策の一環として、市は板紙年産約20万トン分およびティッシュ年産約5万トン分の強制的な工場閉鎖を目論んでいたもの。

9月23日付RISIから抜粋


海外動向 8月の世界パルプ出荷量が前月からほぼ横這いの約383万トン

PPPC発表の最新統計によれば、8月の世界パルプ出荷量合計は前月の約384万トンから0.2%減少して約383万トンとなった。また、前年同月の約380万トンからは0.7%微増と数字をわずかに伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約190万トンから約183万トンへ微減となり、またLBKPは前月の約181万トンから当月の約189万トンへやや増加した。一方、8月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、37日分(NBKP:33日分、LBKP:41日分)で前月末より2日分多く、また前年の8月末と同水準となった。やや低調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の稼働率も82%と下降気味となっている。

9月24日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ロシアが中国との年産50万トン合弁パルプ工場建設予定地を決定

ロシア現地当局の情報によれば、中国のXinjiang Zhongtai Group(XZグループ)と、ロシア東部のパートナーであるXinjiang Fulida Fibre社(XFF社)およびRosKitInvest社(R社)との年産50万トン未晒パルプ工場の建設予定地がシベリアTomsk地方Bely Yarに決定した。5月既にXZグループ役員メンバーとTomsk地方知事との間で、本件の覚書とプロジェクト協約書に署名が済んでいる。この構想は、未晒パルプ年産50万トンの工場、年産50万立米の製材所、12メガワットの発電所の建設が含まれており、2019年第4四半期から2020年第1四半期の間に稼働スタートを計画している。建設は2017年開始の予定で、当プロジェクトへの投資額は合計$10億とされている。

9月24日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スウェーデンのCellutech社が森林素材から自転車用ヘルメットを開発

スウェーデンのCellutech社は、このほど森林素材100%を使った自転車用ヘルメットの開発に成功した。製品は今日一般公開され、感動プロジェクトEkoportal2035から実現した製品第一号となった。実際のヘルメットはデザイナーRasmus Malbert氏のデザインおよび製作による試作品である。異なった要素を持つセルロース素材が設計工程に使用されており、ヘルメット外側には木質べニアを使用、ストラップに耐久性のある紙素材が使われている。また内側のクッション材にはCellutech社オリジナルのセルロース発泡体Cellufoamが使われている。この素材は、木質パルプから抽出されたナノセルロースから精製された同社独自の素材で、再生可能且つ生分解可能の新素材である。

9月23日付RISIから抜粋


中国 柳州Liangmianzhen Paper社が年産5万トン増産、新ティッシュ・ライン2機操業開始

中国広西チワン族自治区の柳州市に位置するLiangmianzhen Paper社は、このほど同地の工場にてティッシュ年産合計5万トン分の増産を目指し、新たなライン2機の稼働をスタートした。Toscotec社製の同ライン2機は既に今月初旬から操業している。いずれも設計スピードは分速1,500mで、日産65トンの生産能力がある。同社は2013年にこのティッシュ増産プロジェクトを公表していた。昨年の8月同工場は、年産合計2万トンの小型ティッシュ・ライン12機を導入していた。この小型ラインは、いずれも国内メーカー製で、紙幅は1,880㎜である。

9月25日付RISIから抜粋


2015年8月 中国、韓国コート紙輸出統計

2015年8月の中国コート紙輸出は合計で8万9,492トン(前年比13.0%減)、そのうち日本向けは1万2,702トン(同27.1%増)、米国は1,884トン(同17.9%増)、EU27か国合計は1万2,726トン(同20.2%減)となった。同1-8月累計は合計で73万1,502トン(前年比15.4%減)、そのうち日本向けは10万7,754トン(同13.3%減)、米国は9,191トン(同40.1%減)、EU27か国合計は8万290トン(同40.5%減)となった。

2015年8月の韓国コート紙輸出は合計で11万6,433トン(前年比2.8%減)、そのうち米国向けは2万2,138トン(同12.8%減)、日本は5,635トン(同10.4%減)となった。同1-8月累計は合計で94万4,271トン(前年比9.4%減)、そのうち米国向けは23万2,538トン(同2.0%増)、日本は4万6,614トン(同42.2%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2015年8月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万2,185トン(前年比25.3%減)、そのうち米国向けは710トン、EUは6,267トン、日本は1,115トン(同6.9%増)となった。同1-8月累計は合計で35万3,090トン(前年比11.1%減)、そのうち米国向けは8,146トン、EUは5万2,421トン、日本は7,991トン(同61.7%減)となった。


2015年8月 中国コピー用紙輸出統計

2015年8月の中国コピー用紙(HS480256特定形状)輸出は3万5,108トン(前年比30.9%減)で、そのうち日本向けが1万4,371トン(同42.1%増)、米国向けが18トン(前年1万2,851トン)となった。

同1-8月累計は31万5,167トン(同18.9%減)で、そのうち日本向けが11万9,185トン(同1.4%増)、米国向けが1万9,177トン(同74.8%減)となった。


ヨーロッパ州 南ア/Mondi社がドイツの不織布メーカーを5千4百万ユーロで買収

南アフリカを本拠とするMondi社は、非公開株式投資ファンド・グループであるSchloss Neugattersleben社よりドイツの不織布メーカーAscania Nonwoven社の発行済み株式100%買取について、このほど協約書への署名を行なった。この取引の買収総額は5千4百万ユーロとしている。Mondi社役員によれば、今回の買収は同社の消費者パッケージ事業の発展に大きく寄与するものであるとしている。また、今後おむつ用の弾性積層体や幼児用おむつの革新的製品、大人用失禁用品、医療用品などの衛生用材料の推奨メーカーとしての立場を確立するものであると付け加えている。

9月24日付RISIから抜粋


中国 四川省Qianwei Fengsheng社がティッシュ・ライン4機を発注 

四川省Qianwei Fengsheng社は、同省Leshan市の同社既存工場へ導入予定のそれぞれ年産1万3千トンの生産能力を有するティッシュ・ライン4機を発注した模様。受注メーカーはWeifang Hicredit Machinery社で、4機ともに紙幅2,850㎜、設計スピードは分速1,000mとなっており、スケジュールが順調に進めば、まず2機は2016年半ばに稼働予定、残り2機が2017年末の稼働を見込んでいるとしている。同工場は現在、年産10万トンの生産能力で竹パルプを生産しており、将来的にはこのパルプをティッシュ製造用として使用することになるとしている。

9月25日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州7月の新聞用紙・塗工/非塗工中質紙など出荷量は軒並みダウンも、SC紙は上向く

EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、7月欧州の新聞用紙・塗工/非塗工中質紙などの出荷量は前年同月比で依然として軒並み下向いたが、SC紙は上昇に転じた。新聞用紙の出荷量は663,000トンで、前年同月比7.4%減少、そのうち域外輸出向けは同3.7%増で131,000トンであったが、域内向けでは同9.8%数字を落として532,000トンであった。一方、SC紙では同1.0%増の313,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同0.2%微増の252,000トン、欧州域外輸出向けでも同4.1%増の61,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計549,000トンで前年同月比7.8%減、そのうち域外輸出向けは同3.0%増の132,000トン、欧州域内では同9.3%減で417,000トンに終わった。

9月25日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 7月の欧州コート紙出荷量復調、上質紙は微減

EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、7月の欧州コート紙出荷量は前年同月比で上向き、上質紙はやや減少をみせた。7月の欧州コート紙出荷量は前年同月比2.2%増の559,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同0.2%微増の429,000トンで、域外への輸出量は同9.2%増の130,000トンであった。一方、上質紙は同0.4%微減の633,000トン、欧州域内への出荷量は同1.9%増の523,000トンと数量を伸ばし、域外輸出向けは同9.8%減の110,000トンとなった。

9月25日付RISIから抜粋


アンチダンピング 米国のトルコ向けライナー輸出量、AD税賦課で52%激減

今年7月14日以降にトルコ共和国が科した米国からの輸入未晒クラフトライナーへのAD課税によって、米国ライナー・メーカーは輸出先をトルコ以外の市場へ振り向けざるを得なくなっている。米国にとって輸出量第4位を占めるトルコは、米国からの米坪175g以下の輸入未晒クラフトライナーに対し平均でCIF価格の19.96%のAD課税を上乗せしている。因みに、International Paper社向けには9.43%を適用、またRockTenn(WestRock社)向けには15.06%を適用している。トルコ政府当局は、約1年前にAD調査に乗り出していた。この結果、7月米国のトルコ向けクラフトライナー輸出量は前年同月比52.3%激減し、約1万6千6百トンとなった。また、1月~7月の累計でも前年同期比12.0%減の15万7千トンまで落ち込んだ。

9月25日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Norske Skog社がSkogn工場への電力供給でNTE社と契約を締結

ノルウェーを本拠とするNorske Skog社は、同社Skogn工場への電力供給の為、このほどNTE社(Nord-Trondelag Elektrisitetsverk)とエネルギー契約を締結した。この新たな協約は2012年に締結されたものの更新となるが、これは2011年にStatkraft社と締結した契約と合わせ、同工場がフル稼働を継続するに十分なエネルギー供給が保証されたことになる。一方、NTE社にとっては、この協約は同社の最も重要な顧客のひとつへの再生可能エネルギー供給を意味するものである。今回の更新によって、有効期間は2015年9月1日より16ヶ月間で、NTE社は2016年12月31日まで年間0.4テラワットの電力を保証することになる。

9月28日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Lincoln Paper社が経営破綻、負債総額は$1千万超、債権者は200以上

速報によれば、米国のLincoln Paper and Tissue社は、このほど同社の破産申請を行なった。従業員170人、パーティー用ナプキン、衛生ティッシュ用などに特殊ティッシュを生産していた同社は、月曜日に破産(チャプター11)の自己申し立てを行なったもの。同社CEOによれば、同社工場はコネチカット州の金融業者Siena Lending of Stamfordの資金援助を得て、競売もしくは売却が成立するまでの間も、通常通りの操業を継続する見込み。この倒産による負債総額は$1千万にのぼり、債権者数は200を超えるものとみられる。

9月28日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州8月のパルプ港湾在庫量が前月比、前年同月比ともに大幅上昇

欧州の各港湾に於けるパルプ在庫量の合計は、7月の水準から大きく増加傾向となった。Europulpが発表した最新の在庫統計によれば、8月末の港湾在庫量の合計は、7月の989,748トンから28.6%急増の1,272,523トンとなった。この数字は前年同月比でみると前年の8月1,035,178トンからも22.9%の大幅増となっている。オランダ、ベルギー、ドイツ、イタリアの港湾での在庫水準急増が目立ったものの、フランス、スイス、スペインでの減少は小幅にとどまった結果、全体では大きく在庫が膨らんだもの。

9月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 南ア/Mondi社がロシア工場のコンテナーボード・ライン21号機の改造を完了

南アフリカを本拠とするMondi社は、ロシアの同社Syktyvkar工場21号機コンテナーボード・ラインの改造を完了したと公表した。今回の投資プロジェクトの目標は、同社のブランドPro Vantage Komiwhite、Pro Vantage Komipakの品質向上を目指したもの。近代化の目的は、あくまでも同2品種の大幅な品質改良にあるが、同時に工程上のパラメーター、生産効率、糊付け適性、印刷適性、坪量ばらつき、など全面的な改造を施すものとしている。同社によれば、今回21号機の改造が成功したことによって、同社の顧客、最終ユーザーは魅力的な高品質パッケージから恩恵を受けることになろうとしている。

9月29日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリのパルプ輸出量1月~7月累計は前年同期比4.4%減の250万トン

チリ森林協会が発表した最新の統計によれば、同国のパルプ業界が今年1月~7月に輸出したパルプの数量は約250万トンであった。この輸出数量は前年同期を4.4%下回ったが、1月~6月の累計からはやや回復をみせた。7ヶ月間の取引額累計でみると、N材パルプの輸出額は約$7億1千7百万で前年同期比13.4%減、L材パルプの輸出額は約$6億5千3百万で同7.2%減であった。一方、紙輸出では、今年1月~7月の輸出量累計は310,684トンで前年同期比1.7%減、取引額も同9.4%減の約$3億3百万であった。

9月29日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルEldorado社が新パルプ工場インフラ整備に350人を雇用

ブラジルの晒ユーカリパルプ・メーカーであるEldorado社は、同国Tres Lagoas市の年産170万トンの既存パルプ生産ライン横の工業用地に、同社Vanguarda2.0プロジェクトとして新たに建設予定の年産200万トン級のパルプ工場インフラ整備の為、労働者350人を雇った。同社関係者によれば、今回の労働者は建設請負業者として構内の土木作業やインフラ整備に従事することを目的として雇用されているとしている。第一段階の建設工事は2016年上半期中に完了の見込みで、今回購入のユーカリパルプ・ラインは総額80億レアル($19億)で、2018年上半期には稼働を開始する計画となっている。

9月29日付RISIから抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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