Archive for 9月, 2016

アメリカ州 ブラジルFibria社のユーカリパルプ新ライン建設が50%まで進捗

世界最大の晒ユーカリパルプ・メーカーであるブラジルのFibria社は、同社のプロジェクトHorizonte2に沿って同国中西部Tres Lagoas市の同社工場で年産195万トンの新ライン建設を進めているが、この8月で全体の50%まで完成したことが分かった。同社関係者によれば、同ラインの稼働開始を2017年第4四半期に見込んでいるとしている。同社役員によると、建設作業は現在新たな段階に入っており、エンジニアリング部分と生産工程の集約作業が進められており、近いうちに新ラインに必要なすべての電気機械設備が搬入され、組み立て工程に進むとしている。この新ラインの稼働後は、同工場のユーカリパルプ生産能力は150%増の年産324万トンとなる。

8月30日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルKlabin社が新たなペットフード用紙袋生産設備に150万米ドル投資

ブラジルの紙パルプおよびパッケージ・メーカーであるKlabin社は、同国Santa Catarina州に位置する同社Lages工場に500万レアル(150万米ドル)を投資し、ペットフード用の高品質紙袋生産の為の新たなラミネーターと印刷機を導入する計画であることが分かった。同社役員がPPIラテンアメリカに語ったところによると、現在同社は同製品を主に米国向けに輸出しており、米国でのシェアを着実に伸ばしているとしており、国内市場でもまもなく次に同社が何を提供できるかアピールしていくとしている。生産予定の新製品紙袋は8~15㎏の重量のペットフードに適応できる。今年、同社は40㎏の飼料用ふすま用途に新製品の紙袋も上市しており、同国北部の顧客を中心に販売を行なっている。

8月30日付RISIから抜粋


アメリカ州 第2四半期ブラジルのパッケージ産業生産高が前年同期比2.5%増

ブラジル・パッケージ協会が発表した最新の統計によれば、6四半期連続で減少を続けてきた同国パッケージ業界の生産高が今年第2四半期にようやく前年同期比2.5%増に転じたことが分かった。但し、紙・板紙・段ボールの生産量自体は前年同期比3.4%減少している。同産業の4月~6月期に於いて、パッケージの全体の40%を占めている。同協会によれば、今年の同国のパッケージ生産金額累計では606億レアル(186億米ドル)を記録しており、前年同期比6%増となっているとしている。全体のうち、紙パッケージは33億レアル、板紙は60億レアル、段ボール原紙は110億レアルとなっている。

8月30日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州7月のパルプ港湾在庫量が前月比で増加傾向

7月末の欧州各港湾に於けるパルプ在庫量の合計は、6月末の水準から2.6%増と在庫水準をやや上げる結果となった。Europulpが発表した最新の在庫統計によれば、7月末の港湾在庫量の合計は、6月末の1,148,169トンから2.6%上昇して1,178,551トンとなった。一方、この数字は前年同月比でみると前年の7月989,748トンからは19.1%の大幅増加となっている。7月末はイギリス、スイス、イタリアの各港で在庫水準の減少がみられたものの、オランダ、ベルギー、フランス、ドイツ、スペインなどの各港湾ではいずれも増加傾向となった結果、全体の在庫量は前月末比でやや上回る結果となった。

8月31日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Stora Enso社がフィンランド2工場で保守点検休転を実施、9月1日操業再開

フィンランドのStora Enso社は、同国Ingerois工場で板紙4号機を乾燥工程改良工事の為、8月22日生産を止めたことが分かった。この改良プロジェクトに掛かる費用は約200万ユーロとされている。生産の再開は9月1日の見込み。同社代弁者によると、今回の改良の目的は、4号機のエネルギー効率向上に加え、同ラインの生産能力をあと3~4%引き上げることとしている。同工場の同ライン改良前の生産能力は板紙年産28万トンである。また、近隣の同社Anjala工場でも小規模な保守点検を実施する為、8月29日から9月1日まで休転としたことが分かった。通常の定期点検と整備が行われている模様。

8月31日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジル7月のパルプ輸出量が前年同月比4%減も、1月~7月累計は13%増

ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国の7月のパルプ輸出量は前年同月比3.7%減の約110万トンとなった。一方、同国1月~7月のパルプ輸出量は前年同期比12.7%大きく数字を伸ばし、累計で約750万トンに到達した。また、7月の同国パルプ生産量は、前年同月とほぼ同レベルの150万トンであったが、1月~7月のパルプ生産量累計では前年同期比8.9%増の1千70万トンとなっている。1月~7月のパルプ輸出取引金額では、前年同期と同様の約44億米ドルとなっている。一方、同国7月の紙生産量は前年同月比1.9%微減の873,000トンであった。そのうち国内販売は同4.5%減の448,000トン、輸出向けは同6.1%減の170,000トン、輸入は同5.8%減の65,000トンとなった。

8月31日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 南ア/Mondi社のスウェーデン工場で10月保守休転中に5号機改良工事実施へ

南アフリカを本拠とするMondi社は、スウェーデンを本拠とする機械状態監視装置および、保全ツール製造販売会社SPM社へスウェーデンDynas工場5号機の改良工事を発注し、10月の同工場休転中に振動モニタリング用の新たなIntellinovaオンライン・システムの導入契約も取り交わしたことが分かった。SPM社関係者によれば、今回の改良によってラインの性能、利益性、安全性の向上を図ることが目的であるとしている。Mondi社は、今回の休転日程詳細や契約金額などに関する情報開示を辞退している模様。

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 フィンランド上半期の紙・板紙生産量が前年比で微減、パルプは微増

フィンランド森林産業連盟が発表した最新の報告によると、同国の2016年上半期の紙・板紙生産量の累計は、主に紙生産量の縮小が影響して前年の上半期より5.7%減少したことが分かった。一方、同国の板紙の生産量はこの上半期で健闘をみせ前年同期比6.6%増の約160万トンに到達したとしているが、紙の生産量は同6.7%減少して約340万トンに終わった。また、同国上半期のパルプ生産量は同4.2%増加して約370万トンとなり、針葉樹製材の生産量は同5.0%増の約580万立米となっている。

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 墺/Dunapack社がトルコのパッケージ・メーカーCamis Ambalaj Sanayi社を取得

オーストリアを本拠とするPrinzhornグループ傘下のDunapack社パッケージ事業部が、Mosburger GmbH経由でトルコのパッケージ・メーカーであるCamis Ambalaj Sanayi社(CAS社)の段ボール事業を取得することでこのほど契約を取り交わしたことが分かった。イスタンブールから南東へ280㎞のEskisehirにCAS社の段ボール・パッケージ工場は位置しており、年間売上数量は段ボール・パッケージ1億6千万平米(8万トンに相当)となっている。同社は物流・開封・展示・破棄までの資材や手間を簡素化したパッケージ製造に特化しており、食品、飲料、ガラス、生の果物・野菜などの業界の優良な顧客へ製品を供給している。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルKlabin社Monte Alegre工場で火災発生も生産に影響なし

ブラジルのKlabin社Monte Alegreパッケージ紙工場で、8月30日9号ボイラーの燃料バーナー付近から火災が発生したことが分かった。同社関係者によると、この火災事故は工場内の消防隊によって素早く消火され、負傷者の発生もなかった。また、この火災による同工場の生産への影響はなく、火災の原因は現在調査中であるとしている。同工場は、板紙とコンテナーボード年産合計110万トンの生産能力を有し、ブラジル南部Parana州Telemaco Borbaに位置している。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 8月の米国製造業部門の経済活動が5ヶ月連続で拡大

米国の最新の産業統計によると、8月の米国製造業部門はその経済活動が5ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると87ヶ月連続で成長を維持している。米国8月のPMI指数は49.4%で前月の52.6%からは3.2%ポイント減となり、製造業はやや活気を欠いた状況となっている。また、8月の製造業新規受注指数も前月の56.9%から7.8%ポイント急減の49.1%、一方、製造業生産指数も55.4%だった前月より5.8%ポイント下げて49.6%となった。また製造業雇用指数は前月の49.4%から1.1%ポイント減って48.3%となった。原材料在庫指数は前月の49.5%から0.5%ポイント減の49.0%、物価指数は前月の55.0%から2.0%ポイント下げて53.0%であった。縮小から拡大に転じて5ヶ月、米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で景気好不調の分岐点である50%をわずかに切る状況で、一進一退の傾向となっている。

9月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国ジョージア港9月2日暴風により操業停止も夜間には再開か

米国のジョージア港湾当局は熱帯低気圧Hermineの監視を続けてきたが、悪天候を危惧して9月2日金曜日Savannah港とBrunswick港のふたつの港湾施設を一時的に閉鎖することとした模様。閉鎖する施設には、Savannah港のGarden City TerminalとOcean Terminalに加え、Brunswick港のColonel’s Island BulkとMayor’s Point Terminalも含まれているとしている。同港湾当局は、同日夜なるべく早く現場作業を再開する予定。

9月1日付RISIから抜粋


中国 Vinda International社が新たなティッシュ年産3万トン・ライン2機で稼働開始

中国のVinda International Holdings社は、同国広東省江門市に位置する同社Sanjiang工場に於いて、先月いずれもティッシュ年産3万トンの新たなライン2機を稼働させたことが分かった。この増設によって、同社全体のティッシュ年産合計は101万トンとなった。同工場の9号機10号機となった新ラインは、イタリアのToscotec社製で、いずれも抄き幅3,420㎜で、設計スピードは分速2,000m。同工場では、この他8機のティッシュ・ラインが年産合計20万トンで操業している。また、同社が計画している最新の投資スケジュールによれば、同じくToscotec社製の年産3万トンのティッシュ・ライン1機が、山東省のLaiwi工場で今年末までに稼働開始の予定となっている。

9月2日付RISIから抜粋


中国 Yusen Paper社が保定市の本社工場でティッシュ年産1万3千トンのラインを稼働開始

中国Yusen Paper社が、同国河北省保定市の同社本社工場に於いて、このほどティッシュ年産1万3千トンの新ラインを稼働させたことが分かった。同ラインでの最初の製品は、8月20日に生産されたとしている。同国の協力会社である機械メーカーWeifang Hicredit Machineryから供給されたラインで、Yusen社の2号機となっている。2015年9月に同ライン発注と同時に同仕様1機の契約も取り交わしており、そのライン3号機も10月末までには試運転に入る予定であるとしている。同省保定市に位置する市轄区である満城区に於いて、同社は多数存在する小規模ティッシュ・メーカーのひとつであるものの、競争力を強化する為、更なる増産体制に挑む計画で、より厳格化されつつある環境基準への適合にも取り組むとしている。

9月2日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 APP社の関連会社、仏/Fibre Excellence社のパルプ工場で火災発生

インドネシアを本拠とするAsia Pulp & Paper社と同国Widjaja一族の関連会社となったフランスのホールディング会社Fibre Excellence社のNBKP年産25万トンの生産能力を有するフランスTarascon工場に於いて火災が発生し、一時生産が出来ない状態となっていたことが分かった。同工場関係者によると、出火した8月5日から8月12日まで、生産を止めていたとしている。但し、経営陣によれば、今回の火災によって被災した在庫はない。同社は、同工場とは別に同国Saint-Gaudensの工場で操業をしており、LBKP年産30万5千トンの生産能力がある。

9月2日付RISIから抜粋


アジア州 台湾の永豊餘社が既存ティッシュ・ライン1機の改良工事を完了

台湾のYuen Foong Yu社(永豊餘)が、同国台中市に位置する同社Ching Shui工場のティッシュ生産ラインの改良工事をこのほど完了したことが分かった。同工場の7号機はその改良工事の為、先月数日間にわたって停機となっていた。徹底的な分解修理を実施したPMP社は、12フィートの川之江造機社製のヤンキー・ドライヤーの交換や、新たな高性能ヤンキー・フード供給に加え、同様に新たな蒸気凝縮システムの設置も行なったとしている。永豊餘関係者によれば、今回の改良は7号機のエネルギー消費量低減が最大の目標であるが、同ラインの生産能力年産1万4千トンに変更はないとしている。

9月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国1月~7月の紙・板紙生産量累計が前年同期比1.3%減少

米国森林紙製品協会が公表した最新の統計によると、7月の同国紙・板紙生産量が伸び悩んだこともあり、その結果1月~7月の生産量累計は前年同期比1.3%の減少となったとしている。因みに、1月~6月の半年の累計では、同1.1%減であった。この7月単月では、紙・板紙生産量は前年同月比2.7%減となっている。1月~7月の紙・板紙生産量累計は約4千5百37万トンで、そのうち板紙生産量は同0.2%微減、また紙生産量でも3.2%の減少となったことが分かった。

9月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月の失業率は前月から変わらず4.9%で推移 

最新の米国雇用統計によれば、8月の非農業部門就業者数が15万1千人増加したが、全体の失業率は前月から変化なく4.9%で推移した。雇用が上向いた職種は、各産業の専門的な事業サービス部門などで目立った。全体では8月の失業率は前月から変わらず4.9%、失業者数の合計も横這いの780万人で、3ヶ月連続して4.9%に止まっている。労働者層別でも、8月の成人男性の失業率は4.5%、成人女性の失業率も4.5%、白人は4.4%、黒人は8.1%、10代の若年層は15.7%、ヒスパニック系は5.6%、アジア系労働者の失業率は4.2%と大きな変化は見られない状況。一方、長期にわたって(27週以上)の失業者数は前月と同様の約200万人で、8月の失業者全体の26.1%を占めた。

9月2日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ユーロ圏19ヶ国7月の失業率は前月から横這いの10.1%で推移

Eurostatが発表した最新の統計では、7月ユーロ圏19ヶ国の季節要因調整後の失業率は10.1%と前月の数値と同様の推移となったが、前年同月の10.8%からは0.7%ポイント減となっており、雇用水準はゆっくりと改善に向かいつつある。この数字は2011年7月以来の低水準となっている。一方、EU28ヶ国の7月失業率も8.6%で前月から横這い、前年同月の9.4%から大きく減少をみせた。この数字は2009年3月以来の低水準となっている。

7月ユーロ圏19ヶ国の約1千6百31万人を含むEU28ヶ国の男女約2千1百6万人が失業している状態にある。前月と比較するとEU28ヶ国の失業者は約2万9千人減少、ユーロ圏19ヶ国でも約4万3千人が減少となった。前年同月比ではEU28ヶ国では約169万人減、ユーロ圏19ヶ国では約103万人減となっており、ヨーロッパ全体でみれば雇用情勢は着実に改善されている。7月失業率の低い国はマルタが3.9%、チェコとドイツがいずれも4.2%、一方高い国はギリシャの23.5%、スペインの19.6%であった。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記19ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、イギリス

8月31日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スペインのWLCメーカーBarcelona Cartonboard社が商業生産を開始

スペインの裏白チップボール(WLC:white-lined chipboard)メーカーであるBarcelona Cartonboard社が、9月1日同社工場1号機でGC2グレードの商業生産をスタートしたと、同社経営陣が公表した。GC2グレードの生産量は、同工場の第4四半期生産能力の約5%に到達する見込みで、2017年は全体の10%を目標にするとしている。GC2グレードはスペインを含むイベリア半島市場向けへの販売を目論んでいるが、その他の近隣諸国市場向けにも販売機会を探っていきたいとしている。今年初、同社経営陣はこれまでの再生板紙生産の一部をバージンパルプ100%の板紙生産へ切り替えていくプロジェクトを発表していた。それ以前に、同工場はWLC年産17万トン~18万トンを生産していた。

9月6日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 独/Schoellershammer社が12月に再生コンテナーボード新ラインを立ち上げへ

ドイツのPapierfabrik Schoellershammer社は、同国Durenに位置する同社工場で6号機となる新たな再生コンテナーボード・ライン建設を計画通り進めている。同社関係者が今週語ったところによると、年産25万トンの生産能力を有する新ラインは2016年12月に当初の予定通り稼働開始となる見込みであるとしている。同社代弁者によれば、現状、9月末までには完成予定の機械装置部分の最終工程に入っているとしている。ただし、販売可能な製品の生産は1月以前には難しいと見込んでいると付け加えている。同ラインはVoith社製で抄き幅6,300㎜、テストライナーおよび中芯、米坪範囲80~120gを生産する計画で、当面は新製品のほとんどをヨーロッパ市場向けとする意向。

9月6日付RISIから抜粋


アジア州 台湾/永豊餘社Hsin Wu工場で中芯年産30万トン新ライン建設に遅れ

台湾の永豊餘社は、同国桃園県に位置する同社Hsin Wu工場での再生中芯年産30万トンの新ライン建設の進捗に遅れが発生していることが分かった。同社では現在同工場に於いて新ライン3号機とあわせ2機の熱電併給プラントを建設中である。同社関係者によると、40億NTドル(1億2千6百万米ドル)を投資した同プロジェクトが遅延しており、当初同3号機の稼働開始をこの四半期中に実施する予定を今年末へ先送りせざるを得ない状況としている。Valmet社製の同ラインは抄き幅6,660㎜、設計スピードは分速1,200mで、使用する原料は100%古紙となる。

9月6日付RISIから抜粋


アメリカ州 加/Resolute社が米国テネシー州で来年第1四半期ティッシュ生産へ参入

カナダを本拠とするResolute Forest Products社は、米国テネシー州Calhounに現在建設中の同社最新鋭ティッシュ工場に導入予定の初のティッシュ加工ラインの発注を完了したと本日公表した。また、更に2機のラインを年末までに発注するとしている。同社CEOによれば、2010年以降同社としては最大の2億7千万米ドルの投資プロジェクトは予定通りに進んでいるとしている。また、来年の第1四半期には計画通り新たな同ティッシュ・ラインが稼働するとして自信をみせており、北米では最も競争力のある効率的な生産拠点となろうとしている。フル稼働となれば年産6万6千ショートトンのティッシュ生産が可能となる。

9月6日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Caraustar社がカートン加工専業のLos Angeles Paper Box社を買収

米国Caraustar Industries社傘下の4事業のうちのひとつCaraustar Consumer Packaging社(CCP社)は、このほどLos Angeles Paper Box社(LAPB社)を買収したと公表した。LAPB社は、主に食品産業向けの折りたたみ箱や硬質ボックス供給に特化したカートン加工メーカーであり、同社はカリフォルニア州Commerceに位置しており、同地の顧客群に100年以上サービスを続けている企業である。CCP社の役員によると、今回LAPB社を買収したことによって、米国西海岸の顧客群へこれまで以上に効果的なサービス提供が可能になるとしている。更に、今後は様々な特徴を備えた商品を提案することによって、食品業界への品揃えが豊富になってくることを喜ばしく感じていると付け加えた。

9月6日付RISIから抜粋


アメリカ州 アルゼンチンの今年1月~6月の紙パルプ消費量が前年同期を上回る

アルゼンチン紙パルプ生産者協会が発表した最新のデータによると、同国の今年1月~6月のパルプ消費量は前年同期比6.2%増の460,570トンとなった。同じ上半期の紙消費量は同4.2%増の119万トンとなった。一方、同時期のパルプ生産量は同1.6%減の438,323トン、輸出量も同6.2%減の87,721トンへ下落、輸入量は同34.6%大幅増の109,968トンであった。また、同上半期の紙生産量は、同0.3%減の846,706トン、輸出量も同13.7%減の52,175トンに数字を落としたものの、輸入量は同11.1%増の447,642トンとなっている。

9月6日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリ今年上半期の紙パルプ輸出量が前年同期比で上向く

チリ森林協会が発表した最新の統計によれば、同国2016年上半期の紙パルプ輸出量合計は、前年同期比5.4%増加して約250万トンとなったことが分かった。そのうち、パルプ輸出量は同6.6%増の約227万トン、紙の輸出量は同3.9%減少して249,739トンとなった。パルプについては、晒ラジアタ・パイン材が全体の輸出量のうち約100万トンを占めており、前年の上半期から8.4%の伸びをみせた。また晒ユーカリパルプも同8.1%増で約100万トンとなったが、一方、未晒ラジアタ・パインは同6.6%減少して224,170トンであった。同国パルプ輸出取引額でみると、この上半期は世界的にパルプ価格が軟化したこともあり前年上半期から3.6%減少して約12億米ドルとなった。

9月6日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Menasha Corp.がウィスコンシン州に新たな本社ビル建設を完了

米国Menasha Corporationは、このほど同国ウィスコンシン州Neenahに新たな本社ビル竣工を公表した。ウィスコンシン州知事、Neenah市長に加え同ビルのデザイン・建設チームも9月7日水曜日に行なわれた公式な落成式での祝いのテープ・カット・セレモニーに出席した。総面積10万2千平方フィートの新社屋はLeadership in Energy & Environmental Design認証を受けており、本社機能は50年使用したこれまでの旧社屋から移転した。新社屋には従業員200人以上が働く予定で、Menasha Corporationの子会社であるMenasha Packaging Companyもオフィスを構えることとなる。Menasha Corporationは段ボールやプラスチック製のパッケージ・メーカー大手で、サプライチェーンを通じて主に食品、飲料、消費財、ヘルスケア部門など向けに様々なパッケージを提供している。

9月7日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Liqui-Box社がスペインの飲料用複合容器メーカーConotainer社を買収

世界的な飲料用フレキシブル・パッケージ・メーカーである米国のLiqui-Box社は、スペインのMadridを本拠とするConotainer社買収に関する正式契約を取り交わしたとこのほど公表した。Conotainer社は、欧州大陸に於いて、ワインや飲料分野向けに特化したbag-in-box(飲料用複合容器)製品の大手メーカーである。Liqui-Box社CEOによれば、Conotainer社との両社間の融合を大変歓迎しており、この組み合わせによって同社の世界での立場は完璧に広がっていくであろうとしている。Conotainer社は同族経営で、1994年の創立、ヨーロッパに於いてワイン産業と強い関係性を作り上げながら競争力を発揮してきたメーカーである。

9月7日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スウェーデンMunksjo社がフランス工場の特殊紙ライン改造へ1千4百万ユーロ投資

スウェーデンを本拠とするMunksjo社のフランスArches工場は、様々な製品用途向けに特殊紙を生産しているが、同工場の主要製品である研磨紙分野に於ける主導的立場の更なる強化、顧客からの需要の高まりからも同工場の生産ラインの改造に踏み切ることとなった。改造後も、同ラインは引き続きこれまで生産してきた化粧原紙と研磨紙いずれの生産も可能であるとしている。改造によって、ラテックス含浸研摩紙などの生産能力増が図られることで、新たな製品用途開発や効率的な生産が可能となってくるとしている。改造工事は二段階で実施される計画で、定期休転となる2017年夏場と年末に予定されている。

9月7日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スペインEuropac社がDuenas再生コンテナーボード工場へ3千5百万ユーロ投資へ

スペインのEuropac社が、今後2018年までの間に同社Duenas再生コンテナーボード工場へ3千5百万ユーロ(3千9百万米ドル)を投資する意向であることが分かった。今回の投資の目的は、同社の提供する商品やサービスの質の向上、同社の市場での立場の強化であるとしている。更に、今回の投資プロジェクトによって、同工場の生産能力を32%引き上げることにも意欲をみせている。同社は、計画している改造の詳細について公表していないが、枠組みの中に高付加価値パッケージ向けの新たな紙製品開発に加え、製品群の多様化・最適化が含まれているとしている。昨年、同社はDuenas工場のテストライナー・ライン2機への改良工事を実施し、年産9万5千トンの1号機の抄き幅を2,250㎜から2,500㎜へ拡張した。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 北アイルランドWastebeater社の廃棄物管理サイトで火災発生

先週、北アイルランドWest Belfastに位置するWastebeater Recycling社の廃棄物管理サイトに於いて、火災が発生したことが分かった。同国消防庁であるThe Northern Ireland Fire & Rescue Service(NIFRS)によれば、8月31日午後4:37に大量の廃棄物が炎上しているとの通報を受けたとしており、12台の消防車に加え、75人の消防士が消火活動に配備されたとしている。消防車には特別な高所放水車や大型水槽ポンプ車が含まれ、専用制御装置なども投入されたとしている。消防士の到着と同時に、サイト従業員は避難、9月1日には鎮火の報告が入った模様。火災事故以降も、通常営業を行なっているとしている。

9月8日付RISIから抜粋


中国 Hwagain Paper社が江西省で新ティッシュ・ライン5機の試運転スタート

中国のHwagain Paper社は、中国東部の江西省Ganzhou市の同社工場に於いて、8月半ばまでに年産合計1万8千トンの生産能力を有する5機の新ティッシュ・ラインの試運転をスタートしたことが分かった。当該ラインは、中国メーカー製(不詳)でいずれも抄き幅3,900㎜、運転スピードは分速200mであるとしている。同工場では、いくつか他の製紙ラインも稼働しており、印刷・筆記用紙年産6万トン、ティッシュ年産14万トンの生産能力がある。また、ティッシュ・ラインではいずれも年産6万トンで、Andritz社製の2機がそれぞれ2013年と2014年に操業を開始している。また、同工場では年産17万トンの竹パルプの生産も行なわれている。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ドイツ2016年上半期紙パルプの生産量が前年比やや上向く

ドイツの紙パルプ産業は、今年上半期6ヶ月の紙パルプ生産量累計で前年同期比わずかに数量を伸ばしたことが分かった。同国紙パルプ連合会であるVerband Deutscher Papierfabriken(VDP)によると、同国上半期の紙パルプ生産量は前年同期比1.1%微増(12万6千トン増)の累計約1千1百30万トンとなった。同半期の販売量ではわずかに前年同期比0.5%増で、同様の1千1百30万トンを示した。但し、調査によると、この半期での輸出向けと国内向けで全く違う傾向となっていることが判明した。国内向け販売量は同3.0%増の630万トンとなったものの、輸出向けは同2.4%減の510万トンとなったとしている。輸出向けの減少の要因は、主にEU域外への輸出が同9.8%の大幅減となったことが影響しているとしている。

9月8日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジル8月の段ボール原紙出荷量が前年同月比3%増

ブラジル段ボール原紙協会が発表した同産業統計速報値によると、8月の同国段ボール原紙出荷量は前年同月比3%増加して、287,191トンとなったことが分かった。前月比でも2.2%増加した。また、2016年1月~8月の段ボール原紙販売量は、前年同期比1.4%微減の216万トンとなっている。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露/PPU社が極東地域のUssuriysk紙・パッケージ総合工場の近代化へ投資

ロシアのPromyshlenny Park Ussuriysk社(PPU社)が、同国極東地域Vladivostok近郊Ussuriyskに位置する再生コンテナーボードおよび段ボール・パッケージ生産の同社統合工場に26億ルーブル(4億米ドル)を投資する計画であることが分かった。今回の戦略の一環として、同社は既に特別投資制度が適用されるVladivostokの自由貿易港地区への転入登録についての契約をロシア極東地域開発省(Minvostokrazvitiya)と取り交わしたとしている。同社が今回目論んでいる投資の対象は、経営不振に陥っているUssuriyskの同社厚紙工場となっている。前出の開発省によると、PPU社は同工場の生産ラインの改良を実施し、工場の生産能力強化、製品の品質向上も視野に入れている。

9月8日付RISIから抜粋


アジア州 Valmet社が台湾の正隆ベトナム工場新板紙ラインへ基幹工程技術導入へ

フィンランドを本拠とする世界的な紙パルプ産業向け技術・サービス企業であるValmet社が、このほど台湾の正隆股份のベトナム工場であるCheng Loong Binh Duong Paper Companyの新板紙ライン1号機へ基幹工程技術の供給を行なうことが分かった。今回Valmet社が供給するのはヘッドボックス、成型・圧縮工程、ワインダー、品質測定システムなどが含まれている。この注文の総額は公表されないが、通常このタイプの一般的な契約金額は1千5百万~2千万ユーロとみられている。正隆社は、現在急速な成長をみせているベトナムでのパッケージ需要を見据えて、今回の新たな再生コンテナーボードおよび製函工場への投資に踏み切ったとしている。

9月9日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 中国/Greatview Aseptic社が独Halle工場での増設へ2千3百万ユーロ投資へ

ここ数年連続で急成長をみせている中国のGreatview Aseptic Packaging社が、ドイツHalle(Saale)に位置する同社工場での増設プロジェクト実施を決断したことが分かった。同工場でのパッケージ生産量は、同社の2015年世界販売量の中でも前年比55%の急成長を遂げる結果となったとしている。2016年も継続するヨーロッパでの需要増は、同社が新たな設備導入と増設に向けた約2千3百万ユーロの追加投資実行への原動力となったもの。また、2017年半ばには追加の最新鋭印刷ラインの契約が予定されており、最新のフレキソ印刷技術が活用されることになるとしている。世界全体では横這いとなっている同社の業績も、ヨーロッパでの同社成長に加え、今後はロシア、独立国家共同体諸国、米国大陸、中東、アフリカ、アジアでの成長機会を狙っている。

9月9日付RISIから抜粋


アジア州 シンガポールVital Paper Products社がインドでの段ボール・パッケージ事業へ6億ルピー投資へ

シンガポールを本拠とするVital Paper Products社は、南インド最大の工業団地であるSri Cityの既存工場に於いて紙製品製造を行なっている中、企業向け学校向けの事務用品を製造しているが、このほど同地にて新たにパッケージ素材生産事業へ約6億ルピーを投じて参入する計画であることが分かった。同社パッケージ事業部役員によれば、同地の内外地域で競争力ある価格で段ボール・パッケージ・ソリューションを提供する企業にとって同社は最適なパートナーとなり得るであろうとしている。更に、パートナーとなれば同社工場と隣接したサプライチェーンを組めることとなり、顧客群はジャストインタイムでの供給というメリットを享受できるとしている。

9月12日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国7月の物品・サービス部門貿易赤字は$395億、前月の$447億から急減

米国の最新の通産統計によると、7月の物品・サービス分野の貿易赤字額が、前月の$447億から$52億急減して約$395億へ赤字幅が縮小する結果となった。7月の輸出額は前月から$34億増加して$1,863億であったが、一方、輸入額は前月から$18億減少して$2,258億となった。7月の物品・サービス貿易赤字が前月比増加した要因は、物品分野の貿易赤字が$53億減少して$603億となったことに加え、サービス分野の黒字幅が$1億減の$209億となったことが反映されたことによるもの。また、1月~7月の物品・サービス貿易赤字の累計は前年同期比$5億減(同0.2%減)、輸出取引額は同$637億減(同4.8%減)、輸入取引額も$642億減(同4.0%減)となった。

9月2日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 独/Progroup社が再生コンテナーボード・ライン年産65万トンの2号機で保守点検整備の為10日間停機

ドイツのProgroup社は、同国Eisenhuttenstadt工場で再生コンテナーボード年産65万トンの2号機の原料調製工程の定期保守点検整備を実施する為、10日間の停機措置に入っていることが分かった。抄き幅10,200㎜の同2号機は9月12日に生産を止め、操業再開は9月22日の見込みとなっている。同社代弁者によると、今回の停機によって同社は紙約2万トンの生産機会を失う結果となるとしている。

9月13日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国7月の南部パイン材輸出量が前年同月比大幅に上昇

米国の南部森林製品協会が公表した同国農務省海外農業部による最新の統計では、7月の同国の南部パイン材の輸出量は、5千9百万ボードフィートを超える数字となったことが分かった。この数字は、前年の同月輸出量から31%大幅増となったことで、今年の1月~7月の輸出量累計でも前年同期比14%大きく伸ばすことに貢献した。7月の全体の数量を大まかに振り分けると、化粧材が3千10万ボードフィート、荒板が1千2百50万ボードフィート、防腐剤処理材が1千6百60万ボードフィートとなっている。

9月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 伊/Sonoco Alcore社Cirie工場のToscotec社製乾燥工程改良が完了、順調に稼働再開 

イタリアTorinoに位置するSonoco Alcore社Cirie製紙工場で、改良を完了したToscotec社製の乾燥工程がこのほど順調に再稼働したことが分かった。抄き幅2,500㎜、設計スピード分速350mの同工場1号機は、高品質紙管用原紙の生産に特化されたラインである。今回の投資プロジェクトの目的は、同ライン上でのいくつかの乾燥工程部分を改造することで、主に生産能力向上、生産効率と乾燥能力の最適化を狙ったものであるとしている。鋳造鉄ドライヤーの代わりに15の新たなTT SteelDryerを設置し、機械駆動部の近代化も同時に行なったもの。同社は世界的な消費者パッケージ、工業製品、保護パッケージの供給者でありサプライチェーン・サービスを行なう米国Sonoco社の傘下にあり、高品質、革新的、価値創造的な紙管ソリューション企業である。

9月13日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Avery Dennison社がルクセンブルグ工場の増設に6千5百万米ドルを投資

感圧素材の需要はヨーロッパに於いても引き続き成長をみせている。更に今後の需要成長を見据えて、米国を本拠とするAvery Dennison社は、ルクセンブルグに置いている生産拠点Rodange工場の生産基盤強化の為に6千5百万米ドルの投資を実施することが分かった。この投資プロジェクトは、近年同社が推進する世界的な経営上の取り組みとしては最大級のひとつとされる。同社役員によれば、ヨーロッパ市場での今後数年の需要の伸びを予測して、同社の長期成長戦略に従い顧客サービスや製品の品質を次のレベルへ引き上げる為には、生産量と機能を向上・強化すべきとして投資の決断を行なったとしている。

9月9日付RISIから抜粋


アジア州 タイUnited Paper社が再生コンテナーボード年産18万トンの新ライン稼働へ

タイのUnited Paper社は、同国Prachinburi県の同社Amphur Muang工場に於いて、遅くとも11月までに再生コンテナーボード日産500トン(年産18万トン)の新ラインを稼働させる計画であることが分かった。同社代弁者によれば、同工場の現行生産能力では川下の製函加工業者からの需要の60%しか充足させられない状況である為、新たな2号機導入に向けて投資する刺激を与えられたとしている。現在、同工場は板紙ラインの1号機のみでクラフトライナー、テストライナー、再生中芯など年間11万5千トン生産するにとどまっている。同社は新ラインを台湾のYue Li Machinery社へ発注したが、原料調製システムはAndritz社製、アプローチ・システムはKadant社製となっている。

9月13日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジル8月の段ボール原紙出荷量が前年同月比3%上昇

ブラジル段ボール原紙協会が公表した速報値によると、同国8月の段ボール原紙出荷量は前年同月比3%増の287,191トンであった。また、前月の出荷量280,943トンよりも2.2%多かった。一方、平米換算すると前年同月比で2.64%増加して560,131平米となっている。同国1月~8月の段ボール原紙販売量の累計をみると、前年同期比1.4%減の約216万トンとなったが、この減少は今年上半期では5月の販売量以外は前年同月比でいずれもマイナスを記録していたことが要因であるとしている。同国では、例年パッケージ紙や段ボール原紙の分野では、下半期に販売数字が伸びる傾向にある。

9月13日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露/Turinsky社ティッシュ・ライン火災事故で年内の操業再開は無理

ロシアのTrinsky社紙パルプ工場で発生した先般の火災によるダメージの為、同工場ティッシュ・ライン1号機の12月末までの操業再開が困難であることが分かった。同工場に於いて8月17日発生した大規模な火災による被害は主にティッシュ加工の建屋と保管倉庫に及び、その損害額は3億ルーブル(460万米ドル)に上った模様。同工場が位置するSverdlosk州の現地当局によれば、建屋の屋根が損傷したことで、オフセット用紙生産現場やパッケージ設備にも被害が及んだとしている。同社工場は2機の製紙ラインを保有しており、ティッシュ年産7千5百トンの1号機、オフセット用紙年産2万2千トンの2号機で操業していた。

9月14日付RISIから抜粋


アジア州 タイHiang Seng社年産27万トンの板紙ライン建設に大幅な遅れ

タイのHiang Seng Fiber Container社が進めている、同国Samut Sakorn県に位置する同社工場へ再生コンテナーボード年産27万トンのラインを建設する計画が、大幅に遅れておりその対応に苦慮していることが分かった。同メーカーは当初、中古製紙ラインを5号機として改良し2015年末までに操業を開始する計画であったものの、建設作業は予想以上に時間を要し、稼働が見込めるのは来年という状況になったもの。同社代弁者はこれ以上の情報開示を拒否している。結局、同社は北米からラインを購入し、イタリアのPMT社に改良作業を委託したとしている。同ラインは抄き幅6,200㎜、設計スピードは分速900mで、再生ライナーと中芯を生産する予定。

9月13日付RISIから抜粋


中国 四川省Yongfeng社がティッシュ需要を見込み年産20万トンの竹パルプ・ライン新設へ

四川省のYongfeng Paper社は、晒竹パルプ大量生産を目指して年産20万トンの新工場建設を推し進めていることが分かった。同社は同国南西部の四川省濾州市叙永県の地方政府と、今月の初めに本計画に関する協約書を取り交わしたとしている。同社関係者がPPIアジアに語ったところによると、既に事務所建屋と工場内スペースは完成しており、2018年初頭には新パルプ・ラインで操業開始できる見込みであるとしている。現在、成長著しい晒ティッシュ製品需要を見込んで、同ラインでは晒竹パルプを生産する計画であるとしている。なお、同工場は四川省Yongfeng社の100%子会社である濾州Yongfeng Pulp & Paper社が運営することとなっている。

9月14日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 イングランド銀行が新5ポンド紙幣を発行、De La Rue社がデザイン・印刷

イギリスのDe La Rue社によるデザイン・印刷のイングランド銀行の新5ポンド紙幣が発行され、今日から流通することが分かった。同社はイングランド銀行と共同し、新たな5ポンド紙幣の作成にあたってきたが、同紙幣には透明の窓が付いており女王の肖像を配し、またエリザベス・タワーをホログラフとして、紙幣の両面から見える様になっている。タワーは表からは金色。裏からは銀色に見えるとしている。また、裏側にはウィンストン・チャーチル卿と英国会議事堂が描写されている。同銀行関係者によると、今回の複合プロジェクトには、De La Rue社を始めとする多数サプライヤーが緊密な連携作業を通して、新たな5ポンド紙幣を生み出したことに大変心が躍る思いであるとしている。

9月13日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露/Segezhaグループが2018年に年産133万トンNBKP工場建設へ

ロシアのSegezhaグループが、2018年に同国Krasnoyarsk州に懸案であったパルプ工場建設の方針を固めたことが分かった。同グループ会長によれば、新工場の生産能力はNBKP年産133万トンとしている。また、この数十億米ドル規模の大プロジェクトのうち30%がインフラ整備関連の経費となる為、本格的な政府支援が求められると語った。現時点では、同工場の具体的な立地は未定となっており、プロジェクト概念の詳細も定められていないとしているが、世界最大の急成長市場である中国が、この工場で生み出される新たな供給源の最も有力な向け先となるであろうとしている。

9月15日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州7月工業生産高指数はユーロ圏19ヶ国前月比1.1%減、EU28ヶ国同1.0%減

Eurostatが発表した最新の統計によれば、欧州7月の季節要因調整後の工業生産高指数はユーロ圏19ヶ国で前月比1.1%減、EU28ヶ国でも1.0%減の推移となった。因みに前月6月の数値ではユーロ圏19ヶ国で同0.8%微増、EU28ヶ国で同0.7%微増といずれも前月比でやや上昇推移となっていた。一方、7月は前年同月比でみるとユーロ圏19ヶ国で0.5%微減、EU28ヶ国でも0.1%微減と前年比ではわずかに下降傾向となった。ユーロ圏19ヶ国全体では前月比1.1%減となっているが、各産業別の内訳でみると、資本財が同1.7%減、エネルギー分野で同1.4%減、耐久消費財が同0.7%減、中間消費財が同0.5%減となったが、非耐久消費財は前月から横這い推移となっている。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記19ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス

9月14日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国Pregis社が英国の紙製保護梱包メーカーEasypack社を取得 

米国を本拠とするPregis社が、このほどイギリスHertfordshireに位置する紙ベース保護梱包メーカーであるEasypack社を買収したことが分かった。売買金額は不明。今回の買収によって、Pregis社は北米市場での紙製緩衝材など保護梱包製品群の更なる充実を図れるものとみられている。Pregis社はEasypack社のイギリスの3つの生産拠点を引き継いで運営し、フランスとドイツにある事務所や配送センターについてもそのまま営業を継続するとしている。Easypack社は創立1992年、ヨーロッパ全体で従業員約70人を雇用している。また、Pregis社は革新的保護包装材、システムでは主導的な供給者であり、幅広く消費者・産業向けに食品、飲料、ヘルスケア、医療用品、農業、eコマース、小売、自動車、家具、電化製品などの市場に製品を提供している。

9月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 独/Edelmann社が米国のパッケージ材専業メーカーBert-Co社を取得

ドイツを本拠とするEdelmann社が、米国市場に於ける立場を強化した。同社は米国を本拠とするパッケージ材専業メーカーであるBert-Co Industries社を9月1日付で買収したことを先週公表した。取引金額については公表されていない。1930年創立のBert-Co社は主に化粧品、マルチメディア消費者ブランド、医薬品分野向けのパッケージの製造に特化してきた。同社はカリフォルニア州Ontarioとテネシー州Pulaskiの2ケ所に生産拠点と事務所を構えており、昨年の年商は5千万米ドル、従業員は170人を数える。

9月15日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Stora Enso社が段ボール・パッケージ事業をフィンランドLahti工場に集約へ

フィンランドのStora Enso社は、同社の同国での段ボール・パッケージ製造事業をLahti工場へ集約する計画であることが分かった。生産事業を統合する目的は、段ボール・パッケージの中核的研究拠点をLahti工場に創設することで、同事業の利益性および競争力の向上を図るとしている。今回の統合プロジェクトに、同社は約1千9百万ユーロを投じて機械設備の新設、同工場周辺のインフラ整備も実施する模様。同プロジェクトは2016年11月にスタートを計画しており、2018年第1四半期末までに完了する見込みであるとしている。現在の同社Heinola段ボール工場は永久閉鎖となり、そのパッケージ生産事業はLahti工場へ移管される。

9月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の8月工業生産高指数は前月比0.4%微減          

最新の産業統計によれば、米国8月の工業生産高指数は7月に前月比0.6%微増となった後、8月はやや弱含み前月比0.4%の微減となった。8月の製造業でも7月から反転し前月比0.4%微減となり、これは3月以来の減少傾向である。水道光熱費分野の生産高は前月から1.4%減となったものの、今夏は例年より暑かった為、エアコンの使用が増えたことで前年同月比では1.7%増となった。鉱工業分野では同1.0%微増となったが、これは4ヶ月連続の増加傾向であったが、前年同期比では約9%低いレベルである。2012年の平均と比較すると104.4%で、8月の工業生産高は前年同月比1.1%減となった。また、8月の工業分野の稼働率は同0.4%ポイント下降し75.5%を示したが、この数字は1972年~2015年の長期推移の平均を4.5%ポイント下回っている。

9月15日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州第2四半期の紙・板紙生産量は大きな変動なく推移       

CEPI(Confederation of European Paper Industries)が先週発表した最新の統計によれば、ヨーロッパの第2四半期紙・板紙生産量の合計は前年同月比で大きな変動はなく、0.3%減の約2千2百80万トンとなったことが分かった。グラフィック紙の生産量は前年同月比4.2%減の約8百40万トンで、そのうちコート紙はもっとも大きな下落をみせ同8.6%減であった。一方、パッケージ分野をみると、第2四半期の生産量は全体で同2.3%増となり、そのうちコンテナーボードは同2.6%増と健闘をみせた。また、第2四半期の欧州パルプ生産量は同2.0%増で、約8百90万トンに到達した。

9月15日付RISIから抜粋


中国 フィンランドHuhtamaki社が中国生産拠点の拡大・近代化へ1千5百万ユーロ投資

フィンランドを本拠とするHuhtamaki社は、中国南部の広州に位置する同社工場の生産設備での増産・近代化に向けて投資を進め、中国での食品サービス分野で利益性の高い成長を支援することが分かった。投資額の合計には、生産拠点の拡充、工場レイアウトの改善、高速機械の新設が含まれており、約1千5百万ユーロとなる模様。同社CEOによると、中国での人口増加や急速な都市化は同社の迅速サービスや特殊なコーヒー顧客層にとって極めて重要な市場であるとしている。今回の投資プロジェクトが成功すれば、同工場は近代的・効率的で大量生産が可能な生産拠点となり、将来的に同社顧客群へ製品提供する為の生産性強化と生産能力向上が見込めると付け加えている。今回のプロジェクトは、2016年終盤から2017年初頭にかけて実行されるが、近代化の完了は2017年末としている。

9月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月末のコンテナーボード在庫量は前月末から8万2千トン減で推移

米国ファイバー・ボックス協会(FBA)と同国森林紙製品協会が発表した最新の産業統計によれば、米国の8月末コンテナーボード在庫量は、予想より好調なカートン出荷の影響を受け、前月末から8万2千トン減って例年の季節平均を下回る在庫量となった。アナリストの分析によると、カートン工場とメーカーでの在庫量8万2千トン減は、過去10年間の8月平均より7千トン多いとしている。これにより、8月末の在庫量合計は約2百39万トンとなったとしている。この数字は8月の5年平均および10年平均と比較すると約1%高い数字となった。

9月16日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州8月のN材パルプ消費者在庫量は増加、消費量は下降傾向

UTIPULPが発表した最新の統計によれば、欧州の8月N材パルプの消費量は前月比で下降傾向となっているものの、消費者在庫量は増加傾向となっている。2015年8月以降、依然としてL材パルプの欧州統計は集計・公表されていない。欧州のN材パルプ8月消費者在庫量は7月の191,747トンから5.5%増の202,998トンであった。一方、N材パルプの消費量は7月の360,171トンから8月は324,526トンへ9.9%急減となった。また、N材パルプの8月の供給稼働日は17日で前月より1日多く、また前年同月より1日少なかった。

9月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月のクラフト紙出荷量が前年同月比6.6%増加

米国森林紙製品協会が発表した最新のクラフト紙8月統計によると、米国8月のクラフト紙出荷量は約15万2千トンで、前年同月比6.6%増を示した。そのうち晒クラフト紙は前月の約6千7百トンから約9千5百トンへ大きく増加したものの、一方未晒クラフト紙でも前月の約12万6千トンから約14万2千トンへ急増の結果となった。一方、今年1月~8月の出荷量累計は前年同期比2.4%減となった。8月末の在庫量は前月末の約8万2百トンから約7万4千7百トンへ減少推移となった。(注:表示のトンはすべてショート・トン)

9月16日付RISIから抜粋


中国 8月の中国工業生産高指数は前年同月比6.3%増        

8月の中国での一定規模以上の工業各社合計付加価値創出量は実質ベースで前年同月比6.3%増加し(但し、この数値は価格要因を考慮しない純粋な生産高である)、前月と比較すると0.3%ポイント減少がみられた。一方、8月単月の工業各社合計付加価値創出量は前月比では0.53%微増で、前月と比較すると0.01%ポイントわずかに上昇がみられた。また1月~8月の工業各社合計付加価値創出量の累計では前年同期比6.0%増となった。内容的に3つの主要分野を見れば、8月は鉱工業・採石などの分野で前年同月比1.3%減となったが、製造業分野では同6.8%増、電気・ガス・水の生産・供給でも同7.0%増となり、前年同月比ではほとんどの分野で増加傾向の順調な推移となった。

9月20日付RISIから抜粋


中国 中国1月~8月の国内設備投資額累計は前年同期比8.1%大幅増

中国産業界に於ける2016年1月~8月設備投資額(但し農村部は除く)の合計は約36兆6千3百39億人民元に到達、前年同期比で名目値8.1%増と大きく数字を伸ばす推移となり、依然として1月~7月と同様のレベルを維持している。また、8月単月の数字でみると対前月比で0.58%微増となった。当該8ヶ月の産業別の合計でみると、第一次産業での設備投資額累計は約1兆1千4百13億人民元で前年同期比21.5%大きく上昇し、1月~7月の累計より0.9%ポイント微増となった。また、第二次産業でも約14兆3千8百59億人民元で同3.0%上昇も、1月~7月累計より0.5%ポイント微減、第三次産業は約21兆1千68億人民元で同11.2%上昇、これは1月~7月累計より0.4%ポイント上回る結果となった。

9月20日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月の住宅着工件数は前月比5.8%減、前年同月比では0.9%増

米国の重要な経済指標のひとつである最新の住宅着工件数が発表されたが、8月は季節要因調整済みの年率換算値は1,142,000戸で、7月の改定値1,212,000戸から5.8%減となり前々月、前月の増加傾向から反転する状態となった。一方、前年同月比でみると2015年8月の1,132,000戸からは0.9%微増で、やや数字を引き上げる推移となっている。ただし8月の数字のうち、一戸建て住宅着工件数は722,000戸で、7月の改定値768,000戸から6.0%急落する結果となった。

9月20日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 フィンランドHuhtamaki社が本社をEspooの新社屋へ移転

フィンランドのHuhtamaki社は、同国Espooの新社屋へ本社を移転することが分かった。同社のプレスリリースによれば、2016年9月26日以降、新社屋へ本社機能が移るとしているが、電話番号や請求書送付先住所などには変更がないとしている。新しい本社事務所は、同国の保険会社LahiTapiola社と同じビルディングにあり、新たな事務所スペースは多目的且つ近代的な機能を有し、同社の国際的組織をサポートするものであるとしている。同本社では約80人の従業員が勤務する。

9月19日付RISIから抜粋


中国 理文造紙の東莞工場で火災発生も、死傷者の報告なし          

広東省東莞市に位置する理文造紙(Lee & Man Paper Manufacturing)Hongmei工場が、先週土曜日に火災に見舞われたことが分かった。この火災による死傷者の報告はない。同日昼前後に出火したが、数時間のうちに消防隊によって消火された模様で、現在出火原因を調査中としている。同社関係者がPPIアジアに語ったところによると、出火は同工場の古紙ヤード付近からのものと思われ、いくらかの古紙原料が焼失したものの、製紙ラインや生産には直接の損害を与えていないとしている。因みに、同工場は生産キャパシティでは理文造紙が中国で保有する工場では最大である。

9月21日付RISIから抜粋


中国 福建省Liansheng社Zhangzhou工場で大型台風一過、操業を再開

福建省のLiansheng Paper Industry社は、同省Zhangzhou市に位置する同社2工場で、大型台風一過、今週初より操業を再開したことが分かった。同社は、9月15日未明Meranti台風が隣の厦門市に上陸した時点で、同2工場での生産を止めたとしている。現地メディアによれば、構内の複数の作業場や倉庫の屋根などが損傷し、原材料が一部冠水する被害が出たとしている。同社関係者によれば、全体的に損害は深刻な程度でなく、同工場の主要設備に被害は及んでいないとしている。Longhai工場は、生産ライン4機を保有し、生産能力は再生板紙、コンテナーボードなど年産合計155万トン、Changtai工場も同様に4機で年産合計は再生コンテナーボード85万トンとしている。

9月22日付RISIから抜粋


海外動向 8月世界のパルプ・メーカー在庫量は横這いの38日分、出荷量は5.7%増

PPPCが発表した最新の統計によると、全世界8月の化学パルプのメーカー在庫合計は、前月から大きな変化なく38日間供給分であったことが分かった。一方、8月世界のパルプ出荷量合計は前年同月の396万5千トンから5.7%増加して419万トンであった。PPPCによれば大きな変動がなかったのは、NBKPの在庫量が32日分となり、一方LBKPの在庫量が45日分となったことによるもの。8月出荷量は、前月の383万3千トンからも9.3%急増した。

9月22日付RISIから抜粋


2016年8月 中国、韓国コート紙輸出統計

2016年8月の中国コート紙輸出は合計で11万4,445トン(前年比27.9%増)、そのうち日本向けは1万2,416トン(同2.3%減)、米国は689トン(同63.4%減)、EU27か国合計は1万4,686トン(同15.4%増)となった。同1-8月累計は合計で86万3,750トン(前年比18.1%増)、そのうち日本向けは8万8,790トン(同17.6%減)、米国は1万3,070トン(同42.2%増)、EU27か国合計は13万655トン(同62.7%増)となった。

2016年8月の韓国コート紙輸出は合計で10万6,465トン(前年比8.5%減)、そのうち米国向けは2万5,612トン(同15.7%増)、日本は5,392トン(同4.3%減)となった。同1-8月累計は合計で89万9,697トン(前年比4.6%減)、そのうち米国向けは21万496トン(同9.5%減)、日本は4万5,571トン(同2.2%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2016年8月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万7,310トン(前年比12.2%増)、そのうち米国向けは461トン、EUは8,230トン、日本は2,836トン(同2.5倍)となった。同1-8月累計は合計で37万2,390トン(前年比5.5%増)、そのうち米国向けは5,784トン、EUは6万6,990トン、日本は9,171トン(同29.0%減)となった。


2016年8月 中国コピー用紙輸出統計

2016年8月の中国コピー用紙(HS480256特定形状)輸出は4万6,147トン(前年比31.4%増)で、そのうち日本向けが1万7,226トン(同19.9%増)、米国向けが5トン(前年同月18トン)となった。

同1-8月累計は28万9,192トン(同8.2%減)で、そのうち日本向けが11万1,254トン(同6.7%減)、米国向けが52トン(前年同期1万9,177トン)となった。


ヨーロッパ州 墺/Prinzhorn社が年産45万トン・ライン導入でトルコ3候補地を評価中

オーストリアを本拠とし、同国Hamburger Containerboard社を運営するPrinzhorn Holding社が再生コンテナーボード年産45万トンの生産能力を有する新ライン導入の為、トルコで3候補地を選び吟味していることが分かった。同社がPPIヨーロッパに語ったところによると、今年末までに最終結論を出す意向であるとしている。当初、トルコのメディアによれば、Prinzhorn社は同国Kutahyaに約3億ユーロを投資して、新たな製紙工場建設を進めるとしていたが、同社はその他2ケ所の候補地の存在も公表し、現地の出資者とも交渉を行なっていることが分かった。同社は、トルコでの土地購入によって、同国での投資プロジェクトにまい進する機会を確保するものであるとしている。

9月22日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露/Segezha社の大規模投資プログラムがスタート、15日間の休転

ロシアのSegezha社の大規模投資プログラムが、同国Kareliaに位置する同社紙パルプ工場に於いて開始されることが分かった。同社は、プロジェクト第1段階を進めるにあたって、9月23日より同工場を15日間休転措置とする予定。同社関係者によれば、今回の改良工事には同工場のパルプ・ラインと蒸解ユニットの近代化が含まれているとしており、更には同期間中に9号機、10号機の製紙ラインと発電所およびインフラの定期保守点検整備も実施するとしている。また、今回の休転によって、製品の配送には影響しない。生産の再開は10月8日を見込んでいるが、その後Andritz社が引き続き2017年6月までに蒸解プラントの生産能力向上に向けて作業を進めるとしている。パルプ・ライン改良後は、生産能力が28%引き上がり現在の日産900トンから1,150トンとなる。

9月22日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露/Volga社がTMP年産40万トンへATMP新ライン導入を計画

ロシアのVolga社は、同社Balakhna工場の現在のサーモメカニカル・パルプ(TMP)生産能力倍増を図る為、新たな高次サーモメカニカル・パルプ(ATMP)・ラインを導入することが分かった。2019年に稼働開始予定の新ラインは現存する設備と接合し、100%スプルースを原料としてN材パルプを生産することとなる。同社は現在、Andritz社と同ATMPラインの供給契約締結の詰めを行なっている。Andritz社によると、この新ATMPプラントは世界最大の単一ラインN材TMP生産システムであり、生産能力は日産850admtとしている。また、Volga社は2015年に不採算に陥っていた複数の新聞用紙ラインを閉鎖し、新たにTMPのみを原料供給する8号機を新設したとしている。

9月22日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月の未晒板紙生産量が前年同月比5.8%減、晒板紙も同8.9%減

米国森林紙製品協会が公表した最新の統計によると、米国8月の板紙生産量合計は前月比0.8%微増も、前年同月比では2.9%減の114万5千トンとなった。8月の未晒クラフト板紙の生産量は前月比2.0%増、前年同月比5.8%減の217,400トンで、工場稼働率は前月の91.9%から増えて93.6%となったが、前年同月の99.6%からは大きく減少となった。一方、1月~8月の累計では前年同期比2.0%減少して168万3千トンであった。また、未晒品の出荷量は、前月比7.3%増、前年同月比3.3%増の218,000トン、1月~8月の出荷量累計は前年同期比0.8%微減の167万7千トンとなり、8月の在庫量167,400トンは前年同月比0.6%微減となった。

9月23日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州7月の新聞用紙、塗工/非塗工中質紙出荷量は低調推移、SC紙も失速傾向

EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、7月欧州の新聞用紙出荷量は前年同月で減少をみせ、塗工・非塗工中質紙の出荷も依然として下降傾向となっている。また、SC紙出荷量も回復傾向をみせていた前月までとは異なり失速気味となったが、2016年1月~7月の出荷量累計では、前年同期よりは好調な推移となっている。7月の新聞用紙の出荷量は621,000トンで、前年同月比5.6%減と振るわず、そのうち域内向けでは前年同月比7.8%減の495,000トンで、域外輸出向けも同4.0%減の126,000トンであった。一方、SC紙でも同7.4%数字を落とし289,000トン、そのうち欧州域内での出荷量では同6.4%減の235,000トンだったが、欧州域外輸出向けでも同11.4%大幅減の54,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計464,000トンで前年同月比15.7%大幅減、そのうち欧州域内向けで同13.9%減で360,000トン、域外輸出向けでも同21.6%激減の104,000トンに終わった。

9月26日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 7月の欧州コート紙・上質紙出荷量はいずれも引き続き下降推移

EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、7月の欧州コート紙と上質紙の出荷量は前年同月比で再び減少傾向となったことが分かった。7月の欧州コート紙出荷量は前年同月比15.8%大幅減の471,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同14.1%減の368,000トンであったが、欧州域外への輸出量も前年同月から21.3%激減の103,000トンであった。一方、7月は上質紙も同8.3%減の582,000トンへ数字を減らし、そのうち欧州域内への出荷量は同11.6%減の459,000トンと数量を減らしたが、一方、欧州域外輸出向けも同6.7%減と数字を落として123,000トンとなるなど、7月のコート紙、上質紙出荷量は国内出荷、輸出向けのいずれも前年同月比で下降傾向となった。

9月26日付RISIから抜粋


アメリカ州 Huhtamaki社が米国アリゾナ州で投資額1億米ドルの工場建設プロジェクト

フィンランドを本拠とするHuhtamaki社の北米法人が、紙コップ・パッケージ・食品用紙器の分野で2013年以降米国では2番目の規模となる投資プロジェクトを進めていることが分かった。2017年初頭に開設を目指し、アリゾナ州Phoenix郊外にて75万平方フィートの土地に1億米ドル以上を投資して工場および配送センターを建設するとしている。同社は、同州Goodyearに建設予定の施設のうち配送センターは2017年初頭スタート、以降2017年中に生産を開始する予定。フル操業となれば、同工場で約300人の新たな雇用が発生し、単層紙コップ、断熱紙コップ、折りたたみ箱パッケージ、食品用紙器、成型プレート、プラスチック・コップ、紙フタなど含めあらゆる種類の製品を製造することになる。

9月23日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スイスCham Paper社のPapieri工場跡地の開発承認

9月25日に実施された地域市民選挙に於いて、スイスChamの選挙民はCham Paper社Papieri工場跡地に関する2つの開発提案を承認する結論を導いた。(建築法と地域地区計画の一部変更に賛成63%、開発計画に賛成57%)これに関しては、一般市民から同製紙工場跡地の開発には、その地域の新たな居住区化と労働地区化を混在させる前提条件が付加されたとしている。一方、今回の開発計画と区割変更に法的効力を持たせる為、同国Zug州協議会からの承認取得が必要になってくる。Cham Paperグループは塗工特殊紙の主導的メーカーで、創業1657年、スイスCham、イタリアCarmignanoとCondinoの計3ヶ所に生産拠点を有していたが、スイスでの生産中止と跡地再開発を決め、同市中央部での新たなプロジェクト推進に道を切り替えたとしている。

9月25日付RISIから抜粋


アジア州 玖龍紙業のベトナム、中国両工場の板紙新ライン稼働開始が延期

中国を本拠とする玖龍紙業(Nine Dragons Paper)Holdingsは、ベトナム工場と中国工場で設置を進めている再生コンテナーボードの新ライン稼働が先送りされる見込みとなったことを、このほど公表した。ベトナムでは、同社子会社であるCheng Yang Paper社が運営する同国Binh Duong県の同社工場に新設予定のクラフトライナー年産50万トンの新ラインは、来年6月末に稼働予定と公表した。しかしながら、今年2月に開示された2015年12月時点での半期決算報告書に於いては、当該の板紙ラインの稼働は今年末としていた。同社は、延期の理由に関してコメントを出していない。一方、中国北東部の遼寧省瀋陽に位置する同社工場へ新設のテストライナー年産35万トンの新ラインは、現在2018年6月に稼働予定としているが、当初は2017年末の予定としていた。この遅延に関する説明もなされていない。

9月26日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国ST Tissue社がバージニア州工場の新ティッシュ・ラインに3千5百万米ドル投資へ

米国バージニア州知事が今日公表したところによると、高品質ティッシュ、紙タオル、ナプキンなどのメーカーであるST Tissue LLC社は同州Wight郡Isleの同社生産拠点での増産に向けて、新たに3千5百万米ドルを投資する計画であるとした。同社によれば、ティッシュ・ラインとロール紙タオル・ラインの新設によって、同工場の現在の生産能力から年産4万5千トンが加算されることになるとしている。今回のプロジェクトによって新たに50人の雇用が発生、この分野ではバージニア州はウィスコンシン州に十分太刀打ちできるとしている。

9月27日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルで地方議会選挙が印刷需要を活性化          

ブラジル上級選挙法廷がまとめたデータによると、今年同国の地方議会選挙への立候補者達が発注した印刷広告の経費が既に1億7千4百50万レアル(5千3百70万米ドル)に達していることが分かった。これまでのところ印刷物への経費は全体の経費の20%に到達しており、広報向けなど支出額合計の主要部分を占めている。同法廷のデータによれば、同国の新たな条例によって今年のキャンペーン費用が限られたことに加え、企業からの寄付が禁止されたことで、選挙立候補者達はテレビ出演やその他高価なメディアへの露出を避け印刷メディアにより金を掛けたことを示している。因みに同国今年1月~7月の印刷・筆記用紙の消費量は前年同期比4.2%減の約1百万トンとなった。国内生産量は同様の140万トンも、輸入量は同32.8%大幅減の15万6千トンであった。

9月27日付RISIから抜粋


アメリカ州 Smurfit Kappa社がメキシコ工場の中芯新ラインを稼働スタート

アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa Groupが、メキシコ北西部Baja Californiaに位置する同社Mexicali工場に於いて、7月に抄き幅2,500㎜の新たな中芯ラインを稼働させたことが分かった。同社関係者によれば、同ラインは年産1億平米の生産能力があり、同地域のいかなる産業・生産市場にも提供可能な両面段ボールおよび複両面段ボールを流す為のフル装備がなされているとしている。同グループは、このMexicali加工工場の新たな中芯ラインに約500万ドルを投資したとしている。一方、同グループによると、Mexico Cityの大都市地域に再生コンテナーボード年産10万トンの生産能力を有する新ラインに更に5千8百万米ドルを投資しており、2017年第1四半期に稼働見込みとしている。

9月27日付RISIから抜粋


アメリカ州 CMPC社のブラジルGuaiba工場ユーカリパルプ・ラインでValmet社による初の保守休転実施

フィンランドを本拠とするValmet社は、チリを本拠とするCMPC社ブラジルGuaiba工場の新パルプ・ラインでは初の保守点検整備休転で重要な任務を与えられたことが分かった。今回実施された休転は、Valmet社が管理する最大の休転のひとつとなった。同工場のパルプ・ライン2号機(G2とも呼ばれている)は、晒ユーカリパルプ年産150万トンの生産能力を発揮する為、保守管理を実行することとなったもの。保守休転はValmet社の管理のもと実施され、7月31日から8月10日の期間に行なわれた。Valmet関係者によると、今回の休転計画は数ヶ月をかけてCMPC社と綿密な打ち合わせを実行、そのお蔭で本来のスケジュールより早く操業が再開できたとしている。

9月28日付RISIから抜粋


中国 江西省理文造紙のばら積貨物船で火災発生、古紙2千トンが焼失

Lee & Man Paper Manufacturing(理文造紙)の江西省工場近くに停泊中だった荷船に積載されていた大量の古紙が、9月24日早朝に発生した火災によって焼失したことが分かった。江西省九江市を流れる長江流域に位置する香港を本拠とする同社子会社、江西理文造紙の専用埠頭に停泊していたばら積貨物船を火災が襲ったとしている。同社役員によれば、この火災で約2千トンの古紙貨物が焼失したとしている。この火災による死傷者は報告されておらず、現地消防隊が消火活動を行なう前に数時間で鎮火した模様。現在、出火原因を調査中。情報筋によれば、通常同工場で消費する古紙の量からすれば、今回焼失したのは極めて少量であったとしている。

9月27日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国WestRock社のサウスカロライナ州段ボール箱工場が閉鎖へ

米国サウスカロライナ州Dillon郡に位置するWestRock社の段ボール箱工場が、今年11月末で生産活動を停止すると、このほど同社職員が公表したことが分かった。同社役員によると、同工場の閉鎖によって約100人の従業員が解雇となろうとしている。従業員は工場閉鎖の通告を今週火曜日に知らされたという。

9月28日付RISIから抜粋


中国 福建Liansheng Paper社が包装用紙年産40万トンのVoith社製新ライン導入へ

福建省のLiansheng Paper Industry社は、2016年7月29日に同省Zhangzhouに於いて9号機となる新たな包装用紙ラインの購入契約をVoith社との間で取り交わした。今回の契約は、同社とVoith社との協力関係が新たなレベル進むだけでなく、世界の包装紙ライン市場でのVoith社の主導的な立場を一層強化する出来事になるとしている。同9号機はZhangzhouの台湾投資地帯に位置する同社工場に設置される計画で、2017年12月に稼働開始の計画となっている。新ラインのワイヤ幅と抄き幅は、それぞれ7,300㎜と6,660㎜で、設計スピードは分速1,400m、運転スピードは同1,300mとなっている。生産能力は年産40万トンとしている。

9月28日付RISIから抜粋


アメリカ州 Voith社がチリCMPC社のペルー工場へ新たなティッシュ・ライン供給へ

チリの紙パルプおよびパッケージング・メーカー最大手であるCMPC社が、ペルーに位置する同社子会社Protisa社によって現在同国Caneteにて建設中の新工場へ供給する新たなVTM4ダブル幅ティッシュの一環製紙ラインの導入をドイツを本拠とする製紙機械メーカーVoith社へ託したことが分かった。同ラインはティッシュ年産5万5千トンで設計されており、運転スピードは分速2,000mとなっている。稼働開始を2017年上半期と予定している。2015年8月、CMPC社の取締役会はペルーCanete工場の新ティッシュ・プラントへの投資として、総額1億3千9百万米ドルを承認していた。

9月27日付RISIから抜粋


中国 Dayi Paper社が河北省工場で新ティッシュ・ラインを稼働スタート

中国のDayi Paper社が、同国河北省保定市に位置する同社工場に於いて、今月上旬新たなティッシュ・ラインを稼働させたことが分かった。同ラインはShandong Xinhe Paper Making Engineering社から供給されたもので、抄き幅2,850㎜、設計スピードは分速1,500mとしている。直径15フィートのスチール・ヤンキー・ドライヤーが搭載されており、年産2万1千500トンの大量生産が可能。因みに、同工場では同仕様の別ユニットが、10月にも稼働開始となる予定で、合計のティッシュ生産量は年産8万5千トンまで引き上がることになる。

9月28日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スウェーデンNordic Paper社Backhammar工場が保守休転を終え操業再開

スウェーデンのNordic Paper社は、同国Backhammar工場で約10日間の定期保守点検整備の休転を終え、9月27日に生産を再開したことが分かった。同社代弁者によると、同社は石灰炉、蒸解がま、回収ボイラーなどの部分的な改良工事の為、9月19日に同工場での生産を止めていた。同工場は、未晒パルプ年産23万トンおよび未晒クラフト紙年産14万トンの生産能力がある。

9月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Metsa Tissue社がドイツ工場とスウェーデン工場の改造をValmet社に委託

フィンランドを本拠とするMetsa Tissue社は、同社のドイツRaubach工場とスウェーデンPaulistrom工場のティッシュ・ラインの性能向上の為の改造を、このほどValmet社に委託したことが分かった。Valmet社によれば、Raubach工場のティッシュ・ライン3号機の改造には、新たなOptiFlo II TISのヘッドボックス導入および紙料流入装置とスクリーンの改造が含まれているとしている。一方、Paulistrom工場での高性能化は、Advantage ViscoNipプレスとキャストアイアン・ヤンキー・シリンダーの新設などが実施されるとしている。RISIのデータベースによるとRaubach工場3号機はティッシュ年産2万5千トン、Paulistrom工場は同2万4千トンとなっている。

9月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 8月末の木材パルプの欧州港湾在庫量は上昇傾向

Europulpが公表した最新の統計によれば、8月末欧州の各港湾の木材パルプ在庫量合計は前月末から4.5%増加したことが分かった。8月末の在庫量合計は1,247,811トンで、7月末の1,194,316トンから上昇推移となった。

9月29日付RISIから抜粋


海外動向 8月の世界パルプ出荷量合計が前月比で急増、在庫量は横這い

PPPC(Pulp and Paper Products Council)発表の最新統計によれば、8月の世界パルプ出荷量合計は前月の約383万トンから9.3%急増して約419万トンとなった。また、前年同月の約397万トンからも5.7%増となった。内訳をみると、8月のNBKPは前月の約187万トンから約200万トンへ増加となったが、LBKPも前月の約184万トンから当月の約204万トンへ急増した。一方、8月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、38日分で前月から横這いの推移となった。

9月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州8月のN材パルプ消費者在庫量は増加、消費量は下降傾向

UTIPULPが発表した最新の統計によれば、欧州の8月N材パルプの消費量は前月比で下降傾向となっており、消費者在庫量は増加傾向となっている。2015年8月以降、依然としてL材パルプの欧州統計は集計・公表されていない。欧州のN材パルプ8月消費者在庫量は7月の191,747トンから増加の202,998トンであった。一方、N材パルプの消費量は7月の360,171トンから8月は324,526トンへ減少となった。また、N材パルプの7月の供給稼働日は17日で前月より1日多く、また前年同月より1日少なかった。

9月29日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジル8月のパルプ輸出量が前年同月比20.5%大幅増

ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国の8月のパルプ輸出量は前年同月比20.5%大幅に増え約100万トンとなった。また、8月の同国パルプ生産量も、前年同月から1%増の150万トンであったが、8月の消費量は同22.8%大きく数字を落とし563,000トンであった。一方1月~8月の同国パルプ輸出量累計は前年同期比13.6%増の840万トンとなった。この8ヶ月で、中国のブラジルからの輸入取引額は前年同期比19%大幅増の13億米ドル、またブラジルからのヨーロッパ向け輸出取引額は同10.7%減で12億米ドル、北米向けでも同6.4%減の5億9千5百万米ドルとなった。

9月29日付RISIから抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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