月別アーカイブ: 2010年12月
WTO貿易政策検討機関(TPRM)が、米国貿易政策をレヴュー
晨鳴紙業 2010年1-9月生産量245万トン
Google 電子書籍参入
米インターネット検索 Google 社は電子書籍事業に参入すると、1日付け Wall Street Journal 紙(電子版)が報じた。
技術的、法的問題は解決しており、米国では本年末、海外版は来年第1四半期までに開始する。
Google Set to Launch E-Book Venture
EUと日本の新成長戦略セミナー
日欧産業協力センターは1日、「EUと日本の新成長戦略:産業政策と通商政策における挑戦と優先課題」セミナーを開催した。
グローバル大競争時代における成長を目指し、欧州連合(EU)と日本では、昨年から今年にかけて、これからの経済瀬長戦略を大きく見直し、新たなビジョンと政策を相次いで発足させている。
本セミナーでは、欧州委員会よりヘインツ・ズーレック企業・産業局長、経済産業省より岡田秀一経済産業審議官を迎え、グローバル大競争時代におけるEUと日本の産業・通商政策の優先課題や方向性について聞いた。
そのほか、在日欧州ビジネス協会(EBC)会長 トミー・クルバーグ氏(元イケア日本法人社長)からビジネス界からの意見がだされた。3日には同協会から白書がだされる予定。
The European Business Council (EBC) in Japan
最近の経済動向
OECD,WTO,UNCTADが、G20の貿易制限措置に関する共同報告書発表
韓国公正取引委員会 ANAに1.71億円の課徴金支払い命令
11年度に保税地域許可手数料半額へ
上海外高橋に第6期ターミナル完成 コンテナ210万TEU処理可能
米国 中国製コート紙アンチダンピング関税訂正へ
日本企業は新興国市場で機会を取りこぼし
「デジタル時代の文字・活字文化」シンポジウム
日本経済新聞社、文字・活字文化推進機構は6日、「デジタル時代の文字・活字文化」シンポジウムを開催した。
角川歴彦氏(角川グループホールディングス取締役会長)は基調講演で、電子書籍についてプラットフォームの重要性を述べた。
島田雅彦氏はパネル討論のなかで、電子書籍の将来性には疑問を述べる一方、絶版作品の再版などについては可能性を示唆した。同じく、鈴木幸一氏(インターネットイニシアティブ代表取締役社長)はインターネットは一時記憶装置としての役割であり、印刷物を所有したいという本能はのこるとした。岡田直敏氏(日本経済新聞社常務取締役)は、新聞の一覧性、新聞社の編集機能のために紙媒体を維持する必要があるとした。
米国 中国製コート紙相殺関税訂正へ
中国紙パルプ 2010年1-10月実績
玖龍紙業 重慶で塗工白板年産50万トン建設着工
中国塗工印刷用紙輸出推移グラフ
広西天一紙業、広西来宾市に43億元投資し高級紙・板紙生産ライン着工へ
パキスタン 輸入印刷筆記用紙にダンピング調査開始へ
EUの中国品コート紙暫定ダンピング関税賦課決定に、英国印刷会社悲鳴
2010年10月 米国コート紙輸入統計
米商務省が10日発表した貿易統計によると、2010年10月のコート紙(Coated
Woodfree)輸入は、合計7万6,345トンで前年比は74.0%増となった。そのうち中国からは428トンで前年比は88.0%減。同韓国は2万9,730トン(前年比2.2倍)、インドネシアは767トン(同68.4%減)となった。2010年1-10月の累計は、合計が65万7,348トン
(46.9%増)、そのうち中国は1万1,449トン(48.3%減)、韓国は24万9,534トン(67.6%増)、インドネシアは5,616トン(47.6%減)となった。
なお、2010年10月の中質コート紙の輸入は、合計6万3,858トンで前年比は31.5%減となった。そのう
ち中国からは279トンで前年比は97.7%減。2010年1-10月の累計は、合計が71万110トン(19.6%減)、そのうち中国は5万906トン(75.8%減)。
EU24時間ルール、運用に不安
中国1-11月紙・板紙・パルプ輸入実績
クボタ 年度内にAEO輸入者承認取得し自社通関化へ
中国 第12次5カ年計画(2011-2015年)で製紙産業旧式設備廃棄432万トン
ベトナム製紙事情
広東金盛紙業 中芯新マシン設置へ
ベトナム製紙事情―(続)
「韓国FTA戦略の衝撃」-日本への影響について
中国 衛生紙生産能力急速に増加
45’国際海上コンテナー輸送、国内走行テスト
中国 感光紙AD調査
中国商務部は23日、日本、欧州、米国からの感光紙(Photographic Paper and Paper Board、HSコード37031010、37032010、37032090)輸入に対するアンチダンピング調査を開始すると発表した。
2010年11月 中国、韓国コート紙輸出統計
2010年11月の中国コート紙輸出は合計で9万5,258トン(前年比2.2%減)、そのうち米国向けは347トン(同97.3%減)となった。
同1-11月累計は合計で104万6,929トン(前年比13.9%減)、そのうち米国向けは3万9,029トン(同78.4%減)となった。
2010年11月の韓国コート紙輸出は合計で13万9,357トン(前年比7.4%増)、そのうち米国向けは3万2,028トン(同31.4%増)となった。同
1-11月累計は合計で136万6,043トン(同8.2%減)、そのうち米国向けは32万7,126トン(同57.1%増)となった。
※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2010年11月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で1万6,444トン(前年比46.6%減)、そのうち米国向け
は332トン(同97.2%減)となった。同1-11月累計は合計で21万7,342トン(前年比24.1%減)、そのうち米国向けは1万3,812トン(同86.8%減)となった。
中国 対欧州、米国、日本製感光紙にダンピング調査開始
中国造紙協会 2010年分析
中国造紙協会は2010年の製紙産業分析レポートを発表した。
それによると、2010年の紙・板紙生産量予測は約9,200万トンで前年比は約6.5%増となる見込み。輸出入を差し引いた同消費量は約9,130万トンとなっている。そのうち、コート紙は同生産量が約540万トン(8%増)、輸出量は約110万トン(16%増)、輸入量は約40万トンで、消費量は約470万トンとなっている。
また、2011年の紙・板紙生産量については、プラス6.5%前後の増加率を維持する見込みとした。
同レポートは当組合にあります。