「紙・板紙海外動向」2008年第4四半期版 発行

当組合は、季刊の「紙・板紙海外動向」2008年第4四半期(10-12月期)版を発行し、組合員向けに配布した。中国、韓国、台湾、米国、カナダの紙・板紙輸出入をまとめた。

2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻による景気後退を受け、紙・板紙対外貿易は各国とも前年同期に対し大幅な減少となった。

中国の紙・板紙合計輸出は板紙輸出が大幅に減少し、前年同期比40.3%減となった。輸入は同13.5%減。また、米国の同輸出は、クラフトライナーなどが減少し、同1.1%減となった。輸入は新聞用紙などの減少で、同13.7%減となった。

日本・ベトナムビジネスフォーラム

ジェトロは9月19日、日越両国の外交関係樹立35周年を機会に、「ベトナムフェスティバル2008」の併催・経済イベントとして、「ものづくり」をテーマに「日本・ベトナムビジネスフォーラム」を開催した。

内容
基調講演:「日越関係の発展と展望について」
 日越友好議員連盟 会長 武部 勤 氏
講演1:「ベトナム経済の近況と展望について」
 計画投資省 大臣 ヴォー・ホン・フック氏
講演2:「ホアラック・ハイテクパークの魅力」
 ホアラック・ハイテクパーク管理委員会 委員長 グエン・ヴァン・ラン 氏
パネル・ディスカッション 「ものづくりにおける日越連携に向けて」
ビジネス交流会

資料は当組合にあります。

米 Smurfit-Stone 社 中国古紙輸出展開

米 Smurfit-Stone 社 CEO は BusinessWeek とのインタビューで、2500万ドルの古紙リサイクル投資について述べた。
そのなかで、同社は中国向けに70-75万トンの古紙を輸出しており、今後も増加がつづくとしたうえ、他のアジア諸国、とくにベトナムの段ボールの成長に注目していると述べた。

Smurfit-Stone: The Paper Trail to China

中国 紙パルプ業に景気減速の影響

Chinapaperonline.com のレポートによると、中国国内は元相場上昇による労賃高、自然災害などにより、輸出、投資が減少し、GDP増加率の低下、景気減速が危ぶまれている。
中国紙生産量は2000-2007年の平均成長率が13.39%、消費量は同10.72%となっており、GDP成長率を上回っている。すなわち、100億元の実質成長に対し紙需要は約700トンの増加で、1%のGDP成長に対し紙消費量は1.15%の増加となっている。
2007年11月の時点では3008社の大・中規模製紙会社があったが、現在は136社減の2827社となっている。これに応じて、大手メーカーは合計220万トンの増設を計画している。

(原文コメント欄)

米国 中国紙不公正貿易を聴取

米連邦委員会は来月、 Wisconsin 州の議員を主に中国の製紙会社の不公正貿易について聴取する。
同議員は地元 Appleton 社の代理として、国際貿易委員会に証言するとしている。
10月2日におこなわれる聴取では、2007年のアンチダンピング撤回について再検討される模様。
Wisconsin lawmaker wants duties on Chinese paper

日本貿易会ゼミナール

日本貿易会(日本紙類輸入組合が会員)ゼミナール「新たな創造に向けた通商国家日本の挑戦〜通商白書2008をふまえて〜」を受講した。
講師はMETI佐分利企画調査室長。
世界経済の潮流として(1)世界50億人市場(2)アジア30億人大市場をとらえ、(3)新しい経済領域〜地球的課題への解決を目指すビジネスの取り組みを解説した。また、日本の課題として、物流インフラ(コンテナ港)の遅れ等の指摘があった。
7月15日に通商白書の説明会があったが、今回は更に掘り下げた形で講義があった。尚、アフリカにおける我が国企業の展開事例として、タンザニア・マダガスカルの植林事業が紹介されていた。
関連資料は、当組合事務所に保管しています。

ベトナム ASEANからの紙輸入関税を削減

ベトナム財務当局は、9月15日よりASEANからの紙輸入にかかる関税率を5%から3%に削減すると発表した

Tariff for paper imported from ASEAN to be reduced

ベトナムの2006年紙・板紙合計輸入は52万12トンで、そのうちASEAN合計は25万2,123トン(シェア48.5%)となっている。

米国 2008年7月コート紙輸入統計

米商務省が11日発表した貿易統計によると、2008年7月のコート紙(Coated Woodfree)輸入は、合計7万1,528トンで前年比は21.7%減となった。そのうち中国からは1,277トンで前年比は17.8%減と減少。同韓国は2万5,168トン(前年比18.2%減)、インドネシアは602トン(8.3倍)となった。2008年1-7月の累計は、合計が52万104トン(25.4%減)、そのうち中国は8,458トン(87.5%減)、韓国は20万9,623トン(11.8%減)、インドネシアは3,689トン(52.1%減)となった。
なお、2008年7月の中質コート紙の輸入は、合計12万2,772トンで前年比は27.9%減となった。そのうち中国からは2万2,016トンで前年比は5.3%減。2008年1-7月の累計は、合計が80万9,452トン(16.1%減)、そのうち中国は11万4,574トン(同88.7%増)。