Archive for 9月, 2014

アメリカ州 米国の紙・板紙生産量は1月~7月累計で前年同期比1.7%減

米国森林紙製品協会発表の統計によると、米国の7月紙・板紙生産量は前月比0.4%減の6百84万トン、前年同月比約2%の減少を見せた。紙・板紙の生産量では今年度累計では前年同期比1.7%減少し4千6百18万トンとなり、紙生産量は同5.1%減、板紙生産量は同0.6%上昇した。7月の板紙メーカーの平均稼働率は95.6%、今年累計比95.1%よりわずかに高めだが、紙メーカーの平均操業率も88.6%で累計比では0.1ポイント高い。

8月29日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の7月工業生産高指数は前年同月比5%上昇

米国政府発表の今年第2四半期の実質GDPは年率4.2%成長で、年率2.9%であった第1四半期からやや回復基調にある。また、7月の工業生産高指数は前年同月比5%数字を伸ばしたが、食品部門、タバコ部門の非耐久財非エネルギー事業でも同2%増加した。ちなみに天然ガスの井戸元価格は4月の1立方フィート当たり$5.74から、5月$5.65へ値下がりした。

8月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州の7月パルプ消費者在庫が増加、消費量も増加

ヨーロッパでの7月パルプ消費量合計は増加したが、一方で消費者在庫合計も増加をみせた。7月の消費者在庫合計は前月比2.5%増加して約57万9千トンとなり、消費量合計は同1.0%微増で約95万7千万トンとなった。LBKPの在庫量は前月の約36万トンから微減の35万8千トン、NBKPは前月の19万1千トンから微増の20万2千トンであった。前年同月比でみると、在庫量合計は前年7月の約61万トンから5.0%減、消費量合計は前年の94万2千トンから1.6%の増加となった。

8月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Norske Skog社がSC紙生産のSaugbrugs工場保守整備を外部委託へ

Norske Skog 社はノルウェー南部のHaldenに位置する年産55万トンSC紙生産拠点であるSaugbrugs工場の保守点検及び整備業務を外部委託へ変えていくことを検討している。同工場は経費節減の一環として外部委託の採用を検討をしており、今秋中には決定を下すものとみられる。同社関係者は、保守点検整備の質を落とさずに経費を減らすことを最優先したい、と語っている。ただし外部委託による経費節減が具体的にどの程度の金額になるかについては公表はしない。

8月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Stora Enso社が欧州向けNBKP価格を9月積から$20/t値上げ

Stora Enso社は9月積より欧州向け北部NBKP価格を、次回の告知があるまで、トン当たり$20値上げて$950/tとする旨発表した。既に8月中に顧客へは値上げの通告を行なっていた。同社が前回NBKPの値上げ実施を発表したのは、今年の2月で、その折に$930/tへの価格修正となっていた。

9月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ユーロ圏の7月失業率は11.5%で横這い傾向

7月ユーロ圏18ヶ国の季節要因調整後の失業率は11.5%と前月からほぼ横這いで推移したが、前年同月の11.9%からは微減となった。一方、EU28ヶ国の7月失業率は10.2%で、前月とほぼ同等、昨年7月の10.9%から微減となった。7月、ユーロ圏18ヶ国の約1千8百41万人を含むEU28ヶ国の男女約2千4百90万人が失業している状態である。前月と比較するとEU28ヶ国の失業者は4万1千人減少、ユーロ圏18ヶ国では横這いとなった。前年同月比ではEU28ヶ国では約1百63万人減、ユーロ圏18ヶ国では約72万5千人減となっており、ヨーロッパ全体としては雇用市場はやや上向いている。失業率の低い国はオーストリアとドイツがともに4.9%、一方高い国はギリシャの27.2%、スペインの24.5%であった。

8月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ABBフィンランド社が創立125周年を迎える

フィンランドのABB社は8月29日、創立125周年を迎えた。1889年にヘルシンキで創立されたABBフィンランド社は現在30拠点で従業員5,000人、昨年度年商23億ユーロとなり自動化システム・動力技術分野では革新的な企業として成長した。同社はフィンランドの中でも最も活力に満ち成功を収めた国内企業のひとつであり、今後も引き続き革新的生産設備へ向けて十分な投資を行なっていく、と同社CEOは語った。なお、ABBグループ本体は世界約100ヶ国に拠点を持ち、従業員は合計14万5千人。

8月29日付RISIから抜粋

 


アメリカ州 チリのパルプ輸出量が今年上期2百30万トンへ上向く

最新の統計によれば、チリの今年1月~6月のパルプ輸出は前年同期比4.7%増えて2百29万トンに達した。数字が上向いた要因は、晒ユーカリパルプ輸出が同6.8%伸び1百6万トンとなったことに加え、晒パインパルプも5.9%増加し1百1万トンと健闘したことによるが、一部未晒パインパルプでは8.7%減の22万トンとなった。また、パルプの上期輸出取引額は前年同期比9.9%大きく数字を伸ばし、合計$14億6千万となった。取引額増加はほぼ全ての品種で達成しており、晒パインパルプは同18.7%増で$6億9千8百万、未晒パインパルプでも10.6%増の$1億5千2百万、晒ユーカリパルプは同1.2%増えて$6億1千2百万となった。

9月2日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Metsa Fibre社が欧州向けNBKP価格を9月積から$950へ値上げ

Metsa Fibre社は欧州向け北部NBKP価格を9月積から$950/tへ値上げする旨、客先への告知を開始した。同社の値上げ発表は、このところNBKPメーカー各社が個別に発表した一連の9月積価格修正では最新となっている。既にMercer International社、Sodra社、Canfor社が$950/tへの値上げを打ち出しており、直近ではStora Enso社が欧州向けNBKPを$950/tとする旨、同様の告知を行なっている。

9月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルの7月紙輸出量が前年同月比10.9%大幅な伸び

ブラジル紙パルプ協会の最新情報によれば、同国の7月紙輸出量は前年同月比10.9%伸びて16万3千トンとなった。輸出取引額でみると、$11億5千万で2013年の7月より0.3%の微減となった。ラテン諸国向けの輸出が同1.4%減少し$6億2千8百万であったが、北米向けとアフリカ向けがそれぞれ同10.5%増の$1億6千9百万、同4%増の$5千2百万となった。一方、ヨーロッパ向けでは同2.3%減で$1億6千9百万、中国向けは$5千2百万で増減なし。また、同国7月の輸入実績は前年同月比7.1%上向き12万トンへ、紙生産量でも0.3%の微増で87万7千トンとなった。

9月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 Resolute社が年産19万1千トンのケベック州Laurentide紙工場を永久閉鎖へ

カナダのResolute社はケベック州Shawiniganに位置する同社Laurentide工場の永久閉鎖を発表した。2012年末に競合工場を買収・操業再開したものの、原料に加え物流費や燃料費も高騰したことに大きく影響を受けたことによるもの。同工場の懸命な再建努力が続けられたが、工場の経費構造悪化、当該市場の低迷によって経済的に存続能力を見出す選択肢がなかった。同工場は今年で創立126年を数え、従業員は275名、生産能力は商業印刷用紙で年産19万トン以上だったが、2014年10月15日をもって永久閉鎖となる。

9月2日付RISIから抜粋


中国 7月のパルプ輸入は前月比0.4%の微増も、今年の累計は前年同期比7.0%の大幅増

中国税関当局によれば、中国の7月パルプ輸入量は引き続き上向いており、前月比0.4%の微増で、1百51万1千トンとなった。6月の輸入量が前月から4.1%増で1百50万5千トンとなったのに続いての伸びである。ただ、7月の内訳をみるとLBKPの輸入量は6.9%減少し53万3千トンであった。LBKPの数量減少は、中国バイヤーが南米と国内からもたらされる新たな増産分による価格軟化を見越して、買い控えたことが原因である。7月の数量増によって、今年1~7月の輸入量合計は過去最高の1千31万トンを記録し、輸入実績9百64万トンであった昨年の1~7月から7%の大幅増となった。

9月2日付RISIから抜粋


中国 7月古紙輸入量、ユーザー在庫補充で前月比8.2%急増

中国税関当局によれば、7月の古紙輸入量は前月から8.2%急増して2百47万トンとなった。7月の輸入量は、5月から4.4%減少し2百29万トンと低迷した前月から回復した形で、特に中国ユーザーのGP在庫補充のための発注が大きな要因。また、OCCの輸入量は当月1百37万トンで前月比11.5%増加、前年同月比で10.1%上向いた。

9月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルのユーカリパルプ需要が回復基調

ブラジルの8月末の最新統計によると、第1四半期、第2四半期の同国GDP改定値がそれぞれ0.2%、0.6%と下落した。それ以降、自律的景気後退の難しい局面が続き、パルプ取引に於ける商環境は極めて悲観的な状態にあると供給者側が容認した時点で、6月から7月前半にかけてユーカリパルプ取引に対しても景気減速が悪影響を与えてしまった。しかしながら、8月に入って供給者側は一転国内の購入意欲が復活、例年通りこの時期の季節需要も活発化してきた、と述べている。事実、薄紙メーカー各社は8月は活況を取り戻しており、販売は極めて順調にあるとまでは言えないものの、やっと事態は動き始めたと言って過言ではない、と付け加えている。

9月2日付RISIから抜粋


中国 Hwagain Groupが環境問題で南寧工場の年産5万5千トン生産ラインを停止 

中国のHwagain Groupは広西チワン族自治区にある同社南寧工場の年産合計5万5千トンの2ラインを停止した。同工場は薄紙年産2万トン、上級紙3万5千トンの規模だが、8月末をもってすべて停止した。同工場は長年にわたって近隣住民による環境被害の対象としてやり玉に挙がっていたもの。工場の象徴でもある長さ60mもの煙突は、8月31日に鳴り物入りで取り壊された。工場跡地は商業開発用地として活用される予定で、更に公園や橋など公共施設も建設される。

9月3日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 IP社のポーランド工場で火災が発生、生産には影響なし

International Paper社のポーランドKwidzyn工場で8月20日、同工場古紙倉庫が火災で焼失していた。けが人はなく、被害も限定的であったと工場関係者は語っている。幸い同工場の生産には直接の影響はなく、また出荷を待つ製品にも被害はなかった。現在、出火の原因については調査中。

9月4日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州8月のコピー用紙市場は市況低迷

ヨーロッパの上質紙市場は夏場の不需要期からようやく脱してきた。現在見かけでは、オフセット印刷分野は大きな痛手はなく不需要期を抜け出した様に見えるが、一方、コピー紙の最前線では購入者側の多くが8月に安値獲得を成し遂げており、更には9月もしくは10月でさえも再度の値下げを期待している状況となっている。上質紙メーカー各社が、この5月には欧州での値上げに成功し、それ以降概ね価格レベルは安定している様に見えていたが、市場では販売者側が、オフセット用紙、カットサイズをそれぞれ5%ないしトン当たり50ユーロの値上げするとした当初の計画には、結局無理があったと容認するしかなくなった。

9月4日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月の失業率は6.1%、前月より微減

米国の雇用統計によれば、8月の非農業部門就業者数が14万2千人増加して、失業率は6.1%へ微減となった。主に専門的な対事業所サービス、ヘルスケア部門などへの雇用が伸びた。8月の失業率は前月より0.1ポイント減って6.1%となり、失業者数の合計は9百60万人となったが、過去1年間で失業率は1.1ポイント低下、失業者数は170万人減少したことになる。成人労働者層では女性の8月失業率は5.7%、成人男子の失業率も5.7%で、ほぼ横這いで推移、10代の失業率は19.6%と多く、白人は5.3%、黒人は11.4%、ヒスパニック系は7.5%であった。このうち、長期にわたっての(27週以上)失業者は前月比19万2千人減って300万人となった。

9月5日付RISIから抜粋


中国 広州市の大手紙パルプ貿易商4社が同時に財政破綻

中国の広州市にある大手紙パルプ商社4社が合計16億人民元(=約$2億7千万)もの不良債権を抱え、深刻な事業危機に直面している。4社はいずれも広州市のKingsany Paper社、Cuiyue Paper社、Linfengxin Paper社、Mingrui Trading社で、現在営業活動を停止している模様。4社いずれも最終的な権限を持っているのはHao Yiyuan氏という人物一人で、8月の中旬から連絡が取れない状況であるとのこと。現地メディアによると、銀行数行、個人貸金業者数社が債権者となっていると報じている。

9月4日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の紙パルプ輸出入実績、第2四半期は商況上向く

米国の第2四半期、紙・板紙・パルプ輸出入はそれぞれ第1四半期に比べ改善がみられた。米国森林紙製品協会の統計によると、第2四半期は輸出量の下げ止まりがみられ、一方輸入取引額も上昇した。米国紙産業の輸出量合計は1.7%減だった第1四半期に比し、この第2四半期は0.4%減に止まり2千40万トンであった。一方、この1~6月の輸入量合計は第1四半期の2.3%を上回り3.2%と数字を伸ばした。輸出の中には9百70万トンの古紙が含まれており、うち6百60万トンは中国向けである。また古紙輸出は米国の産業別輸出量第3位となっている。

9月5日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルの8月段ボール原紙出荷が29万5千トンへ増加

ブラジル段ボール原紙協会が発表した統計速報値によれば、同国8月の段ボール原紙出荷量は前年同月比1.09%増加して29万5千トンとなった。前月の出荷量29万1千トンから比較しても1.13%増と数字を伸ばし、ブラジル市場では第2四半期開始早々から経済が回復基調に入ったことに肯定的な指標が継続している。また今年に入っての1月~8月の段ボール原紙出荷量累計でも前年同期比0.37%微増し、2百23万トンと好調に推移している。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 米国投資会社KKR社がスペイン大手新聞用紙メーカーの経営権取得

スペインのGrupo Alfonso Gallardo社と、その地で確固たる存在感を示す世界的な投資会社である米国KKR社との契約調印に続いて、KKR社は新聞用紙メーカーであるスペインPapresa社の経営権を取得した。過去1年間にわたってKKR社はスペインのさまざまな分野の企業群に合計10億ユーロを超える投資を行なってきた。更に別途、KKR社の融資ポートフォリオである17社がスペインで計6千人以上を雇用し、極めて多岐にわたる産業において積極的に運営されてきている。Papresa社はスペイン北部に位置し新聞用紙年産32万5千トンの生産能力を持っており、新たな経営者のもとで生産能力を上限まで引き上げ、製品開発に努め、業績向上を目指すこととなる。

9月8日付RISIから抜粋


米国 中国からの需要減退でOCC価格が更に軟化傾向

一時旺盛だった中国でのOCC需要が継続的に減退していることから、9月単月の米国OCC工場出荷価格は2年連続下落しており、前年同月比では20%以上の大幅な値下がりとなっている。米国最大のOCC消費地域とされる南東部での価格でさえ3月に高値を示して以来断続的に値下がっており、年初に業界観測筋が予測したレベルをはるかに下回っている状況である。カリフォルニアの大手輸出業者は、中国向けの低迷は大手中国OCCユーザー各社が8月の購入量を異常値を超えた50%以上も削減したことが最大の要因であると語っている。また、中国政府の規制によって支払い猶予期間が厳しく制限されていることに加え、最終製品の売れ行きの悪さがパッケージ用途の需要低迷につながっている模様である。中国の景気低迷が世界経済へ波及している。

9月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Palm社が年産65万トンのコンテナーボード・ライン再稼働を延期へ

Papierfabrik Palm社はドイツのWorthに位置する同社工場の年産65万トンの生産能力を有するコンテナーボード生産ラインの再稼働を9月22日まで延期することを明らかにした。同ラインは工場の電気系統の不具合で8月26日から操業を止めていたもの。約4週間の同ライン停止は約4万7千トンの減産に相当する。工場関係者は、当初当該ラインは9月前半にも再稼働の見込みであったが、複数の原因によって遅延せざるを得ないと語っているが、原因の詳細については明言を避けている。業界関係者によれば、ライン配電盤用のスペアパーツの調達に不備があった模様。

9月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Nordic Paper社がチップ新容器取り付けでスウェーデン工場を休転へ

Nordic Paper社はスウェーデンのBackhammar工場で9月14日~22日の期間、ラインおよびボイラーの点検を目的に休転することを決定した。同工場は未晒クラフトパルプを年産21万トン、クラフト紙年産14万トンの生産能力を有している。また点検とは別に同時期にAndritz社製の新規チップ容器をライン上に設置する予定。新たなチップ容器は蒸解がまに送られる前のチップ加熱工程を担い、チップをパルプ化させるもの。Nordic社はこの部分の出資額についてコメントを控えている。

9月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 SCA社がロシアで改造薄紙ライン本格稼働へ

スウェーデンを本拠とするSCA社は、このほどロシア西部のSovetsk工場に新たに改造した年産6万トンの生産能力を持つ薄紙ラインの竣工式を催した。紙巾5,400mmの同ラインはもともと再生薄紙年産3万トンの生産能力を持つ既存ラインを補完し改造されたものである。一方、同ラインとは別に1億3千万ユーロを投資して1年前に導入した薄紙加工ライン2機も一連の本プロジェクトの一部である。同工場の製品は概ねロシア国内市場で消費される予定だが、一部は独立国家共同体へも出荷される。

9月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 Stora Enso社Arauco社のJVパルプ工場がウルグアイにて操業開始

フィンランドのStora Enso社とチリのArauco社がジョイントベンチャーを組んで、完成した年産130万トンの生産能力をもつ晒ユーカリパルプの新工場がこのほどウルグアイのPunta Pereiraにて落成式を迎えた。報道によれば、総額$22億7千万をかけた新工場の開業はウルグアイでの民営工場としては史上最高額の投資であり、2009年10月の両社契約調印から数えて約5年間にわたる計画および準備期間を経た上での結晶ともいえる。同工場は既に今年6月初生産を開始していた。また新工場に加え、直接工場から最終目的地への出荷が可能となる港湾設備も同時に整備された。

9月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 アメリカン航空の機内がペーパーレスに。主要航空会社で初

米国のアメリカン航空は操縦室内でのペーパーレスを実行した世界初の航空会社であるが、いよいよ機内でもペーパーレス化を実施する。同社は全客室乗務員に電子マニュアルにアクセス可能な携帯タブレットを支給する初の主要航空会社となる。同社客室乗務員に支給されるタブレットのアクセス性と機能性が彼らの勤務環境を大きく改善することになる、と同社副社長は語っている。また、このタブレットは客室乗務員の印刷物への依存性を軽減し、乗務員間で瞬時にして重要な安全情報などの共有が可能となる、と付け加えている。同社はこの施策によって年間$30万の経費削減が可能と見込んでいる。

9月10日付RISIから抜粋


アジア州 バングラデシュ政府主導でPakshi North Bengal Paper社再稼働へ

バングラデシュ政府はこのほど同国Pabnaに位置するPakshi North Bengal Paper社のIshwardi工場再稼働へ向けて主導権を担うこととなった。同工場は当初国産の原料を使用して高品質且つ低コストの紙を生産していたものの、2001年から2006年までの間、バングラデシュ民族主義者党連合政府が統治していた時代にNizami産業大臣が強制的に操業停止措置を発動していたもの。

9月15日付RISIから抜粋


中国 8月の工業生産高、前年同月比6.9%増

8月の中国での一定規模以上の工業各社合計付加価値創出量は前年同月比で6.9%増加した。(但し、この数値は価格要因を考慮しない純粋な生産高である)前月比では2.1ポイント下回った。今年1月~8月の累計でみると、8.5%の上昇となった。内容的に3つの主要分野を見れば、8月の鉱工業・採石などの分野で4.2%増、製造業では8.0%増、一方電気・ガス・水の生産・供給では0.6%微減となった。

9月15日付RISIから抜粋


中国 紙パルプ産業が来年にも直面する汚染物質排出量に掛る最低料金引き上げ

中国の紙パルプ・メーカー各社は、このほど中国政府が深刻な環境問題への取り組みと、より汚染の少ない生産工程の奨励を目指した産業汚染対策費用を倍額とする決定により、その費用捻出に腐心することになろう。政府系の3組織が共同で今月初旬に回状を作成したが、費用が倍額になると目される汚染物質は産業排気に含まれる二酸化硫黄、窒素系酸化物、更には廃水に含まれる化学的酸素要求量レベル、アンモニア態窒素および5種類の金属元素となっている。これらの物質のほとんどが紙パルプ生産の現場において、既にその存在が検出されている。中国全土で2015年6月までに新レートが適用されることになる模様。新レートは排気ガス中の単位当たり0.6人民元、廃水中の単位当たり0.7人民元。

9月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国北部NBKP価格が各社定期休転を前に安定基調、LBKPは4ヶ月続落も沈静化

米国北部パルプ産業はパルプ価格のやや軟化状態に入っているが、多くのパルプ工場が定期点検の為の休転時期と需要期が重なるこのタイミングもメーカー在庫が潤沢にある為、需給ひっ迫の状況からはほど遠いのが実情である。北部NBKPの米国での実質価格は$1,030/tと横這いを続けているが、また南部NBKPも前月$10/t値下がりして以降、$970-990/tで極めて安定した状態である。一方、米国LBKP市場では、国内メーカーと中南米競合国が引き続きシェア争奪戦の渦中におり、5月以降続落した価格もようやくここへきて、主要3品目にわたって当月それぞれ$5/t程度微減の落ち着いた状態となった。

9月12日付RISIから抜粋


アメリカ州 8月の米国工業生産高指数、前年同月比0.1%微減

米国の8月の工業生産高指数は前年同月比で0.1%の微減で、製造業生産高も当月同0.4%わずかに下落した。8月の工業生産高指数と製造業生産高合計の下落は、7月に同9%以上の増加と大きく数字を伸ばしていた自動車および部品製造が当月は一転7.6%減少したことが影響した。自動車および部品製造以外の工業生産高は7月8月ともに同0.1%上昇した。鉱工業生産は同0.5%上向いたが、一方電気、ガス、水道など公益事業生産高も同1.0%増となった。全産業の平均稼働率は0.3ポイント減少して78.8%で、前年同月比1.0ポイント増も、長期平均稼働率(1972年~2013年)と比較すると1.3ポイント低くなっている。

9月15日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 7月の工業生産指数はユーロ圏で1%増、EU28でも0.7%増

統計によれば、7月の季節要因調整後の工業生産指数はユーロ圏18ヶ国では前月比1.0%上昇、EU28ヶ国でも同0.7%増加をみせた。因みに6月の数値はユーロ圏18ヶ国で前月比0.3%減少、EU28ヶ国でも0.1%数字を落としていた。また7月は前年同月比でみるとユーロ圏18ヶ国で2.2%増、EU28ヶ国でも2.0%上昇した。当月のユーロ圏工業生産指数が前月比で1.0%上向いた要因は、資本財生産が2.6%伸びたことに加え、非耐久消費財が1.2%、中間消費財が0.5%増加したことが寄与したが、一方、耐久消費財は1.2%減、エネルギーも1.3%減で前者とは対照的な結果となった。

【参考】

ユーロ圏18ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国:上記18ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、リトアニア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス

9月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Stora Enso社がフィンランドのImatra工場を1週間保守休転へ

Stora Enso社は保守点検・整備を目的にフィンランドのImatra複合工場を9月21日~29日の期間、一時操業を停止する。同社関係者によると、同期間に保守点検・整備に加え、同工場の紙・板紙ラインすべての生産工程に一貫した新たな改造を実行する。因みにImatra複合工場は同社Kaukopaa、Tainionkoski両工場も含み、板紙、特殊包装材など年産100万トン以上の生産能力を有する。

9月16日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 8月のパルプ消費者在庫は安定、消費量は減少傾向

ヨーロッパの8月パルプ消費量は減少したものの、消費者在庫は基本的に安定した状態を保った。8月のパルプ消費者在庫は前月の579,463トンから横這いで、579,209トンとなった。一方、消費量は前月比で13.3%大きく数字を落とし830,329トンであった。LBKP在庫は7月の360,282トンから359,490トンへ微減となったものの、一方、NBKP在庫は前月の201,772トンから8月202,959トンへ微増となった。全体の在庫量は前年同月の602,390トンから3.8%数字を落とした。また消費量は前年同月の822,865トンから0.9%微増する結果となった。

9月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリのパルプ輸出量、今年累計(1月~7月)で前年同期比6.4%増加

最新のチリ森林協会発表の統計によれば、同国パルプ輸出量の今年累計(1月~7月)は前年同期比で6.4%数字を伸ばし、2百69万トンとなった。今回、良好な結果が出たのは、晒パインパルプの出荷が前年同期比9.2%増加して1百20万トンとなったことに加え、晒ユーカリパルプも同7.3%伸びたプラス要因と、一方で未晒パインパルプが8.7%減少して25万3千トンとなってマイナス要因が相殺されたことによるもの。またパルプ輸出取引額も同10.6%と大きく上向き$17億となったが、主に晒パインパルプが同21.3%増加して$8億2千8百万となったことが大きく貢献した。

9月16日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 UPM社がNordic Forest  Fund社へ森林1,000ヘクタールを売却へ 

このほどNordic Forest Fund社はUPM社所有のフィンランド自社林1,000ヘクタール以上を購入するとして契約調印した。購入する森林はフィンランドのLieksa、North KareliaおよびPaltamoに位置する。更にこの不動産取引に加え、両社は長期間にわたる木材の売買と森林の環境を壊さず利用可能な保全事業を含めて契約書を取り交わした。今回の契約を含め、既にこれまで両社は合計4,600ヘクタールの森林売買に合意している。今回の契約以外の森林はNorth Savolax、North Karelia、North Ostrobotnia、Kainuuに位置している。両社は取引額について守秘義務契約を結んでいる。

9月12日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ピザハットが持ち帰りパッケージにPEFC認証ロゴ使用

フランス、ベルギーでは大手ピザ・チェーンのピザハットが商品持ち帰りパッケージ上にPEFC認証ロゴ使用を開始した。PEFC認証ロゴを載せたパッケージはチキン新メニューである「チキン・ミックス」用の箱で、世界最大手のピザ・レストラン・チェーンが環境を壊さず利用可能な森林からの原料での板紙である点に焦点をあて、同社の環境順応政策をアピールしている。同社関係者は、ピザハットの様な巨大チェーンが環境面でパイオニアとなることによって、これを範として多数の会社が追随してくれることを望んでおり、そうなれば大きな喜びである、と語っている。

9月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルSuzano社が10月積ユーカリパルプ価格を修正

ブラジルの大手パルプ・メーカーSuzano社が10月積からの晒ユーカリパルプ価格修正を予定している。競合他社のFibria社、Eldorado社と同様にヨーロッパ向けを$750/t、北米向けを$840/t、アジア向けを$640/tへの修正を目論んでいる。

9月17日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月のカートン出荷依然横這い、コンテナーボード在庫5千トン微増

最新の統計によると、8月の米国のカートン出荷量は前年同月比で実質3.3%下落したものの、前年同月の週平均値との比較では1.3%の増加となっている。一方、今年(1月~8月)の累計をみると実質、週平均値ともに前年同期比0.4%減少している。またコンテナーボードのメーカー在庫合計は8月は前月から約5千トンの微増で約2百40万トンとなった。アナリストによれば、この在庫量は8月の5年平均値よりも5千トン多く、10年平均値では横這いもしくは微増レベルである。

9月17日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 8月度港湾パルプ在庫が前月比5.4%増加

8月のヨーロッパのパルプ港湾在庫が前月比5.4%増加して、約103万5千トンとなり7月の98万2千トンからやや膨らんだ状況も、前年同月の約122万8千トンからは15.7%大きく減少する結果となった。前月からの増加要因はオランダ・ベルギー合算で前月比6.4%増、ドイツが同25.9%の急増、イタリアが同5.8%増が大きく影響したが、フランス・スペインでは減少傾向となった。ただし、オランダ・ベルギーは前年同月比33.1%の大幅減となっている。

9月17日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国8月のクラフト紙出荷量は前月比1.9%減

米国森林紙製品協会の最新の統計によると、8月の米国クラフト紙出荷量は前月比1.9%減少し、約12万トンとなった。晒クラフト紙は7月の9千6百トンから8月8千7百トンへ減少、一方未晒クラフト紙は前月の11万3千トンから11万1千トンへ微減であった。今年の累計(1月~8月)でみると、前年同期比3.5%数字を落とした。また月末在庫は前月比6.3%増加した。

9月19日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Norske Skog社在庫の古紙から火災発生、紙生産に影響なし

フランス東部に位置するNorske Skog社のGolbey製紙工場の古紙在庫が火災に見舞われた。同社関係者によると、9月14日午前3時半頃に当直中の同工場作業員が監視モニター上で古紙在庫建屋内の出火を発見し、消火活動要望のため、同工場内外の緊急部隊へ通報した。同日中は再出火を回避すべく出火現場の清掃および監視が続けられた。この事故での負傷者はなく、Golbey工場の紙生産にも影響はない。現在、同社は出火原因の究明と被害状況のチェックを急いでいる。尚、同工場は年間約60万トンの新聞用紙を2ラインで生産しており、年間100万トン以上の木材および古紙を消費している。

9月19日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国のカートン出荷は横這い、工場稼働率は96%

最新の産業統計によれば、今秋の米国カートン出荷は例年の秋需シーズンにもかかわらずに盛り上がりが見られない。工場稼働率は96%で、在庫は依然高水準にとどまっている。市場関係者は市場全体の様子を評して、わずかな注文に販売者が群がっている状況と表現している。ただし、市場関係者の多くは今年春先の新たな市場参入者の登場による100%古紙再生分野での価格崩壊以降、東部地区ではコンテナーボード価格は低位安定が続いていると語っている。

9月19日付RISIから抜粋


中国 政府当局が来年度より古紙輸入承認手続きを改定検討

中国政府は来年1月より輸入古紙の承認手続きを刷新することを検討中である。その内容は、来年1月より古紙の輸入手続きの承認を各地方当局が行なうというもの。現時点ではその変更点や詳細が不明な為、にわかに影響を推し量るには時期尚早であるが、工場関係者や古紙貿易商は、新たな手続きは輸入条件の引き締めや事務作業の煩雑化などにつながるとして懸念を表明している。

9月19日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国向け8月の新聞用紙出荷量が減少も、カナダ向けはやや上向く

北米向け8月の新聞用紙出荷量は、米国向けが12.2%と大きく数字を落とし、比較的弱小のカナダ市場より2.2%も下回ったことで、全体では10.1%減少する結果となった。一方、今年(1月~8月)累計では、カナダ市場向けが前年同期比5.1%、米国向けが同7.2%いずれも減少したことで、全体では同7.2%減で低迷している。また、8月北米からの新聞用紙輸出は、前年同月比44.7%の急増となったラテンアメリカ諸国向けに助けられ同4.3%数字を伸ばした。ただし、1月~8月の累計では前年同期比5.8%減少している。北米全体の新聞用紙メーカーの稼働率は90%で、前年の92%を下回った。

9月22日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の8月印刷・筆記用紙出荷量は前年同月比7%減、上質紙が同11%減

米国森林紙製品協会の最新の統計によると、米国の印刷・筆記用紙の出荷量合計は前年同月比7%減少、在庫量合計は前月比横這いの状態を続けている。中でも、上質紙の出荷量は前年同月比11%減と大きく数字を落としており、今年(1月~8月)の累計でも前年同期比9%減少したが、上質紙輸入量は7月の実績で、前年同月比38%上昇、今年の累計でも同23%増加し、9ヶ月連続で数字を伸ばしている。一方、8月はコート紙出荷量でも前年同月比7%減、今年の累計でも2%減少している。

9月23日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルEldorado社が2015年のパルプ生産目標を170万トンに設定

ブラジルの大手パルプメーカーであるEldorado社は、今年1月27日~2月5日に実施した同社Tres Lagoas工場の定期保守整備の中で工程上のボトルネック解消プロジェクトを行ない生産効率が高まったことで、来年(2015年)の晒ユーカリパルプ生産目標を年産170万トンまで引き上げた。6月に同工場は所在地の環境局より現在の生産能力150万トンから新たに20万トンの生産量上乗せ許可を得たもので、加えて同敷地内に新たな230万トン級のライン建設の認可も得た。新ラインの稼働時期を2017年中と設定した。

9月23日付RISIから抜粋


アメリカ州 北米NBKPメーカー数社が保守点検整備で休転。合計9万9千トンの減産

今月、北米市場では例年の定期保守休転時期に突入したことで、NBKP、LBKPの市販パルプ・メーカー数社が一斉に定期休転に入った。この休転によって9月中のNBKP、LBKPの市販パルプ生産量は通常月より約9万9千トンの減産となる。指標となるNBKPでは、Canfor社、Excellence社、Resolute社、West Fraser社、Weyerhaeuser社が休転予定ないし既に休転に入っている。LBKPでは、Alberta-Pacific社とResolute社の休転によって市場への供給に影響を与えることとなる。

9月19日付RISIから抜粋


アメリカ州 Arauco社中国向け10月積みユーカリ・パルプ価格、5社目の値上げ

世界第2位の市販パルプ・メーカーであるチリのArauco社が中国顧客向け10月積み以降の主要3品目のパルプ価格を値上げすると発表した。同社は10月積み以降の晒ラジアタ・パインのCFR価格を$710/tとするとした。この価格は過去3ヶ月間に公示されていた価格と同値であるが、実際に9月積みで適用されていた価格は$5/t安い$705/tであったことによるもの。チリ工場も晒ユーカリ・パルプの新価格を$585/tと発表した。同社は前回中国向けに$575/tと発表していたものの、9月積みでは$565/tで流通していた為、結果として$20/tの値上げ幅となった。

9月24日付RISIから抜粋


アメリカ州 Great Northern Paper社が破産保護申請を提出、負債総額$5千万

Great Northern Paper社がこのほどデラウエア州裁判所へ破産保護申請を提出した。債権者数は1,000人以上で、負債総額は$5千万に上る。同社のチャプター・セブン(連邦破産法第7章)による破産申請は、同社を強制破産に追い込む目的で債権者3人が連邦破産裁判所へ事前申し立てを実行したことで加速されたものとみられる。合衆国破産法のチャプター・セブンは債権者へ資産分与で負債の弁済することを認めている。こういったケースでは一般的には企業はチャプター・イレブンによる再建を目指すが、今回の申請では変更が可能であった。

9月23日RISIから抜粋


2014年8月 中国、韓国コート紙輸出統計

2014年8月の中国コート紙輸出は合計で10万2,853トン(前年比17.3%減)、そのうち日本向けは9,996トン(同71.3%減)、米国は1,598トン(同11.4%増)、EU27か国合計は1万5,951トン(同34.0%減)となった。同1-8月累計は合計で86万4,886トン(前年比4.2%減)、そのうち日本向けは12万4,315トン(同34.1%減)、米国は1万5,341トン(同52.7%増)、EU27か国合計は13万4,919トン(同4.2%減)となった。

2014年8月の韓国コート紙輸出は合計で11万9,660トン(前年比18.8%減)、そのうち米国向けは2万5,385トン(同2.1%減)、日本は6,290トン(同44.8%減)となった。同1-8月累計は合計で104万1,704トン(前年比8.9%減)、そのうち米国向けは22万8,043トン(同11.6%減)、日本は8万689トン(同4.8%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2014年8月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で5万6,452トン(前年比77.2%増)、そのうち米国向けは480トン、EUは9,390トン、日本は1,043トン(同53.4%減)となった。同1-8月累計は合計で39万6,975トン(前年比30.6%増)、そのうち米国向けは1万5,239トン、EUは4万7,711トン、日本は2万875トン(同3.1倍)となった。


アメリカ州 米国の8月板紙生産量は前年同月比1.1%増

米国森林紙製品協会発表の最新統計によると、米国8月の板紙生産量は前年同月比1.1%増加、前月比で0.8%の微増となった。未晒クラフト・ボード生産量も前年同月比増加したが、前月比では減少した。同質原料晒板紙とライナー生産量も前年同月比で増加、前月比では減少と同様の結果となった。

9月24日付RISIから抜粋


アメリカ州 Canfor社、West Fraser社、Weyerhaeuser社が保守休転でNBKP3万4千トン削減

Canfor Pulp社、West Fraser社、Weyerhaeuser社の大手市販パルプ3社がカナダで一斉に保守休転を実施、北部NBKP合計で3万4千トンが削減される見込み。当初、Canfor社はブリティッシュコロンビア州の年産60万9千トンNBKP生産工場を今月定期休転する予定だったものが、都合により10月中旬へ延期され8千トンの減産を行なう。またWest Fraser社はアルバータ州のNBKP年産42万7千トンの生産ラインを当月11日間停止1万3千トンの生産量削減を行なう。Weyerhaeuser社は同じくアルバータ州の年産36万トンの生産ラインを約2週間停止し、同様に1万3千トンの減産を実施する。

9月23日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州市場9月の古紙価格はおおむね安定

ヨーロッパの各主要市場での9月の古紙価格はおおむね変動なく安定した状態にある。古紙輸出は依然停滞した状況も、需給バランスは締まっており、すそ物と中級品の価格にも特段大きな変化は見られない。唯一、イギリスとイタリアの供給元からは上級品、高級品の価格は2-3%程度やや値上がりしているとの声が聞こえている。またイギリス、ドイツ、フランス、イタリアの各市場関係者は異口同音に9月の古紙市場は依然極めて荷動きが悪い状態と語っている。

9月25日付RISIから抜粋


【続報】ヨーロッパ州 ドイツPalm社の年産65万トンコンテナーボード・ライン再稼働

ドイツのPapierfabrik Palm社のWorth工場で年産65万トンの再生コンテナーボード・ラインがこのほど再稼働に漕ぎつけた。同社関係者によると、同ラインは工場内の電気系統の不具合で8月26日から停機状態を続けていたが、今週初より復旧し稼働を再開した。同社は詳細についての言及を避けているが、9月初旬に同工場での再稼働を9月22日に予定して、不具合への対応を進めていた。結果的に4週間の休転で、約4万7千トン分の生産量が消失したことになった。

9月25日付RISIから抜粋


海外動向 世界の8月パルプ出荷量、在庫量いずれも増加

最新の統計によると、8月の世界のパルプ出荷量合計は前月の約3百69万トンから2.5%増加して約3百78万トンとなった。前年同月比でみると、昨年8月の3百68万トンから2.6%の増加であった。品種別にみるとNBKPは3.3%減少して1百84万トンであったが、一方LBKPは9.3%の急増で1百82万トンとなった。また、在庫量は38日分で前月より2日分多く、前年同月とは同レベルとなった。

9月25日付RISIから抜粋


中国 日本・韓国からの輸入コート紙AD税賦課終了で、中国市場は変わるか

中国商務省は8月5日、2003年8月から施行されていた日本と韓国製の輸入コート紙へのアンチダンピング税(ADD)賦課が終了したことを発表した。当初、AD調査は2002年2月に開始され、2003年から5年間のADD賦課が決定したが、2008年8月~2009年8月の期間に再調査が行われ、2009年8月から更に5年間の賦課が延長されたもの。今回のADD賦課終了によって、日本と韓国のコート紙メーカーはこれまで中国向けコート紙輸出でそれぞれ9~71%、4~51%上乗せされてきたADDを免除されることになった。しかしながら、この10年間で中国コート紙市場は大きく様変わりした。中国のコート紙生産能力は2003年の250万トンから2013年には760万トンへ急拡大し、中国の2013年の国内生産量は国内需要より130万トン過剰という結果になった。既に国内品で供給過剰が常態化する状況は目に見えており、おのずと輸入品に頼っていた過去の市場構造からは激変してくるものと思われる。

9月25日付RISIから抜粋


アメリカ州 Kruger社が新聞用紙年産10万トン分の生産停止へ。北米の2014年削減量は計61万トン

北米の新聞用紙メーカーの中でその生産能力が第2位であるKruger社が、カナダのケベック州同社Brompton工場の新聞用紙ライン1号機を11月14日で永久停止することとした。これによって同社の新聞用紙生産能力の10%にあたる年産10万トンを削減する。北米の同業メーカー、特に米国東部のメーカー各社はこの減産を好感を持って受け止めている。Kruger社は市況低迷、とりわけ新聞用紙市場での継続的な需要落ち込みを今回の措置の主因に挙げ、この決断が同工場の採算性向上と競争力改善へ貢献するものとなろうと言及している。2014年の北米メーカーの減産措置は前出の10万トンに加え、Great Northern社の15万トンから始まり、合計で61万トンに達した。この数字は2010年~2013年に北米で削減された新聞用紙生産能力の合計170万トンと比較しても最大の年間減産量となった。

9月26日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の第2四半期実質GDP成長率は4.6%。4.2%から上方修正

米国政府発表の第2四半期実質GDP成長率は修正再表示で年率4.6%となり、速報値の4.2%から上方修正された。一方、第1四半期のGDP成長率は当初発表の2.9%から2.1%へ下方修正された。また、米国の8月の工業生産高は前年同月比4.1%上向いた。

9月26日付RISIから抜粋


【続報】中国 Nine Dragons社が瀋陽市で年産35万トン再生コンテナーボード生産を開始 

中国Nine Dragons  Paper(ホールディングス)社は遼寧省瀋陽市の未開発工業地域において、このほど年産35万トンの生産能力を有する再生コンテナーボード・ラインを始動させた。クラフトライナーの生産ラインである37号機が今月初めから生産を開始した。当初、6月までにはフル稼働の予定であったが、この遅延理由については同社は説明を控えている。また、同社は同じ工場内に別途テストライナー年産35万トンの生産能力を持つラインの建設を予定しており、39号機として2016年末までの稼働を目論んでいる。

9月25日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州の7月上質紙出荷量は依然堅調、コート紙販売は軟化傾向続く

最新の統計によれば、欧州7月の上質紙出荷量は3ヶ月連続で増加するも、コート紙販売は依然下降傾向を続けている。7月コート紙の販売量は前年同月比2.6%減少して54万7千トンで、そのうち欧州域内での取引は4.0%減少し42万8千トン、欧州外への輸出は2.7%増加し11万9千トンとなった。一方、7月の上質紙は前年同月比1.8%増加して61万8千トン、欧州域内での取引は0.4%微増で50万1千トン、欧州外への輸出は8.1%増加し11万7千トンであった。

9月26日付RISIから抜粋


中国 8月の古紙輸入量が前月比15.9%急減

中国通関当局によれば、中国の8月の古紙輸入量は前月の実績から急激な落ち込みをみせ、15.9%減で208万トンを切る結果となった。中国では今年いくつか大型の再生コンテナーボード・ラインや裏ねず貼合板紙ラインが操業を始めたにもかかわらず、古紙輸入は盛り上がりを欠いた状況となっている。古紙輸入者の見解では、梱包用途の板紙が国内市場での過剰生産によって低価格で停滞しており、その影響を受けて古紙需要にも陰りが見えているとしている。一方、輸出者サイドは、中国の古紙購入の動向がボリューム・ゾーンでは国産品に移行しているのが現状と示唆している。

9月29日付RISIから抜粋


中国 8月のパルプ輸入量が前月比3.8%減少、今年の累計では前年同期比6.0%増

中国通関当局の発表では、中国8月のパルプ輸入量は前月を3.8%下回り約145万トンとなった。当月伸び悩んだ数字の内訳をみると、LBKP以外のほぼ全ての品種で輸入量が減少していることがわかる。唯一、LBKPは前月比9.7%増えて約58万5千トンとなっており、供給者サイドではこの品種の5月以降の価格が安定していることで堅調に推移しているものとみているが、今月$30/tの値上げを画策している模様。一方、NBKPは前月比5.7%下落し54万3千トンとなっている。また、今年1月~8月累計の輸入量合計は前年同期の約1千1百10万トンから6.0%増加し、約1千1百80万トンとなった。

9月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Burgo社Ardennes工場で1週間の定期保守休転を実施

Burgo社はベルギー南部の同社Ardennes工場で9月30日~10月6日定期保守点検・整備の為、休転する。この休転で同工場設備の徹底的な保守点検・整備、周辺機器の最適化、技術改善を行なう。同工場は年産35万トンの生産能力をもつコート紙生産ライン1機を保有している他、LBKP年産36万トンの量産可能な複合工場である。今回の休転期間中、同工場は紙パルプ両方の生産自体は完全に止めるが、既存客先への製品供給については潤沢な最終製品と半製品の在庫がある為、全く遅滞なく通常通りに行なえる予定。

9月29日付RISIから抜粋


アジア州 インドの8月紙・板紙輸入取引額は前月比1.7%微減の$2億1千5百万

最新のインド輸出入統計によると、8月のインド紙・板紙類の輸入取引額実績は前月比1.72%微減の$2億1千5百万となった。この数字はインドの主要統計資料に基づき、同国の110を超す港湾、各国際空港の輸入通関実績をまとめたものである。内容については、新聞用紙(巻取り、平判含む)が前月比1.55%減少、上質紙と非塗工白板紙の合計で同5.43%数字を落とし、その他の品種合計では同6.36%上昇した。

9月26日付RISIから抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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