中国 紙・板紙生産増加率推移

中国国家統計局が発表した2008年11月中国紙・板紙生産量は686万5千9百トンで、前年同月比は1.9%減と、9月以降3か月連続して前年比で減少した。増加率の推移をみると、2007年から2008年上半期にかけて15-20%増となっていたが、2008年7月以降は10%を下回っている。

中国生産推移グラフ

本年もご購読いただきありがとうございました。2008年の年間エントリー数は308件、直近1か月のアクセス数は6151件(ホームページ全体)でした。

2008年中国造紙工業状況分析

中国造紙協会は、2008年製紙産業状況に関するレポートを発表した。

それによると、2008年紙・板紙生産量は約8000万トンとなる見込みで、増加率は8-9%とした。また、2009年は同8400万トン(増加率6.5%)と予測している。

2008年の同輸入は約350万トン(同12%減)、輸出は380万トン(同15%減)と大幅に減少する見込み。

資料は当組合にあります。

為替市場の現状と展望

12月24日、日本貿易会ゼミナールで 新光証券 チーフエコノミスト 林 英毅 氏より「為替市場の現状と展望〜世界の基軸通貨の行方」について講演があった。

  • ドルが円に対し急落したときには、米国初のネガティブ要因が引き金(3月ベアスターンズ社破綻、9-10月リーマン社破綻・金融安定化法案の混乱、12月ビッグスリー救済法案を巡る混乱)
  • 為替市場は商品との関係が一層緊密になってきたが、原油価格とドルとの逆相関は消え「ドル安・原油安」
  • 2009年は米財政赤字が急増、米国債消化に対する懸念。
  • 米国の金融機関・自動車会社への救済策等、財政赤字の拡大に加え、経常赤字の更なる拡大→中・長期的にはドル安。
  • 日銀の政策金利の0.1%への引下げも円安効果は限定的(単独の為替介入も効果は薄い)
  • 欧州中銀(ECB)はインフレ警戒から政策転換(現状の2.5%から来年は1-1.5%か)
  • 中国は当面、人民元の横這いを志向。
  • 貿易通過・外貨準備通貨はドル・ユーロの位置づけは急激に変わらず。
  • 中長期的には対ドルだけでなく、対ユーロ・その他の通貨との分散を意識すべき。

韓国 東南アジア紙メーカーに課徴金

韓国公正貿易委員会は12月22日、東南アジア紙メーカーに対し、価格カルテルにかかる総額39億ウォンの課徴金を決定した。

対象となるのは2001年から2004年に出荷された Indah Kiat Pulp & Paper (APP)、APRIL Fine Paper Trading Pte. Ltd. (APRIL)、Advance Paper Company Ltd. (AA)、UPM-Kymmene Changshu Paper Industry Co. Ltd. (UPM) のコピー用紙。

Korea Fair Trade Commission

2008年11月 中国、韓国コート紙輸出統計

2008年11月の中国コート紙輸出は合計で8万6,883トン(前年比13.4%増)、そのうち米国向けは1万6,545トン(同12倍)となった。同1-11月の累計は88万5,572トン(同3.7%増)、同米国向けは12万3,505トン(同9.4%減)となった。
2008年11月の韓国コート紙輸出は合計で11万3,405トン(前年比16.9%減)、そのうち米国向けは3万1,839トン(同17.6%減)となった。同1-11月の累計は148万7,877トン(同5.1%減)、同米国向けは34万9,558トン(同13.7%減)となった。
※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2008年11月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で2万5,025トン(前年比64.2%減)、そのうち米国向けは1万2,749トン(同58.5%減)となった。同1-11月の累計は、合計が36万3,843トン(同16.1%減)、そのうち米国向けは13万884トン(同14.5%減)となった

日本銀行「物価指数季報」

日本銀行調査統計局は「物価指数季報」2008年冬号を発行した。それによると、国内企業物価指数の「紙・板紙」は2005年(=100)対比で2008年10月は115.7と上昇傾向。同輸出の「紙」は10月が105.2と前月の111.9から下降。同輸入の「紙」は10月が123.1と前月横這いとなっている。

ASEAN 物流ネットワーク・マップ2008年版

JETRO は、ASEAN 物流ネットワーク・マップ2008年版をこの度出版した。今年度版にはASEAN-インドを新たに加え、域内物流は無論のこと、関係の深まりが進められている。インドとの物流にも踏み込んだ内容となっている。9月24日の講演会でも取り上げましたが、紙類貿易をすすめる上での必携書と思われます。

当組合では、組合員への便宜を図り、本書を備えています。

中国 コート紙輸出状況

10月の中国コート紙(上質ベース)の輸出は8万8,460トン(前年比2.0%減)となった。香港、東南アジア向けが減少したのに対し、米国向けは1万9,530トン(前年比約3倍)と急増した。また、インド向けも同22.4%増と大幅に増加した。

大半は南京、青島、上海港から輸出されており、大手コート紙メーカーの APP Goldeast、Sun Paper、Chenming Paper からのものとみられる。

China Pulp & Paper Report December 15, 2008 (資料は当組合にあります)

米国 新聞用紙需要レポート

米国の2008年10月新聞用紙需要は前年同月比20.2%減の52万7千トンとなった。同1-10月累計は10.8%減の575万トンとなった。

景気後退による新聞購読数と公告の減少により、米国新聞用紙需要は減少がつづき、2008年には前年比15%減と予測されている。

一方、同在庫は2008年10月末で33万6千トンと9月末より3万2千トン減少し、前年同月末より5万9千トン減少した。

FORESTWEB Report: Total U.S. Demand for Newsprint Down 20.2% Year-Over-Year

豪州 トイレットペーパーA/D調査中止

オーストラリア政府は12月10日、中国、インドネシアからのトイレットペーパー輸入についてアンチダンピング調査を打ち切ると発表した。それによると、同輸入におけるダンピング事実は無かったとの結論となっている。

Certain toilet paper exported from the People’s Republic of China and the Republic of Indonesia – termination of part of an investigation into alleged dumping – 2008/44