英国 AYLESFORD NEWSPRINT社独立民間企業MARTLAND HD社に売却

出版印刷用紙市場のリストラが依然進行中で、スェーデンSCA社と南アMONDI社は両社
の合弁会社―新聞用紙メーカーAYLESFORD NEWSPRINT社を独立系民間会社ARTLAND HDに売却し、其々得意分野に注力する。AYLESFORD NEWSPRINTは1993年英国、ケント州にSCA社とMONDI社の合弁会社として設立され、抄紙機2台で古紙を原料に年産40万㌧の新聞用紙を生産、国内大手新聞社に供給し一部は欧州大陸に輸出している。
MARTLAND HD社は独立系民間会社で世界中スピンオフされた企業の買収を行ってい
る。
10月2日付け EUWID PULP&PAPERから抜粋

アジア開発銀行 2012年報告書

アジア開発銀行は3日、Asian Development Outlook 2012 Update: Services and Asia’s Future Growth を発行した。
そのなかで、各国のGDP成長率について、中国は2012年が7.7%、2013年が8.1%、インドは2012年が5.6%、2013年が6.7%と予測した。

アジア コート紙価格2003年3月以来9年半ぶりに底値

カタログ、雑誌表紙、宣伝チラシやポスター用途の高級コート紙の価格は現在香港市場で㌧当たり750ドル(センター)で9月末以来15ドル(約2%)下落、5月下旬の高値に比べ120ドル(13.8%)下降している。アナリストは下落の原因を中国の持続的生産能力拡大としている。中国は需要増加を見越し生産拡大した結果アジア市場で供給過剰となっている。昨年中国の生産能力は約300万㌧増加し、これは日本のコート紙生産量の約60%に相当する。毎年クリスマス需要で欧米出版社はアジア印刷会社に大量に発注するが、今年は欧州債務危機の影響から欧州からの商品カタログや高級書籍の需要が減少しており、更に電子書籍の普及もマイナス面の影響が出ている。
10月11日付け  中国紙網から抜粋

トルコ KIBAS集団古紙回収に巨額投資

トルコKIBAS集団は5.7億トルコリラ(邦貨約250億円)投じ、古紙回収網及び製紙会社を設立する。毎日1500㌧の古紙を回収、年1000㌧のエコ用紙を生産する。国から一連の優遇政策(付加価値税、輸入減・免税及び社会保険費用や貸出金利等)を享受する。輸入機械設備では1.9億トルコリラ(邦貨約84億円)が該当となる。2013年末建設の予定。
10月12日付け 中国紙網から抜粋

2013年1月1日以後の輸入統計品目表の改正で感熱紙に単独HS番号適用

関税法(昭和二十九年法律第六十一号)第百二条の規定を実施するため、輸出統計品目表及び輸入統計品目表を定める等の件(昭和六十二年六月大蔵省告示第九十四号)の一部を改正し、平成25年1月1日以後統計に計上される貨物について適用となる。具体的には、輸入統計品目で紙類の輸入感熱紙に単独のHS番号が適用され、従来の大分類4811.90.000(その他の紙、板紙、セルロースウォッディング及びセルロース繊維のウェッブ)から新しく4811.90.100(感熱紙)の細目分類が適用となる。

中国 広東省中順潔柔雲浮紙業(C&S)ティッシュ機2台発注

中順潔柔雲浮紙業(C&S)は広東省雲浮羅定市工場向けにオーストリア・アンドリッツ社のティッシュ機2台を発注した。機械幅5560mm、設計速度1900m/分。2013年末稼動の予定。アンドリッツ社は受注した機械を同社の欧州と中国の工場で生産し、大手ティッシュ機械メーカーとして中国での基盤強化を狙っている。
10月12日付け Lespromから抜粋

中国 製紙各社生活用紙に進出で競争激化、生産能力過剰へ

中国製紙産業は産業用紙が不振な為、多くのメーカーが生活用紙に進出準備中で、今後生活用紙分野の競争が激化し生産過剰が危惧されている。2012年上半期晨鳴紙業の実績は純利益9400万元で対前年同期比80.5%減であった。主要原因は利益率の大幅ダウンで、上質紙、コート紙や新聞用紙を含む主要生産7品目中、上質紙と新聞用紙は利益率が若干増加したが、それ以外全て減少しており、特にコート紙の利益率は4.76%で、前年比13.66%減少した。晨鳴紙業だけでなくその他メーカーも業績低迷に直
面しており、上場企業13社中7社が業績低下している。新たな業務拡大に活路を求めるメーカーもあり、太陽紙業はキシリトール生産に投資、新疆天宏は乳業に進出、夏美利紙業は石炭採鉱権を獲得した。多くの製紙メーカーが期待して進出しているのが生活用紙分野で、晨鳴紙業は子会社武漢晨鳴が17億元投資し機械2台で13.6万㌧の高級生活用紙を生産する。岳陽林紙も印刷用紙から生活用紙に転換するべく新たに機械設備を導入する。河南銀鴿は本年3月に12万㌧の生活用紙プロジェクトが稼働した。中国は生活用紙分野で爆発的に発展しており、今や世界第二の消費市場となっている。本年及び来年の中国国内増設計画は其々85万㌧と73万㌧、需要増は42万㌧と44万㌧で将来販売量の増加が期待できる。中国は森林資源が欠乏しており、生活用紙の原料パルプは輸入に依存している状態で、パルプ価格がコスト及び利益率に大きく影響している。
10月18日付け 中国紙網から抜粋

2012年9月 中国、韓国コート紙輸出統計

2012年9月の中国コート紙輸出は合計で12万4,535トン(前年比21.9%増)、そのうち米国向けは3,626トン(同57.7%減)、EU27か国合計は1万3,195トン(同18.4%増)、日本は3万532トン(同6.6%増)となった。同1-9月累計は合計で112万3,844トン(同12.5%増)、そのうち米国向けは2万664トン(同2.4倍)、EU27か国合計は12万5,614トン(同24.0%増)、日本は32万3,906トン(同43.7%増)となった。
2012年9月の韓国コート紙輸出は合計で13万5,310トン(前年比0.6%減)、そのうち米国向けは2万6,476トン(同0.9%減)、日本は1万973トン(同15.2%減)となった。同1-9月累計は、合計で138万5,265トン(前年比5.3%増)、そのうち米国向けは24万4,029トン(同0.4%減)、日本は11万2,250トン(同1.8%増)となった。
※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2012年9月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万7,641トン(前年比2.4倍)、そのうち米国向けは4,604トン、EUは4,749トン、日本は1,998(同46.8%減)となった。 同1-9月累計は、合計で27万1,334トン(前年比49.1%増)、そのうち米国向けは1万6,635トン(同12倍)、EUは2万2,833トン(同94.8%増)、日本は4万5,892トン(同63.5%増)となった。

タイ 2016年タイ包装業界総生産額111億㌦へ

食品輸出の増加や大手国際包装企業の市場参入で、タイ包装業界は近年年平均8.21%の成長率を示している。食品業界や飲料業界がタイ包装業界成長の主要因となっており、輸出需要の増大や原材料の供給量不足で包装業界が活性化している。今後年平均6.41%の成長率が期待され、2016年には総生産額は111億㌦規模に到達する予定。但し、今後4年間の成長率は需要の伸びの緩慢となり過去5年間の成長率より低下が見込まれる。食品業界や飲料業界がタイ包装業界市場に占める割合は76%で、医薬品業界が10%前後を占めている。現在タイ政府は国家食品包装とラベルの基準を公布し、最大限国際基準に近づけるべく努力をしている。
10月26日付け 中国紙網から抜粋

米国 キンバリークラーク社合理化で欧州工場売却・閉鎖

米国ティッシュ・衛生用品大手キンバリークラーク社は欧州使い捨てオムツ事業から撤退し、消費部門の事業を戦略的に再構築し利益の上がる部門を拡大する。経営戦略に沿ったコスト構造の合理化を図る為、欧州オムツ事業は継続的な利益が期待で出来ないことから、工場閉鎖や売却してオムツ事業から撤退する事を決定。現在、欧州5か所の工場設備の閉鎖や売却を検討中で、検討対象先の年間売上高は合計約5億㌦だが営業利益は極僅か(閉鎖:英国のオムツとペーパータオル工場2ケ所、売却:スペイン/オムツ工場、イタリア/トイレットペーパー工場、ポーランド/トイレットペーパー及びフェイシャルティッシュ工場)。これ以外にも利益率や成長見込みの少ないティッシュ部門の売却や撤退も検討する。
10月30日付け EUWID Pulp & Paperから抜粋

欧州 2011年古紙回収率70%以上

欧州古紙回収理事会(ERPC)の最新調査では、2011年の欧州地域の古紙回収率は2010年比1.5%増の70%以上に達した。欧州地域12カ国の回収率は60%以下であったが、欧州連盟に加盟の13カ国の回収率は70%以上であった。特に英国は貢献度が最も大きく2011年の回収率は78.7%で、2011年欧州連盟地域の古紙回収量は5800㌧であった。
10月31日付け 中国紙網から抜粋