Archive for 7月, 2014

インドネシア政府、輸入コート紙・板紙のセーフガード調査開始を表明

世界有数の紙生産国であるインドネシアが、近年同国に流入するコート紙と板紙がインドネシア国内産業に打撃を与えている可能性が高いとして、調査を開始する。同国の有力製紙メーカーであるPT Pabrik Kertas TjiwiKimia社とPT Pindo Deli Pulp and Paper社の2社からの告発によって6月20日付で精査に乗り出した。昨今の輸入紙増大が同2社の経営にも著しく悪影響を与えているものと主張しているとの告知文書を、インドネシア貿易セーフガード委員会は世界貿易機関(WTO)へ提出した。

6月26日付RISIから抜粋


アメリカ州 北米市場の5月新聞用紙、需要低迷が加速、輸出も15%急減

北米の紙パルプ統計によると、5月の新聞用紙需要の落ち込みが加速しており、前年同月比7.1%減少、年度累計でも6.5%下落するに至った。特に日刊新聞用途の需要は同8.8%減で25万9千トンへ大きく落ち込み、その他商業印刷用途も1.9%減の8万8千トンとなった。年度累計の日刊新聞自体の需要も8.5%減っており、その他はわずか0.7%上昇に過ぎなかった。新聞用紙の米国需要は7%減、一方カナダ需要は7.8%減であった。5月の米国・カナダ合計の新聞用紙生産量は前年同月比4.2%減少し52万2千トンとなった。

6月27日付RISIから抜粋


アメリカ州 Quad/Graphics社がイリノイ州・ミネソタ州の印刷工場を閉鎖へ

北米最大の雑誌及びカタログ印刷会社であるQuad/Graphics社が同社再建策の一環としてイリノイ州北部とミネソタ州中部の同社2工場の閉鎖を告知した。本社の発表によるとミネソタ工場での商業印刷業務を終了、現在従業員は280名を数える。一方、シカゴ近郊に位置するWoodstock工場の印刷工場も閉鎖の模様。結果として約550人の解雇となる。同社によればWoodstock工場は雑誌の印刷では国内3位、カタログ印刷では国内5位の規模を誇るBrown Printing社からの買収で入手したものであった。

6月27日付RISIから抜粋


中国、5月のパルプ輸入は前月比5.0%増加、年度累計でも前年同期比4.7%上向く

中国の5月のパルプ輸入量は前月より5.0%増えて1百45万トンとなったと、中国税関当局が発表した。5月のNBKP、LBKPはいずれも月次ベースで数字を伸ばした。また前年同月比でも前者は1.3%微増の約54万9千トン、後者は3.9%増加し約53万3千トンとなった。4月にパルプメーカー各社が中国向けにNBKPで$20~30/t、LBKPで$10~50/tの値下げを断行したことで、輸入量が伸びた。一方、今年1月~5月の累計では、前年同期比4.7%増えて、輸入量総計で約7百29万トンとなった。

7月1日付RISIから抜粋


続報:Mondiグループが$1億5百万を出資、産業用紙袋・クラフト紙事業の買収完了

南アフリカ共和国を起点とし世界展開を図るMondi Groupが、このほど米国のGraphic Packaging Holding Company傘下の完全子会社であるGraphic Packaging International社のクラフト紙と産業用紙袋事業買収を完了した。6月3日に公にされた買収構想告知に続いて、双方が売買条件に合意、このほど正式に買収が完了した。買収総額は$1億5百万。

7月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ユーロ圏の5月失業率は11.6%で前月から横這い

5月ユーロ圏18ヶ国の季節要因調整後の失業率は11.6%と前月から横這いで推移したが、前年同月比の12%からは微減となった。一方、EU28ヶ国の5月失業率は10.3%で、前月の10.4%とほぼ同等、昨年5月の10.9%から微減となった。5月、ユーロ圏18ヶ国の約1千8百60万人を含むEU28ヶ国の約2千5百20万人が失業している状態である。前月と比較するとEU28ヶ国の失業者は6万3千人減少、そのうちユーロ圏18ヶ国では2万8千人減少となった。前年同月比ではそれぞれ約1百36万人、約64万人減となっており、ヨーロッパ全体としては雇用市場はやや上向いている。男女25歳以下の失業率を国別で見てみると、ドイツ7.8%、オーストリア8.9%、オランダ10.8%で相対的には好調だが、一方でギリシャ57.7%、スペイン54%、クロアチア48.7%がワースト3となっている。

7月1日付RISIから抜粋

 


海外動向 中国古紙輸入、減少傾向続く

過去10年以上にわたり中国の古紙需要は着実に成長を果たしてきたにもかかわらず、ここへきて2013年の古紙輸入量は約100万トンもの大きな減少をみせた。今後、中国の経済成長鈍化、紙・板紙需要の低迷、新たな政府規制、海外諸国への輸出制限などを考慮すると、古紙輸入は更に2018年まで緩やかに減少していくと推測される。一時は国内の急成長する古紙需要と急騰する古紙価格に、中国内での古紙回収への努力が活性化されてきており、2013年には国内回収率は全体では67%に到達していると推測され、一部の地域では90%まで伸ばしていることから、実質これ以上の向上は限定的である。

7月1日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Cascades社がスウェーデン工場の板紙生産から撤退

既に以前告知があった様に、Cascades社はスウェーデンのDjupafors工場での板紙生産から6月30日完全撤退した。同工場の既存板紙客先は今後フランスのLa Rochette工場から供給を受けることになり、同工場は全生産量の3分の1を転用する予定である。現在の市場動向に合わせ前向きに対応する為、完全撤退に関する協議は2月からスタートしていた。同工場はこれまで、板紙を年6万トン生産しており、従業員は約130名であった。

7月2日付RISIから抜粋


アメリカ州 中南米市場の6月晒ユーカリパルプ価格が$10/t下落

6月のブラジル及びその他中南米市場の晒ユーカリパルプの価格は、昨今のヨーロッパ市場での値下げ傾向に続き、$10/t下落を余儀なくされている。ブラジルを含む中南米各国の価格はヨーロッパ市場価格を1ヶ月遅れで追随する典型的な動向となっており、市場関係者は既に7月の更なる値下がりを期待するむきも多い。価格調査によれば、6月ブラジル市場では昨年同月比5.8%減の$720~750/tでの取り引きが行なわれており、中には最大25%までの大幅値引きもみられる。一方、その他中南米諸国では前年同月比7.6%減の$660~680/tの価格が一般的となっている。パルプ・ユーザーがこの時期の生産性の低さを見越して、従業員に団体で休暇を取らせる指示を与えているケースもある。

7月2日付RISIから抜粋


スペインのTorraspapel社がSarria de Ter工場の未晒特殊紙及び原紙生産を停止

Torraspapel社は労使間で同社Sarria de Ter工場での生産を存続させるか停止するかの交渉と対話を続けた結果、6月30日双方合意の上、同工場の当該製品の生産停止を決定した。工場従業員132名のうち73名が別工場へ配転となり、現行の当該製品生産量である6万7千トンは今後Zaragoza工場とMotril工場の2工場がいずれもコート紙生産能力を割いて生産するべく、再分配されることとなった。段階的に数ヶ月以内に生産移管が実行される見通しである。

7月1日付RISIから抜粋


ブラジルのEldorado社が新たな晒ユーカリパルプ・ライン増設の認可受ける 

ブラジル大手の晒ユーカリパルプ・メーカーであるEldorado社は、このほど同社Tres Lago工場の地元であるMato Grosso do sul地区の環境局より同工場の生産能力を年産4百万トンへ拡大を図るべく増設の認可を取り付けた。既存の年産150万トンのラインを改造の上、新たな20万トン増産に加え、2号機として新規に年産230万トンのパルプ・ラインの設置が可能となった。スケジュール詳細は明らかにされていないが、土木工事は7月に開始され、2015年中には全ての増産体制が整う模様。

7月1日付RISIから抜粋


続報:豪州当局が中国製コピー紙のダンピング調査を再延長へ

豪州当局は継続していた中国製輸入コピー紙に関するダンピング申し立てに対し、調査期間を延長した。当ダンピング調査はAustralia Paper社からの申し立てによるもので、コピー紙A4及びA3サイズに焦点を当てたものである。中国製のコピー紙はオーストラリア国産紙の75%程度で取り引きされているとの報告があり、同国政府アンチ・ダンピング委員会は6月末までに産業局へ最終報告と提言を行なう筈だったものの、時間的に不足が生じている為、提出期限を8月8日まで延長することとした。

7月3日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の6月失業率が6.1%へ減少

米国の雇用統計によれば、6月の非農業部門就業者数が28万8千人増加し、失業率は6.1%へ減少した。専門的な対事業所サービス、小売業、外食産業、飲み屋、ヘルスケア部門などへの雇用が幅広く牽引したのが就職率上昇へ貢献した。6月の失業率は前月より0.2%減って6.1%となり、失業者数は32万5千人減少し9百50万人となった。この1年で、失業率は1.4ポイント低下、失業者数は230万人減少したことになる。

7月3日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 欧州の6月積NBKP価格はほぼ安定、ユーカリパルプは再度下落傾向

価格が安定をみせていた5月に引き続き、北部NBKP価格は依然需給の均衡がとれた状態で、また適切な在庫水準を保った形で6月も安定、当該パルプメーカーを支えている。しかも一部ではむしろ価格堅調な推移も見えている。一方、晒ユーカリパルプのメーカーは同様に概ね前月並みの価格を維持しているが、こちらの場合は厳しい低価格を依然強いられていることを意味している。それとは対極的に、フラッフパルプの第一線では各メーカーは依然として強気な姿勢を崩しておらず、旺盛な需要に後押しされる形で、再値上げをもくろんでいる。

7月3日付RISIから抜粋


アメリカ州 Caraustar-Newarkグループが米国2位3位の再生板紙メーカー13工場を買収へ

米国のCaraustar社はH.I.G.傘下にあるNewarkグループとの買収交渉の中で、業界最大のSonoco社に次ぐ第2位第3位の未晒再生板紙メーカーを引き継ぐ方向であることが分かった。Caraustar-Newarkグループは合計で年産86万6千トンの未晒再生板紙の生産能力を有する9つの州にわたる13工場を買収する模様。この13工場では前出の製品のみならず、石膏ボード原紙、晒再生板紙、再生コンテナボードも生産をしている。未晒再生板紙の市場では、この新会社がSonoco社の35%に肉薄する33%のシェアを占めることとなり、更に全ての板紙生産量では年産1百18万トンで、全米4位ないし5位にランクされ、Sonoco社をも上回る。

7月7日付RISIから抜粋


アジア州 タイのSCGグループがWangsala工場で新たなパルプ・ラインを設置へ

タイの紙板紙トップ・メーカーであるSCG Paperグループが、同国カンチャナブリ県のWangsala工場に新たなパルプ・ラインを導入する計画を開示した。新設されるのはユーカリのセミケミカルのパルプ・ラインで、日産240トンないし年産8万6千トンの生産能力がある。生産されるパルプの大半は自社用でクラフトライナーと中芯の原料となる予定。当該のライン・メーカーのスケジュールではこの新設ラインの稼働時期は2015年の第4四半期と見込んでいる。

7月4日付RISIから抜粋


露/Ilimグループが商工省から2013年最優秀輸出業者として選ばれる

ロシアの商工省が編成する年間ロシア大賞に於いて、Ilimグループが2013年最優秀輸出業者の紙板紙部門での最優秀賞を獲得した。Ilimグループは2013年に紙板紙製品を1百80万トンを輸出した。同社の輸出先国は独立国家共同体、ヨーロッパ、東南アジア向けに30ヶ国を超える実績を残した。具体的な輸出先国は、オーストリア、英国、ベラルーシ、ベルギー、ハンガリー、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、インド、インドネシア、イラン、イタリア、中国、韓国、リトアニア、パキスタン、ポーランド、ルーマニア、北朝鮮、スロバキア、スロベニア、台湾、タイ、チュニジア、トルコ、ウズベキスタン、ウクライナ、フィンランド、フランス、スイス、日本。中でも、同社は中国を最大の戦略的輸出市場としてとらえており、同社が生産した紙板紙の35%以上を中国市場へ向けた。

7月8日付RISIから抜粋

 


ヨーロッパ州 UPM社がフィンランドKaipola工場向けの古紙支給体制最適化へ

古紙の取り扱い及び再生を担うErkki Salminen社がこのほどフィンランド中央部のJamsankoskiに古紙保管用の倉庫を新設した。古紙の全量は近隣のUPM社Kaipola工場が生産する新聞用紙及び電話帳用紙へ使用されるものである。2箇所に分かれた保管スペースは合計で3,700平米、年間2万トンまでの古紙取り扱いが可能となる。Erkki Salminen社はUPM社が借り受けることとなる当物件への投資額を公表していない。本件に関する同2社の合意書は本年2月に既に署名済みとなっていた。これまで、Kaipola工場は古紙保管をフィンランド南部に点在する6つの古紙倉庫及び自社工場内の保管スペースを使ってきたが、今回の最適化によって、原料調達がより円滑になる。

7月4日付RISIから抜粋


アジア州 韓国の双竜製紙が唯一のクラフト紙工場を永久閉鎖へ

韓国のクラフト紙メーカーである双竜製紙が同社唯一の製紙工場を永久閉鎖し、製紙業界から完全に撤退する模様である。同社は4月既に同工場2ラインでの操業を停止していた。同社はここ3年間の国内市場でのクラフト紙生産・販売局面に於ける、凄まじい価格競争で疲弊し赤字を続けていた。同社のクラフト紙は主にセメント、小麦、化学品の包装用として使用されてきた。同社は工場閉鎖の上、合計で年産12万トンの生産能力を有する2ラインの転売を検討しているものとみられる。

7月8日付RISIから抜粋


アメリカ州 ブラジルの6月段ボール原紙出荷は3.5%減少し26万トン

ブラジル国内の6月段ボール原紙出荷量は26万2千トンへ減少した。関連資材を含めると前年同月比では3.38%の減少で、前月比では9.49%数字を落とした。平米換算すると当月の販売量は4億9千3百万平米で、前年同月比では4.11%減少、前月比で9.06%の下落となった。今年の年度累計をみると、165万トンで前年同期比では0.25%微増した。

7月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 露/Solombalsky社の紙パルプ工場で深刻な火災が発生

ロシアのArkhangelskに位置するSolombalsky社の紙パルプ工場が深刻な火災に見舞われた。先週金曜日夜半に木材チップ保管の4つのタンクから出火し、合計約650平米を焼失したと発表があった。チップ・タンクのみならずコンベアー・システムと消化槽にもダメージが及んだ模様。朝方には鎮火したものの、出火の原因はまだ特定されていない。但し、同工場は財政難からここ1年以上操業を取りやめていたことから、幸いSolombalsky社としてはこの災難も大打撃には至らなかった。同工場は未晒パルプ生産ライン2機で年産23万トンの生産能力があった。

7月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Mondi社が2千4百万ユーロを投資、オーストリアの同社クラフト紙工場を改造へ

Mondi社はこのほど2千4百万ユーロを出資し、同社オーストリアのFrantschach工場を、再生原料の活用、燃料効率の向上、ラインの採算性強化を目的として、改造すると発表した。この投資は昨年6千万ユーロをかけた国際包装・紙グループの回収ボイラー設置に加えての事業となる。Frantschach工場はオーストリアにある同社の10生産拠点のうちのひとつで、特にクラフト紙、特殊パルプ分野で主導的立場にある工場である。同工場は操業130年で、独自のR&Dラボを所有、その恩恵を世界規模でもたらしている。

7月7日付RISIから抜粋


中国 山東省東順集団の薄紙マシン3台が始動、来年までに更に6台新設へ

山東省東順集団が合計で年産4万8千トンの生産能力を有する新たな薄紙生産ライン3台を始動させた。この新マシン3台はいずれも日本製である。それぞれ紙幅は2,760mmで、設計速度は分速1,000m、薄紙生産能力は1台年産1万6千トンである。3台のうち2台は同社主幹工場である山東省Taian市の工場へ、1台は黒竜江省のZhaodong工場へ設置された。同社は2015年までに更に6台の薄紙生産ラインをTaian工場へ新設する計画がある。

7月9日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 IP社が2千万ユーロを出資、仏工場での生産ラインの環境保全強化実施へ

International Paper社(IP)は約2千万ユーロを投資して、今夏フランスのLimousin地区にあるSaillat工場にて同社の環境保全強化政策に則って、ラインの改造に乗り出すこととなった。具体的な目的は工業廃水量の更なる低減と、顧客向けに環境保全性の高い製品ラインをアピールしていくことである。同改造の工期は今夏中に開始され、来年中には完了する見込みとなっている。

7月9日付RISIから抜粋


中国 南雄Zhuji Paper社が広東省で年産3万トン薄紙ライン導入の方向

南雄Zhuji Paper社が広東省南雄市の同社工場へ2台で合計年産3万トンの薄紙ライン新設を検討中である。同社と親会社である広東Shaonengグループが約$2千9百万を出資する。同工場は現在竹パルプ年産6万5千トンと未晒印刷筆記用紙3万5千トンの生産能力がある。これまで同社は中国内の紙パルプ市場の弱体化によって打撃を受けてきたが、これに対抗する為、利益率向上を目指し、同社竹パルプの自家使用を効率的に行ない薄紙分野まで事業を多角化することとした。ただし現時点では本事業の具体的なスケジュールは未定である。

7月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 Cascade社がケベック州の不採算クラフト工場を閉鎖へ

Cascade社はこのほどケベック州にある年産10万9千トンの生産能力を有する同社EastAngus工場を、市況による業績不振と工場移転・製品の方向転換などの社内合意が不調に終わったことで、閉鎖する方針を余儀なくされた。この閉鎖によって約175名の従業員は解雇に追い込まれ、同社はクラフト生産事業から10月8日をもって撤退することとなる。ただし、同州にある年産8万8千トンの生産能力をもつ塗工板紙工場は引き続き操業を続ける。

7月11日付RISIから抜粋


アメリカ州 北米薄紙市場、引き続く投資加熱で需給バランスに脅威

2009年の大不況からの立ち直りを見せた2010年以降、北米薄紙市場での需給バランスは好調に推移し、折々に買い手市場よりはむしろ売り手市場という局面も見せていた。この状態は2012年の9月までは明らかな事実であった。その後新たな増産体制が始動する直前までは、米国の薄紙市場は極めて引き締まった状況にあり、業界にある独立した断裁業者は断裁すべき全幅巻取の調達に支障をきたすほどで、供給不足の結果として、輸入紙に頼る状況にまで至った。しかしながら、現在の薄紙市場の概要はそれ以降の2-3年のうちに劇的に変貌してしまったと言って過言ではない。新たな投資案件が北米市場へ怒涛の如く押し寄せ、更なる投資案が詳しい調査に入っており、それを上回る計画段階にあるものも含めると、薄紙消費が伸び悩んでいる状況下、どこかで警戒警報を鳴らさない限り、需給バランスは益々悪化していく。

7月10日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 5月の工業生産指数はユーロ圏、EU28でともに前月比1.1%減少

統計によれば、5月の季節要因調整後の工業生産指数はユーロ圏18ヶ国、及びEU28ヶ国でともに前月比1.1%減少をみせた。因みに4月の数値は前月比0.7%増加していた。5月は前年同月比でユーロ圏0.5%増、EU28ヶ国では1.1%上昇した。5月の工業生産指数がいずれも前月比で1.1%下落した要因は、中間財生産が2.4%減少したことに加え、非耐久消費財が2.2%、耐久消費財も1.8%、資本財も0.5%、いずれも減少したことによるもの。上昇したのはエネルギー分野の3.0%増が顕著であった。

7月14日付RISIから抜粋


Stora Enso社がLWC生産の同社Corbehem工場の売却交渉を断念

Stora Enso社はかねて独占的にフランスの投資会社Valpaco社と交渉を続けていたフランス北部Corbehemに位置する年産33万トンのLWC生産工場売却交渉を打ち切ることを決定した。工場の経営陣は両社の間には「大きな隔たり」が存在するとして、7月11日付で交渉打ち切りの結論を同工場従業員に伝えた。同社は既に2012年10月に同工場の売却を目論んでいる旨、発表していたことから、同工場の将来を大きく左右しかねないこの結末によって、一気にに工場閉鎖に追い込まれる可能性に同工場従業員は大きな危惧を抱いている。

7月14日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 6月のパルプ消費者在庫が減少、消費量も下落

ヨーロッパの6月のパルプ消費量が減少し、消費者在庫も同様に減少を見せた。6月のパルプ消費者在庫は前月から3.5%減って、56万6千トンとなった。消費量も6.2%減少し94万8千トンであった。LBKP在庫は5月の35万6千トンから35万8千トンへ微増したものの、一方、NBKP在庫は前月の21万2千トンから6月19万1千トンへ減少した。全体の在庫量は前年同月の59万6千トンから5.1%数字を落とした。また消費量は前年同月の94万3千トンから0.5%微増する結果となった。

7月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 【続報】Kimberly-Clark社メキシコBajio工場の薄紙ラインがフル稼働

Kimberly-Clarkメキシコ(KCM)は同社Bajio工場の5号機となる年産6万トンの生産能力を持つ薄紙新ラインを6月後半に始動させていたが、同ラインは既に6月末には順調な生産体制に入り、現在一気にフル生産の状況となったと同社関係者は語っている。同新ラインがメキシコのQueretaro州のBajio工場に新設されたことで、同工場の生産能力は合計で27万トンへ増産されたことになる。また、KCM全体の薄紙生産量は同国6工場の合計で73万5千トンへ増加した。

7月16日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 ドイツのPapierfabrik Scheufelen社が1ラインを操業停止へ

世界的なグラフィック紙消費量の低迷で、ドイツのPapierfabrik Scheuferen社は生産量を現在の年産30万トンから14万トンへ減らすことを決定した。同社はグラフィック紙生産1ラインとその関連施設を近々操業停止の措置を取ることとなった。同社はオランダを本拠とするPaper Excellence Groupの傘下にあり、高級・最高級の紙でのシェア拡大と塗工高級紙で世界市場での牽引メーカーを担う立場を目指している。

7月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 6月の米国工業生産高指数、前年同月比0.2%の微増

米国の6月の工業生産高指数は前年同月比で0.2%と微増で、2014年第2四半期は同5.5%数字を伸ばした。製造業生産高は5ヶ月連続で増加、当月も0.1%微増した。鉱工業生産は0.8%上向いたが、一方電気、ガス、水道など公益事業生産高は0.3%減となった。第2四半期全体でみると、製造業生産高は年率で6.7%増加、一方鉱工業生産高も原油と天然ガス採取分野での好況に後押しされた形で年率18.8%と大きく数字を伸ばしたが、公共事業生産高は第1四半期の厳冬期に年率15.6%と大幅増となったのとは対照的に、第2四半期は同21.4%急落する結果となった。

7月16日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 6月度港湾パルプ在庫が前月比2.2%微増

ヨーロッパ各地の港で在庫されているパルプの6月度数量合計が前月比2.2%増加した。6月の在庫量合計は1,035,592トンで5月の1,012,922トンから微増、ドイツとスペインでの在庫増が目立った。一方、前年同月比でも昨年6月の1,024,341トンから約1.1%の微増となったが、特にスペインは前年同月比約2倍の7万1千トンとなり、フランスも同17%増で、欧州全体では需給が緩んだ状況となっている。

7月18日付RISIから抜粋


米国の6月住宅着工件数は前月比9.3%大幅減も前年同月比では7.5%増加

米国の重要な経済指標のひとつである住宅着工件数が発表されたが、6月は季節調整済みの年率換算値が96万3千戸で、5月の同100万5千戸から4.2%減少した。前年同月の同93万8千戸からは2.7%増となった。その内、一戸建て住宅着工件数は6月、63万1千戸で5月の改定値61万5千戸から2.6%増加した。

7月17日付RISIから抜粋


中国 6月の工業生産高、前年同月比9.2%の急増

6月、中国での一定規模以上の工業各社合計付加価値創出量は前年同月比で9.2%増加した。(但し、この数値は価格要因を考慮しない純粋な生産高である)前月比でも0.4ポイント上回った。今年1月~6月の累計でみると、8.8%の上昇となった。内容的に3つの分野を見れば、6月の鉱工業・採石などの分野で7.9%増、製造業では9.8%増、電気・ガス・水の生産・供給では4.7%増と、それぞれ前年同期を上回った。

7月17日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の5月紙・板紙生産量合計は前年同月比2.1%減少

米国森林紙製品協会発表の統計によると、米国の5月紙・板紙生産量は前年同月比2.1%の減少を見せた。紙生産では今年度累計で58万3千トン減少して合計3千2百70万トンとなり、主に上質紙生産からの撤退や新聞用紙から他品目への転抄が相次いだことが原因で、5月の単月でも前年同月比69万4千トン数字を落とした。

7月18日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリのパルプ輸出量増加傾向、1月~5月累計で187万トンへ

南米チリの今年1月~5月のパルプ輸出量累計は前年同期比4.5%増加し、合計で187万トンと数字を伸ばした。NBKP輸出が同9.7%増加し83万7千トンとなったことに加え、晒ユーカリ・パルプも同3.9%増加し85万5千トンへ増えたことが全体の数字の伸びへ貢献した。ただし、一方で未晒の針葉樹パルプ輸出は同12.5%数字を落とし、17万7千トンへ減少した。パルプ輸出の仕向先国を見ると、輸出金額ベースで中国向けは前年同期比16.7%増加、オランダ向けが33.8%急増したものの、韓国向けは16.5%減少を見せた。

7月22日付RISIから抜粋

 


アメリカ州 ブラジルの最大手パルプメーカーFibria社が$6,800万を投資、木材輸送分野へ参入

ブラジルのパルプメーカーであるFibria社は先般総額$6,800万の投資を決め、ブラジル南西部に位置するEspirito Santo州での木材輸送分野へ新たな体制構築に取り組むことを決定した。6月下旬、同議案は同社取締役会にて採択され、承認を得たもので、年内に総額の約1割を初期投資する予定。投資総額は2018年までに支出を終える。Fibria社は現在世界最大の晒ユーカリパルプのメーカーで、4工場にて年産合計約589万トンの生産能力を誇る。前出のEsprito Santo州Aracruz市にある同社パルプ工場ではそのうち年間234万トンを生産している。

7月22日付RISIから抜粋

 


ブラジル市場、7月も需要低迷によりコンテナー・ボード、段ボール原紙へ値下げ圧力増す

ブラジルの市場関係者によれば、7月は同国の引き続く景気後退と7月13日に終幕したサッカーW杯期間中の労働力低下を要因として、コンテナー・ボード販売が極めて弱含みな状況に直面していると語っている。W杯トーナメントが終了後10日が経過しても、市場での購買意欲は依然減退したままで、国内需要に盛り上がりが見られないことを立証している。ここ数ヶ月値下がりが散見される原料古紙の低価格によって、特に再生グレードの価格への影響は大きく、7月は包装資材の交渉場面では再度強い値下げ圧力が加えられている状況。

7月22日付RISIから抜粋


6月の世界パルプ出荷量、3百91万トンへ増加、出荷量対生産能力比率は95%へ急増

パルプ・紙製品評議会(PPPC)の統計によれば、6月の世界パルプ出荷量は前月の3百74万トンから4.6%増加し、3百91万トンへ数量を伸ばした。3百63万トンの出荷があった前年同月比では7.8%の大幅増となった。内訳をみると、NBKPで前月の189万トンから184万トンへ微減となったものの、LBKPでは前月の172万トンから195万トンへ急伸した。一方、世界の6月メーカー在庫合計では前月の36日から3日減の33日、前年同月比では1日減少した。

7月23日付RISIから抜粋


アジア州 タイのDouble A社がコピー紙の世界ブランド戦略で更なる海外市場開拓へ

タイの最大手製紙会社であるDouble A社は、同国内外の紙市場が全体的に収縮している渦中、今後の継続的な成長を狙って世界ブランド戦略を掲げ、新規海外市場への進出を計画している。同社の副社長によれば、Double A社の当面の目標は海外市場向けの売上を、今後3年~5年以内に現在の同社販売シェア80%から90%以上へ引き上げることである。現在、同社はオリジナル・ブランドであるコピー紙を世界140の市場へ輸出しているが、アジア、ヨーロッパ市場への参入を成功裡に終えれば、今年は更に中東市場への進出を図ることとなる。

7月22日付RISIから抜粋

 


アメリカ州 Fusion Paperboard社が9月に塗工再生板紙工場を閉鎖へ

その地域では最大の納税者、雇用者であるFusion Paperboard社がコネチカット州のSprague工場を9月に閉鎖することを決定したと昨日正式発表した。140人の同工場従業員は全員解雇される。約1年前、州経済発展局が同工場の操業支援を実行する方向で、同社が約$600万投資のライン改造を含めて147の現業維持、20の新たな業務を創出するといった条件にて、10年間$300万を3%の利息で資金として貸し付けるニュースがあったにもかかわらず、計画策定が不調に終わり今回の措置に至った。

7月23日付RISIから抜粋


2014年6月中国、韓国コート紙輸出統計

2014年6月の中国コート紙輸出は合計で10万525トン(前年比22.4%減)、そのうち日本向けは1万3,710トン(同49.3%減)、米国は2,356トン(同5.1倍)、EU27か国合計は1万6,692トン(同22.8%減)となった。同1-6月累計は合計で64万9,115トン(前年比1.2%減)、そのうち日本向けは9万7,752トン(同25.6%減)、米国は1万2,712トン(同98.1%増)、EU27か国合計は9万8,188トン(同3.3%増)となった。

2014年6月の韓国コート紙輸出は合計で11万8,646トン(前年比8.1%減)、そのうち米国向けは2万2,6267トン(同15.7%減)、日本は7,567トン(同37.4%減)となった。同1-6月累計は合計で79万6,442トン(前年比5.3%減)、そのうち米国向けは17万4,705トン(同13.3%減)、日本は6万7,199トン(同10.4%増)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2014年6月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万9,614トン(前年比37.4%増)、そのうち米国向けは1,660トン、EUは7,527トン、日本は1,706トン(同87.0%増)となった。同1-6月累計は合計で27万3,615トン(前年比19.1%増)、そのうち米国向けは1万3,273トン、EUは2万9,625トン、日本は1万8,473トン(同4.5倍)となった。


中国 2014年6月パルプ指数

中国造紙協会の発表によると、2014年6月の未晒パルプ数量指数は54.86ポイントで前年比13.68%増、同価格指数は99.01ポイントで同0.15%増となった。同晒パルプ数量指数は76.61ポイントで同6.85%増となった。


海外情報 上質紙輸出市場で激戦を繰り広げる中国とインドネシア

2013年のアジアでの上質紙生産量合計は年産2千9百50万トンで、その世界シェアは55%にのぼる。アジア諸国の年間2千7百80万トンの需要をまかなうだけでなく世界市場への輸出も極めて積極的である。2010年~2012年、アジアでは巨大な増産体制の波を経てその生産能力は2009年の年産2千9百万トンから2013年一気に同3千4百万トンへ跳ね上がった。2010年~2013年に行われた生産体制増減の実態をみると、中国が実に3百10万トン増産体制を強化、それと比較するとインドネシアはその間、72万トンのプラスに終わった。ただ、いずれにせよ、インドネシアと中国は上質紙分野では世界2大輸出国であることには疑いなく、2013年の輸出量はインドネシアが2百30万トン、中国が1百33万トンであった。

7月24日付RISIから抜粋


【続報】ドイツのPapierfabrik Scheufelen社1マシン停止で工場従業員の2/3を解雇へ

ドイツのPapierfabrik Scheufelen社は、かねて決定していた南ドイツLenningenの同社工場で年産16万トンの生産能力を有するコート紙ライン6号機での操業停止に伴う社会的計画について交渉を開始した。現在、同工場の従業員640人を2/3解雇することとなり、地域メディアも約400人が失職する模様と報じている。同社は既に、グラフィック紙の需要低迷を理由に6号機の永久停止を発表していたが、停止のタイミングは「近々」としか表明しておらず、停止までの期間は平常通り操業を続ける模様。

7月24日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国の6月印刷・筆記用紙の出荷量、前年同月比5%減、上質紙も8%減

米国森林紙製品協会の発表によると、6月米国の印刷・筆記用紙の出荷量は前年同月比5%減少し、紙の在庫総額は前月比横ばいとなった。一方、6月の上質紙の出荷量合計も前年同月比8%減少、今年度累計でも前年同期比8%数字を落とした。一方、上質紙の輸入量は前年同月比7ヶ月連続で増加しており、直近の5ヶ月累計では前年同期比19%数字が上向いている。

7月24日付RISIから抜粋

 


中国 2014年の老朽化紙パルプ生産設備の廃棄目標は年産3百97万トン分

中国政府は紙パルプ業界に残っている2014年中に廃棄されるべき老朽化設備の目標を合計3百97万トン分と公表した。この数字は年初に公表された当初の目標値2百65万トン分を大きく超えている。リストアップされた生産設備は17県221工場に属する旧式マシンで、全てのマシンは9月までに操業を停止し、12月までには廃棄を義務付けられている。リスト上に指名されている工場のほとんどは規模の小さな工場であるものの、一部、大手の山東省Huatai Paperは合計で年産2万4千トンの薄紙、印刷・筆記用紙の小型ライン6台を廃棄する予定。

7月24日付RISIから抜粋


ヨーロッパの5月上質紙出荷量じり高、コート紙納入量は依然下落傾向

4月に一旦数字を落としたヨーロッパの上質紙出荷量は、5月になって再度上昇に転じた。一方、5月のコート紙納入量は引き続き低迷している。5月コート紙納入量は前年同月比2.4%減少し、55万2千トンであった。そのうち欧州域内への納入量は同2.7%増えて合計44万1千トン、欧州以外への納入は同18.5%の大幅減で11万1千トンとなった。5月の上質紙納入量は同1.4%増加し合計で61万4千トンで、そのうち欧州域内への納入は同1.2%伸びて51万9千トン、欧州以外へは同2.9%増の9万5千トンとなった。

7月28日付RISIから抜粋


ブラジルのFibria社が定期保守点検でJacareiパルプ工場を休転

世界最大のパルプメーカーであるブラジルのFibria社、同国南東サンパウロ州Jacareiの年産109万トンの晒ユーカリパルプ工場が7月21日より8月6日まで定期保守点検の為、休転に入った。同工場の10日以上にわたる休転は、64社を数える納入業者の従業員2,000人以上にまで影響を及ぼすこととなる。この休転は、同社の環境改善を見据え、設備保守の実行と新たなプロジェクト推進の観点から極めて重要な意味を持つ、と同工場長は語っている。

7月28日付RISIから抜粋


ブラジルのCarta Fabril社の年産6万トン薄紙新ラインが本格稼働

ブラジルの薄紙メーカーであるCarta Fabril社は、同国中西部のGoias州に位置するAnapolis工場に新設した薄紙年産6万トンの能力を持つ生産ラインをこのほど本格稼働させた。この新ラインは当初の予定通り4月には本体の稼働準備が整っていたものの、送電系統の進捗が遅れたことで、本格稼働もズレ込む結果となった。現在、新ラインは80%の操業率で運転しているが、フル生産までの期間に約6ヶ月を要すものとみられ、10月末までには操業率100%へ到達する模様。

7月28日付RISIから抜粋


米国のパルプ・スポット市場、NBKP、LBKPともに不振で$5~15/t下落

米国のパルプ・スポット市場では、NBKPグレードの価格下落が広範囲にわたって進行、またLBKPも引き続き低迷しており、主要4品目がいずれも価格軟化している状況である。基準となる北部NBKPは米国東部と中西部で$5/tの値下がりをみせ、ネット納入価格は$710~750/tへやや下落傾向にある。米国北部NBKPは当月前半に価格レベルを$10/t下げた後、直近には更に前月比$15/tまで値下がりした。

7月29日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Valmet社製コンテナーボード原紙ラインが抄造スピード世界記録樹立

ドイツEisenhuttenstadtにて、Valmet社製コンテナーボード原紙ラインPropapierPM2が24時間連続稼働で、抄紙スピード分速1,704mの世界記録を樹立した。24時間の稼働中、同機は10,850mm巾、米坪70gの中芯を製造、歩留まりは96%を達成した。今回はPropapierPM2での4回目の世界記録樹立で、2010年11月に米坪90gで分速1,620mを記録し初の1,600mを超えたが、その後2011年4月に米坪80gで1,650mを記録、2012年にも同じく米坪80gで1,675mまで記録を伸ばしていた。

7月29日付RISIから抜粋


中国 6月のパルプ輸入量、前月比4.1%の伸び。年度累計でも前年同期比6.6%急増

中国の市販パルプ市場で4月に売り手側が値下げに踏み切ったことが功を奏し、市場がにわかに活気を帯びてきた。市場関係者によれば、供給者側はNBKPでトン当たり$20~30、LBKPで同じく$10~50の値下げを断行した。中国通関当局の発表した統計によれば、6月のパルプ輸入量合計は前月より4.1%増えて、1百51万トンとなった。4月の値引き通告によって、既に5月の輸入量は1百47万トンで前月から5.0%増加していた。6月のNBKP輸入量は55万5千トンで前月比1.2%の微増となったものの、一方LBKPは同7.4%の急増で57万3千トンであった。また、前年同月比でみると、NBKPは11.2%増、LBKPも15.3%増と数字を伸ばし、全体の数量でも16.9%増加した。

7月30日付RISIから抜粋


ブラジルの木材産業、今年前半の木材パルプ・パネル・紙の生産量が急伸

2014年前半6ヶ月のブラジル木材産業は、その優れた業績評価指標が示す通り、良好な結果をもって推移した。ブラジル木材業界が発表したところによると、この6ヶ月を通して同国は木材パルプ・パネル・紙の生産量および輸出量はいずれにおいても数量を伸ばした。輸出における収益についても、前年の1~6月と比較して増加した。統計数字によれば、パルプの輸出量は2014年1~6月で前年同期比12.8%増え、5百10万トンとなった。同時期に木材パネル分野でも、同21.8%の伸びをみせ、紙に関しては1.9%(95万トンに相当)の増加となった。

7月30日付RISIから抜粋


中国 6月の古紙輸入は夏場の不需要期真っ只中、前月比4.4%下落

中国の通関当局の情報によれば、6月の古紙輸入量は前月から4.4%減少し、2百29万トンへ数字を落とした。下落の大きな要因は主にOCCグレードの需要低迷で、前月から8.5%下落して6月の実績は1百23万トンであった。前年の6月輸入量1百25万トンからも約1.9%減少した。また、2014年1~6月の累計をみると、前年同期の1千4百92万トンより約5.4%減少し、1千4百11万トンの実績となった。

7月30日付RISIから抜粋

 


日本紙類輸出・輸入組合員


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