Archive for 5月, 2014

2014年3月 中国、韓国コート紙輸出統計

20143中国コート紙輸出は合計で11万7,161トン(前3.4%減)、そのうち日本向けは1万6,331トン(同24.8%減)、米国は2,015トン(同29.2%増)、EU27か国合計は1万8,357トン(同13.0%増)となった。同1-3累計は合計で31万5,055トン(比8.2%増)、そのうち日本向けは5万3,210トン(同15.0%減)、米国は5,065トン(同39.4%増)、EU27か国合計は4万4,049トン(同11.7%増)となった。


20143韓国コート紙輸出は合計で14万5,626トン(前比0.2%増)、そのうち米国向けは3万741トン(同18.6%減)、日本は1万3,828トン(同43.2%増)となった。同1-3累計は合計で41万5,531トン(前比0.4%減)、そのうち米国向けは9万1,703トン(同10.2%減)、日本は3万9,226トン(同37.0%増)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

20143中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で6万2,126トン(前比27.0%増)、そのうち米国向けは2,620トン、EUは7,812トン、日本は4,247トン(同20倍超)となった。同1-3累計は合計で14万7,946トン(前比30.4%増)、そのうち米国向けは9,973トン、EUは1万5,539トン、日本は1万941トン(同6.6倍)となった。


ブラジル Eldorado社がパルプ生産量、日産の世界記録更新

ブラジルのEldorado社Tres Lagoas工場では、工業未開発地域にて初稼働から僅か1年強で、この3月単月で3回連続日産パルプ生産量では最大となる世界記録を達成した。3月19日に日産4,990トン、3月20日に5,056トン、と記録を連ね、ついに3月30日一日だけの生産量5,156トンを達成し3連続の世界記録を決めた。同社の高品質パルプを生産するこのラインは木材処理から晒工程に及ぶまで一貫した製造技術をパルプ・ライン・メーカーAndritz Pulp & Paper社から受けている。

4月29日付RISIから抜粋

 


Stora Enso社がフィンランドで軽量クラフトライナー生産事業を立ち上げ

Stora Enso社は、1億1千万ユーロを出資し、フィンランドのVarkaus工場の3号機を改造、これまで年産28万トンの上質紙生産を年産39万トンの軽量クラフトライナー生産へ切り替える。改造されたラインは2015年第4四半期に稼働の予定。このプロジェクトは世界的な再生可能板紙市場の拡大及び印刷用紙市場の縮小に呼応するものだと同社は語っている。

4月30日付RISIから抜粋


アメリカ州 KapStone社2014第1四半期業績急伸 

KapStone Paper and Packaging社は第1四半期の業績が前年同期比で急伸したと発表した。売上は$5億4千9百万で72%増、純利益は$3千2百万74%増となった。同社CEOが語ったところによれば、同社はこの四半期に強烈な異常気象の影響を受けたにもかかわらず、記録的な好業績を達成した。この期間に同社はCharleston工場の抄紙ラインでの品質向上を実現したものの、その改造に掛かった休止時間により約1万4千トンの生産が不足するに至った。ただ、業績急伸の主因は昨夏買収したLongview工場が創出した新たな$2億2千7百万の売上に負うところが大きい。

4月30日付RISIから抜粋


大手パルプメーカーがフラッフパルプ続々値上げ

海外大手パルプメーカー数社が5月1日付でフラッフパルプ価格の値上げを続々と打ち出している。

International Paper社は全世界の顧客へ向け、5月1日以降適用のフラッフパルプ価格を$30/t値上げすると発表した。原則、具体的な設定価格を明示しない同社であるが、北米、ヨーロッパ市場及び世界の新興市場向けに一律$30/tの値上げを決めた。

Domtar社は全世界の顧客に対し、フラッフパルプ価格を5月1日付で$20/t引き上げると発表した。これにより北米市場、ヨーロッパ市場向けの価格は$1,050/tとなり、その他市場に関しても$20/tの値上げを実施する。

Weyerhaeuser社も既に北米市場、ヨーロッパ市場向けにフラッフパルプ価格の$30/t値上げを決定し、5月1日以降の価格を$1,050/tとすると発表していた。一方、その他市場については$20/tの上げ幅としている。

Resolute Forest Products社も北米市場向けのフラッフパルプ価格を4月1日付設定の$1,020/tから$30/t上げて、5月1日より$1,050/tとするとしている。

4月30日、5月1日付RISIから抜粋


アメリカ州 労働市場各指標は改善も、失業率は高止まり

米国FOMC(連邦公開市場委員会)からの情報によれば、米国は今冬一部において異常気象による景気減速が著しかったものの、3月の各指標を見るとその後の経済活動が漸く上向いてきている模様。労働市場の各指標が全てに安定をみせているものではないものの、全体的には改善を示していると言える。ただし、失業率は依然高止まりの状況にある。また家計支出や個人消費は急速に回復をみせている一方で、住宅着工における回復はなかなか進んでおらず、民間設備投資は依然下降傾向にある。

5月2日付RISIから抜粋


中国のアイボリー生産能力、2016年までに460万トン増へ

世界一の急速な発展を遂げる紙・板紙産業を抱え、また世界最大の市販パルプ購入国である中国に於いて、同国のアイボリー生産能力は2016年までに更に急激な拡大が進むであろう。根強い需要に押され新たな増産体制を創出する形で、大手メーカーを中心に2014年~2016年の間に年産460万トンの晒板紙の生産能力が増大することとなる。一方、近年一気に急激な増産体制拡大を図ったティッシュ、トイレットロール市場は需給が緩んだ状態が続いており、2012年の家庭紙生産では平均稼働率は85%を示し、2013年には80%まで低下する結果となった。

5月6日付RISIから抜粋


Kimberly-Clark社が年商$17億のヘルスケア事業を分社化へ

Kimberly-Clark社(KMB)は、既に内定していた同社ヘルスケア部門の分社化に関する証券登録届出書を正式に米証券取引委員会へ提出した、と発表した。新会社名はHalyard Health, Inc.で、本社をジョージア州アトランタに近いアルファレッタ市に置く。KMBの会長兼CEOは、今回の同社ヘルスケア事業の分社化は継続的な株主への利益追求を主眼としたものであると述べている。この分社化が完了すれば、Halyard Health社はいくつかの鍵となる分野に於いて、その業績向上や様々なビジネス・チャンスを実現する上で、その主導的地位をいかんなく発揮することとなる、とも語っている。

5月6日付RISIから抜粋


ブラジルの2014パルプ輸出量10%増に照準、2020年までに年産2千2百万トン目論む

ブラジルの市販パルプ輸出は2014年に前年比10%増を目指している。出荷量が増える要因としては、主としてSuzano社の年産150万トンを見込むユーカリパルプ・ラインと、同様にEldorado社の年産150万トンのそれぞれ新ラインの始動によるところがもっとも大きい。一方、同国の今後の長期的な見地から増産体制をみると、2020年までに年産2千2百万トン達成を目指している。2013年のパルプ生産量の実績は1千5百万トンであったが、計画では同国の森林資源地帯を現在の7百万ヘクタールから倍増させる予定で、年間パルプ増産が700万トン、紙が1千3百万トン、木質パネルが1千4百万トンそれぞれ増えると見込んでいる。

5月6日付RISIから抜粋


中国 古紙需要下降線、輸入意欲減退の兆候 

これまで中国以外の古紙消費国や供給国は、中国国内の急速な古紙需要の高まりや輸入量の急増に関して大きな懸念を抱いてきた。事実ここ20年にわたり、古紙需要の二桁成長に引っ張られる形で中国の古紙輸入は急激且つ力強く成長を見せてきたと同時に、世界の古紙回収率上昇や古紙価格の高騰にも大きな影響を与えてきた。しかし、国内の紙板紙市場の減速や世界的にも限られた古紙供給事情の中、中国の古紙輸入への意欲は、このところ減退の兆候を見せ始めている。中国の2013年古紙輸入量は2900万トンで、対前年比3%のマイナスである。最も大きな減少を見せたのは2013年の第2四半期で、加えて西ヨーロッパからの輸入減が一番大きな落ち込みの要因となったが、世界市場に於けるその主導権によって大きな影響を受けるに至った。一方、当然のことながら、中国の昨年の紙板紙市場自体の減速もその古紙輸入量減少へ大きな要因となったことも間違いない。

5月7日付RISIから抜粋


続報: 懸念される供給過剰、価格崩壊。Stora Enso社のクラフトライナー市場参入

Stora Enso社(SE)が、1億1千万ユーロを出資し、フィンランドのVarkaus工場の3号機を改造、世界的な需給動向に合わせ、これまでの上質紙生産を軽量クラフトライナー生産へ切り替えるというニュースは、2016年までにヨーロッパのコンテナーボード市場への供給過剰として重くのしかかるとの憶測と懸念を生んでいる。SE社のこの対応は今後市場価格、市場変革、市場参入者へのプレッシャーとなっていくであろう。ヨーロッパの大手クラフトライナー・メーカー関係者は、既に市場のクラフトライナー供給は充足しており、新たな増産は全く求められていないといった意見が多く、今後Varkaus工場の製品が市場参入するや否や市場での価格崩壊は不可避と推測するとともに市場の供給地図が大きく塗り替えられることとなろう、と懸念をあらわにしている。

5月7日付RISIから抜粋


続報:豪州 紙業界がAD調査実施を歓迎。中国製コピー紙、仏製・韓国製新聞用紙 

オーストラリア森林製品連合会(AFPA)は、同国アンチダンピング委員会が主導する中国製コピー用紙調査の再開、フランス製・韓国製の新聞用紙に対する調査開始を歓迎している。紙輸入に於けるこの2つの調査は、紙製品市場での公平な競争の場を確保する方向で、オーストラリアの製紙メーカーが直面している進行中の問題、つまり輸入紙の不当廉売の事実有無を明らかにしていくものである。特に中国製コピー用紙調査では、アンチダンピング委員会は既にダンピングの証拠を掴んでおり、また市場シェア拡大を目指し安い輸入紙を取り扱った多数の小売業者が市場に損害を与えている状況も指摘している。

5月9日付RISIから抜粋


中国 2014年265万トンの紙パルプ老朽化設備を閉鎖へ

中国政府は老朽化した紙パルプ生産設備の閉鎖キャンペーンに関する本年度の目標値を公表した。紙・パルプ分野、双方で年産合計265万トン分の老朽化設備閉鎖を求められている。本年度の265万トンという目標値は2013年度の742万トンよりは大幅に少ない。因みに2011年度実績は831万トン、2012年度は1,057万トン分の設備を廃棄処分とした。中国ではここ数年工業生産の現場浄化を奨励し、積極的に老朽化設備の閉鎖キャンペーンを実施している。

5月8日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 スペインAlfonso Gallardoグループが傘下の新聞用紙メーカーを米国へ売却へ

スペインの製鉄大手AlfonsoGallardoグループ(GAG)がその傘下にある製紙メーカーPapresa社とセメントメーカーCementos Balboa社を、米国が本拠の未公開株式投資会社Kohlberg Kravis Roberts社(KKR)へ売却する方向で交渉が進んでいる模様。売却金額は不明。KKR社は多数銀行の所有権を共有する投資会社である。新聞用紙メーカーであるPapresa社はスペイン北部で年産31万トンを生産しており、2008年にGAGに買収された。KKR社との売買交渉は最終段階を迎えているとみられる。

5月8日RISIから抜粋


APP社、中国・インドネシアでの薄葉紙大規模増産計画を一気に減速

Asia Pulp & Paper社(APP)はこのところの中国内での景気減速の影響を考慮して、当初計画していた薄葉紙の大増産計画に一定の歯止めをかけることとなった。同社は2015年以降に予定していた全ての機械設置を、当初の計画を1年棚上げして、実行に移すと決定した。また一部の抄紙ラインについては需要の低下と自家生産パルプの不足を理由にキャンセルしたと公表した。昨年同社が打ち出した青写真では、約280万トンといった巨大な増産計画で、中国及びインドネシアの複数工場に52機の新たな薄葉紙生産ラインを新設する予定だった。

5月9日付RISIから抜粋


アメリカ州 IP社がテキサスのライナー工場で大規模改修実施へ

International Paper社(IP)はテキサス州にある年産80万トンの同社コンテナーボード工場にて、コスト競争力の向上を目指した生産設備の大規模改修を予定している。郡委員会は、同プロジェクトのインセンティブに応じて変動する約4年間で$8000万の税軽減のための計画承認に加え、更に4年間の追加措置を承認した。ルイジアナ州との州境、東テキサスに位置する同工場には、いずれも238インチ幅のライン2台があり、ライナーボードと中芯原紙を生産している。1号機は厚物ライナー、2号機は軽量原紙の生産に特化している。

5月9日付RISIから抜粋


APP社Pindo Deli工場でストライキ長引く

Asia Pulp & Paper社(APP)傘下のPindo Deli社(PD)では西ジャワKarawangに位置する2工場での継続中のストライキに巻き込まれている。PD社の労働者組合は既に本年2月下旬からの1ヶ月のストライキを宣言していたが、交渉が不調に終わった時点で次のストライキに先月突入していた。労働者側は、同組合が2工場の約半分の現場労働者の意見を代弁していると主張しているが、APP社はこの動きが社員レベルに影響を及ぼすとはコメントしていない。この2工場は合計1万4千人の労働者を雇用しており、紙・板紙年産約78万トンの生産能力がある。

5月9日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Mondi社がチェコで年産15万5千トンの晒クラフト紙生産を開始へ

Mondi社が7千万ユーロを出資し、チェコ共和国プラハの北部で新マシン7号機の設置を完了した。年産15万5千トンの晒クラフト紙を生産する予定。用途は主に産業用紙袋、ショッピング・バッグなどで、印刷適性に優れ、強度の高い紙質、更に表面の平滑性が特長である。NBKPの配合率を上げたことで高強度を実現し、更にカレンダー仕上げによる高光沢が印刷適性を向上させ、つか、剛度、厚みも適正に管理されている。

5月12日付RISIから抜粋


ブラジル、4月の段ボール出荷は約27万6千トンに達する

ブラジルの4月段ボール出荷量は前年同月比5.21%減少したと、ブラジル・段ボール委員会が予備データ上で発表した。また、前月比でも28万4千トンから2.76%減となった。一方、1月~4月の段ボール出荷の累計では110万トンで、前年同期比0.86%の微増となった。

5月12日付RISIから抜粋


ブラジルFibria社、アラクルス工場で定期保守整備を実施

晒ユーカリパルプ生産量では世界最大のブラジルFibria社が、5月4日より年産230万トンのアラクルス工場(ブラジルの南西)の定期保守整備に入った。まず、5月4日~12日でA生産ラインを操業停止し保守点検の上で整備を実施、その後5月13日~20日でB生産ラインを止める予定。同社は既にC生産ラインでは2月上旬に定期保守整備を済ませている。

5月13日RISIから抜粋


チリCMPC社、第1四半期税引前利益で前年同期比17.9%増

チリの大手紙パルプメーカーであるCMPC社は今年の第1四半期決算報告の中で、税引前利益を前年同期比17.9%増、$2億5千万と公表した。また利益率は前年同期比で前年の18%から21%へ上昇した。主な増加要因は活発なパルプ受注に加えて、同社内での慎重な原価管理の実行によるもの、と同社CFOは言及している。ただし、売上でみれば$11億7千万と前年同期比1.3%マイナスの実績で、その減少要因である林業、洋紙、薄葉紙生産分野での不振を54万3千トンの好調なパルプ販売で埋め合わせた結果となった。

5月13日付RISIから抜粋


Tetra Pak社インド生産拠点、秀逸な環境対応でプラチナ認証授与

世界的な総合梱包素材メーカーであるTetra Pak社のインド・チャカンに位置する生産拠点がこのほどインド・グリーン・ビルディング評議会(IGBC)よりプラチナ認証を授与された。この賞は米国グリーン・ビルディング協会が授与する最高の国家認証であり、地球に優しい建造物デザインやエネルギー分野でのリーダーシップ、先進の環境対応計画が評価されるものである。具体的な例では、同社チャカン生産拠点が積極的に採用している、太陽光パネルの設置、雨水の採取・再利用、廃水の再循環、排熱を利用した空調設備などの新たな取り組みを通じ、同生産拠点を秀逸な環境対応サイトとして作り上げたことに、IGBCが最上級の評価を与えたことになる。

5月7日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 4月度港湾パルプ在庫が前月比微減

ヨーロッパ各地の港で在庫されているパルプの4月度数量合計が前月比1.0%減少した。4月の在庫量合計は1,048,794トンで3月の1,059,316トンから微減、ドイツとスペインでの在庫減が目立った。一方、前年同月比では1,034,263トンから約1.4%の微増となったが、特にドイツは約22%減と昨年に比し需給が締まった状況となっている。

5月14日付RISIから抜粋


中国 1月~4月固定資産への投資額前年同期比17.3%増

中国に於ける1月~4月固定資産への投資額(但し農村部は除く)の合計は10兆7千70億人民元に到達、前年同期比で17.3%増加、1月~3月の前年同期比からは0.3ポイント下落した。また、4月単月の数字でみると対前月比で1.17%増となった。産業別では、第一次産業での投資額は2千146億人民元で前年同期比21.2%上昇、第二次産業は4兆4千797億人民元で同14.5%上昇、第三次産業は6兆135億人民元で19.2%上昇し、軒並み投資額の増加となった。

5月13日付RISIから抜粋


米国Indiana Carton Company社がICGへ正式加入

米国の食品包装用板紙の総合加工メーカーであるIndiana Carton Company社(ICC)が、このほど同国の同業者グループであるThe Independent Carton Group(ICG)へ19番目の新メンバーとして正式加入がそのグループ総会にて承認された。ICGは1982年に当初5社のメンバーで設立された同業者互助グループである。ICC社は1933年創業、主に大量オフセット印刷、形抜きプレス、窓開け、糊付け加工を得意とし、主にベーカリー、デリ、外食産業及びその周辺企業へ折りたたみ箱を供給する加工メーカーである。

5月13日付RISIから抜粋


スウェーデン 第1四半期の紙・板紙生産量5.5%減、パルプ生産量2.4%減

スウェーデンの第1四半期の紙・板紙及びパルプの生産量が前年同期比それぞれ5.5%、2.4%下落した。紙・板紙生産で5.5%減の270万トンとなった。特に新聞用紙は前年同月比26.9%ダウンと大幅に減少、印刷・筆記用紙も同6.2%減となった。但し、それ以外の紙・板紙では1.1%の微増。一方、第1四半期のパルプ生産に於いても、2.4%減の290万トンと伸び悩んだ。

5月15日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国4月のカートン出荷量回復、コンテナーボード在庫量も減少傾向

天候不順による沈滞気味なスタートとなった第1四半期を終え、最新の産業統計によれば米国の4月箱出荷量は持ち直してきた。またコンテナーボード在庫量は季節要因により92千トン以上の減少を見せた。4月の箱出荷量は前年同月比1.2%の減少とはなったものの、昨年4月より稼働日が1日少ない当4月は週平均に換算すれば前年比で3.5%増となっている。コンテナーボードの4月末メーカー在庫量合計は前月末から92千トン減少し242万トンとなった。これは4月単月の5年平均下落71千トン、10年平均下落57千トンと比べても大きな在庫減少となった。

5月15日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 Smurfit Kappa社が27百万ユーロを投資、スペイン工場で未晒片艶紙の増産へ

アイルランドを中心とする欧州大手紙パルプメーカーのひとつであるSmurfit Kappa社が、27百万ユーロを投資し同社スペイン北部のSanguesa工場の1号機(現在まで年65千トンのコンテナーボード生産)を、未晒片艶紙の年産3万トン4号機へ組み込み新たな増産体制へ向かう模様。この投資を実行するにあたり、同社はこれまで片艶紙市場で培った他の追随を許さない専門知識や高い信用度を持って、この市場に特化した持続的成長を追求することになる。この大規模な改造が完成した暁には、同工場は世界中の顧客へ売り込むべく多様なグレードや最低米坪28gからの生産能力を有するものとみられる。尚、改造には12週間を要するものの、プロジェクト自体の開始は2016年の予定。

5月19日付RISIから抜粋

 


ヨーロッパ州 Sodra Cell社がスウェーデンでNBKP年産50万トンを増産へ

Sodra Cell社が市販NBKPの生産量をスウェーデンの3工場で2018年までに計33%増やし、年産合計2百万トン体制への準備を進めている。世界的企業である同社のこの増産は、世界的な実質GDPの上昇と世界人口の増加からくる需要増大に対応するものであると同社社長は語っている。2040年、世界人口は100億人に迫るものと思われ、また世界のGDP成長率は2015年に4.1%、2016年に3.8%、2017年に2.6%と推測されており、紙の消費量は確実に上昇曲線を描くと予測している。

5月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 2014年米国の紙・板紙生産能力が125万トン減

米国森林製紙協会の調査によると、米国の2014年紙・板紙生産能力が2013年の合計から1.4%125万トン減少する見込みで、最大要因は印刷用紙の落ち込みであると公表した。2014年の紙・板紙生産能力は約8千6百万トンで、ピークだった2000年から17.1%、18百万トン弱の減少となっているが、一方昨年の生産量は合わせて約8千1百万トンであった。紙の生産能力は2014年183万トン減の3千462万トン、印刷・筆記用紙の下落が顕著で100万トンの減少であった。

5月16日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国4月のクラフト紙出荷量は前月比4.4%増加

米国森林製紙協会の発表では、4月のクラフト紙出荷量は前月比4.4%増加し13万4千トンとなった。晒クラフト紙は前月比2.6%増、未晒クラフト紙は同4.6%増であった。全般的にみれば、2014年1-4月の出荷量は前年同期比2%減で、4月末のメーカー在庫は前月比3.6%の減少を見せた。

5月16日付RISIから抜粋


北米市場、4月新聞用紙需要続落も、輸出は持ち直す

最新の統計によれば、北米市場の新聞用紙需要は4月も低落傾向が続き、前年同月比5.3%悪化した。商業印刷分野など新聞以外の用途では当月2%上向いたものの、新聞用紙単体での落ち込み7.3%をわずかに補う程度に終わった。4月の国内出荷も5.2%後退した一方で海外輸出向けは9.4%伸びたが、今年1-4月の累計でみれば前年同期比1.7%の伸びにとどまった。また当月の新聞用紙メーカーの稼働率は95%であった。4月末のメーカー在庫は前月末比1.2%低かったものの、前年同期比では12.8%増の高水準を示した。

5月20日付RISIから抜粋


アメリカ州 チリ第1四半期紙パルプ輸出、前年同期比8.1%減

チリの第1四半期紙パルプ輸出数量は前年同期比8.1%下落し119万トンとなった。減少した要因は、主に晒ユーカリパルプ輸出が3.7%減で53万7千トンと低迷したことに加え、UKP輸出も同9.2%減の10万9千トンへ落ち込んだことによるもの。またNBKP輸出でも前年同期比0.8%減の45万3千トンとなったことも影響した。紙に関しては、新聞用紙の輸出数量が断続的に減少しており、2013年39.7%急落したことに引き続き、この4半期に同56.4%減の1万3千トンまで大きく数字を落とした。一方、板紙の輸出数量は同12.2%増加し7万9千トンまで膨らんだ。

5月20日付RISIから抜粋


北米国内市場、4月印刷・筆記用紙出荷ほぼ横這い

北米の全般的な印刷・筆記用紙の4月出荷量は前年同月比1.2%下落した。また国内販売量は同0.5%の微減でほぼ横這いの推移となっている。中では上質紙だけは目立った動きをしており、非塗工下級紙は全体の出荷ベースでは前年同期比で5.4%増、月中の需要に関しては6.8%の伸びを示した。一方、塗工下級紙は前年同期比2.0%上向いたものの、需要では同1.9%下落した。

5月20日付RISIから抜粋


アジア州 IP社、インド市場で最適化 と本業の成長・発展への取り組み

米国を本拠とする最大手多国籍企業のひとつであるInternational Paper社(IP)は、インドのAP Paper Mills Ltd社の公的取引による買収をもって、International Paper Indiaとしてインドへの堅実な参入を果たした。この年商$290億の企業(IP)は、Rajahmundry地域の製紙会社の2つの生産拠点を含め、正式に同社組織に組み込んだ。更に最近$2千万を出資し断裁設備を投入、インドに同社の熟練された世界基準を導入し製紙ビジネスの一元管理を継続していくものである。尚、今後の正式名称はInternational Paper APPM Ltdへ変更される。

5月20日付RISIから抜粋


中国 太陽紙業グループが軽量非塗工印刷・筆記用紙の生産立ち上げへ

中国の大手製紙メーカーである太陽紙業グループが山東省Yanzhou市にある同社最重要生産拠点に新たに年産30万トンの軽量非塗工印刷・筆記用紙の生産ラインを立ち上げる模様。既に同プロジェクトは5月初旬に地方当局の認可を得ている。同社は新ラインの為に当初同地に建屋を新設することを検討していたが、現状、既存の建屋内の老朽化した小規模ラインなどを廃棄してスペースを作る予定である。生産する米坪は80g以下で、パルプ配合率は機械パルプが80%まで、残りは化学パルプとなる。このプロジェクトへの同グループの出資額は約8億5千万人民元、来年早々に着工、工期は18ヶ月を見込んでいる。

5月21日付RISIから抜粋


Nine Dragons社など在ベトナム製紙工場が反中デモ後の操業を再開

5月13日から過激化した反中デモの脅威によって一時操業を停止していた中国Nine Dragons社のベトナム工場であるCheng Yang Paper社が、このほど再生コンテナーボードの生産を再開した。先週、デモ隊の襲撃を受けた工場の被害は比較的軽微ながら、窓ガラスや什器などの破損があったものの生産ラインそのものは被害を免れた。また、その他の台湾系の工場も複数襲撃を受けた為、数日間操業を停止したが、幸い被害は最小限に食い止められ、保険求償でカバーできる範囲にとどまった模様。

5月21日付RISIから抜粋

 


フランスGascogne Groupが自社株式の売買を再開

フランスのGascogne Groupは同社自らの決断で1月14日付にて自社株式の売買を差し止めていたが、5月19日をもってその売買を再開した、と伝えた。今後、2013年の同社財務諸表を含む関連書類の公表を持って正式な株式市場への復帰となる。既に4月に同社は株主との資本再構成計画を完成させており、その計画は同社4拠点への事業計画承認と増資が条件となっている、と同社は発表している。但し、同社再構築そのものについては最終的には6月中旬に開催される株主総会に於いて承認されることが必須であるとしている。

5月22日付RISIから抜粋


アメリカ州 米国、4月の印刷・筆記用紙出荷は3%減、上質紙は8%減

米国森林紙製品協会の発表によれば、米国の4月印刷・筆記用紙出荷量の合計は前年同月比で3%減少したものの、非塗工・塗工下級紙及びコート紙出荷はわずかに上向いた。更に上質紙の出荷量合計も前年同月比で8%下落したことに加え、今年度累計でも前年比7%の減となった。一方、3月の上質紙の輸入量は同38%と大幅な増加が見られたが、輸出量は同12%減となった。

5月22日付RISIから抜粋


4月の世界パルプ出荷量、3百60万トンへ減少、出荷量対生産能力比率も89%へ下落

4月の世界パルプ出荷量は前月の3百79万トンから4.4%減少し、3百60万トンへ数量を落とした。3百68万トンの出荷があった前年同月比でも1.5%減の結果となった。内訳をみると、NBKPで前月の192万トンから186万トンへ減少、LBKPでも173万トンから163万トンへ急落した。一方、世界のメーカー在庫合計では前月の37日から1日減の36日、前年同月比では3日減少した。

5月23日RISIから抜粋


アメリカ州 第1四半期の米国紙パルプ産業売上・収益、大寒波に沈む

今冬米国各地が厳しい大寒波の襲来を受けた結果、この第1四半期は軒並み製造業者の過大な電力エネルギー・コスト消費、物流網の混乱、住宅着工数の落ち込みなどの様々な要因によって、米国経済はほぼ停止状態となったと言っても過言ではない。2013年第2四半期には3.4%あった米国のGDP成長率が、この四半期一気に0.1%まで急落した。この大寒波による被害は紙パルプ産業界でも例外ではない。需要は行き詰まり、特に北東部では鉄道や陸路での輸送が滞った為、貨物の配送が困難を極め、また天然ガスの価格も急騰する事態に及んだことで、売上・収益ともに大打撃を被る結果となった。米国大手紙パルプメーカー23社の収益合計でみると、この四半期は昨年同期比で26.9%激減した。

5月23日付RISIから抜粋


ヨーロッパ州 3月度欧州上質紙出荷は続伸、コート紙は依然低迷

ヨーロッパでの3月度コート紙出荷は依然低迷しているものの、上質紙の出荷については4ヶ月連続して上昇傾向となっている。ヨーロッパでの3月度コート紙出荷量は前年同月比3.7%減の58万4千トンであった。内訳は欧州内の取引量は2.1%減の47万2千トンで、欧州以外への出荷も9.9%減って11万2千トンで終わった。一方、上質紙は同6.0%増加し64万トン、そのうち欧州内で4.7%増の55万4千トン、欧州域外への輸出向けが14.8%と大幅に伸び8万6千トンとなった。

5月26日付RISIから抜粋


アメリカ州 International Paper社、バージニア港から助成金を受ける 

International Paper社(IP)は、既に閉鎖していたフランクリン工場を2年前に再開した結果、バージニア港に大きな経済的貢献をもたらしたという理由により、このほど同港より$50万の助成金を受けるに至った。IPは現在同工場にてフラッフパルプの生産を行なっているが、過去にST Paper社が薄紙ラインに改造した非塗工上質紙の生産ラインとして売却するか貸与するかしていたものである。バージニア港のCEOは、IPが閉鎖工場を蘇らせ、極めて短期間にラインをフル稼働させ、今や同港で大量にコンテナベースでの出荷に繋げたことを高く評価すると述べている。

5月23日付RISIから抜粋


Tissue World Istanbul 2014、トルコにて9月25日~26日開催へ

世界的な薄紙分野を集約する国際会議であるTissue World Istanbul 2014が、その対象地域を東欧、ロシア、その他独立国家共同体から中東、北アフリカ、中央アジアまで拡げ、大きな地政学的変化、脅威、多大な好機などが混在する中、開催に漕ぎつけることとなる。本年9月25日26日の2日間にわたってイスタンブールのWOWコンベンションセンターにて開催されるが、同国際会議は薄紙市場及びその技術進化が複雑でありながら急成長を遂げている同分野に関する極めて簡潔明瞭かつ最新の情報をもたらし参加国へ喚起するチャンスを与えるものである。

5月26日付RISIから抜粋


2014年4月 中国、韓国コート紙輸出統計

2014年4月の中国コート紙輸出は合計で11万1,636トン(前年比1.6%減)、そのうち日本向けは1万6,668トン(同18.7%減)、米国は2,108トン(同2.0倍)、EU27か国合計は1万6,395トン(同10.5%増)となった。同1-4月累計は合計で42万8,421トン(前年比6.3%増)、そのうち日本向けは6万9,788トン(同15.9%減)、米国は7,173トン(同53.2%増)、EU27か国合計は6万445トン(同11.3%増)となった。

2014年4月の韓国コート紙輸出は合計で14万409トン(前年比0.4%減)、そのうち米国向けは2万9,211トン(同3.8%増)、日本は1万765トン(同9.8%増)となった。同1-4月累計は合計で55万5,600トン(前年比0.5%減)、そのうち米国向けは12万728トン(同11.2%減)、日本は4万9,991トン(同30.1%増)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2014年4月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万2,905トン(前年比0.6%減)、そのうち米国向けは950トン、EUは3,607トン、日本は3,562トン(同6.5倍)となった。同1-4月累計は合計で19万851トン(前年比21.9%増)、そのうち米国向けは1万924トン、EUは1万9,146トン、日本は1万4,503トン(同6.6倍)となった。

 


ブラジル、輸入関税査察強化により2014年コート紙輸入量累計20%激減

ブラジルの今年に入ってから4ヶ月間のコート紙輸入量累計が前年同期比20%減と劇的に落ち込んでいる。2013年の1-4月累計から大きく数字を落とし、8万9千トンの輸入量となった。この結果は、ブラジル国内に非課税で入り込んだ紙製品の違法使用を回避させるべく中央政府や地方自治体の当局への、企業や協会の連携による強烈且つ継続的な協調介入が起因している。同国では長年、用途を偽って法をすり抜けた形で免税措置を受け、安く紙製品を輸入する手法がはびこっており、結果として価格面で国産の紙製品が売り負けるといった図式がある。

5月27日付RISIから抜粋


アメリカ州 Port Townsend社の増設計画、近隣住民が反対表明

Port Townsend Paper社が計画している新規リファイナー2機新設を含むワシントン工場のパルプ生産ラインの増設が近隣住民の強い反対表明を受けているとの一報があった。先般開催された工場による公聴会には反対表明する近隣住民60人が出席し、更に17通の表明文書も提出された。この問題は今後の同工場へのいかなる設備導入にも先立って解決すべきと関係者は語っている。

5月27日付RISIから抜粋


ブラジル、5月度前半でパルプ輸出47万8千トンへ急増

ブラジルの晒ユーカリパルプ輸出は5月最初の2週間で前年同期比3.5%増の47万8千トンへ大きく数字を伸ばした。ただし、輸出額ではパルプ価格が平均5.1%下落したことにより、全体で1.8%マイナス、FOBベースで$2億3千5百万へ後退した。4月単月でも同様にパルプ輸出量は対前年同月比15.2%急増し93万3千トンとなったが、パルプ平均価格が7.3%下落した為、輸出額では$4億4千万の6.7%増にとどまった。今年1-4月の累計でも、輸出量は8.2%伸び336万トンとなったものの、この間のパルプ平均価格が2.3%下落したことで、輸出額は5.7%増の$16億に終わった。

5月27日付RISIから抜粋


米国の第1四半期紙パルプ輸出は前年同期比1.7%減、輸入は同2.3%増

米国の第1四半期パルプ、紙、板紙の輸出量合計は前年同期比1.7%減の1千20万トン、輸入量は2.3%増加し450万トンとなった。輸出には490万トンの古紙が含まれるが、前年同期比0.9%下落した。また板紙輸出は同2.4%上昇し190万トン、パルプ輸出は4.7%減少し180万トン、紙輸出は同10.8%下落し96万トンであった。紙の中では新聞用紙が27.7%の大幅減、印刷筆記用紙も12.1%減と数字を落とした。

5月28日付RISIから抜粋


アジア州 台湾の士林紙業が再生板紙工場を永久閉鎖へ

台湾の大手紙板紙メーカーである士林紙業が桃園地区にある同社唯一の再生板紙工場を永久に閉鎖すると決定した。同社は、過去15年にわたって板紙生産では不採算による赤字を継続してきており、これ以上株主への損失を食い止めねばならない、と語っている。同工場はマシン4台で生産能力17万5千トンの貼合板紙を生産してきた。全マシンとも小型で30年以上の老朽設備である為、新たに改造コストをかけてラインの再生を図り国内市場・海外市場を再開拓できる見込みは限定的でほとんど意味をなさないと結論付けた。

5月27日付RISIから抜粋

 


中国 Sun Paper社が山東省で新規3ライン計130万トンを増設へ

中国の大手紙板紙メーカーであるSun Paper社が山東省の同社工場に、新たに紙板紙ライン3台を導入する予定で、生産能力で合計130万トンの増設を計画しており、Voith社へ生産ラインを発注した。そのうち1台は紙幅7,330mm、設計速度は分速1,600mで非塗工印刷筆記用紙を年産30万トンの予定。その他2台はそれぞれ年産50万トン、紙幅6,660mm、設計速度は分速1,200mで、各々再生ライナーと再生中芯の生産ラインとなる。今後の設置スケジュール等はまだ明らかにされていない。

5月28日付RISIから抜粋


世界最大級の国際包装材展RosUpackがモスクワで6月17日~20日開催

世界最大級の包装材産業展である国際包装材展(第19回)RosUpack 2014がモスクワにあるCrocus Expo International Exhibition Centerにて6月17日~20日開催される。当展示会はロシア、旧ソビエトの独立国家共同体、東欧を含めた地域では最大の包装材展示会である。オーストリア、英国、ドイツ、イタリア、フィンランド、スイス、米国、日本、フランス、ベルギーなど38カ国600社を超える出展社が様々な包装ソリューションを展示する予定。

5月29日付RISIから抜粋


タイSCG社がグラシン紙生産へ参入、自家使用パルプも増産へ

タイSCG社がその業容拡大路線の中で、新たにグラシン紙生産へ活動分野を拡げることとなり、従って自家使用パルプの生産能力も増大させる模様。タイ最大の紙メーカーである同社は、同国ラッチャブリ県のバンポン工場に$5千6百万を投資して、年産6万トンのグラシン紙生産ラインを導入する。このグラシン紙は付加価値製品として、主にラベル分野へ投入されることになる。グラシン紙は工業的用途として、その需要が特にアジア市場にて、ここ数年着実な成長を見せている。同社は2015年末までに生産ライン設置を完了すべく、現在ライン供給者の選定に入っており、商業生産は2016年初頭を予定している。

5月29日付RISIから抜粋


アメリカ州 G-P社が$4千万を出資、Dixie社と提携し紙皿製品を増産

米国のGeorgia-Pacific社(G-P)は業務提携するDixie社アーカンサス州の生産施設内におよそ$4千万を掛け、最新の技術と設備を導入、紙皿生産の増産体制を敷くと発表した。工事は既に進行中で、新ラインの運転開始は2015年中の予定。G-Pはこのプロジェクトに既に2012年より$3千万以上を投資していたが、今回の最終的な出資は紙皿製造分野に於ける長期的競争力の向上を含めた工場の近代化を目指したものである。また、Dixie社の消費者や顧客の需要の伸びに対応するものである。

5月29日付RISIより抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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