Archive for 1月, 2014

紙・板紙価格は前月並み、テストライナーは徐々に上昇

12月の中国市場での紙・板紙価格は殆ど変化なく、年末の販売も低調であった。年後
半の従来の需要期にも拘わらず、バイヤー・流通業者ともに紙・板紙市場で低調な荷
動きである。1月31日からの旧正月を控え、今月は生産量も減少傾向となる。一部の
高級印刷用紙を除き大部分の上級紙の12月価格は変動していない。

出典(1月3日付 RISI WEEKLY NEWS)


欧州の塗工・非塗工上質紙出荷は11月も引き続き減少

欧州グラフィック紙メーカー協会(EURO-GRAPH)によると欧州の塗工・非塗工上質紙
の11月出荷は前年同月比減小となっている。欧州合計で塗工上質紙の出荷数量は前年
比5.4%減の593,000トン。欧州域内への出荷は6.5%減の493,000トンだが、域外への輸
出数量は0.6%と若干増えて100,000トンとなっている。一方、非塗工上質紙の出荷数
量は前年比0.8%の若干の減少で615,000トン、そのうち欧州域内出荷は2.7%減の
522,000トンで、域外への輸出は11.0%増の92,000トンであった。

出典(1月3日付 RISI WEEKLY NEWS)


IP(International Paper)社の1月末の機械停止に2回目のレイオフに伴い従業員700人近くが失職する

IP社のCourtland工場では、2回目のレイオフに伴い650人から700人の従業員が来月初
めに職を失うことになる模様。1月末に2台のマシンが停止することに伴い2月10日ま
での2週間で今回のレイオフが実施される模様。昨年12月初めの2台の抄紙機停止に伴
う1回目のレイオフで、同月1週に約10%に相当する100人近くがレイオフされたことに
続くものである。

出典(RISI 1月5日付)


Verso社は14億ドルを出資しNewPage社と合弁、企業基盤を強化

北米コート紙メーカー大手のVerso Paper Corp.は、印刷用紙・特殊紙大手のNewPage
Holding Inc.に14億ドルを出資することを発表した。2014年後半にも完了の見込み
で、この合弁により両社は北米6州で11の工場を有し、約45億ドルの売上を見込んで
いる。これにより両社の企業基盤強化と世界市場での競争力を強化する。合弁締結完
了後18カ月以内に両社によるシナジー効果で1憶7千5百万ドルの税引前利益が期待さ
れている。

出典(RISI 1月6日付)


ニュージーランドWinstone Pulp社は1月積みよりアジア向けBCTMP(晒化学サーモメカニカルパルプ)価格を20ドル/トン値上げ

20ドル/トンの値上げは中国及び全てのアジア各国向けで、Winstone社のアジア向け
新価格レベルは明示されてはいないが、昨年12月積み価格より20ドル/トンが値上げ
される。

出典(RISI 1月6日付)


インド製紙業界は東南アジアからの紙類輸入関税ゼロに苦慮

高い生産コストと慢性的パルプ不足に直面しているインド国内製紙業界は、2014年は
更に東南アジアからの輸入紙関税ゼロという新しい難題に直面している。ASEANの自
由貿易協定で、インドでは従来の2.5%の輸入関税が1月1日よりゼロとなった。関税自
由化には関係なく、インド製紙業は競争力がない状況からも輸入品が入ることで、更
に状況は厳しくなりそうである。通貨ルピー安が輸入品への障壁となっていたが、同
時に大手メーカーにとってはパルプ不足による高価格の輸入パルプで生産コストも上
昇し、国内品10%〜15%の価格上昇が輸入品シェアアップの一因となっている。

出典(RISI 1月6日付)


Nine Dragons社(玖龍紙業)や板紙メーカーは旧正月期間休転

1月31日からの旧正月期間中、Nine Dragonは広東省東莞工場を休転する。休転中の減産量は合計200,000トンとなる模様。同工場は15台の抄紙
機を有し年間540万トンの非塗工上質紙・古紙段ボール原紙・板紙などを生産。1月27日から3月2日までの期間中2日から25日間は全設備で抄造遅れが発生す
る見込みである。同社の他工場の状況は現在未定。また浙江省の大多数の小規模板紙メーカーでは1月初めより、大手メーカーが集まる3工業地区では1月10日よ
り、水道管補修メンテナンスのため旧正月を挟んでの休転が予想されるため休転期間は1ヶ月程度になる模様。

1月3日付 PPI Asiaから抜粋


2014年のブラジルグラフィック産業は再び縮小、一方輸入は増加か

ブラジルグラフィック産業は2014年度も引き続き消極的予想である。同協会によると
2013年は5.6%のマイナス成長だったが、2014年はサッカーワールドカップ開催と総選
挙を控えマイナス幅が1.7%まで縮まると予想している。同分野は輸入品への依存度が
高く、通貨リアル安により輸入品のコストアップという問題に直面している。2013年
第3四半期は前年同期比5.2%上昇、既に業界ので利益率低下が問題となっている。

出典(RISI 1月7日付)


ブラジルの11月パルプ輸出は7%減少

ブラジルの11月のパルプ輸出数量は前年同月比7%減の675,000トンとなった。輸入も
10.3%減少し35,000トンとなった。一方生産は9.3%増の1,290,000トンとなり、結果消
費量は2012年11月の493,000トンを31.8%上回る650,000トンとなった。2013年1月〜11
月のパルプ生産量は前年同期比7.5%増の13,700,000トンで、輸出は11.5%増の
8,530,000トン、輸入は3.6%減の402,000トン、一方消費量は1.1%増の5,600,000トン
で国内販売は依然1,500,000トンと堅調である。輸出先では中国23.7%増、北米20.3%
増、アジア・オセアニア12.9%増、ヨーロッパ他は0.7%減となっている。

1月7日付RISIから抜粋


続報 イタリアBurgo社アベッアーノ工場2号機転抄

イタリア大手メーカーBurgo社のアベッアーノ(Avezzano)工場の上質コート紙オフラ
インコーター2号機(18万トン)は11月末に2014年1月から永久操業停止と発表した
が、再検討の結果、同機で非塗工上質紙と非塗工特殊紙への転抄を決定し1月8日より
抄造を開始した。本年度はフル生産の計画はなく市場動向に従って生産量を決めるこ
とになる。

1月8日付 RISIから抜粋


南米Arauco社がNueva Aldeaで合板プラントをスタート

南米における林業・加工木材・木材パルプメーカー最大手であるチリのCelulosa
Arauco社は、Nuava Aldea工場で年産350,000立方メートルの合板プラントを立ち上げ
生産を開始した。新プラントは2012年1月の火災により焼失したプラントに約1憶9千
万ドルの費用をかけて完全修復した。同工場の製品は従来より世界市場への輸出を
担っており、年間販売金額は約1憶ドルにのぼる。

出典(RISI 1月8日付)


ノルウェー Norske Skog社ブラジル新聞用紙工場株式残り49%を3千7百万ドルで売却へ

同社はブラジルNorske Skog Pisa新聞用紙工場の株式残り49%をBO/Pathfinderグルー
プ傘下のPapeles Bio Bio社(元Norske Skog Bio Bio社)に売却することで合意し
た。売却価格は3千7百万ドル。2014年上期内に手続きが完了する予定。当初の予定
(一回目の51%の売却から1〜2年後)から早まったことになる。これにより同社は今
後ヨーロッパ・オーストラリアのコアビジネスに集中することで流動性のある販売戦
略を構築すると言明している。

出典(RISI 1月8日付)


山東華泰紙業40万トンの新聞用紙マシン公害問題解決も再稼働時期は未定

山東省東営市、山東華泰紙業のメインマシンである年産40万トンの新聞用紙抄紙機
は、半年間の保留を経て中国環境適合基準の認定を得た。今週初め同社は中国政府環
境省より、当該設備が同国の環境要求基準をクリアした旨の通知を得た。同社広報に
よると再稼働時期や詳細に関しては明確にしていない。当該設備は2005年Voith社製
の11号機で、1,020mm幅、速度2,000m/分であるが、2013年5月に排水施設に公害防止
基準違反があるとして操業停止となっていた。

出典(RISI 1月9日付)


欧州ティッシュペーパービジネスは成長市場が西欧から東欧へ

RISIの調査によると、昨年度の正確な数字はまだ集計完了していないが11月までの
データによると、2013年は西欧でのティッシュペーパー消費量の伸び率は依然として
低調である(2010年1.3%、2011年1.4%、2012年0.0%)。現時点では2013年も第4四半
期は若干の増加がみられるものの通年では0.9%〜1.0%と2010年〜2011年並みの見込
み。南欧では経済状況悪化や高い失業率もありティッシュペーパーを含め購買力が低
下していることが要因と考えられる。一方、東欧では8〜9%の伸びを示しているロシ
アが牽引し、ポーランド・ウクライナ・ハンガリーなども伸びており、東欧全体では
2013年は5%の成長が見込まれる。

出典(RISI 1月9日付)


世界の製袋・包装用紙需要は2014年は3%増加と予測

RISIの最新の情報では、多くの先進国の需要が減退する中、全世界の需要は2014年は
504,000トン増加するとの予測が出ている。中国の製袋用未晒クラフト紙は2005年の
年間10,000ンから2012〜2013年は48,000トンへと急増。国内生産も増加しているが、
依然として高品質のバージンパルプ使用クラフト紙を西欧からの輸入に依存してい
る。インド・インドネシア・韓国・台湾も今後5年間は中国の増加率3.2%を超えるだ
ろうと予測している。

出典(RISI 1月9日)


スペインEUROPACはモロッコで新規段ボール製造プラント開発を開始

同社は2013年下期にモロッコのタンジェ(Tangier)にて段ボール製造建設用地の完成
したことで、統合段ボールプラントの建設がスタートする。同社は300ヘクタールの
タンジェ−テトウアン地区工業地帯にある、自動車産業専用のタンジェオートモティ
ブシティ(TAC)に3万平方メートルの土地を獲得していた。製造開始は2015年上期を
予定しており、設備はコルゲーター1台と処理設備、3台の加工機を設置する。完成後
には重包装用製函設備と現在稼働中の2つの加工ラインを新工場に移設する予定。同
社のモロッコでの当プロジェクトへの総投資額は3千万ユーロにのぼる。

出典(RISI 1月13日付)


ノルウェーNorske Skog社はスウェーデンCellMark社とアジア市場での出版用紙販売で長期契約を締結

Norske Skog社とCellMark社はアジア市場での出版用紙販売で長期契約を締結し、新
販売会社NorCell Asiaをシンガポールに設立する。同社はNorske Skog社のアジア市
場での全製品の独占販売権を得ることになる。また現在のシンガポールのPanAsia
Paper Tradingの販売網とスタッフをNorCell Asia社に移管する。両社の提携の主目
的は、出版分野での顧客への幅広い対応と高効率及びサプライチェーンのコスト削減
にある。2014年1月より取引を開始する。

出典(RISI 1月13日付)


タイDouble A社フランスAlizayパルプ工場買収

タイDouble A社は、最近獲得したAlizay社のオフィス用紙生産工場に隣接するパルプ
製造ラインとバイオマスプラントの買収案件に関し、フランス・ウール(Eure)行政局
との間で契約に至った。パルプ製造ラインは2009年以来休転している年産30万トンの
能力を持つL材クラフトパルプラインで、2015年上期中の再稼働を目指しており、原
料のチップの一部はタイからの輸入品で供給することを期待している。

出典(1月10日付 RISI WEEKLY NEWS)


スイス Perlen Papier Ag社火災後LWC生産再開

昨年10月の4号機(年産19万トン)の火災による巻取機の損傷が修復され、LWCの生産
を再開した。昨年12月18日に全ての工程で完全修復が完了し、12月20日よりフル生産
を再開、クリスマス休暇中も生産を継続した。11月初めの時点での損傷の査定では、
4号機の生産再開は本年初頭になるとの見通しだったが、それより早期に生産再開に
こぎつけたことになる。機械停止中の顧客への供給は在庫分から、また一部はUPMか
らも供給したが1月中には通常に戻る予定。

1月14日付 RISIより抜粋


ブラジルの段ボール原紙販売は2013年2.9%、2014年は3.5〜4%増加の見込み

ブラジル段ボール工業協会の試算によると、2013年段ボール原紙の出荷は前年比2.9%
の増加で340万トンであった。昨年の同国産業伸び率は2.5〜3% upと予測されている
ことから、2014年は更に上向きの3.5〜4%増が見込まれている。平米換算では2013年
は65億M2で前年比1.8%増となっている。2014年はサッカーワールドカップと総選挙を
控えており楽観的予測が出ている模様。

1月14日付 RISIより抜粋


FutureMark社の新インクジェット用紙がKodak、HP、Screen USA他大手インクジェットプリンターメーカ−及びOEM先から高い評価

同社のFuture JetTMデジタルインクジェット用紙は業界初のリサイクルインクジェッ
ト用紙で、インクジェットプリンターメーカー及びOEMサプライヤーから市場での大
きな期待が寄せられている。染料系・顔料系併用可能の4色オンデマンド印刷に要求
される高い印刷効果レベルに達しており、更に同社の独自の塗工技術により、色の定
着、インク量の軽減や印刷品質改良で市場拡大の可能性が期待される。Future Jetは
染料系・顔料系共に可能であることから、リサイクルペーパー使用かつ高級印刷が要
求される出版、ダイレクトメール、商業印刷などの用途での提案を行っている。

1月14日付RISIより抜粋


米国 悪天候のためパルプのスポット価格が年初より5〜10ドル/トン上昇

米国パルプメーカーは定期品価格で10〜20ドル/トン値上げを打ち出している間に
も、米国東部での悪天候による運送上の障害から供給量が減少していることで、ス
ポット価格が5〜10ドル/トン上昇している。標準北部晒針葉樹クラフトパルプ
(NBSK)のスポット価格は米国東部及び南部で5ドル/トンupの730〜760ドル/トン。
しかしスポット市場としては殆ど量が確保出来ていない模様。一方では中国向けには
西部のメーカーから通常通り出荷されているとの情報もある。氷点下の天候に直面し
ている中西部及び東部地区では貨車・トラックによる運送が遅延しており、バイヤー
は備蓄する余裕なく毎日の到着時刻をチェックしているといった状況である。

1月15日付RISIより抜粋


山東晨鳴HDは江西晨鳴紙業で新たに35万トンの設置認可を得る

江西省南昌市、江西晨鳴紙業の年産35万トンのLWC抄紙機は、今月初めにメンテナン
スによる休転に入っているが今週末に再稼働する予定。同機は2005年設置で6.95M
幅、設計速度1,600M/分。一方、江西省は今月、昨年6月に申請の出ていた晨鳴南昌プ
ラントに新たに年産35万トンの製造ライン導入を認可した。新抄紙機の詳細や設置時
期などは明らかになっていないが、生産品種は高級コートアイボリーボードの模様。
同社によると総投資額は18億3千万人民元(約3億ドル)とのこと。

1月15日付RISIより抜粋


フランス Stora EnsoがCorbehem工場でLWCの生産を再開

Stora Enso社は北部フランスのCorbehem工場でLWCの生産を再開した。年産33万トン
の5号機LWC抄紙機で先週末に生産を再開し、現在通常の生産体制に戻っている。1月6
日の労使協議で、同社はCorbehem工場の閉鎖問題につき1月21日に従業員に対し報告
及び協議を開始すると発表している。同工場の今後については何も決定していないと
強調しているが、工場のリストラ問題が焦点になると思われる。メンテナンスのため
休転していた同工場は1月6日に再開する予定だったが、組合との話し合いや従業員の
士気の影響で再開が遅れていた。

1月15日付 RISIより抜粋


カナダ Resolute社Fort Frances工場5号機の第1四半期休転延長

Resolute Forest Products社はカナダFort Frances工場の非塗工印刷用紙5号機の休
転を第1四半期まで延長する。現時点では詳細な休転期間は不明。5号機は9万7千トン
の年産能力で主に書籍、雑誌、広告用途であるが、この分野の市場は減退しており少
なくとも2014年第1四半期までは軟調であろうとの観測から出たものである。このた
め本機の休転は少なくとも本年第1四半期は継続するだろうとの予測である。

1月14日付Fort Frances Times及び1月15日付RISIより抜粋


米国段ボール原紙メーカー昨年12月の操業率は91.4%、在庫は減少

昨年12月の米国段ボールメーカーの操業率は依然低調で在庫も2%減少した模様。8月
の99.7%がピークだったが4カ月連続で95%台に下落、特に11月は90.7%という異常な低
下である。12月は若干上向きとはいうものの依然91.4%とかなりの低い操業率となっ
ている。但し、昨年の平均年間操業率は95.5%で2012年の94.9%より上がっている。一
方段ボール原紙の12月の生産量は2,847,000トンで前年比2.7%の減少、但し年間生産
量は34,823,000トンで前年比1.2%増となっている。ライナーの輸出は12月は前月比
10.1%増の338,000トンだが前年比では6.8%の減少、通年では1.2%減少の3,817,000ト
ンだった。

1月16日付RISIより抜粋


Guizhou Chitianhua Paper (貴州赤天化紙業)竹パルプ製造ライン再開

中国貴州省赤水市の貴州赤天化紙業は年産25万トンの竹パルプ製造ラインを1年以上
の休転の後1月9日より生産を再開した。当機は従来溶解パルプ製造ラインだが現在は
製紙用パルプを生産している。当工場は2008年に操業を開始した世界最大の竹燻蒸設
備で、ライン及び燻蒸設備はMetso製、乾燥設備はAndrtiz製。同社の休転は地域経済
にも影響しており同市内の4製紙工場ではパルプ不足のため休転もしくは操業短縮を
余儀なくされていた。このため地方自治体が原料である竹の調達を11月に再開し、
2013年末の製造ライン再稼働を決定した。

1月16日付RISIより抜粋


ロシア Mayak Paper(マヤクペーパー)年産7万トンの古紙段ボール試運転開始

ロシア南西部ペンザ市のMayak Paper社は、抄紙機メーカーPapcel社で改造した年産7
万トンの古紙段ボール抄紙機の試運転を開始した。本年第1四半期中には商業生産
ベースに乗せる予定。同社では既に100〜125gsmの新しい見本を顧客に送付して顧客
からの反応を集計している段階で、1月中にはテストライナーの生産に入る予定であ
る。当機は2.54M幅で古紙段ボール原紙の他、米坪80〜200gsmの色ライナーも生産予
定。また将来的には非塗工・塗工白ライナーの生産計画もある模様。

1月16日付RISIより抜粋


インドネシア Tjiwi Kimiaは南スマトラのパルプ・ティッシュ工場プロジェクトでOki Pulp & Paper社に167.2百万ドル投資

PK Twiji Kimia社は子会社であるOki Pulp & Paper社に対し、南スマトラでのパルプ
及びティッシュ工場建設のため167.2百万ドルの資金を本年6月までに投入する。今回
の資金投入はTwiji KimiaとOki PP間で合意した総投資額407百万ドルのうちの2回目
で、全ての投資は2016年までに完了する予定。Shinar MasグループのTwiji Kimiaは
業容拡大のため昨年7月にOki社の株式35.3%を取得していた。他の株主は同グループ
のPindo Deli及びMuba Green社。Oki PP社は2016年第2四半期までに年産約2百万トン
のパルプ生産開始を目指している。

1月16日付RISI及びJakarta Globeより抜粋


欧州12月のパルプ在庫増加、消費量は減少

欧州の昨年12月のパルプ在庫は636,348トンで前月比4.4%の増加、一方消費量は12.6%
減少の845,576トンであった。広葉樹クラフトパルプ在庫は前月の348,524トンから
372,698トンに増加、針葉樹クラフトパルプは同236,071トンから236,610トンと微
増。2012年12月の在庫数量635,231トンからは0.2%の微増となっている。2013年通年
の消費量は前年の863,342トンから2.1%の減少であった。これは20日分の在庫に相当
し、11月より1日分多いが前年12月とは同じである。当データはオーストリー、ベル
ギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイ
ン、スイス及び英国の統計数字より算出。

1月19日付RISIより抜粋


米国段ボール原紙は減産予想にも拘わらず操業率は上昇

2013年12月の統計によると、米国段ボール原紙生産量は2,847,000トンで前年同月比
2.7%の減少だったが、前月比では4%の増加となった模様。内訳は、ライナー前年同月
比1.3%減の2,033,000トン、中芯は同6.2%減の814,000トン。段ボール原紙の輸出は同
7.3%減の373,000トン、但し前月比では10.6%増加。12月の工場在庫は1.8%減少し360,
000トン。過去10年の平均在庫数量からは約1,000トンの減少である。一方米国の段
ボール原紙全メーカーの操業率は11月の90.6%から91.4%に上昇している。

1月19日付RISIより抜粋


米国Sonoco社は古紙輸出拡大の視点からReparco社を買収

北米最大の紙リサイクル業者であるSonoco社はアジアへの輸出拡大を図ってLAをベー
スとするReparco USA社の輸出ビジネスを買収した。Reparco USA社は2012年末まで
Norske Skog社の子会社で、同社のアジアの製紙工場向け新聞古紙(ONP)と木材パル
プの輸出部門であった。Sonoco社は年間3~5百万トンに上る古紙回収システム、40の
リサイクル工場及び北米・欧州の22の板紙製紙工場、中国での包装や紙管ビジネスな
どがあるが、輸出機能を獲得することで、更にアジアでのビジネス拡大が期待されて
いる。

1月19日付RISIより抜粋


米国 北米産針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、20ドルアップし1,010ドル/トンに、LBKPも10ドルアップ

北米産針葉樹晒クラフトパルプのリスト価格が今月、2年半振り、2010年からは3度目
となる千ドルを超え20ドルアップの1,010ドル/トンに修正された。同様に広葉樹晒
クラフトパルプの価格も上昇している。針葉樹晒クラフトパルプのユーザー在庫の減
少、出荷遅れ、北米での新規需要などでリスト価格の修正の環境が整ったことによる
ようだ。また中西部と東部の凍結などの悪天候による供給遅れも一因である。但し、
実質契約価格は昨年がリスト価格より18〜25%の値引きが殆どで、年々値引き率が増
えていることから本年は更に19〜29%の値引き要求が予想されることや、1月17日現在
主要製紙メーカーでは価格修正に難色を示していることから実質値上げは不透明な状
況である。

1月20日付RISIより抜粋


揚州永豊余(YFY)社のVoith製3号機生産開始

永豊余(YFY)江蘇省揚州工場の3号機が年産45万トンの包装用紙生産を開始した。
Voith社製の同機は、従来型抄紙機より電力使用量を20%、水使用量を12%削減出来る
環境保全に適した抄紙機で、電力効率アップと生産コスト削減が期待出来る。同時に
当3号機は国内古紙を100%使用出来る中国初の抄紙機でもある。従来中国製紙メー
カーは大部分を輸入古紙に頼ってきたため、その点でもコスト削減が図れるとしてい
る。

1月20日付RISIより抜粋


米国 昨年12月の紙器用板紙生産は前年比1.4%上昇

米国森林製紙協会によると、紙器用板紙の全生産量は前年同月比1.4%、対前月比1.1%
それぞれ増加した。未晒クラフト紙生産は前年同月比も前月比も減少したが、晒クラ
フト紙とライナー合計では前年同月比と前月比でも増加している。紙器用古紙板紙生
産量は前年同月比とほぼ同水準だが前月比では減少となっている。

1月20日付RISIより抜粋


米国 SP Fiber社Newberg工場5号機を転抄、包装紙生産量を60万トンに

SP Fiber Tecnologies社はオレゴン州Newberg工場の新聞用紙抄紙機5号機を、今年第
2四半期中に年産20万トンの軽量包装用紙への転抄すると発表した。5号機は1月15日
に新聞用紙の生産を終了し改造工事に入り、今年第2四半期中に完了見込み。高品質
のリサイクル新聞用紙は引き続き6号機で生産し西海岸市場へ供給する。当プロジェ
クトは同社の包装事業の拡大戦略からで、2014年下半期中には同社の軽量包装用紙生
産能力は年産60万トンに達する見込み。

1月20日付RISIより抜粋


ブラジル MeadWestvaco(MWV) Rigesa社、 Tres Barras工場で新ライン始動

MWV Rigesa社はブラジル南部サンタカタリナ州Tres Barras工場にて、高品質Kライ
ナーと中芯原紙生産のHyPerformと名付けた新製造ラインが始動した。新ライン設置
には過去3年間で新型抄紙機を含め4億8千万ドルが投資されている。新製造ラインは
Voith社の年産30万トンのKライナー抄紙機4号機でユーカリと古紙パルプにも対応、
冷却、乾燥装置なども改良されている。同社は現在古紙とユーカリの混合パルプ使用
で年産13万トンの中芯原紙抄造用3号機の改造も既に行った。これらは最新の設備で
高品質の要求にも柔軟に対応出来るとのことである。

1月21日付RISIより抜粋


北米 非塗工上質平判、2013年第4四半期国内需要2.6%上昇

北米市場では、2年半振りの非塗工上質平判価格値上げを押し進めたことで、第4四半
期の需要が伸びている。12月の堅調な荷動きから2013年第4四半期の需要は前年同期
比2.6%の6,000トン増加し2,380,000トンとなった。12月単月では前年同月比11.7%の
788,700トンであった。第4四半期の増加のうち輸入が41.6%、59,000トン増加、国内
出荷は2,179,000トンとほぼ横這いであった。一方、北米メーカー生産量は1%増加の
2,370,000トンであった。

第4四半期では需要の上向きも見られるが、通年では1.4%の減少とまだ減少傾向にあ
る。但し過去15年の平均減少率2.8%からすると北米市場はやや改善が見られる。

1月21日付RISIより抜粋


ロシア ILIMグループは2月積みより中国向け針葉樹晒クラフトパルプ(BKP)価格を10ドル/トン値上げ

ロシアの大手パルプメーカーILIMグループは、中国向けロシア産針葉樹晒クラフトパ
ルプ(BKP)価格を2月積みより10ドル/トン値上げすると今週発表した。新価格はC&F
主要港渡し730ドル/トン。同社の12月の一般価格は720〜730ドル/トンであった
が、顧客毎の交渉で実価格で取引されていた模様。今回の値上げは、競合相手のチリ
のArauco社が針葉樹晒クラフトパルプ(BKP)価格を10ドル/トン値上げしてC&F 740ド
ル/トンと発表したことに追随した形である。

1月21日付RISIより抜粋


UPM社はフランスDocelles工場を閉鎖へ

UPM社は非塗工上質紙を生産しているフランスDocelles製紙工場の閉鎖を決定した。
161名の従業員には昨年12月に通告し、今回の決定により従業員には最大のサポート
をすることで労使間では既に合意がなされている。今回の撤退の背景は、同社のグラ
フィック用紙生産能力とフランスの需要低下との関係にあるようだ。生産は1月末に
て終了する。これにより同社の年産16万トンの非塗工上級紙が減少することになる。
同社は工場売却先を探しているが現段階では未定。

1月22日付RISIより抜粋


北米 2013年12月印刷筆記用紙は上向き

北米の2013年12月の印刷筆記用紙需要は前年同月比4.0%増加、出荷も2.4%増加した。
しかし2013年通年でみると需要は1.6%減少、出荷も2.1%減少している。月間と通年の
この差異は、過去12カ月の減少傾向に反して、12月単月で主要品目の非塗工上質紙平
判需要が前年同月比11.8%に、出荷も同じく7.9%に急増したためである。他品種で
は、非塗工下級紙が12月需要3.0%増、同出荷7.9%増で2013年通年でも3.4%、4.1%それ
ぞれ増加している。一方、塗工紙は12月と通年がほぼ同じ減少幅で、上質コート紙は
1~2%、中質コート紙で7~8%の減少であった。北米印刷用紙メーカーの12月末在庫は、
前年同月比で非塗工紙2.3%増加、塗工紙は9.8%の増加から全体では8.2%と大幅に増加
している。

1月22日付RISIより抜粋


2013年末の北米新聞用紙輸出は上向き

2013年北米新聞用紙は、11.4%増の好調な輸出のため全体の出荷数量では3.8%の減少
に留まった模様。12月単月の輸出は25.9%増加し通年総輸出数量は198万トンを記録し
た。12月の北米国内出荷は11.9%減少だが、米国内出荷が10.2%減少に対しカナダ市場
向けが4.3%減少に留まったため、2013年通年では9.3%の減少となった。12月は新聞用
途15.6%減少と多用途で5.8%減少で新聞用紙総需要では12%の減少となった。2013年通
年では新聞用途で10.4%減少、多用途で5.5%減少のため、全体では前年比9.4%の減少
である。北米メーカー12月末在庫は215,000トンでほぼ前年並み。一方、生産能力に
対する出荷ベースでの操業率は12月88%、通年平均で92%であった。

1月22日付RISIより抜粋


タイ情勢、ロジスティック最新情報

郵船ロジスティクスによると、タイ政府は21日から、バンコクや周辺地域に60日間の
非常事態宣言を発令したが、23日午前10時現在、通関、原産地証明書手続きなどに影
響は出ておらず、空港、港湾とも通常通り機能している。ただ、市内中心部の荷物の
集配は影響が出ている。また、スワンナプーム空港に乗り入れている航空会社が3月
までの間にバンコク便を減便すると発表しているが、貨物スペースへの影響は限定的
で現時点では十分対応が可能としている。

出典(1月24日付Cyber Shipping Guide)


ブラジルKlabin社は二酸化炭素排出量を61%削減

ブラジル最大の製紙メーカーであるKlabin社は全工場で環境への影響を低減するため
のプロジェクトに投資してきたが、結果として極めて大きな成果を出している。2004
年から2012年にかけて二酸化炭素による温室効果ガス低減を図り61%の削減に成功し
た。同時に過去5年間で燃料消費量も削減。これは年間171,000トン分の二酸化炭素排
出量削減に相当する。水消費量についても同社のSanta Catarina, Costa工場では、
2013年は1トンの紙生産あたり28立方メートル以下に削減している。これは抄造過程
での冷却装置用水消費量としては最少のレベルを実現している。

1月22日付RISIより抜粋


新聞用紙値上げ交渉進行中

欧州製紙メーカーはフランス、英国で新聞用紙の値上げを押し通している。ドイツと
イタリアでは交渉進行中だが、この数年の大規模な生産規模縮小で新聞用紙市場がか
なりタイトになっていることから、売り手側は楽観的な模様。しかし、値上げ幅につ
いてはメーカーが期待した水準までには達しておらず失望感もある模様。昨年10月の
World Publing Expoの会合でメーカーが想定した45gsmベース標準価格は500ユーロ/
トン以上、一部には520や530ユーロ/トンを打ち出していたが、実際にはそのレベル
までは到達していないようだ。

1月23日付RISIより抜粋


2013年12月度世界のパルプ出荷数量3,932,000トン、在庫は1日分増加、操業率は95%

昨年12月の世界のパルプ出荷数量は、11月の3,743,000トンから3,932,000トンと5%の
増加となった。2012年12月の3,939,000トンからは減少し、年初からすると0.2%の減
少となった。操業率は11月の94%から若干アップして95%である。針葉樹晒クラフトパ
ルプ(BSKP)の出荷は11月の1,825,000トンから1,849,000トンに増加、広葉樹晒クラ
フトパルプ(BHKP)は11月の1,797,000トンから1,934,000トンに増加した。世界在庫
数量は前月及び前年同月の32日分から33日に1日分増加している。

1月23日付RISIより抜粋


続報 ケラー(Koefler)の感熱POS用紙復活か

市場での感熱POS用紙の55gsmと48gsm巻取価格に変動はない模様。アンチダンピング
問題で米国商務省がドイツKoehler社の軽量感熱紙の輸入関税をゼロとする最終決定
は4月の見込みである。これによりKoehler社は4月〜6月には米国市場に戻るとコメン
トしている。Koehler社は米国の感熱POS用紙で40%のシェアを有していたが、昨年2月
の高関税課税で以降市場から撤退していた。

1月26日付RISIより抜粋


クラフトライナー価格は不需要期での供給過多で輸出価格低迷

昨年末の不需要期に北米、欧州、ブラジルが過剰に生産したことで世界のクラフトラ
イナー価格に影響が出ている。

市場は数少ない注文に対し依然として供給過剰である。南ヨーロッパ向け米国産ライ
ナー輸出価格は1月生産分で更に10ユーロ下がり460〜470ユーロ/トンの水準であ
る。更に多少の値引き要求はあるが、ほぼ底値に近いこの水準で推移するものと思わ
れる。昨年8月以来の未晒クラフトライナー価格は約60ユーロ/トン下落したことに
なる。

1月26日付RISIより抜粋


郵便料金の値上げで2014年上半期のコート紙需要に影を落とす

2014年の米国コート紙市場は、米国郵政公社による昨年末の4.3%の郵便料金値上げと
共にスタートした。もともと6%の値上げが認可されていたが、インフレ率1.7%を差し
引きしたアップ率である。これは2008年〜2009年の大不況による大幅なロスを回復す
るための緊急の値上げであるが、カタログや雑誌、印刷物の送付でのコストアップと
なるため、出版社としては電子書籍やモバイル分野への移行に拍車をかける理由と
なっている。この影響で約6万トンのコート紙需要が減少するとみられている。

1月26日付RISIより抜粋


米国非塗工上質平判価格20ドル〜40ドルアップで並ぶ

昨年10月より始まった非塗工上質平判価格値上げは品質によるが、2年半から3年半ぶ
りに20〜50ドル/トンの値上がりが定着した模様。米国メーカーの出荷量の40%を占
めるものの需要が減退傾向にある、主アイテムである20lb(75gsm)、光沢度92%のカッ
ト判オフィス用紙の値上げは最も重要な値上げ断行であった。昨年末若干の価格上昇
はみられたが今月に入り、国内カット判オフィス用紙の40%を購入しているStaples、
Office Max、Office Depotといった大手チェーン向けへの値上げが通ったことで、20
ドル上昇し990ドル〜1,030ドル/トンとなった模様。

1月27日付RISIより抜粋


米国メイン州、Great Northen社East Millinocket工場製造停止、新規開拓へ

Great Northan Paper社はメイン州のEast Millinocket新聞用紙工場の生産を停止し
た。同工場は16週間停止しその間新しいビジネスについて検討すると発表した。同社
の説明によると、現在の高生産コストに対し製品の市場価格が安く、同社は岐路に立
たされており基本的な長期戦略を立てる必要があるとしている。同工場新聞用紙6号
機は年産6万トンで、約2千トンは主に南米向け輸出用である。3月、4月注文分として
は稼働しないようだが春の再稼働に向けてアイドリング状態にはあるとのこと。新聞
用紙の抄造停止は2012年11月の5号機の停止に続くものである。

1月27日付RISIより抜粋


米国 Canfor Pulp社はアジア太平洋地域向けに10ドル/トンの値上げを、更に中国向けには770ドル/トンを予定

米国Canfor Pulp Products社はアジア太平洋地域の得意先向けに、北米産針葉樹晒ク
ラフトパルプ(NBSK)価格を2月1日より10ドル/トンの値上げをすると発表した。中国
向けのプレミアム強化グレードNBSK価格は770ドル/トンと発表したが、他のアジア
地域向けについては未発表。Arauco社他大手メーカーの値上げ発表に続いたものであ
る。

1月27日付RISIより抜粋


2013年12月中国、韓国コート紙輸出統計

2013年12月の中国コート紙輸出は合計で8万7,734トン(前年比9.0%減)、そのうち日本向けは2万3,369トン(同18.4%増)、米国は1,391トン(同31.2%増)、EU27か国合計は8,402トン(同29.1%減)となった。同1-12月累計は合計で132万4,858トン(前年比6.2%減)、そのうち日本向けは28万8,123トン(同26.8%減)、米国は1万5,835トン(同36.2%減)、EU27か国合計は19万9,878トン(同28.6%増)となった。

2013年12月の韓国コート紙輸出は合計で14万3,092トン(前年比11.1%増)、そのうち米国向けは2万9,830トン(同23.0%増)、日本は1万3,850トン(同49.2%増)となった。同1-12月累計は合計で170万5,416トン(前年比3.4%減)、そのうち米国向けは36万8,854トン(同3.7%増)、日本は13万7,398トン(同3.5%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2013年12月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で5万885トン(前年比96.9%増)、そのうち米国向けは5,536トン、EUは6,449トン、日本は2,632トン(同2.1倍)となった。同1-12月累計は合計で46万4,8262トン(前年比29.4%増)、そのうち米国向けは3万6,886トン、EUは4万9,220トン、日本は1万4,703トン(同71.7%減)となった。


Tetra Pak社オランダ工場閉鎖、215名解雇

Tetra Pak社(本社スウェーデン)は2014年末までにオランダのMoerdijk工場を閉鎖
すると発表した。飲料容器需要の落ち込みとベネルックス地域での生産過多が主要因
と説明。Tetra Pak社によると中北部欧州の販売数量は2007年から2013年の間16%落ち
込んだとのことである。今回のMoerdijk工場閉鎖の決定は、今後の長期のビジネス成
長を確実にするためと厳しい市場で競争力を維持するためであると説明している。労
使間交渉はまもなく開始される模様。

1月27日付RISIより抜粋


ブラジル Szano社2月よりコート紙価格5%値上げ

ブラジルの市場関係者によると、国内コート上質紙価格を2月より5%値上げする旨書
面にてSuzano社より受け取りこれを了承した模様。本年最初の値上げとなる。

1月29日付RISIより抜粋


マレーシア 輸入新聞用紙に2回目のアンチダンピング課税適用

マレーシア政府はカナダ、インドネシア、韓国、フィリピン及び米国からの輸入新聞
用紙に対しアンチダンピング課税を課すことを決定した。同国通商産業省によると、
この課税は国内生産業者からの強い要望で今回2回目となる。同省によると、今回の
決定はアンチダンピング課税終了後のダンピング再開で、国内産業に打撃を与えるこ
とが懸念されるため、としている。第1回目は2008年9月22日から適用されたもので、
5ヵ国への適用は更に5年延長されたことになる。

1月29日付RISIより抜粋


IP社傘下のxpedxとUnisource Worldwideが2014年中頃合併、新流通会社設立

米国製紙業界最大手Intrernational Paper社は、傘下の物流会社xpedx社とUnisource
Worldwide社が合併し新しい流通会社を設立すると発表した。其々の親会社である
International PaperとUWW Holdings LLCが合意書に署名。2014年中頃設立完了見込
みで、新会社は年商90〜100億ドル、北米地区で170以上の流通センターで約9,500名
のスタッフを予定している。

1月28日付RISIより抜粋


続報 フランス Stora Enso、安全性への懸念でCorbehem工場でのLWC生産を再び停止

Stora Enso社は北フランスのCorbehem工場(LWC年産33万トン)を安全性確保のため
停止した。同工場労組によるとメンテナンスのために先週生産を停止したとのこと。
その後工場長から従業員に対し生産再開はしないとの通告があったようだ。これは、
工場労働者の安全性が保証されない限り仕事に従事出来ない、という労働者側からの
強い要求に基づいている。同社広報によると、当工場は厳しい安全基準要求に直面し
ており再開の見込みは立っていないとのこと。前回の再稼働発表から僅かで再停止と
なった。

1月29日付RISIより抜粋


続報 フランス UPM社Docelles工場継続に有力バイヤーとして2グループが浮上

地元紙によると、1月24日より永久的として稼働停止している北フランスVosgesの非
塗工上質紙(年産16万トン)のDocelles工場につき、2つのグループが事業引き継ぎ
に興味を示しているとのこと。1つは同工場の従業員グループ、他の1つは独立した企
業。同工場の従業員代表がPPIにコメントしたところでは、80~100名規模の工場とし
て現在161名の従業員の内100名近くが個人出資して新たに引き継ぐ案が出ている。希
望としては4月か5月初めに再稼働を目指しておりUPM社との交渉も良好に進んでいる
ようだ。

1月30日付RISIより抜粋


International Paper社は3月3日出荷分より70ドル/トン値上げ

IP社は非塗工上質紙平判の米国内価格を3月3日出荷分より70ドル/トン値上げすると
発表した。今回の値上げが通れば米国内で5ヵ月ぶり2回目の値上げとなる。1回目の
値上げは今月ほぼ浸透した模様。北米市場でDomtarに次ぐNo.2の非塗工上質紙平判
メーカーで本日各得意先に書面で値上げを通告した模様。

1月30日付RISIより抜粋


続報 中国商務部輸入溶解パルプ(DP)アンチダンピング関税賦課決定を延期

中国商務部はブラジル、カナダ及び米国からの輸入DPに対するアンチダンピング課税
賦課につき、最終決定を2ヶ月延期すると発表した。商務部は制裁的手段として昨年
11月6日に課税を決定し、2月6日より発効することになっていた。商務部は問題の複
雑さから更に精査するため、最終決定を4月6日まで延期した模様。当初の裁定ではブ
ラジル品は6.8%から49.4%に、カナダ品は0.7%から50.9%に、米国品は18.7%から29.8%
にそれぞれ引き上げられることになっていた。

1月30日付RISIより抜粋


2013年12月パルプ輸入は11月比12.4%の大幅増加、通年で前年比2.4%増

中国税関統計によると、中国の2013年12月のパルプ輸入量は前月比12.4%の156.7万ト
ンとなった模様。特に広葉樹晒クラフトパルプ(BHK)は前月比26%増の654,727トンと
激増している。これは世界的な価格上昇を見込んで、大手ユーザーがBHKの大量購入
に走り販売を後押ししたものである。中国の2013年パルプ総輸入量は1,685.3万トン
で前年比2.4%の増加、その内BHKは7.8%増の655.2万トン。

1月30日付RISIより抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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