中国 2007-2008年紙・板紙価格動向

中国の印刷筆記用紙、SBS、コート紙の価格は2007年第3四半期から約500元/トン値上がりした。また、段ボール原紙は10月以降150-250元/トン値上がりした。一方、新聞用紙は国際市場での低利益により、値上がりは低くとどまった。
たばこ、薬品等包装向けのSBSは中国の生活レベル向上にともなって増加し、製紙部門での平均増加率を上回っている。輸入量は高水準にあり、2007年は約50万トンと推定される。新設備によるキャパシティ増加は需給バランスの適応を遅らせており、価格上昇は緩やかとなるもよう。
コート紙はコスト競争力による輸出増が国内供給を圧迫している。2007年はコート紙の大規模な増設はなかったため、既存設備の修復によるキャパシティ増にとどまった。米国アンチダンピングおよび相殺関税の影響により、30万トンが供給過剰となるみこみ。
段ボール原紙の2007年の生産は1,350万トン、需要も1,350万トンと推計されている。一方、高品質、高付加価値の輸入品が50万トンあるとみられ、2008年には供給過剰がつづくもよう。
新聞用紙の需給タイトは2008年もつづくとみられる。国内生産は、現在のところ米国品に対する価格競争力がある。中国の新聞用紙輸出市場の東南アジアに対する輸送コスト安から、新聞用紙メーカーは競合を楽観視している。
(China Paper Online)

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