Archive for 9月, 2013

中国 広東冠豪高新技術股份有限公司

広東冠豪高新技術股份有限公司(Guangdong Guanhao High-Tech Co.,Ltd.-Guanhao High-Tech)は1993年
設立、1995年操業開始の最先端設備を駆使した国内特殊紙メーカー。感熱紙、ノーカーボン紙、ラベル用紙等の生産に特化している。2012年の売上
高は931.19百万元(1.521億ドル)、対前年比0.29%減、純利益は202.19百万元で前年比137%増。生産設備は抄紙機1台(年産能
力6万㌧)、コーター6系列(能力合計15万㌧)。100%子会社は2社―湛江冠龍紙業(ノーカーボン原紙、感熱紙原紙等6万㌧)、広東冠豪新港印刷(事務関連製
品)。感熱紙の中国国内使用量は一人当たり1㎏以下で、世界では7㎏と推定されており、中国国内でこの分野は急速に成長している。ノーカーボン紙分野で
は1996年以降国家税務局向け偽造防止付加価値用インヴォイスの唯一の生産メーカーで、2000年から郵政局の配達用伝票用ノーカーボン紙の主要メーカーとなっ
ている。湛江東海島の新地に塗工能力を35万㌧まで引き上げる計画があり、12.5万㌧の原紙生産も意図されている、稼働時期は2013年末。2012年天津中鈔
紙業の株式24.93%を取得し2番手の株主となった。天津中鈔紙業は紙幣、小切手、為替手形を印刷しており、付加価値生産ラインを充実する冠豪の戦略に呼応して
いる。

8月22日付け CHINADAILYから抜粋


フィンランド 2013年上半期紙・板紙生産量1%微増

フィンランド製紙連合会発表では、2013年上半期の紙・板紙生産量は約530万㌧で、対前年同期比1%微増。印刷筆記用紙生産量は対前年
比4%減の310万㌧、消費量は6%減少している。板紙の生産量は対前年同期比11%増加し150万㌧で新規投資により能力も増加しており市況はバランスしてい
る。パルプ生産量は4%増の360万㌧。

8月30日付け  RISIから抜粋


欧州 2012年古紙回収率72%、5800万㌧

欧州古紙協議会の発表では、2012年の加盟国メンバーの古紙回収率は平均71.7%で其のうち13ケ国で70%を超えており、60%以下は10ケ国。回収
量は5800万㌧と前年比と横ばいで、5800万㌧の16%に当たる940万㌧は第3国での回収。古紙再利用度は2011年の3.4回から2012年に
は3.5回に上昇、世界平均は2.4回。

8月30日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋


中国 広西柳州両面針股份有限公司 テイッシュ機械に投資

柳州両面針股份有限公司は広西省、柳州市に投資額4.025億元(6530万㌦)を投じティッシュ機械2台(合計能力8万㌧)を設置する。原料は晒竹パルプと木
材パルプ。操業に関し子会社の柳州両面針紙業(親会社持ち分84%)が担当。柳州両面針股份有限公司の業務は主に衛生用品製造及び販売。上海株式市場の上場してい
る。

8月30日付け RISIから抜粋


欧州 2012年新聞用紙生産量過去20年で最低

欧州製紙連合会(CEPI)発表によると、2012年加盟国(EU17諸国及びノルウェー)の印
刷書籍用紙生産量は8年連続減少しており、2012年紙・板紙生産実績は9200万㌧で前
年比1.7%減。減少幅が最大なのは新聞用紙で前年比7%減の900万㌧と過去20年間で
最低水準。印刷書籍用紙は5-5.5%減少し、過去8年間連続減。一方包装用紙と板紙
は逆に微増となっている。欧州製紙連合加盟国の2012年の新増設は100万㌧で、一方
工場閉鎖による能力減が200万㌧あり、結果として製紙能力は100万㌧の減少となって
いる。新聞用紙分野では2008年以来270万㌧も需要が低下し、150万㌧の能力が削減さ
れた。2010年の平均操業率は92%で西・北欧州ではそれ以下。2012年から大手新聞用
紙メーカーSCA(スウェーデン)が14万㌧、BURGO(イタリア)が16万㌧削減してい
る。予測では2012年から2013年に150万㌧の削減―欧州新聞用紙能力の8分の一に相当
が見込まれる。西欧州の操業率は2010年88%だったが能力削減が奏功し2012年は90%
まで高まり、2013年第4四半期には96%に達する模様。

9月2日付け 中国紙網から抜粋


インド 製紙メーカーコスト高及びルピー安で価格5-8%値上げへ

インド製紙メーカーはコスト上昇の煽りを受け製品価格の5-8%値上げを決定した。
大手製紙メーカーBallarpur Industries Ltd(BILT)やTamil Nadu Newsprintは9月1日
から実施予定、一方JK Paperは既に今週から一部製品の値上げを実施している。国内
木材供給者からの原木値上げや輸入パルプは急激な通貨安でコストが上昇しており、
已む無く消費者にコスト転嫁することとなった。国産原木価格は10-15%上昇、平均
輸入パルプ価格は6月に1.84%値上がったあと、ドルベースで㌧当たり832.02㌦で横
ばい状態だが、インド通貨ルピー対㌦安の為輸入コストが上昇している。先週水曜日
に過去最低値1ドル/68.8ルピーを記録、30日の金曜日は65.7で、7月1日以来10.38%
安くなっている。JK Paper は今週主要3品種の値上げを発表、ただしコート紙は対象
外だが、今後値上げの可能性有り。インドではコート紙の40%が輸入品で、年平均55
-60万㌧輸入されている。

9月3日付け RISI及び 8月31日付けBusiness Standardから抜粋


フィンランド STORA ENSO社スェーデンSC/高級新聞用紙KVARNSVEDEN工場で人員削減開始

今年6月発表された業務改善及び2億ユーロ(約2.64億ドル)コスト削減の一環として、会社全体で2500の工程削減を目標にフィンランド、スェーデン、ベルギー及びドイツの数工場で人員削減交渉が開始した。スェーデンのKVARNSVEDEN工場は5月から新聞用紙11号機27万㌧が停止し、永久停止が決定しているが、これに伴い75工程削減(500名に相当)となり従業員代表者との交渉が開始した。KVARNSVEDEN工場は機械3台でSC紙54万㌧、高級新聞用紙21万㌧の能力がある。

 

 

9月3日付け RISIから抜粋


ロシア KONDROVO(コンドロヴォ)製紙破産の危機

モスクワ近郊カルーガ地域のKONDROVO製紙の3.7万㌧の工場は財政困難により間もなく生産停止となる。既に人員整理が始まっているが、最終的な人員削減数は不明。同時にKONDROVO製紙の経営陣の計画破産疑惑の刑事捜査が進行している。過去5年間に経営陣の意図的な不正取引により財政状態が極端に悪化したとの疑い。KONDROVO工場は機械2台を所有(ティッシュ6号機2.4万㌧、再生段原紙4号機1.3万㌧)

 

9月3日付け RISIから抜粋


中国 2013年旧式抄紙設備廃棄目標742万㌧に引き上げ

中国政府は2013年旧式設備廃棄第2弾を発表、目標数量を742万㌧に引き上げた。中国
工業情報化部(MIIT)が今週初め公表したリストによると、14省67社で旧式設備廃棄
案は121万㌧で、対象となる全て機械は今月末までに停止又は本年末までに解体され
る必要がある。今回の公表は7月の第1弾621万㌧に続くもので、結果として本年末ま
での目標数量は742万㌧となる。其のうち河北省が104万㌧、湖北省98.1万㌧、山東省
83.29万㌧で3省合計の廃棄数量は285万㌧となり目標値の約38%に相当する。廃棄対
象の紙パルプ機械は、木材パルプ能力5.1万㌧以下、非木材パルプ能力3.4万㌧以下、
古紙パルプ能力1万㌧以下、新聞用紙5万㌧以下、印刷用紙機械幅1760mm以下で速度
120m/分以下、紙器用板紙機及び再生段原紙機機械幅2000mm以下、速度80m/分以
下。2011年の設備廃棄量は831万㌧、2012年995万㌧(未確定)。

9月3日付け RISIから抜粋


オーストリア MONDI NEUSIEDLER社人員100名削減

印刷用紙需要減及びコスト急騰で、MONDI NUESIEDLER社オーストリア非塗工紙部門は
組織改革に迫られている。特に西ヨーロッパでの印刷用紙需要減退や原料及びエネル
ギーコストの急騰が財政に負担となっており、過去3年間で赤字を記録している状
態。現在MONDI NEUSIEDLER社は2工場(THERESIENTHAL, KEMATEN)に従業員700名を抱
えており、今回の100名人員削減措置により採算の向上を期待している。今後オース
トリア工場は コピー用紙 B級、C級の生産をMONDI社の他の工場に移し、主にプレミ
アム製品に特化する。

9月3日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋


インドネシア Fajar Paper 増産に向け2.4億ドル長期融資

インドネシア段原紙メーカーPT Fajar Surya Wisesa Tbk(Fajar Paper)は香港上海
銀行と2.4億ドルの長期融資契約を締結、融資満期期間は5年で、更に2年延長も可。
同社は東ジャワ島、スラバラ近郊の新地に新マシン8号機を設置し2016年初めの稼働
を予定している。 費用概算は1.65億ドル、段原紙35万㌧を増産する予定で、現行の
30%増量となり、完成時の総生産量は155万㌧となる。

9月4日付け RISIから抜粋


中国 維達国際(Vinda International)2013年上半期売上高14.8%増、粗利益6.1% 増

中国大手家庭紙メーカー維達国際は2013年上半期の実績を発表、売上高は33.1億香港
ドルで、対前年同期比14.8%増、粗利益は9.6億香港ドルで6.1%増加した。2013年1
-6月時に8万㌧の増設分が稼働、更に2013年下半期には14万㌧の増設が稼働予定で、
2013年末の年産能力合計は76万㌧となる。又、2014年下半期に13万㌧の増設を計画し
ており、2014年末には総生産能力は89万㌧となる見込み。

8月28日付け RISIから抜粋


ロシア 2013年1-7月紙パルプ生産額7.2%減

ロシア連邦統計局によると2013年1-7月の紙パルプ生産は金額で前年同期比7.2%減
の659億ルーブル(1965.9百万㌦)、7月単月の実績は前月6月比7.1%増加した。2013
年1-7月のパルプ実績は7%減、紙5.1%減、新聞用紙22.8%減、但し板紙は若干増加
の1.7%。

9月4日付け Lesprom.comから抜粋


ブラジル エルドラド社パルプ生産ライン増設に向け資金調達へ

エルドラド社はマトグロッソドスル州、トレスラゴアスで昨年12月に晒ユーカリパル
プ(BEK)年産能力130万㌧を稼働開始している。同社はこのたび、更なる増産に向け、
2017年稼働予定で総額70億レアル(邦貨約3000億円)のBEK設備200万㌧増設の為の一部
資金14億レアル(約600億円)を調達する為ブラジル中西部開発ファンドに申請し
た。

9月6日付け RISIから抜粋


スェーデン SCA社 中国家庭紙大手維達(VINDA)社の株式公開買い付け

スェーデン大手製紙メーカーSCA社は中国家庭紙大手維達社の株式公開買い付けを決
定。SCA社は2007年に維達のパートナーとなり現在株式の21.7%を所有し2番目の株主
で、役員2名を派遣している。このたび持ち株比率50%以上を目指し、1株当たり11香
港ドルで株式の公開買い付けを決定した。維達社は中国3位の家庭紙メーカー、年間
生産能力は50万㌧以上で2012年に7万㌧増設が終わり、目下22万㌧の増設中で、2013
年末に能力は75万㌧に達成する見込み。2012年維達社の売上高は26%増、営業利益率
は12.9%。

9月8日付け RISI 及びEUWID PULP AND PAPERから抜粋


中国 広西田陽金葉紙業年産6万トンの家庭紙基地建設開始

9月5日に、広西田陽金葉紙業有限公司は広西田陽県紅岒坡糖工業団地に年産能力6万トンの家庭紙生産基地建設に向け地鎮祭を実施した。同社は2011年資本金1千
万元で設立、現在の生産能力は2万㌧で従業員230名。総投資額8千万元で新規に基地を建設を決定、完成後の総従業員数800名、総生産量能力は6万㌧に達し、広
西省最大の家庭紙メーカーとなる。

9月10日付け 中国紙網から抜粋


米国 International Paper社、アラバマ州コートランド工場(上質コート・非塗工95 万㌧)永久停止へ

IP社印刷情報用紙部門の大型コートランド工場は1999年以降北米市場での非塗工紙の
電子媒体への需要シフトによる需要後退で2014年第1四半期までに完全に閉鎖停止す
る。コートランド工場生産能力は95万㌧で(非塗工紙―上質紙76.5万㌧、上質コート
紙18.5万㌧)、非塗工紙はフォーム用紙、封筒、ラベル、コピー用紙及び印刷雑誌用
途。非塗工紙(上質紙)76.5万㌧は北米非塗工紙能力全体の7-8%に相当。今回の工
場停止により従業員1100名の職場が影響し、IP社は今後2013年から2014年にかけて、
非現金資産減価償却及び解雇退職金手当として総額6.75億㌦を見込んでいる。目下米
国操業率は平均90%を若干上回っているが、業界筋では北米の非塗工紙(上質紙)の需
要は今後年3-5%減少すると見込んでいる。

9月11日付け RISIから抜粋


ロシア イリムグループ コリャジュマ工場でコート紙生産へ

ロシア西部アルハンゲリスク州コリャジュマ工場で上質コート紙の生産が2ケ月後に
開始の予定。本年3月に7号機(上質紙能力22万㌧)が稼働し、オフコーターの設置が
間もなく完了となり、7号機は米坪80-150gの上質コート紙(年産7万㌧)の生産が
可能となる。上質紙はロシア国内及び近隣諸国へ販売し上質コート紙はもっぱら国内
販売に向ける予定。コリャズマ工場は5号・6号機で上質紙12万㌧以外に段原紙42万
㌧、クラフト紙8万㌧の生産能力がある。

9月12日付け RISIから抜粋


スェーデン SCA社2300万ドル投じインドで衛生用紙生産

インド南西部に1.5億スェーデンクローナ(2300万米ドル)を投資し独自の工場で
2015年目途に衛生用紙を生産する。人口が多く衛生用紙の浸透率が低いインドでの今
後衛生用紙急成長の機会を活用し、インド及び新興国での地盤固めが目的。2013年後
半からインド市場でプレマーケット用に同社の世界ブランドであるTENA-失禁用品、
TORK-ティッシュ、LIBERO-幼児おむつ、TEMPO-量産用 ティシュを市販する。

9月12日付け Lesprom.comから抜粋


タイ SCG社バンポン工場で再生中芯機械30万㌧設置へ

ラチャブリのバンポン工場に再生段原紙(再生中芯)機の設置を開始した。メッソ社
製16号機、機械幅7250mm、設計速度1300m/分、生産米坪90-150g、2014年第4四半
期稼働予定。更にメッソ社とカンチャナブリのワンサラ工場のコートボール9号機の
改造契約を締結、能力を11万㌧を更に3-4万㌧アップする。改造は2014年第2四半期に
実施の予定。同社は今後両工場で更に改造計画数件あるとの発表。バンポン工場の新
設及びワンサラ工場の改造でタイ国内の総生産能力は230万㌧に達することになる。
又、ベトナムにおいても、ホーチミン市にあるSCG社とレンゴーとの合弁会社ビナク
ラフト社(SCG70%,レンゴー30%)の1号機(フォイト社製、5300mm幅、設計速度800
m/分)の能力を改造し22万㌧から25万㌧に増産する。生産品目は再生ライナー及び
中芯。本年末に改造終了予定。

9月13日付け  RISIから抜粋


韓国 ハンソル製紙 欧州感熱紙得意先SCHADES社の株式を獲得

韓国製紙大手ハンソル製紙は同社の欧州向け感熱紙販売先で有るSCHADES社の株式を
獲得し筆頭株主となり、欧州市場の25%を占有することになる。SHDADES社はデン
マーク、ドイツ、フランス、英国に生産拠点を有し、レジ用、クレジットカードや
ATM向けの感熱小巻き取り及び粘着ラベルの製造販売を業務としている欧州マーケッ
トリーダー的存在。

9月13日付け RISIから抜粋


ドイツ フォイト社ドイツ・オーストリア工場人員560名削減へ

9月13日フォイト社は製紙機械需要の逓減により更なる合理化の為560名人員削減実施
を発表。ドイツ3工場Krefeld210名、Ravensburg50名、Neuwied10名 、オーストリア
工場St.Polten290 名。2014年9月末までに完全実施終了の予定。経済活動の停滞及び
世界的な製紙市場の環境悪化により、フォイト社の業績は大きく影響を受けている。
中国の成長が予想以上に顕著に減速しており、2014年の紙消費量は予想を6-7%下回
る1.15億㌧と見ている。今後構造的な需要減退は継続すると思われ、製紙機械の新規
投資はティッシュ機械を除き更に落ち込むと見ている。今回の人員削減発表は2012年
5月の710名及び2013年8月の240名削減発表に次ぐもの。同業のフィンランド・メッソ
社も2012年末を目途に540名の人員削減を発表し、更に本年第3四半期末で750名の削
減を計画している。

9月17日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋


中国 NINE DRAGON社(玖龍製紙)福建省泉州で再生段原紙機2台65万㌧試運転開始

玖龍製紙は福建省泉州新工場で再生段原紙機2台の試運転を開始、近く商業生産開始
の予定(日程は未確定。)35号機、再生中芯(当初は白ライナーを予定)35万㌧及び
36号機テストライナー30万㌧の合計65万㌧、この結果同社の再生段原紙総生産能力は
998万㌧に達する。これ以外にも更に2016年までに4台合計135万㌧の増設計画があ
る。四川省楽山工場39号機、再生中芯30万㌧、2013年末稼働予定。遼寧省沈陽工場37
号機、白ライナー35万㌧、2014年2月末稼働予定。38号機テストライナー35万㌧、
2015年末稼働予定。ベトナムBinh Duong工場で2016年稼働予定ライナー35万㌧。

9月17日付け RISIから抜粋


10月積み パルプ価格値上げへ

大手パルプメーカーは10月積みパルプ価格の値上げを相次いで発表している。

(カナダ勢)

◎ドムター社 アジア向け北部晒Nパルプ及びフラフパルプ其々20㌦値上げ。中国向
け新値は北部晒Nパルプ730㌦、フラフパルプ680㌦

◎マーサーインターナショナル社 中国向け北部晒Nパルプ価格20㌦値上げし720
㌦。

(南米勢)

◎ブラジル―スザノ社 晒ユーカリパルプ新値、欧州向け800㌦、アジア向け700㌦、
北米向け据え置き

◎チリ―Arauco社 中国向け30㌦値上げ、新値は晒ラジアタパイン710㌦、未晒クラ
フトパルプ670㌦、晒ユーカリパルプは未発表。

9月17日付け RISIから抜粋


米国 PCA(Packaging Corp of America)社Boise社19.95億㌦で買収、段原紙能力 370万㌧へ

PCA社は19.95億㌦でBoise社買収交渉に入り、2013年第4四半期に交渉終了の予定。今
回の買収によりPCA社の段原紙能力は260万㌧から370万㌧に約42%増加し、段ボール
製品は約30%増加する見込み。PCA社―イリノイ州レイクフォレスト本社、全米4位の
段原紙メーカー、2012年売上高28億㌦、製紙工場4ケ所、段ボール工場71ケ所。Boise
社―アイダホ州Boise本社、ライナー、中芯以外洋紙も生産。

9月16日付け RISIから抜粋


スェーデン ホルメン社 ブラビケン工場新聞用紙20万㌧永久停止

ホルメン社は3月に①需要減退、②価格圧力、③原料コスト上昇、④スェーデンク
ローナ高を背景に機械の停止を発表、9月14日にスェーデン中部ブラビケン工場新聞
用紙機20万㌧51号が停止した。従業員168名の削減となる。ブラビケン工場には他に
52号機29万㌧―書籍用紙、53号機31万㌧-雑誌電話帳・新聞用紙の2台がある。これ
以外ハルスタ工場のSC3号機(14万㌧)の永久停止も計画しているが労使交渉に手間
取り当初予定の9月末から10月末にずれ込む見込み。ハルスタ工場は3号機以外に機械
2台で11号機33万㌧―雑誌用紙及び12号機22万万㌧書籍用紙を生産している。

9月17日付け RISIから抜粋


台湾 栄成紙業 中国事業計画推進、無錫・段原紙機械稼働

栄成紙業は台湾株式市場で新株発行し新台湾10億㌦(3400万米㌦)を調達する。中国
子会社栄成紙業HDの株式をパートナーの丸紅及び投資会社から購入し持ち株比率を
84.47%から94.68%に引き上げ、今後の設備投資用資金調達を目指し将来香港株式市
場に上場する狙い。浙江省の平湖工場は現行再生段原紙能力65万㌧有しこれを倍増し
130万㌧する計画があり中国政府の認可待ち。中国江蘇省の無錫工場では最近再生ラ
イナー機25万㌧が稼働、更に休転機を白ライナー10万㌧用に改造完了し無錫工場の能
力は45万㌧から80万㌧に増加する。栄成紙業としては中国事業は設備過剰により板紙
価格が下落し利益率が減少傾向だが、現行中国工場の150万㌧(65万㌧+80万㌧)の
能力は台湾のそれより大きく、中国市場規模は巨大で利益に大きく貢献するとの見
方。既に中国東部での市場を確保し、競争激化の中、増産計画に固執している。能力
拡大により地域トップの座を死守する。

9月20日付け RISIから抜粋


10月積み パルプ価格値上げへ(続)

大手パルプメーカーは10月積みパルプ価格の値上げ続報。

(カナダ勢)

◎ドムター社 北米向け北部晒Nパルプ及び南部晒Nパルプ其々20㌦値上げ。新値は
北部晒Nパルプ970㌦、南部晒Nパルプ930㌦

◎キャンフォー社 世界むけ北部晒Nパルプ価格20㌦値上げ。米国向け970㌦、欧州
900㌦、中国・アジア向け730㌦

(南米勢)

◎ブラジル―エルドラド社 晒ユーカリパルプ10-20㌦値上げ、新値は、欧州向け
800-810㌦、アジア向け700-710㌦、

(ロシア)

◎イルムグループ 晒Nパルプ  30㌦値上げ。中国向け新値CFR主要港710㌦、中
国・満州国境持ち込み渡しDAF(Delivered at Frontier)

680 ㌦。晒Lパルプ 新値 中国向けCFR670㌦、DAF640㌦。

9月19日付け RISIから抜粋


2013年8月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年8月の中国コート紙輸出は合計で12万4,333トン(前年比0.3%増)、そのうち米国向けは1,435トン(同48.5%減)、EU27か国合計は2万4,175トン(同80.0%増)、日本は3万4,845トン(同12.0%減)となった。同1-8月累計は合計で90万2,679トン(前年比9.7%減)、そのうち米国向けは1万45トン(同41.0%減)、EU27か国合計は13万6,535トン(同21.5%増)、日本は18万8,642トン(同35.7%減)となった。

2013年8月の韓国コート紙輸出は合計で14万7,821トン(前年比0.1%減)、そのうち米国向けは2万5,917トン(同18.5%減)、日本は1万1,398トン(同6.3%減)となった。同1-8月累計は合計で114万3,569トン(前年比8.5%減)、そのうち米国向けは25万8,056トン(同4.2%増)、日本は8万4,754トン(同16.3%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年8月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万1,851トン(前年比38.9%増)、そのうち米国向けは1,765トン、EUは4,438トン、日本は2,235トン(同38.3%減)となった。同1-8月累計は合計で30万4,034トン(前年比30.1%増)、そのうち米国向けは2万2,661トン、EUは3万2,911トン、日本は6,828トン(同84.4%減)となった。


ブラジル 紙・板紙輸入関税15%に引き下げ

ブラジル政府は10月1日から輸入100品目に関し輸入関税を引き下げる。対象の100品
目は昨年世界的経済危機の際に関税保護目的で決定されたもので、紙板紙が含まれて
いる。統計品目番号;4805.911.00,4810.13.90,4810.19.90,4810.29.90,4810.92.90
(主に上質コート紙、中質コート紙)。これら100品目の輸入関税は昨年9月に12ケ月
期間限定で25%まで引き上げられたが、10月に無効となり従来の15%水準まで引き下
げられることになる。但しブラジル商工会議所の認可待ちだが、通商部としては問題
ないとの見方。

9月24日付け RISIから抜粋


中国 2013年8月古紙・パルプ輸入実績

◎古紙輸入 8月単月輸入量 249.6万㌧(対前月比4.7%増)、(対前年同月比5.7%
減)。1-8月累計1980.4万㌧(対前年同期比1.1%減) ◎パルプ輸入8月単月輸入

145.3万㌧(対前月比4.7%増)、(対前年同月比27.4%増)。1-8月累計1109.2万㌧
(対前年同期比1.3%増)

9月24日付け RISIから抜粋


中東 2012年中東地区紙製品消費量2000万㌧

2013年アラビア紙業展主催側の発表では、2012年中東地区の紙製品消費量は約2000万㌧で対前年の1800万㌧比11%増加した。世界全体の消費量は3.23億㌧。インターネット及びデジタル書籍、ペーパーレス化の進展で中東地区の新聞印刷筆記用紙の需要は年年減少しているが、湾岸地区の人口大幅増加や生活水準の向上によりティッシュ等家庭紙の市場が急速に成長し巨大化している。電子取引や物流の増加により付帯的に包装用材の需要が顕著に高まっている。中東地区の印刷筆記用紙製造機械は100%中国、インドネシア、インドからの輸入に依存しており、家庭紙等の生産も本格的に開始しているが、目下アラブ首長国連邦にメーカー5社あるが、需要の60%しか満たしていない状態。中東地区最大規模の2013年アラビア紙業展は9月24-26日アラブ首長国連邦ドバイ貿易センターで開催され、インド、中国、インドネシア、カナダ、ブラジル等世界22ケ国から130社強のメーカーが参加予定。

 

 

9月25日付け 中国紙網から抜粋


ベトナム 製紙業輸出先行き強含み、紙需要減

アセアン及びアジア太平洋地区の多国間自由貿易協定の発効やベトナムがTPPに参加
したことで、ベトナム製紙業界の輸出先行きは明るい。一方国内の新聞用紙等紙需要
は減少しており、今後大きな挑戦に直面することになる。ベトナムは連続3年間世界
最大のチップ及びパルプの輸出国の地位を占め、2012年の輸出実績はチップ600万
㌧、パルプ270万㌧と先行き有望で魅力的潜在能力を有する。2015年から発効するア
セアンとインド、韓国、日本、中国、豪州、ニュージーランド間の自由貿易協定や
TPP構成国の一員として、ベトナム製紙市場は更に加熱化し、競争激化となる。国際
競争に対応するべく国内企業の生産拡大が必須で、コスト削減、品質向上が必要。目
下、紙需要は減少気味で、1年前と比べ消費量は3%減少、支出削減や広告減少により
新聞用紙需要が大幅に減少し、高品質のコート紙需要も34.5%減少している。紙輸入
量も減少し本年1-6月の輸入実績は対昨年同期比12%減。特に新聞用紙及びコート紙
の減少が顕著。輸出では台湾向け仙貨紙及び米国向け文具用紙が好調で15%増加して
いる。2013年1-8月の紙製品は消費量は下落傾向で、特に高級化粧紙34.5%減、新聞
雑誌29%減及び衛生紙18%減。2013年1-6月は需要減から、メーカー側の操業停止も
実施された。

9月22日付け 中国紙網から抜粋


ブラジル 2013年8月紙生産量横這い、パルプ輸出33.6%増

ブラジル製紙連合会によると、2013年8月の紙生産量は対前年同月比横ばいの88万
㌧、国内販売は1.4%減49.1万㌧、消費量0.9%増86.3万㌧、輸出1.9%減15.2万㌧、
輸入3.8%増13.5万㌧。2013年1-8月実績、生産量対前年同期比1.5%増691万㌧、国
内販売2.9%増370万㌧、消費量2.3%増657万㌧、輸出7.4%減123万㌧、輸入5.7%減
89.6万㌧。パルプ:生産量対前年同月比1.2%121万㌧、国内販売1.4%減13.6万㌧、
消費量36%減36.8万㌧、輸入2.7%増3.8万㌧、輸出33.6%増88.3万㌧。2013年1-8月
実績:生産量4.8%増972万㌧、国内販売量横這い109万㌧、消費量5.4%減379万㌧、
輸出12.1%増622万㌧、輸入5.9%増28.8万㌧。

9月25日付け RISIから抜粋


ミャンマー 輸入ライセンス免除1928品目のHSコード発表

商業省は9月9日、輸入ライセンスの事前取得が不要となる166品目を、HSコードで詳
細に分類し直した1,928品目のリストを発表した。これは、同省が2013年2月末に152
品目の輸出ライセンス、166品目の輸入ライセンスの事前取得を免除すると発表した
が、免除対象品目にHSコードが付されていなかったため、特に輸入の現場で混乱を招
いていた為。対象品目HSコードは商業省のウェブサイトで閲覧可能。参考:9月27日
通商弘報の添付書類として紙類関連は31-44ページに掲載されている。

9月27日付け 通商弘報から抜粋


インドネシア チビキミア社―子会社のパルプ・ティッシュ増産向けに2600万㌦借入

シナルマスグループのチビキミア社は子会社であるOki Pulp & Paperの増産支援とし
て、自社の持ち株35.29%を担保に中国開発銀行から2600万㌦(3000億ルピア)を借
り受ける。南スマトラのOki Pulp & Paper社Ogan Komeringllirにパルプ及びティッ
シュ工場を建設する資金向け。チビキミア社自身も現行90メガワットの電力設備を1
億㌦投じ140メガワットに能力を引き上げる計画で、抄紙機50万㌧の設置も進行中で
第4四半期末までに稼働の予定。完成後チビキミア社の総生産能力は紙160万㌧、パル
プ240万㌧となる。

9月26日付け RISI及びJakarta Postから抜粋


中国 晨鳴紙業HD44億元投資し広東湛江工場増産へ

9月30日晨鳴紙業HDは新規投資及び買収計画プロジェクト5件発表した。①広東湛江
晨鳴:44.2億元投資し抄紙機を設置(内訳13.23億元―18万㌧のカップ原紙機及び30.
97億元―19万㌧の塗工・非塗工高級印刷筆記用紙)。②江西晨鳴紙業:南昌宝龍と合
資で晨鳴港務を設立。③武漢晨鳴:湖北浙商と合作で不動産開発プロジェク(646.2
ムー、1ムー≒667m2)。④273万元で鴻翔印刷買収。⑤黒竜江省に富裕販売設立。
尚、湛江プロジェクトは完成に18ケ月要し、18万㌧のカップ原紙は売上高11億元、純
利益1.09億元、19万㌧の高級印刷用紙は売上高13.14億元、純利益1.31億元を見込ん
でいる。

9月30日付け 中国紙網から抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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