Archive for 11月, 2013

ノルウェー Norske Skog社ドイツ・ワルサムLWC22.5万㌧工場永久停止へ

Norske Skog社は雑誌本文むけ中質コート紙の生産過剰及び採算悪化を理由にドイツ
Walsum工場のLWC4号機を12月末に永久停止とする。他のLWC10号機20万㌧は継続操業
する。

10月31日付け RISIから抜粋


南ア Sappi社ドイツ中央部Alfeld工場コート紙2号機を改造し特殊紙生産開始

Sappi社は9月初めにドイツ中央Alfeld工場2号機-16.5万㌧ダブル上質コート紙
80-225gを6100万ユーロ投資し13.5万㌧の特殊紙生産向け改造工事を開始、10月14日
に操業開始となった。2号機は今後ダブルコート紙の代わりにフレキシブルパッケー
ジ向けの片面コート及び非塗工艶クラフト紙やシリコン原紙や塗工ラベル用紙等を生
産する。Alfeld工場では他に4台で特殊紙・板紙合計17万㌧の生産能力がある。

10月31日付け RISIから抜粋


インド Andhra Pradesh Paper MIlls(APPM)社 社名変更しINTERNATIONAL PAPER APPM Ltd.へ

APPM社取締役会は社名をINTERNATIONAL PAPER APPM Limitedに変更決定し、12月3日
に臨時総会を開催する。既にINTERNATIONAL PAPER社はシンガポール在IP Holding
Asia Pte.Ltd.を通じAPPM社の75%の株式を獲得済。歴史や地盤のあるAPPM社との関
係を維持しながらIP社が確固たる親子支配関係を確立しインド国内で消費者及び代理
店にブランド名の一層の浸透を目的とする。

10月31日付け RISI及びThe Hindu Business Lineから抜粋


ロシア 2013年木材パルプ生産量減少へ

ロシア連邦統計局によると、本年1-8月の木材パルプの生産量は対前年同期比7%減の
480万㌧。

10月23日付け PULPAPERnews.com から抜粋


インド IP社HP Premiumコピー用紙インドで生産へ

IP社はインドRajahmundryのAndhra Pradesh Paper Mills Limited(APPM)社に新規
にシーターを設置し[Colorlok]の技術でHP(Hewlett-Packard)社向けpremiumコピー用
紙を生産する。IP社は1996年からHP社向けコピー用紙を世界の生産ネットワークを通
じ独占的に生産し52ケ国以上で販売している。2013年11月からインドにおいて本格的
に商業生産開始する。Andhra Pradesh Paper Mills Limited(APPM)社はIP社のグルー
プ企業でパルプ及び紙(印刷筆記用紙、コピー用紙)を生産し国内外に販売している。

10月28日付け PULPAPERnews.com から抜粋


中国 山東泉林集団 中古機2台で印刷用紙35万㌧増産

山東泉林集団は2014年山東省聊城市高唐工場に中古機2台設置し印刷筆記用紙(能力
35万㌧)を増産する。16号機―機械幅6100mm、設計速度1200m/分、非塗工印刷筆記用
紙米坪50-70g、能力15万㌧、2014年央稼働予定。9号機(UPM社フィンランドのミリコ
スキー工場の中古機)-機械幅7400mm、設計速度1150m/分、能力20万㌧(SC紙22万㌧の
生産能力を非塗工印刷用紙紙用に改造)、生産米坪40-60g、2014年末稼働予定。山東
省聊城市の他徳州市にも工場があり、両工場の合計生産能力は塗工・非塗工印刷用紙
68万㌧及びティッシュ10万㌧。2台の稼働により同社の2014年末紙パルプ総生産能力
は113万㌧に達する。

11月1日付け RISIから抜粋


中国 輸入溶解パルプ(DP)に暫定アンチダンピング関税賦課

中国商務部は米国、カナダ及びブラジルからのDPに対し暫定アンチダンピング関税賦
課を決定11月7日から発効となる。関税賦課は輸入輸入通関時に税関に保証金を預託
する形となり、国別の暫定関税:米国18.7%-29.8%、カナダ0.7%-50.9%、ブラジ
ル6.8%-49.4%。少なくとも海外DPメーカー11社が影響受ける模様。ここ数年来、北
米南米メーカーは木材原料コストの優位性を武器に中国に安値輸出攻勢をかけ、2011
年中国メーカーの下半期全国生産量実績は上半期より約12%減少、輸入数量の大幅増
と価格の下落により国内メーカーは生産停止や減産に追いやられ巨大な損失を出し多
大なる衝撃と影響を受けた。2012年の状況はさらに悪化をたどり生産停止や減産によ
り損失が拡大。2012年12月13日国内メーカー石硯紙業及び青山紙業が代表して商務部
にアンチダンピングの正式調査を申請、2013年2月6日商務部が正式に調査開始し2014
年2月6日が期限であったが、期限前に調査が終了し発効が前倒しとなった形。

11月6日付け RISI及び11月7日付け 中国紙網から抜粋


中国 河北保定港興紙業、生き残りに輸入ティッシュ機を選択

同社は日本製川之江造機社製ティッシュ機を発注した。機械幅2760㎜、設計速度
1000m/分、年産能力1.5万㌧、2014年7月稼働予定。同社は既に川之江社製機械を2台
購入済で、川之江製機械導入以前は中国製小型機53台を操業していた。中国製機械は
有名海外メーカー製に比べ10分の1価格で、しかも国産機によるパルプ100%使用の
ジャンボロール価格は輸入機械使用に比べ通常㌧当たり約164㌦相当も安い。環境問
題の高まり及び政府の規制強化により同社はティッシュ機械の性能向上を迫られてい
る。中国北部保定地区は中小ティッシュメーカーが160社も乱立、100万㌧以上の
ティッシュ製品を生産していた。地域住民から排水汚染の苦情が出され、地方政府も
排水汚染対策の規制に向け旧式・非効率な機械を停止や海外メーカー製の導入を促進
しており、保定港興紙業は地方政府のティッシュ産業改革政策のひな型となる。現在
160社のうち約3分の2が市場競争激化または政府の停止命令により操業を停止して
おり僅か49社が操業している状態。政府としては財政支援を通じ合併買収により更な
る能力削減を目論んでいる。

11月5日付け RISIから抜粋


欧州委員会 プラスチック袋の使用削減提案

欧州委員会は加盟国の軽量プラスチック製キャリー袋使用削減提案を採択した。軽量
プラスチック袋は厚手の袋に比べ再利用されず1回限りの使用がほとんどとの理由。
毎年欧州では80億枚以上の袋がゴミとなり環境に多大な損害を与えている。仮に使用
削減を実施となると、EU全体で消費量の80%以上の削減が実現可能。削減対象は厚さ
50ミクロン以下軽量袋で厚物に比べ再使用回数が少なく廃棄ゴミとなっている。推定
では2010年EU市場に986億枚の袋が出回り、EU市民年平均198枚使用した計算。其のう
ち、殆どが軽量の袋で厚物に比べ再使用度が劣っている。国別では軽量袋の一人当た
り年間使用度が極端で、デンマーク及びフィンランドが4枚、ポーランド、ポルトガ
ル及びスロベニアが466枚となっている。

11月4日付け RISIから抜粋


中国 APP海口工場ティッシュ機6台稼働、20万㌧の増産

APP社海南島海口工場のティッシュ増産計画は順調でこのたび新マシン2台と改造マシ
ン4台合計20万㌧が稼働した。新マシン2台はイタリアA Celli製の23,24号機(各6万
㌧能力、機械幅5600mm、設計速度2400m/分)、4台(APP子会社中国金順機械社製、各2
万㌧能力、機械幅2800mm、最高設計速度1800m/分)。従来から設置マシン12台(合計能
力28.8万㌧)、既に本年初め稼働済イタリア製2台(各6万㌧能力系12万㌧)、及び最近
稼働分(20万㌧)を加えると海口工場のティッシュ生産能力合計は60.8万㌧に達する。
更に2015年末までにイタリアA Celli製能力6万㌧を10台、中国製8台を増設する計画
で、この18台が稼働すると総生産能力合計は136.8万㌧に達する。これらのティッ
シュ機械は晒Lパルプ180万㌧設備と一体化している。

11月7日付け RISIから抜粋


欧州 Sappi Fine Paper Europeグラフィック用紙2工場改造へ

コスト削減及び利益向上を目指し、世界評価の高い欧州2工場を今後3年間投資額1.2
億ユーロ投じて改造実施する。◎Sappi Gratkorn(Austria):95万㌧―高級ダブル・ト
リプルコート紙で高級出版雑誌用途及び25万㌧TCFパルプ、従業員数1300名、生産量
の95%が輸出向け。◎Sappi Kirkniemi(Finland):73.5万㌧―高級雑誌用紙、従業員
数600名、生産量の90%が輸出向け。

11月8日付け PULPAPERnews.comから抜粋


UPM社(芬蘭)とCanfor(加)がパルプ販売で提携協力へ

両社は戦略的パルプ販売の提携協力に合意した。2014年1月1日からUPM社はCanfor社
の欧州及び中国市場を、Canfor社はUPM社の北米及び日本市場相互網羅することにな
り、顧客にとって選択肢が広がりメリットが多くなる。第一段階として、3大陸で8工
場からのパルプ100万㌧、主要6品種を販売協力する。6品種:Premium Reinforcing
Northern Bleached Softwood Kraft(PRP NBSK), Northern Bleached Softwood
Kraft(NBSK), Northern Bleached Birch Kraft(NBBK), Beleached Eucalyptus
Kraft(BEK), Unbleached Electrical Pulp(UBE), Bleached Chemical Thermo
Mechanical Pulp(BCTMP)

11月7日付け RISIから抜粋


ロシア Ilim Group と IP社 共同でカットサイズSvetoCopy生産 へ

Ilim Groupはコーリャズマ工場がIP社のブランド製品を生産する必要事項を満たして
いるとして資格認定にパスした。これにより、Ilim GroupとIP社間の共同販売協約の
一環として、Ilim GroupがSvetoCopyブランドのカットサイズ用紙を生産する。Ilim
Group工場で生産される全ての非塗工印刷用紙の配送及び販売はIP社が管理運営する
ことになる。Ilim Groupがロシア市場に長期にわたり浸透しているSvetoCopyを生産
可能となったことはユーザーにとって吉報とのIlim Group幹部の発言。又、コーリャ
ズマ工場の最新設備と共同販売協約は両社の相互信頼協力の素晴らしい見本となり顧
客に対しサービスの向上に繋がるとの発言。

11月11日付け RISIから抜粋


米国 印刷版新聞読者数依然下落傾向

目下、米国人の38%は常に日刊紙を読む習慣があるが、2004年のそれは54%の水準で
あった。印刷版新聞の読者数は継続して下降傾向で、過去10年で印刷版新聞の読者数
は41%から23%に減少した。最新調査では、調査対象となった3000人中前日に新聞を
読んだ人の割合は29%で、その内印刷版読者は23%であった。社会の情報化・ネット
ワーク化が進み、電子版新聞の読者がますます増加しており、ニューヨークタイムズ
の読者中、電子版読者の占める割合は55%、他の2大紙であるUSAトゥディとウォー
ルストリートジャーナルでも48%と44%に達している状態。又、米国の雑誌・書籍読
者も電子版に転向しており過去10年で印刷版雑誌及び書籍の読者数は其々6%と4%減
少した。

11月12日付け 中国紙網(印刷企業家網)から抜粋


ブラジル 旧APP社幹部アジア産紙板紙年間輸入量5万㌧を目標

旧APPブラジル幹部は目下欧州商社と提携し中国製紙・板紙を取り扱っているが、今
後2-3年間のブラジル政府の政治・経済政策は変化なくインフラ投資や税制政策の変
更がほとんど予定されず、一方製紙への投資は高まりブラジルは引き続き紙・板紙の
純輸入国となる為、彼の目論みはブラジルのユーザーに対し安定的に一定の数量を供
給し幅広い選択肢を提供することで、先ず中小デーラーをターゲットに先行きAPPや
SAPPIの強力なライバルとなる。2015年までに年間5万㌧の輸入を目指している。現在
インドネシアAPRIL社のカットサイズ用紙及び中国メーカーの製品を扱っている:中
国メーカー名;山東華泰(コート紙、新聞用紙)、太陽紙業(コート紙、オフセット
印刷用紙)、IP太陽紙業(高板)、河南江河紙業(ノーカーボン紙、感熱紙、バイブル用
紙)、山東華金紙業(高板)、晨鳴紙業(コート紙、高板)及び近近山東博匯紙業品も扱
う予定。

11月12日付け RISIから抜粋


ロシア 2013年1-9月木材パルプ輸出量136万㌧

ロシア連邦税関によると、1-9月の木材パルプ輸出量は136万㌧(7.165億㌦)で、内訳
はCIS諸国向け5.17万㌧、それ以外の輸出が131万㌧。新聞用紙の輸出量はCIS諸国向
け10.65万㌧、その他向け輸出が66.38万㌧。

11月12日付け Lesprom.comから抜粋


米国 AFPA(米国森林製紙協会)議会の製紙産業支援を称賛

AFPAは米国議員による米国議会製紙部会新設を称賛している。連邦政策は米国製紙産
業の将来に重要な役割を果たし、超党による部会では米国経済上の製紙産業の重要な
役割に光を当て、連邦政策を通して製紙産業部門の持続発展報方法を考える。米国製
紙産業は国民が日常使用するティッシュから新聞用紙、筆記用紙、コピー用紙等幅広
く製品を製造し、全米国製造業のGDPの約4.5%、2000億㌦を占めている。製紙産業従
事者数は90万人で職場は多くが地方の共同体にあり、これらの共同体の経済は工場の
成功に大きく依存している。米国製紙産業は世界市場において競争力維持の為改革発
展を続けており、2006年から2011年に新設備や生産能力に約520億㌦投資している。
又、投資は重点的に廃棄物として埋められる量の約3倍以上を再使用することに向け
られ、2020年までに70%以上の回収率を目指している。

10月24日付け PULPAPERnews.comから抜粋


中国 山東晨鳴HD湖北省武漢で6万㌧ティッシュ機稼働

湖北省武漢工場で先週6万㌧のティッシュ機の試運転が開始した。メッソ社製機械幅
5600㎜、設計速度2000m/分。本機は晨鳴HDにとって2台目のティッシュ機に相当。
2010年晨鳴HDは旗艦工場である山東省寿光工場にアンドリッツ社製ティッシュ機を初
めて設置した。今後3台の増設を検討中:広東省湛江、江西省南昌及び吉林省吉林の3
ケ所で詳細は不明。

11月12日付け  RISIから抜粋


ロシア イリムグループ 9万㌧上質コート紙コリャジマ工場で生産開始

イリムグループはアルハンゲリスク州コリャジマ工場でダブルコートの高級上質コー
ト紙(マット・グロス)の生産を開始した。調整後に年産9万㌧を目指す。巻平可能で
生産米坪は80-150g。ブランド名[Omela]。今週モスクワで開催されている展示会
「Polygraphinter-2013」で大手流通業者、ユーザー及び出版社に見本が配布され
た。コート紙はコリャズマ工場の最新設備で生産され、投資額2.7億㌦の「Big
Koryazhma」大型プロジェクトの一環で、プロジェクトに関連しで最新鋭の設備及び
オフコーターが設置され上質紙、カットサイズ用紙及びコート紙総合計22万㌧の生産
が可能。イリムグループはロシア最大の紙パルプメーカーでアルハンゲリスク州コ
リャジマ、イルクーツク州ブラーツク及びウスチーイリムスクとレニングラード州に
製紙及び伐採設備を有する。

11月13日付け RISIから抜粋


ミャンマー タイDouble A社8050万㌦で30万㌧工場入札を落札

ミャンマー政府産業省が9月から10月に募集していた合弁による工場設置の入札をタ
イ製紙メーカーDouble A社が落札した。目下、産業省傘下の最新鋭Thabaung工場に30
年契約で新規に30万㌧工場設備を設置するもの。落札額は8050万㌦。入札に際し国内
外から10社が関心を示したが、応札したのは5社で最終段階で3社に絞られた。3社の
名前は1Double A, Bamboo World, JK Paper。

11月14日付け RISIから抜粋


スェーデン SCA社 Ortviken工場に軽量晒クラフトライナー(塗工・非塗工)生産開始

SCA社はOrtiviken工場で塗工・非塗工の軽量クラフトライナーの生産を開始した。ブ
ランド名はSplendo,Operio及びPuroで持続可能な包装材として新製品郡に加わる。持
続可能な包装材を目標に、長年主力である出版書籍用紙とクラフトライナーを補完す
る品目を開発してきており、包装材は魅力的で成長性があり、持続可能で再生可能な
材料に対する需要を満たすことが可能。生産米坪は90g以下で高級印刷や環境負荷低
減を求める段ボール箱用途。同工場では引き続き出版書籍用紙も生産する。今後2年
は現在Ortviken工場の1号機(軽量コート紙)及び2号機(新聞用紙)を使用し7.5万㌧生
産の予定。原料はTMPで不透明度が向上が期待できる。製品は北欧諸国及び中・西
ヨーロッパ向けに販売の予定。

11月14日付け RISIから抜粋


カナダ Paper Excellence 中国の輸入DPへの暫定関税賦課により生産品目変更

Paper Excellence社 (APP子会社)は2年前にDP生産目的でPrince Albertパルプ工場を
買収したが、このたび中国商務部が決定した、カナダ、米国及びブラジルからのDP輸
入に対する暫定アンチダンピング関税賦課措置の対抗として、生産品目をDPから主と
してオムツ等の原料となるFluff Pulpに切り替えることを急遽決定した。暫定関税導
入以前まではDP市場は採算性あるとみており、生産品目の変更は同社にとって一つの
掛けであるが、DP生産より改造してFluff Pulpを生産するほうがコスト的に有利との
判断。11月7日より発効の暫定関税:カナダ0.7-50.9%、米国18.7-29.8%、ブラジル
6.8-49.4%

11月20日付け RISIから抜粋


ラテンアメリカの木材価格2013年第2四半期世界的に最安値

Wood Resource Quarterly(WRQ)によると、2013年第2四半期ブラジルとチリのパル
プ及び製材用価格が過去2年で最安値となった。通常木材価格はパルプ及び材木生産
コストの約55-65%をしめており、ブラジルやチリは輸出市場で競争力を持ってい
る。ブラジルではパルプ材がブラジル通貨安の為㌦ベースで過去5年間に経験しな
かった水準に達しており2年前に比べ価格競争力が増している。チリではパルプ材価
格が2013年第2四半期は対前年同期比約8%下落しており、ユーカリ材平均コストは世
界で最低水準にありL材市場で世界最安値の生産国となっている。

11月20日付け PaperAgeから抜粋


米国 NewPage社メイン州のコート紙マシンを2014年2月から無期限停止へ

メイン州ラムフォードのコート紙機械12号機(日産300㌧)を2014年2月から無期限に停
止すること決定。北米のコート紙市況は長年数量の出荷が前年割れし欧州からの輸入
量の増加により環境が悪化している関係で需給バランス上対策が必要との判断。
NewPage社は北米の大手製紙メーカーで、ケンタッキー州、メイン州、メリーランド
州、ミシガン州、ミネソタ州及びウィスコンシン州に工場を所有、コート紙・特殊紙
中心に年産能力合計350万㌧。

11月20日付け Lesprom.comから抜粋


APP 中国及びインドネシアに大型ティッシュ機5台導入-2015年に世界最大メーカーへ

APP社は中国及びインドネシアのティッシュ増産計画を見直しし、大型機械5台(能力6
万㌧―30万㌧)を新たに設置する。昨年の計画では中国に42台、インドネシアに15台
合計57台の設置を予定-41台(大型機能力各6万㌧)と16台(中型機能力各2.7万㌧)合
計能力289.2万㌧。これにこのたびの大型機5台30万㌧の追加計画で能力が319.2万㌧
となり、予定している62台が全て稼働する2016年にはAPP社の総生産能力は454.8万㌧
に達し世界最大メーカーとなる。現在世界最大のティッシュメーカーKimberly-Clark
社の2016年の能力は386.4万㌧、2番手のSCA社の2016年能力(中国維達社買収により
100万㌧増)は447.4万㌧と見込まれる為。

11月20日付け RISIから抜粋


スペイン Lecta社2014年に上質コート紙追加減産へ

スペイン・バルセロナ本社のLecta Groupはコート紙需要が引き続き減少し今後の需
要増が期待薄との判断から、大胆な生産体制の見直しを実施。昨年7月のコート紙機
械の13万㌧停止に続き、このたび追加で4万㌧の減産を決定し、合計17万㌧のコート
紙の減産となる。Lecta Groupは大手コート紙メーカー(2011年RISI世界ランク44位)
でコート紙129.2万㌧、特殊紙30.9万㌧、非塗工紙12.3万㌧の生産能力を有する。
コート紙17万㌧の減産は同社の生産能力の約13.1%に相当。

11月21日付け Lesprom.com及びLecta社HPから抜粋


ベトナム 2013年1-10月紙製品輸入量増加

11月20日付けベトナム工業情報貿易センターの数字によると、本年1-10月の紙製品輸入量は119万㌧、金額計10.8億㌦、それぞれ対前年同期比19.6%及び13.05%増加した。フランスを除き、多くの国からの輸入が増加しており、フィリピンからの輸入額は947万㌦(686.72%増)、インド70.25%増、ロシア61.95%増、中国41.3%の増加となった。

 

11月22日付け 中国紙網から抜粋


2013年10月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年10月の中国コート紙輸出は合計で10万7,415トン(前年比15.5%増)、そのうち米国向けは1,581トン(同2.3%増)、EU27か国合計は1万8,929トン(同2.4倍)、日本は2万1,970トン(同3.8%減)となった。同1-10月累計は合計で113万2,667トン(前年比6.9%減)、そのうち米国向けは1万2,950トン(同41.7%減)、EU27か国合計は17万6,723トン(同32.4%増)、日本は24万2,874トン(同30.0%減)となった。

2013年10月の韓国コート紙輸出は合計で14万4,152トン(前年比10.5%増)、そのうち米国向けは2万7,939トン(同9.0%減)、日本は1万3,829トン(同35.5%増)となった。同1-10月累計は合計で142万8,064トン(前年比5.7%減)、そのうち米国向けは31万1,687トン(同2.3%増)、日本は10万9,346トン(同10.7%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2013年10月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万6,576トン(前年比37.1%増)、そのうち米国向けは3,418トン、EUは3,316トン、日本は1,584トン(同47.5%減)となった。同1-10月累計は合計で36万2,057トン(前年比21.5%増)、そのうち米国向けは2万7,515トン、EUは3万7,525トン、日本は9,536トン(同80.5%減)となった。


中国 2013年10月古紙・パルプ輸入実績

◎古紙輸入

10月単月輸入量 218.5万㌧(対前月比9.9%減)、(対前年同月比5.3%増)。1-10月
累計2441.2万㌧(対前年同期比1.6%減)

◎パルプ輸入

10月単月輸入量138.4万㌧(対前月比2.2%減)、(対前年同月比0.4%増)。1-10月累
計1389.1万㌧(対前年同期比1.7%増)

11月25日付け RISIから抜粋


ロシア 再生段原紙生産2桁成長

古紙供給量が限定されているにも拘わらず、ロシアでの再生段原紙生産量はパルプ100%品を凌駕している。過去3年間で再生段原紙生産量は毎年11.3%増加したが、パルプ100%品はわずか3.7%の増加に留まっている。再生段原紙の2桁成長により2010-2012年の国内テストライナー2の販売価格は生産コストの1.7倍に達し、これは西ヨーロッパの再生段原紙の1.25倍より高水準となっている。

 

11月25日付け RISIから抜粋


2012年世界ティッシュ需要

「Pulp and Paper
International」誌10月号によると、2012年の世界ティッシュ消費量は既往最高となった。ティッシュ消費量は3,150万トンで前年より114万トン増加した。
そのなかで、中国について2011年から12年にかけて10%程度の増加がつづいており、内陸部の消費増と増設によるとした。また、2012年の輸出は59万トンであらたに最高量となった。


12月積 パルプ価格10-20㌦値上げ

パルプメーカー大手が12月積みパルプ価格値上げを相次いで発表

◎カナダ/Canfor社

北部晒Nパルプ―20㌦値上げし、米国向け1010㌦、欧州向け940㌦、中国向け770㌦、
その他アジア地区も20㌦値上げ

◎チリ/Arauco社

中国向け晒ラジアタパイン据え置き730㌦、未晒クラフトパルプは20㌦値上げの710
㌦、晒ユーカリパルプは10㌦値上げ730㌦

◎ロシア/Ilim Group

中国向けロシア晒Nパルプ10㌦値上げし720-730㌦(CFR中国主要港渡し)

11月26日付け RISIから抜粋


中国 2013年製紙産業状況(中間報告)

国家統計局発表2013年1-9月の状況:

・9月末、紙パルプ企業数7158社、パルプ61社、紙板紙2903社、紙製品会社4194 社

・1-9月生産量:紙・板紙8766.34万㌧(対前年同期比0.83%増)パルプ(数量不明)
対前年同期比4.15%減、

紙製品3793.69万㌧(13.77%増)内、箱の生産量2183.42万㌧(9.8%増)

・輸出入状況

輸入:紙・板紙 217.52万㌧(10.52%減)、パルプ 1250.85万㌧(1.85%増)
古紙 2222.75万㌧(2.24%減)輸出:紙・板紙448.2万㌧(16.72%増)

2013年通期予想

・紙・板紙生産量 10100万㌧(対前年比1.7%減)

・紙・板紙消費量 9800万㌧(2.8%減)

・製紙用パルプ生産量  7700万㌧(2.1%減)

・製紙用パルプ消費量  9200万㌧(1.5%減)

11月27日付け 中国紙網(中国造紙協会)から抜粋


カナダ パルプメーカーFortress社中国にDPアンチダンピングに抗議交渉

カナダFortress社は中国政府の輸入DP製品に対するアンチダンピング関税15%の引き
下げ交渉を行う。中国商務部にコスト及び経営データを提出しダンピング販売の事実
がないことを証明する自信がある模様。米国やブラジルもダンピング販売の指摘を受
けている一方、欧州及び南ア(Sappi)の世界大手メーカーが対象外となり、彼らに
中国市場を独占する機会を与えているとの不満。

11月27日付け 中国紙網(国際紙パルプ網)から抜粋


中国 ティッシュメーカー寧夏美潔紙業 倒産

中国北西部寧夏回族自治区の大手ティッシュメーカー寧夏美潔紙業(創立1958年、銀
川工場生産能力7.5万㌧)は破産宣告を行った。負債総額13億元(約2.12億㌦)。同
社は2012年に工場を移転したものの、財政問題から機械は運休状態で、ティッシュ事
業拡大を狙い2009年に買収した寧夏沙湖紙業(ティッシュ能力5万㌧)も過去1年あま
り操業停止状態であった。更に新マシン10万㌧の増設の計画もあったが、資金問題か
ら頓挫。地方政府は再建を支援したものの無駄に終わった。

11月26日付け RISIから抜粋


台湾 栄成紙業1.27億㌦投じ台湾工場を改修

台湾唯一の彰化県二林鎮にある工場を総額1.27億㌦投資し、S&Bを実施する。現在同
工場は再生段原紙機4台(1980年代に操業開始)総能力40万㌧があるが、最古2号機
(中芯5万㌧)を今後2年間で廃棄し、新マシン7号機(30万㌧)を2015年12月目途に
設置し、最終生産能力を65万㌧にする計画。4台の内2号機を除いた3台の内訳:3号機
中芯7万㌧、5号機再生段原紙(ライナー、中芯)10万㌧、6号機再生段原紙(ライ
ナー、中芯)18万㌧。栄成紙業は中国本土東部海岸に大型再生段原紙工場2ケ所(合
計145万㌧)及び製箱工場4ケ所(年産3.4億平米)を所有している。

11月27日付け RISIから抜粋


イタリア Burgo社アベッアーノ工場上質コート紙生産停止へ

イタリア大手メーカーBurgo社 はアベッアーノ(Avezzano)工場の上質コート紙2号機
(18万㌧)を2014年1月から永久操業停止とする。同工場は抄紙機2台で上質コート紙
及び片面コート紙生産能力合計28万㌧あったが、1号機(能力10万㌧)は需要の低迷
から既に昨年7月から操業を停止している。需要家は同社の他の4工場から手配する
ことになる。

11月27日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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