Archive for 8月, 2013

中国 APRIL社山東省日照パルプ工場メインテナンスで12日停止へ

山東省日照の世界最大晒Lパルプ工場(能力180万㌧)が8月1日から12日間メインテナンスのため操業停止となり、パルプ7万㌧が減産となる。需要の低迷から当初7月初めに操短を計画していたが、得意先から在庫積み増し用の注文量増加に対応するため操業短縮時期が8月初めにずれ込んだもの。世界最大パルプ設備の原料は晒アカシアと晒ユーカリパルプのミックスで、中国製紙メーカーは輸入品に比べ迅速な納期及び適正な価格を評価している。同様にインドネシア・スマトラKerinciパルプ設備はアジアの需要低迷により3系列中1系列を8月末から6-10日操業短縮し、生産量を3-5万㌧削減する。

7月31日付け RISIから抜粋


中国 2013年旧式製紙設備廃棄量621万㌧以上(続)

中国工業情報化部(MIIT)は、2013年の19工業対象の能力削減詳細案で、製紙産業274社に関して、本年末までに621万㌧の旧式設備廃棄案が示された。この274社には下記大手製紙メーカーが含まれている。山東晨鳴紙業28.42万㌧; 延辺石硯白麓紙業13万㌧(パルプ能力); 福建南紙公司3万㌧; 山東華泰紙業15.19万㌧; 河南銀鴿投資公司の舞陽銀鴿公司9.4万㌧; 南寧糖業公司の製糖造紙3.5万㌧。

◎山東晨鳴紙業28.42万㌧:延辺晨鳴紙業4.62万㌧(パルプ)、富裕晨鳴紙業1.8万㌧、武漢晨鳴漢陽紙業22万㌧。

◎山東華泰紙業15.19㌧:子会社日照華泰紙業を含む。

◎福建南紙公司3万㌧:新聞用紙万3万㌧。

◎延辺石硯白麓紙業13万㌧:廃紙脱墨パルプ13万㌧。

◎河南銀鴿投資公司9.4㌧:100%子会社舞陽銀鴿公司分。

◎南寧糖業公司3.5㌧:製糖造紙3.5万㌧(設計能力2.8万㌧)。

 

8月2日付け 中国紙網から抜粋


インド 製紙メーカーパルプ木材価格倍増及び製紙能力増でパルプ木材海外調達を検 討

国内パルプ木材価格が急騰し大手製紙メーカーはパルプ木材の海外調達を模索し始め
た。インド大手製紙メーカーのITC,West Coast Paper, JK Paper及びBILT社は海外か
らチップや原木を輸入し始めており、これが今後一定の効果が見込まれれば継続され
ることになる。過去5年間で国内パルプ木材価格は約倍増し㌧当たり5000ルピー(キ
ロ換算円貨約8.5円)に達し、同時に国内印刷筆記用紙能力も2008年から2010年に年
160万㌧増加(従来能力の3分の一に相当)している現状。インド国内のパルプ能力も
増設が進行しており、大手メーカーのJK Paperでは21.5万㌧のパルプ設備が試運転
中、またBILT社でもかなり進行している。インド製紙連合会の統計では過去10年間に
製紙メーカーは農家の支援のもとパルプ木材用植林地50万ヘクタール以上を確保した
が、急速な需要の伸びに追い付いておらず、更に農産物価格の上昇で農家が農地を他
の食糧品生産目的に転用している。現状では輸入パルプ価格は㌧当たり630-700㌦
で、国内パルプ木材価格は極端に割高となっており、製紙メーカーとしてはパルプ木
材の海外調達を模索するしか手がない状態。

8月5日付け RISI及びThe Hindu Business Lineから抜粋


ブラジル CMPC Celulose Riograndense パルプ増設プロジェクト定礎式

チリ CMPC Celuloseグループの CMPC Celulose Riograndense社はブラジル南部Rio
Grande do Sul州Guaibaパルプ工場に投資額8-9億ユーロを投じ、晒ユーカリパルプ
の増設(年産能力130万㌧)を計画しており、近く定礎式が開催される。現行Guaiba
工場の晒ユーカリパルプ(BEK)能力45万㌧を130万㌧増設し2015年前半までに総能力
を175万㌧とする計画。機械設備はフィンランドメッソ社が納入する。

8月6日付け RISIから抜粋


中国 寿光晨鳴アート紙業 GAW社に感熱紙機械設備発注

山東晨鳴紙業HDの子会社寿光晨鳴アート紙業(Shouguang Chenming Art Paper)はGAW Technologies社に感熱紙塗工設備を発注した。5号機を改造し将来感熱紙の生産を予定している。

 

8月6日付け Lesprom.comから抜粋


中国 正業国際段原紙会社の株式購入

正業国際は1.42億元(約2300万㌦)で段原紙会社2社の株式を購入する。具体的には広東省中山市にある中山聯興造紙と中山鴻興造紙の株式をそれぞれ58.7%購入する。中山聯興造紙と中山鴻興造紙は併せて3台の再生段原紙機で40万㌧の能力あり、これらの会社はレンゴー(62.8%)、鴻興印刷(11.3%)、中山パックケージ(7.5%)その他2社による合弁会社。7月末に株式売買交渉が合意に達し、レンゴーと鴻興印刷は持ち株をそれぞれ30%及び3.8%まで下げ、中山パッケージの持ち株はそのまま7.5%、その他2社も持ち株を手放す。正業国際は広東省中山本社の大手コンバーター、中国国内数か所の工場で年6.65億平米のシートを生産している。子会社の中山永友紙業は中山工場の再生中芯機4台で30万㌧の能力がある。長期的に包装材需要が期待できる中、今回の株式購入により原紙の供給力が強化されるとしている。

 

8月6日付け RISIから抜粋


中国 2013年上半期紙・板紙生産量対前年同期比1%増

2013中国紙業月度発展報告によると、2013年上半期のパルプ、紙・板紙生産量は対前
年同期と殆ど変化なく、パルプで0.01%減、紙・板紙は1.1%増加した。具体的には
2013年1-6月パルプ生産量は875.9万㌧で対前年同期比0.01%減、紙・板紙生産量は
5912.8万㌧で前年同期比1.1%増、紙製品生産量は2406.8万㌧で前年同期比10.3%
増。

8月7日付け 中国紙網から抜粋


中国 寿光晨鳴アート紙業 GAW社に感熱紙機械設備発注(続)

山東晨鳴紙業HDの子会社寿光晨鳴アート紙業(Shouguang Chenming Art Paper)は寿
光工場の5号機(機械幅4100mm、設計速度1100m/分、非塗工紙及び片面コート紙
能力14万㌧ )を改造し感熱紙を生産する(能力12万㌧)。感熱紙塗工設備はGAW
Technologies社に発注済で、納期は2013年秋口、稼働時期は未定。

8月9日付け RISIから抜粋


ブラジル Jari Celulose社 2014年初めパルプ工場再稼働し溶解パルプ生産へ

ブラジル北部パラ州モンテ・ドウラドの晒ユーカリパルプ工場(能力41万㌧)は技術問
題やLパルプ価格競争力から2013年1月中旬以来稼働停止となっているが、機械を改造
し溶解パルプ生産に切り替える計画。能力は24万㌧ー25万㌧、投資額は8千万ー1億ド
ルでブラジル開発銀行BNDES-Banco Nacional de Desenvolvimento e Socialが一部信
用供与する。

8月9日付け EUWID Pulp and Paperから抜粋


ネパール 製紙連合会貿易赤字削減に古紙輸出禁止要請の動き

ネパール製紙連合会はネパール政府工業省に対し、原料不足から古紙の輸出禁止を要
請した。某製紙会社幹部はネパールから古紙を輸出していながらインドから古紙を輸
入している状況は不自然と発言。工業省は直ちに製紙連合会に対し輸入数量及び国内
原料の消費量の提出、古紙業者には年間古紙輸出量の提出を要請した。工業省として
は製紙連合会の要求は妥当なもので、古紙輸出禁止はネパールの貿易赤字解消に役立
とみている。製紙会社も原料不足から操業率が低下しており、古紙が十分に手当て出
来れば生産量を増加できるとの発言。一方古紙業者は製紙メーカーが相応の価格を支
払わない限り販売しないと反論している。

8月12日付け RISI及びRepublicaから抜粋


労働集約型の製造業が主役ニーアジアにおける新たな産業集積の動向(8) ミャンマー

ここ数年、縫製業、履物業を中心に労働集約型の製造業への投資が増加、韓国系企業
と日系企業が徐徐に進出しているが、恒常的な電力や工業団地の不足など、基礎的イ
ンフラには大きな課題が残されている。日本からの投資は主に、縫製業、製靴業を中
心とする労働集約型の軽工業で、中国の人件費上昇による生産拠点シフトの流れを受
ける形で、2000年代後半から徐徐に日本向け商品の生産が増加、現在ではミャンマー
からの縫製品輸出の半分近くを日本向けが占めている。労働集約型産業は
CMP(cutting,making,packing:委託加工生産)と呼ばれるモデルが主流で、原料を無
税で輸入できる一方、生産した商品は原則100%再輸出する必要がある。ミャンマー
の製造業(作業員)の月額基本給は53㌦と、ラオス132㌦、カンボジア74㌦に比べ低い
水準にある。人口6000万人を擁し、親日的で真面目な国民性も多くの日本企業に知ら
れるようになり、労働集約型分野で競争力のある工場を設立しようとする動きが進ん
でいる。

8月12日付け ジェトロ通商弘報から抜粋


フィンランド UPM社ミリコスキー工場抄紙機2台スクラップ処分へ

2011年末にミリコスキー工場が閉鎖され、抄紙機7号機(SC紙22万㌧能力)は今年初め
中国山東泉林(Tralin)紙業に転売され、藁パルプを原料に食品包装用に改造される
予定。残り抄紙機2台4号機(中質コート紙23万㌧)と6号機(SC紙15万㌧)は購入先が見
つからなければスクラップ処分となる可能性大。

8月14日付け RISIから抜粋


チリ Arauco社 9月積み中国向け晒ラジアタパイン価格10ドル値上げへ

9月積み中国向け晒ラジアタパイン(BKP)価格を10㌦値上げし680㌦と発表、但し、未
晒クラフトパルプ(UKP)と晒ユーカリパルプ(BEK)価格は其々640㌦と750㌦の据え置
きとなる。Arauco社は晒ユーカリパルプ価格を過去数ケ月据え置きの750㌦としてい
るが、市場関係者の話では750㌦レベルでも購買誘因とはならない模様。

8月15日付け RISIから抜粋


カナダ Domtar社 9月積み中国向け北部晒Nパルプ価格20㌦値上げへ

9月積み中国向け北部晒Nパルプ価格を20㌦値上げし710㌦と発表、同時に南部晒Nパ
ルプ価格も20㌦値上げし650㌦となる。中国向け9月積み価格値上げ発表はArauco社の
中国向け9月価格値上げ発表に追随したもの。

8月16日付け RISIから抜粋


9月積み中国、アジア向け晒Nパルプ価格相次ぎ値上げへ

パルプメーカーの9月積み価格値上げが相次いで発表されており、先日のカナダ・ド
ムター社、チリ・アラウコ社に次いで、カナダ・Mercer International 社が中国向
け北部晒Nパルプ価格を値上げし700㌦に、同じカナダメーカー、West Fraser社がア
ジア向けに北部晒Nパルプ価格を20㌦値上げを発表した(国別の個別価格は未発
表)。

8月19日、20日付け RISIから抜粋


オーストリア アンドリッツ社中国景興紙業向けにテイッシュ機2台供給

アンドリッツ社は中国浙江省平湖の景興紙業向けに高級家庭紙生産向けにティッシュ
機2台供給する。機械仕様は2台とも2850mm幅、設計速度1900m/分、稼働時期は
其々2014年末及び2015年央。景興紙業はアジア大手ライナーメーカーでティッシュ事
業に新規参入する。

8月20日付け RISIから抜粋


中国 金紅葉紙業、黒竜江省ハルビン市で家庭紙生産開始

アジア大手家庭紙メーカー金紅葉紙業(APPグループ)は黒竜江省ハルビン市の経済
技術開発区で家庭紙「清風」、「唯潔雅」ブランドを年産5万㌧生産する。年産金額
は5億元。同社は天津、沈陽,成都、武漢、広東、海南に生産工場を所有、中国全土
に販売網を持つ、アジア大手家庭紙メーカー。

8月20日付け 中国紙網から抜粋


スェーデン 2013年第2四半期紙板紙生産量6.2%減

スェーデン林野庁に発表では、2013年第2四半期の紙・板紙生産量は対前年同期比6.
2%減の270万㌧。新聞用紙は減少傾向で20%減、印刷用紙5%減、その他紙板紙2%
減。パルプ生産量は4.4%減の290万㌧。2013年1-6月の紙生産量は2012年同期比4.3%
減、パルプ生産量は2.5%減。

8月19日付け Lesprom.com から抜粋


中国 APRIL社日照工場大気汚染(排出ガス)で罰金

APRIL社山東省日照工場は工場排出ガス問題で人民元50万(8.1万㌦)の罰金処分を受
けた。8月1日から晒Lパルプ180万㌧生産ラインのメインテナンス作業が開始された
が、作業員の手違いで悪臭が排出され、地域住民から日照環境局に苦情が出されてい
た。但し、今回の悪臭問題は生産再開の支障とならず8月12日から工場は再稼働して
いる。日照工場はほかに晒Lパルプライン30万㌧とコートアイボリー18万㌧の設備を
備えている。先週、地方政府は環境局による監視強化の為、日照工場に対し3百万人
民元で工場排気煙突にモニターの設置を要求している。更に日照工場は10月1日から
工場排水、排気及び残留物の処理に関し公開の義務を負った。

8月21日付け RISIから抜粋


2013年7月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年7月の中国コート紙輸出は合計で12万1,343トン(前年比10.3%増)、そのうち米国向けは2,193トン(同32.7%増)、EU27か国合計は1万7,345トン(同43.6%増)、日本は2万2,445トン(同18.2%減)となった。同1-7月累計は合計で77万8,346トン(前年比11.1%減)、そのうち米国向けは8,610トン(同39.6%減)、EU27か国合計は11万2,359トン(同13.5%増)、日本は15万3,797トン(同39.4%減)となった。

2013年7月の韓国コート紙輸出は合計で15万5,096トン(前年比3.3%減)、そのうち米国向けは3万673トン(同16.1%減)、日本は1万2,500トン(同3.2%増)となった。同1-7月累計は合計で99万6,020トン(前年比9.6%減)、そのうち米国向けは23万2,169トン(同7.6%増)、日本は7万3,375トン(同17.6%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年7月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万2,404トン(前年比78.3%増)、そのうち米国向けは4,675トン、EUは4,360トン、日本は452トン(同91.2%減)となった。同1-7月累計は合計で27万2,182トン(前年比29.1%増)、そのうち米国向けは2万896トン、EUは2万8,473トン、日本は4,593トン(同88.6%減)となった。


中国 南寧糖業 新規ティッシュ機設置へ

南寧糖業は合弁子会社を設立し、既存の広西自治区南寧市蒲廟(Pumiao)工場にティッ
シュ機を新たに設置する。稼働時期等詳細は不明だが、年産能力は2万㌧で、現在蒲
廟(Pumiao)工場は13万㌧のバガスパルプ設備が稼働しており、ティッシュの原料に使
用の予定。子会社はYUEWEI PAPERと称し、株式は南寧糖業53%、パートナーの東莞恒
威(Dongguan Hengwei)と高州糖紙業(Gaozhou Sugar and Paper)がそれぞれ
23.5%を所有する。南寧糖業は広西地区の大手紙パルプメーカーで、2年前に環境汚
染や効率化問題から旧式小型設備を停止、2013年にカップストック工場(5万㌧)及
び非塗工紙(5万㌧)の停止を発表、昨年は印刷用紙機3.5万㌧を停止している。現在
蒲廟(Pumiao)工場以外で合計5万㌧の洋紙能力がある。

8月22日付け RISIから抜粋


中国 山東晨鳴HD47.7億人民元投資し湖北省黄岡にNパルプ30万㌧の林紙一体化プ ロジェクト推進

寿光晨鳴HD(晨鳴HD)は湖北省黄岡でパルプ需要アンバランスの解消及びコスト削減に
よる競争力向上、森林資源の積極的活用を目指し投資額47.7億元で林紙一体化プロ
ジェクトを推進する。プロジェクトの主体は子会社の黄岡晨鳴紙業。業務内容は、植
林基地の建設、原木の経営及び調達、パルプ及び関連製品の生産、加工及び販売。年
産能力30万㌧の晒化学パルプ設備と付随的に植林基地(325万ムー、1ムー=667m2)
を建設する。

8月13日付け RISIから抜粋


タイ Evergreen Plus社42万㌧晒ユーカリパルプ工場建設資金調達に投資家募集

香港本社のEvergreen Plus社はタイ中部ロッブリー県、パッタナーニコム郡の休閑工場で年産能力42万㌧の晒Lパルプ工場の建設を開始した。2002年フィンランドで引退した中古パルプ設備をメッソグループから購入し2007年に前述場所に移送したが、資金問題から建設開始が数年棚上げとなっていた。依然、付属設備調達資金用に投資家を募集中で、資金の目途がつけば2年以内に操業開始が期待できる模様。原料は地元のユーカリを主に使用する予定で、既にチップ工場はタイの契約ユーカリ植林農家からチップを調達し稼働している。

 

8月23日付け RISIから抜粋


中国 2013年7月古紙・パルプ輸入実績

◎古紙輸入 7月単月輸入量 238.4万㌧(対前月比5.0%増)、(対前年同月比1.4%
増)。1-7月累計1730.8万㌧(対前年同期比0.4%減) ◎パルプ輸入7月単月輸入量
138.8万㌧(対前月比7.8%増)、(対前年同月比16.1%増)。1-7月累計963.9万㌧
(対前年同期比1.7%減)

8月26日付け RISIから抜粋


カナダ キャンフォー社 9月積みアジア・欧州向け北部晒Nパルプ価格20㌦値上げ へ

キャンフォー社は9月積みパルプ価格(北部晒Nパルプ)の欧州及びアジア向け価格
を20㌦値上げ発表した。中国向け新価格は710㌦、欧州向けは880㌦となる。

8月26日付け   RISIから抜粋


ブラジル ブラジル産晒ユーカリパルプ(BEK)ドル高により価格下落でも恩恵

ブラジル通貨レアルが対㌦安に推移しており、過去数ケ月世界的にBEK価格が下落傾
向にある中、パルプ輸出業者は恩恵を受けている。8月の米ドル対レアル為替は
2.44、7月2.24,6月2.16と2ケ月で連続通貨安の状態で、専門家筋では年末までに更
に2.75まで下落すると予想している。欧州BEK価格は6月の810-820㌦から8月790-800
㌦と2.5%下落しているが、7%レアルが安い為価格下落を相殺しレアル手取りが増加
している。ブラジルの国内パルプ販売価格は欧州のドル建て価格をベースにレアル換
算している為、例えば7月の国内レアル価格は1836(820ドルベース)が8月は1859に
上昇しており国内パルプユーザーからは苦情が出ている。ブラジル製紙連合会による
と、2013年上半期のパルプ輸出額はドルベースで対前年同期比7%増加、レアルベー
スでは16.3%増加した。目下BEK価格水準は中国の需要減で下落圧力を受けており、
更に2014年初めから予想される新規能力増加も懸念材料。但し専門家は最悪でも価格
水準は700ドル以下(中国以外)にはならず、生産停止で乗り越える覚悟。地域別BEK
価格推移:欧州6月810-820㌦、8月790-800㌦、米国8月870-890㌦、南米(ブラジル以
外)6月710-740㌦、7月700-730㌦、8月690-720㌦、中国7月640-660㌦、8月620-640
㌦。

8月27日付け PPI Latin Americaから抜粋


カナダ Port Hawkesbury Paper、 Nova Scotia工場で休転の新聞用紙機転売可能性 大

昨年NewPage社から買収したNova Scotia工場抄紙機2台(PM1,PM2)の内、比較的新し
いSC紙用2号機は操業を続けているが、新聞用紙用1号機は停止状態。改造し2号機の
SC紙の下のグレードを製造する選択肢もあり得るが、目下機械2台を操業可能な十分
な原料手当てもできず、今後2-3ケ月以内に転売される可能性大。

8月27日付け RISIから抜粋


日本紙類輸出・輸入組合員


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