中国2013年品目別情況(追)

中国造紙協会は「中国造纸工业2013年产销形势」を発表した。

http://www.chinappi.org/infs/20131126152453353718.html

それによると、2013年新聞用紙生産量(予測)は約370万トン(前年比約3%減)で消費量は約375万トン(同約4.4%減)。同非塗工印刷用紙は生産量約1,710万トン(同2.2%減)、消費量は約1,610万トン(同4.4%減)。同コート紙は生産量約690万トン(同漸減)、消費量は約585万トン(同漸増)。同生活用紙は生産量約790万トン(同1.2%増)、消費量は約735万トン(同1%増)。白板紙は生産量約1,350万トン(同約3%減)、消費量は約1,310万トン(同約5%減)。ライナーは生産量約2,050万トン(同1.5%減)、消費量は約2,110万トン(同2.1%減)。中芯原紙は生産量約2,000万トン(同約1%減)、消費量は約2,000万トン(同約1.3%減)となった。

インド大手製紙メーカー

インド PAPER MART に去る10月30日掲載されたレポートによると、インド紙パルプ産業の最大の課題は原料素材の調達である。メーカーは森林保護の政策により、資源の利用ができないばかりか、広大な休眠地を植林に利用することができない。そのために原料輸入にともなう莫大な輸送費を負担している。したがって、産業の将来は外国為替のレートに大きく左右される。

一方、紙・板紙の需要は増加しており、生産コストの上昇を補っている。需要の拡大は、さまざまな産業の発展と識字率の上昇にともなっている。インドの紙パルプ産業は依然実態が把握できていない情況にあるが、政府の統計によると、年間生産量は1,200万トンだが、実態はおよそ1,600万トンとみられる。一人当たりの消費量が1KG増加によって120万トンの増加となる。

インド上位生産メーカー
Ballapur Industries Limited(BILT) (年産 834,050トン)
ITC Limited- PSPD (590,000)
Tamil Nadu Newsprint & Papers Limited (TNPL) (371,637)
The West Coast Paper Mills Limited (317,808)
JK Paper Limited (292,582)
The Andhra Pradesh Paper Mills Limited (258,201)
Century Pulp and Paper (242,906)
NR Agarwal Industries Limited (173,072)
Seshasayee Paper & Boards Limited (169,438)
Trident Limited (152,719)

インドネシア パキスタンADでWTOに調停

インドネシア当局は11月27日、WTO(世界貿易機関)に対し、パキスタンの紙製品アンチダンピングについて調停を申し入れた。

http://www.wto.org/english/news_e/news13_e/ds470rfc_27nov13_e.htm

2011年11月、パキスタンはインドネシアからの印刷筆記用紙輸入についてアンチダンピング調査を開始した。その後、パキスタン国内審判において保留されたものの、依然として停止されていない。インドネシア側は、本件が18か月を期限とするWTOの協定に違反しているとした。

CEPI European Paper Week 開催

CEPI (Confederation of European Paper Industries) は11月26日から28日にかけて
15th European Paper Week を開催した。

年次会合のなかで、欧州温暖化対策委員は、2050年までに製紙産業におけるCO2削減のための技術革新を見いだす Two Team
Project について言及し、欧州紙パルプ産業の技術意識、将来の問題に対する準備を示しており、他産業の模範となるだろうとした。

中国 WTOへ米国ADに異議

中国当局は3日、WTO(世界貿易機関)に対し、中国産品への米国のアンチダンピング方法について調査を要求した。

http://www.wto.org/english/news_e/news13_e/ds471rfc_03dec13_e.htm

中国側が異議をとなえているのは米国独自のゼロイングという調査方法で、正常価格より高値の輸出に対しては差額はゼロとし、安値の場合のみ差額をダンピングマージンとするもの。
詳細な情報は後日公表する模様。

IP社 インドでコピー用紙生産開始

米IP(International Paper) 社は、グループ会社のインド Andhra Pradesh Paper Mills
においてHP 社コピー機専用の高級コピー用紙を11月から生産開始する。
IP 社は世界で年間約30万トンのコピー用紙を生産しており、新増設によって高級コピー用紙のシェアを獲得する。

http://papermart.in/2013/11/16/international-paper-to-manufacture-hp-premium-copier-products-in-india/

(Paper Mart 11月16日付)

中国2014年関税率改訂

中国財務部は2014年1月1日より施行される関税率を発表した。

http://gss.mof.gov.cn/zhengwuxinxi/zhengcefabu/201312/t20131216_1024955.html

そのうち、紙類については、HSコード48022010(感光紙原紙)、48064000(グラシン紙)、48070000(貼合紙)が7.5%から暫定5%に、48115110(プラスチック塗布紙150g超)が7.5%から暫定1%に各々削減される。

2013年11月中国、韓国コート紙輸出統計

2013年11月の中国コート紙輸出は合計で10万4,457トン(前年比4.7%増)、そのうち米国向けは1,494トン(同4.4%減)、EU27か国合計は1万4,752トン(同47.2%増)、日本は2万1,880トン(同19.7%減)となった。同1-11月累計は合計で123万7,124トン(前年比6.0%減)、そのうち米国向けは1万4,444トン(同39.2%減)、EU27か国合計は19万1,475トン(同33.4%増)、日本は26万4,754トン(同29.2%減)となった。

2013年11月の韓国コート紙輸出は合計で13万4,808トン(前年比10.6%増)、そのうち米国向けは2万7,378トン(同2.8%増)、日本は1万4,202トン(同33.1%増)となった。同1-11月累計は合計で156万2,841トン(前年比4.5%減)、そのうち米国向けは33万9,063トン(同2.3%増)、日本は12万3,548トン(同7.2%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2013年11月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で5万1,885トン(前年比46.7%増)、そのうち米国向けは3,835トン、EUは5,246トン、日本は2,535トン(同14.6%増)となった。同1-11月累計は合計で41万3,942トン(前年比24.2%増)、そのうち米国向けは3万1,350トン、EUは4万2,771トン、日本は1万2,072トン(同76.4%減)となった。