中国 広東冠豪高新技術股份有限公司

広東冠豪高新技術股份有限公司(Guangdong Guanhao High-Tech Co.,Ltd.-Guanhao High-Tech)は1993年
設立、1995年操業開始の最先端設備を駆使した国内特殊紙メーカー。感熱紙、ノーカーボン紙、ラベル用紙等の生産に特化している。2012年の売上
高は931.19百万元(1.521億ドル)、対前年比0.29%減、純利益は202.19百万元で前年比137%増。生産設備は抄紙機1台(年産能
力6万㌧)、コーター6系列(能力合計15万㌧)。100%子会社は2社―湛江冠龍紙業(ノーカーボン原紙、感熱紙原紙等6万㌧)、広東冠豪新港印刷(事務関連製
品)。感熱紙の中国国内使用量は一人当たり1㎏以下で、世界では7㎏と推定されており、中国国内でこの分野は急速に成長している。ノーカーボン紙分野で
は1996年以降国家税務局向け偽造防止付加価値用インヴォイスの唯一の生産メーカーで、2000年から郵政局の配達用伝票用ノーカーボン紙の主要メーカーとなっ
ている。湛江東海島の新地に塗工能力を35万㌧まで引き上げる計画があり、12.5万㌧の原紙生産も意図されている、稼働時期は2013年末。2012年天津中鈔
紙業の株式24.93%を取得し2番手の株主となった。天津中鈔紙業は紙幣、小切手、為替手形を印刷しており、付加価値生産ラインを充実する冠豪の戦略に呼応して
いる。

8月22日付け CHINADAILYから抜粋

欧州 2012年古紙回収率72%、5800万㌧

欧州古紙協議会の発表では、2012年の加盟国メンバーの古紙回収率は平均71.7%で其のうち13ケ国で70%を超えており、60%以下は10ケ国。回収
量は5800万㌧と前年比と横ばいで、5800万㌧の16%に当たる940万㌧は第3国での回収。古紙再利用度は2011年の3.4回から2012年に
は3.5回に上昇、世界平均は2.4回。

8月30日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋

欧州 2012年新聞用紙生産量過去20年で最低

欧州製紙連合会(CEPI)発表によると、2012年加盟国(EU17諸国及びノルウェー)の印
刷書籍用紙生産量は8年連続減少しており、2012年紙・板紙生産実績は9200万㌧で前
年比1.7%減。減少幅が最大なのは新聞用紙で前年比7%減の900万㌧と過去20年間で
最低水準。印刷書籍用紙は5-5.5%減少し、過去8年間連続減。一方包装用紙と板紙
は逆に微増となっている。欧州製紙連合加盟国の2012年の新増設は100万㌧で、一方
工場閉鎖による能力減が200万㌧あり、結果として製紙能力は100万㌧の減少となって
いる。新聞用紙分野では2008年以来270万㌧も需要が低下し、150万㌧の能力が削減さ
れた。2010年の平均操業率は92%で西・北欧州ではそれ以下。2012年から大手新聞用
紙メーカーSCA(スウェーデン)が14万㌧、BURGO(イタリア)が16万㌧削減してい
る。予測では2012年から2013年に150万㌧の削減―欧州新聞用紙能力の8分の一に相当
が見込まれる。西欧州の操業率は2010年88%だったが能力削減が奏功し2012年は90%
まで高まり、2013年第4四半期には96%に達する模様。

9月2日付け 中国紙網から抜粋

オーストリア MONDI NEUSIEDLER社人員100名削減

印刷用紙需要減及びコスト急騰で、MONDI NUESIEDLER社オーストリア非塗工紙部門は
組織改革に迫られている。特に西ヨーロッパでの印刷用紙需要減退や原料及びエネル
ギーコストの急騰が財政に負担となっており、過去3年間で赤字を記録している状
態。現在MONDI NEUSIEDLER社は2工場(THERESIENTHAL, KEMATEN)に従業員700名を抱
えており、今回の100名人員削減措置により採算の向上を期待している。今後オース
トリア工場は コピー用紙 B級、C級の生産をMONDI社の他の工場に移し、主にプレミ
アム製品に特化する。

9月3日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋

ロシア 2013年1-7月紙パルプ生産額7.2%減

ロシア連邦統計局によると2013年1-7月の紙パルプ生産は金額で前年同期比7.2%減
の659億ルーブル(1965.9百万㌦)、7月単月の実績は前月6月比7.1%増加した。2013
年1-7月のパルプ実績は7%減、紙5.1%減、新聞用紙22.8%減、但し板紙は若干増加
の1.7%。

9月4日付け Lesprom.comから抜粋

中国 広西田陽金葉紙業年産6万トンの家庭紙基地建設開始

9月5日に、広西田陽金葉紙業有限公司は広西田陽県紅岒坡糖工業団地に年産能力6万トンの家庭紙生産基地建設に向け地鎮祭を実施した。同社は2011年資本金1千
万元で設立、現在の生産能力は2万㌧で従業員230名。総投資額8千万元で新規に基地を建設を決定、完成後の総従業員数800名、総生産量能力は6万㌧に達し、広
西省最大の家庭紙メーカーとなる。

9月10日付け 中国紙網から抜粋

スェーデン SCA社2300万ドル投じインドで衛生用紙生産

インド南西部に1.5億スェーデンクローナ(2300万米ドル)を投資し独自の工場で
2015年目途に衛生用紙を生産する。人口が多く衛生用紙の浸透率が低いインドでの今
後衛生用紙急成長の機会を活用し、インド及び新興国での地盤固めが目的。2013年後
半からインド市場でプレマーケット用に同社の世界ブランドであるTENA-失禁用品、
TORK-ティッシュ、LIBERO-幼児おむつ、TEMPO-量産用 ティシュを市販する。

9月12日付け Lesprom.comから抜粋

ドイツ フォイト社ドイツ・オーストリア工場人員560名削減へ

9月13日フォイト社は製紙機械需要の逓減により更なる合理化の為560名人員削減実施
を発表。ドイツ3工場Krefeld210名、Ravensburg50名、Neuwied10名 、オーストリア
工場St.Polten290 名。2014年9月末までに完全実施終了の予定。経済活動の停滞及び
世界的な製紙市場の環境悪化により、フォイト社の業績は大きく影響を受けている。
中国の成長が予想以上に顕著に減速しており、2014年の紙消費量は予想を6-7%下回
る1.15億㌧と見ている。今後構造的な需要減退は継続すると思われ、製紙機械の新規
投資はティッシュ機械を除き更に落ち込むと見ている。今回の人員削減発表は2012年
5月の710名及び2013年8月の240名削減発表に次ぐもの。同業のフィンランド・メッソ
社も2012年末を目途に540名の人員削減を発表し、更に本年第3四半期末で750名の削
減を計画している。

9月17日付け EUWID PULP AND PAPERから抜粋

2013年8月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年8月の中国コート紙輸出は合計で12万4,333トン(前年比0.3%増)、そのうち米国向けは1,435トン(同48.5%減)、EU27か国合計は2万4,175トン(同80.0%増)、日本は3万4,845トン(同12.0%減)となった。同1-8月累計は合計で90万2,679トン(前年比9.7%減)、そのうち米国向けは1万45トン(同41.0%減)、EU27か国合計は13万6,535トン(同21.5%増)、日本は18万8,642トン(同35.7%減)となった。

2013年8月の韓国コート紙輸出は合計で14万7,821トン(前年比0.1%減)、そのうち米国向けは2万5,917トン(同18.5%減)、日本は1万1,398トン(同6.3%減)となった。同1-8月累計は合計で114万3,569トン(前年比8.5%減)、そのうち米国向けは25万8,056トン(同4.2%増)、日本は8万4,754トン(同16.3%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年8月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万1,851トン(前年比38.9%増)、そのうち米国向けは1,765トン、EUは4,438トン、日本は2,235トン(同38.3%減)となった。同1-8月累計は合計で30万4,034トン(前年比30.1%増)、そのうち米国向けは2万2,661トン、EUは3万2,911トン、日本は6,828トン(同84.4%減)となった。

中東 2012年中東地区紙製品消費量2000万㌧

2013年アラビア紙業展主催側の発表では、2012年中東地区の紙製品消費量は約2000万㌧で対前年の1800万㌧比11%増加した。世界全体の消費量は3.23億㌧。インターネット及びデジタル書籍、ペーパーレス化の進展で中東地区の新聞印刷筆記用紙の需要は年年減少しているが、湾岸地区の人口大幅増加や生活水準の向上によりティッシュ等家庭紙の市場が急速に成長し巨大化している。電子取引や物流の増加により付帯的に包装用材の需要が顕著に高まっている。中東地区の印刷筆記用紙製造機械は100%中国、インドネシア、インドからの輸入に依存しており、家庭紙等の生産も本格的に開始しているが、目下アラブ首長国連邦にメーカー5社あるが、需要の60%しか満たしていない状態。中東地区最大規模の2013年アラビア紙業展は9月24-26日アラブ首長国連邦ドバイ貿易センターで開催され、インド、中国、インドネシア、カナダ、ブラジル等世界22ケ国から130社強のメーカーが参加予定。

 

 

9月25日付け 中国紙網から抜粋

ベトナム 製紙業輸出先行き強含み、紙需要減

アセアン及びアジア太平洋地区の多国間自由貿易協定の発効やベトナムがTPPに参加
したことで、ベトナム製紙業界の輸出先行きは明るい。一方国内の新聞用紙等紙需要
は減少しており、今後大きな挑戦に直面することになる。ベトナムは連続3年間世界
最大のチップ及びパルプの輸出国の地位を占め、2012年の輸出実績はチップ600万
㌧、パルプ270万㌧と先行き有望で魅力的潜在能力を有する。2015年から発効するア
セアンとインド、韓国、日本、中国、豪州、ニュージーランド間の自由貿易協定や
TPP構成国の一員として、ベトナム製紙市場は更に加熱化し、競争激化となる。国際
競争に対応するべく国内企業の生産拡大が必須で、コスト削減、品質向上が必要。目
下、紙需要は減少気味で、1年前と比べ消費量は3%減少、支出削減や広告減少により
新聞用紙需要が大幅に減少し、高品質のコート紙需要も34.5%減少している。紙輸入
量も減少し本年1-6月の輸入実績は対昨年同期比12%減。特に新聞用紙及びコート紙
の減少が顕著。輸出では台湾向け仙貨紙及び米国向け文具用紙が好調で15%増加して
いる。2013年1-8月の紙製品は消費量は下落傾向で、特に高級化粧紙34.5%減、新聞
雑誌29%減及び衛生紙18%減。2013年1-6月は需要減から、メーカー側の操業停止も
実施された。

9月22日付け 中国紙網から抜粋

ミャンマー 輸入ライセンス免除1928品目のHSコード発表

商業省は9月9日、輸入ライセンスの事前取得が不要となる166品目を、HSコードで詳
細に分類し直した1,928品目のリストを発表した。これは、同省が2013年2月末に152
品目の輸出ライセンス、166品目の輸入ライセンスの事前取得を免除すると発表した
が、免除対象品目にHSコードが付されていなかったため、特に輸入の現場で混乱を招
いていた為。対象品目HSコードは商業省のウェブサイトで閲覧可能。参考:9月27日
通商弘報の添付書類として紙類関連は31-44ページに掲載されている。

9月27日付け 通商弘報から抜粋

中国 晨鳴紙業HD44億元投資し広東湛江工場増産へ

9月30日晨鳴紙業HDは新規投資及び買収計画プロジェクト5件発表した。①広東湛江
晨鳴:44.2億元投資し抄紙機を設置(内訳13.23億元―18万㌧のカップ原紙機及び30.
97億元―19万㌧の塗工・非塗工高級印刷筆記用紙)。②江西晨鳴紙業:南昌宝龍と合
資で晨鳴港務を設立。③武漢晨鳴:湖北浙商と合作で不動産開発プロジェク(646.2
ムー、1ムー≒667m2)。④273万元で鴻翔印刷買収。⑤黒竜江省に富裕販売設立。
尚、湛江プロジェクトは完成に18ケ月要し、18万㌧のカップ原紙は売上高11億元、純
利益1.09億元、19万㌧の高級印刷用紙は売上高13.14億元、純利益1.31億元を見込ん
でいる。

9月30日付け 中国紙網から抜粋