海外港湾情報 LA/LBの労使交渉再開、LA港7CT、LB港3CT閉鎖中

米国ロサンゼルス(LA)港/ロングビーチ(LB)港の事務職組合(OCU)と使用者側の労使交渉が11月30日(現地時間)に再開された。OCUは労働協約改定巡る労使交渉決裂を受け、11月27日からストに突入、30日現在、LA港の8ターミナルのうち7ターミナル、LB港の6ターミナルのうち3ターミナルが閉鎖されている。
12月3日付け Shipping Guide から抜粋

ドイツ 紙メディア戦後最大の破産・業務停止で失業者1000人

2週間前発表された「フランクフルトフォーラム」の破産、「ドイツ金融時報」及び「ニュールンベルグ夕刊」の停刊等で、ドイツ紙媒体のマスコミ業界は戦後最大の危機に面しており、破産や業務停止で失業者が1000人発生する模様。「フランクフルトフォーラム」は1945年創立、一時は忠実な読者の支持もあり1998年までは12.5万人の読者を獲得していたが、2000年以降内容質低下で読者離れが加速し半減した。これまで州政府や社民党に支えられ生き延びてきたが破産宣言に至った。「ドイツ金融時報」は2000年創設、2007年には10万人の読者を獲得していたが、経営陣が交代、累損も拡大して停刊へ。「ニュールベルグ夕刊」は経済的理由から93年の歴史を閉じる。
ドイツは欧州新聞出版発行量最大の国で、ドイツ新聞出版協会によると日刊新聞は347種、週間新聞26種、日曜版6種で総発行部数2400万部に達する。印刷メディアによる広告が減少している中、伝統的新聞は変化に対応できていない。紙媒体の危機は以前からも指摘が有ったが、各出版社は節約のみに重点を置き、電子メディアへの投資を逃し時代の発展に乗り遅れた。
12月3日付け 中国紙網から抜粋

中国 山東太陽紙業売上高300億元(邦貨約3936億円)突破

1982年創業の山東太陽紙業は12月2日に30周年と売上高300億元突破の祝賀会を開催した。売上高は2008年に100億元、2010年には200億元、そして2012年1-11月で300億元を突破した。5年以内で売上高は3倍に達した。山東太陽紙業:中国造紙協会発表2011年生産量上位30社中5位(242.26万㌧)の高板メーカー。
12月4日付け 中国紙網から抜粋

海外港湾情報 ロサンゼルス港/ロングビーチ港の労使交渉決着,スト中止

米国・ロサンゼルス港/ロングビーチ港の事務職組合(OCU)と使用者側の労働協約交渉は現地時間4日午後10時30分に労使が新協約に合意し、決着した。これにより8日間にわたったストライキは収拾、ピケをはっていた組合員は5日朝から職場に復帰する予定。
12月6日付け Shipping Guideから抜粋

ジェトロ講演会「アジア最新ビジネス環境と労務事情―現地発報告」

12月5日(水)掲題講演会に出席。ミャンマー、ベトナム、シンガポール、インドとタイ5ケ国のジェトロ事務所長から最新ビジネス及び労務事情に関し現地生情報の提供・説明があった。
関連資料当組合にあります。

タイ Double A社 Metsa Boardの仏工場買収し事務用紙生産へ

フィンランド製紙メーカーMetsa Boardはフランス北部ウール・エ・ロワール県のAlizay事務用紙工場をウール・エ・ロワール県に2220万ユーロで売却。更にタイのDouble A社がそれを購入しパルプ100%の事務用紙(コピー用紙ブランドCopy A)生産を再開する予定で、生産能力は30万㌧。操業開始は2013年4月で、後日再生紙の生産も検討の予定。
12月13日付け EUWID Pulp and Paperから抜粋

カナダ ドムター社 BC州カムループスNパルプ工場1系列(12万㌧)永久停止へ

現在の世界経済の下、国際パルプ市況で中小規模パルプ生産設備は競争力の悪化に直面しており、同工場のNパルプ生産設備2系列の一つ、12万㌧を2013年3月末までに永久停止する決定をした。他の1系列(能力35万㌧)は操業継続する。
12月14日付け  EUWID Pulp & Paperから抜粋

ノルウェー Norske Skog社豪州新聞用紙機を軽量コートに改造

Norske Skog社の同社の豪州タスマニア・ボイヤー工場の新聞用紙2号機を競争力のある軽量コート紙(LWC―14万㌧)向けに改造する。メッソ社が改造を請け負い、2014年第1四半期の稼働を目指す。Norske Skog社は世界9ケ国に自社及び提携工場を11所有し、主に印刷出版用紙(新聞用紙、雑誌本文、広告宣伝用紙)専門の大手製紙メーカー。
12月17日付け EUWID Pulp & Paperから抜粋

中国 2013年版旧式設備廃棄目標設定へ

中国政府は中国各省に2013年分の旧式設備廃棄計画を提出要請した。工業情報化部と財政部各省向けに共同で通達し、2013年1月28日までに閉鎖停止目標の提出を要請している。深刻な空気汚染を発生し燃料を大量に消費する旧式生産設備廃棄目標は紙パルプを含む19産業界がタ―ゲット。紙パルプ業界の本年末廃棄目標数字は995万㌧。今回の通達は各省に対し2013年の目標に向け、紙パルプ産業が抄紙機械及びパルプ機械毎に生産能力を申告するもので、以前は各会社が廃棄予定の機械能力総合計を申告するだけで機械毎の詳細は必要がなかった。申告内容には、機械番号、稼働時期、補助設備の詳細、原料成分、生産品目の米坪やパルプ設備が使用する原料成分等が必要とされる。政府の指針では2015年までに紙パルプ産業で以下の機械が廃棄対象となる。年産能力5.1万㌧以下のパルプ設備、3.4万㌧以下の非木材パルプ設備、1万㌧以下の古紙使用パルプ設備、5万㌧以下の新聞用紙機、機械幅1760mm以下で生産速度120m/分以下の印刷用紙機、機械幅2000mm以下で生産速度80m/分以下の紙器用板紙及び再生段原紙設備。
12月14日付け PPI Asia から抜粋

中国 APP広西金桂パルプ 12月末60万㌧食品用白板生産開始へ

広西欽州に総投資額110億元投じ2010年9月建設開始した白板設備がほぼ完成し、目下微調整の段階にあり予定では12月末に稼働する見込み。フォイト社製機械幅8100mm、設計速度1400m/分。完成後世界最速、最大の板紙製造機となる。生産品目は食品用白板で、液体包装用に無菌充填設備を設置の予定。
12月19日付け 中国紙網から抜粋

中国 山東APRIL森博パルプ紙有限公司 12万㌧高級生活用紙と30万㌧液体容器板紙 プロジェクト着工

12月18日、山東省日照市で総投資額32.21億元のプロジェクト推進に向け着工式が行われた。高級液体包装用板紙30万㌧と高級生活用紙12万㌧のプロジェクトで環境保護に配慮した設計となっている。
12月19日付け 中国紙網から抜粋

塗工紙輸入推移グラフ

当組合では貿易統計をもとに、2000年から2012年10月分までの塗工印刷用紙(コート紙+中質コート紙)の輸入数量および輸入ドル換算率をグラフにした。

それをみると、2009年にドル換算率が100円を割り込んでから、輸入数量は5万トンを上回る高水準となっている。

ラテンアメリカ 2011年チップ輸出量過去最高

2011年のラテンアメリカからの木材チップ輸出量は約800万㌧で過去最高記録となった。2010年比で7%増、2006年比60%近い増加。チリが最大の輸出国でラテンアメリカ全体の3分の2を占め、次はブラジルとウルグアイで各16%。2011年チリとベトナムが広葉樹チップで世界2大供給国、ラテンアメリカの広葉樹チップ輸出量は世界全体の約50%を占め、5年前は34%であった。歴史的にラテンアメリカチップ輸出の80―90%が対日向けで、過去数年多少の変化があり、現在は70%程度に低下している。5年前に比べ最大の変化は欧州パルプメーカーがチリやウルグアイから多量のユーカリチップを輸入し始めたこと。2011年対欧州向けチップ輸出量は170万㌧に達し、2010年比低下しているが2009年比倍増している。欧州の主要チップ輸入国はスペイン、ポルトガルとノルウェーで過去数年に多少の変化が有り、フィンランドやスェーデン向けにも輸出されている。過去5年間にラテンアメリカユーカリチップの新たな輸出先としてモロッコ、中国とトルコが加わった。中国向けは新増設による家庭紙工場向け木材チップ需要の増加に起因し、将来的にも中国向け木材チップ輸出は継続的に増加する模様。
12月20日付 台湾紙業新聞から抜粋

2012年11月 中国、韓国コート紙輸出統計

2012年11月の中国コート紙輸出は合計で9万9,767トン(前年比26.2%減)、そのうち米国向けは1,562トン(同46.9%減)、EU27か国合計は1万20トン(同12.4%増)、日本は2万7,260トン(同45.1%減)となった。同1-11月累計は合計で131万6,606トン(同5.1%増)、そのうち米国向けは2万3,772トン(同62.9%増)、EU27か国合計は14万3,537トン(同18.7%増)、日本は37万4,010トン(同20.4%増)となった。
2012年11月の韓国コート紙輸出は合計で12万2,295トン(前年比17.4%減)、そのうち米国向けは2万6,631トン(同3.5%減)、日本は1万669トン(同30.5%減)となった。同1-11月累計は、合計で163万7,578トン(前年比1.8%増)、そのうち米国向けは33万1,358トン(同1.2%増)、日本は13万3,129トン(同6.9%減)となった。
※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2012年11月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万5,364トン(前年比74.5%増)、そのうち米国向けは3,158トン、EUは2,279トン、日本は2,212トン(同79.4%減)となった。 同1-11月累計は、合計で33万3,381トン(前年比51.8%増)、そのうち米国向けは2万311トン(同13倍)、EUは2万7,800トン(同2.1倍)、日本は5万1,122トン(同18.2%増)となった。