中国 2013年旧式製紙設備廃棄量621万㌧以上(続)

中国工業情報化部(MIIT)は、2013年の19工業対象の能力削減詳細案で、製紙産業274社に関して、本年末までに621万㌧の旧式設備廃棄案が示された。この274社には下記大手製紙メーカーが含まれている。山東晨鳴紙業28.42万㌧; 延辺石硯白麓紙業13万㌧(パルプ能力); 福建南紙公司3万㌧; 山東華泰紙業15.19万㌧; 河南銀鴿投資公司の舞陽銀鴿公司9.4万㌧; 南寧糖業公司の製糖造紙3.5万㌧。

◎山東晨鳴紙業28.42万㌧:延辺晨鳴紙業4.62万㌧(パルプ)、富裕晨鳴紙業1.8万㌧、武漢晨鳴漢陽紙業22万㌧。

◎山東華泰紙業15.19㌧:子会社日照華泰紙業を含む。

◎福建南紙公司3万㌧:新聞用紙万3万㌧。

◎延辺石硯白麓紙業13万㌧:廃紙脱墨パルプ13万㌧。

◎河南銀鴿投資公司9.4㌧:100%子会社舞陽銀鴿公司分。

◎南寧糖業公司3.5㌧:製糖造紙3.5万㌧(設計能力2.8万㌧)。

 

8月2日付け 中国紙網から抜粋

中国 2013年上半期紙・板紙生産量対前年同期比1%増

2013中国紙業月度発展報告によると、2013年上半期のパルプ、紙・板紙生産量は対前
年同期と殆ど変化なく、パルプで0.01%減、紙・板紙は1.1%増加した。具体的には
2013年1-6月パルプ生産量は875.9万㌧で対前年同期比0.01%減、紙・板紙生産量は
5912.8万㌧で前年同期比1.1%増、紙製品生産量は2406.8万㌧で前年同期比10.3%
増。

8月7日付け 中国紙網から抜粋

ブラジル Jari Celulose社 2014年初めパルプ工場再稼働し溶解パルプ生産へ

ブラジル北部パラ州モンテ・ドウラドの晒ユーカリパルプ工場(能力41万㌧)は技術問
題やLパルプ価格競争力から2013年1月中旬以来稼働停止となっているが、機械を改造
し溶解パルプ生産に切り替える計画。能力は24万㌧ー25万㌧、投資額は8千万ー1億ド
ルでブラジル開発銀行BNDES-Banco Nacional de Desenvolvimento e Socialが一部信
用供与する。

8月9日付け EUWID Pulp and Paperから抜粋

労働集約型の製造業が主役ニーアジアにおける新たな産業集積の動向(8) ミャンマー

ここ数年、縫製業、履物業を中心に労働集約型の製造業への投資が増加、韓国系企業
と日系企業が徐徐に進出しているが、恒常的な電力や工業団地の不足など、基礎的イ
ンフラには大きな課題が残されている。日本からの投資は主に、縫製業、製靴業を中
心とする労働集約型の軽工業で、中国の人件費上昇による生産拠点シフトの流れを受
ける形で、2000年代後半から徐徐に日本向け商品の生産が増加、現在ではミャンマー
からの縫製品輸出の半分近くを日本向けが占めている。労働集約型産業は
CMP(cutting,making,packing:委託加工生産)と呼ばれるモデルが主流で、原料を無
税で輸入できる一方、生産した商品は原則100%再輸出する必要がある。ミャンマー
の製造業(作業員)の月額基本給は53㌦と、ラオス132㌦、カンボジア74㌦に比べ低い
水準にある。人口6000万人を擁し、親日的で真面目な国民性も多くの日本企業に知ら
れるようになり、労働集約型分野で競争力のある工場を設立しようとする動きが進ん
でいる。

8月12日付け ジェトロ通商弘報から抜粋

中国 金紅葉紙業、黒竜江省ハルビン市で家庭紙生産開始

アジア大手家庭紙メーカー金紅葉紙業(APPグループ)は黒竜江省ハルビン市の経済
技術開発区で家庭紙「清風」、「唯潔雅」ブランドを年産5万㌧生産する。年産金額
は5億元。同社は天津、沈陽,成都、武漢、広東、海南に生産工場を所有、中国全土
に販売網を持つ、アジア大手家庭紙メーカー。

8月20日付け 中国紙網から抜粋

スェーデン 2013年第2四半期紙板紙生産量6.2%減

スェーデン林野庁に発表では、2013年第2四半期の紙・板紙生産量は対前年同期比6.
2%減の270万㌧。新聞用紙は減少傾向で20%減、印刷用紙5%減、その他紙板紙2%
減。パルプ生産量は4.4%減の290万㌧。2013年1-6月の紙生産量は2012年同期比4.3%
減、パルプ生産量は2.5%減。

8月19日付け Lesprom.com から抜粋

2013年7月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年7月の中国コート紙輸出は合計で12万1,343トン(前年比10.3%増)、そのうち米国向けは2,193トン(同32.7%増)、EU27か国合計は1万7,345トン(同43.6%増)、日本は2万2,445トン(同18.2%減)となった。同1-7月累計は合計で77万8,346トン(前年比11.1%減)、そのうち米国向けは8,610トン(同39.6%減)、EU27か国合計は11万2,359トン(同13.5%増)、日本は15万3,797トン(同39.4%減)となった。

2013年7月の韓国コート紙輸出は合計で15万5,096トン(前年比3.3%減)、そのうち米国向けは3万673トン(同16.1%減)、日本は1万2,500トン(同3.2%増)となった。同1-7月累計は合計で99万6,020トン(前年比9.6%減)、そのうち米国向けは23万2,169トン(同7.6%増)、日本は7万3,375トン(同17.6%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年7月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万2,404トン(前年比78.3%増)、そのうち米国向けは4,675トン、EUは4,360トン、日本は452トン(同91.2%減)となった。同1-7月累計は合計で27万2,182トン(前年比29.1%増)、そのうち米国向けは2万896トン、EUは2万8,473トン、日本は4,593トン(同88.6%減)となった。

ブラジル ブラジル産晒ユーカリパルプ(BEK)ドル高により価格下落でも恩恵

ブラジル通貨レアルが対㌦安に推移しており、過去数ケ月世界的にBEK価格が下落傾
向にある中、パルプ輸出業者は恩恵を受けている。8月の米ドル対レアル為替は
2.44、7月2.24,6月2.16と2ケ月で連続通貨安の状態で、専門家筋では年末までに更
に2.75まで下落すると予想している。欧州BEK価格は6月の810-820㌦から8月790-800
㌦と2.5%下落しているが、7%レアルが安い為価格下落を相殺しレアル手取りが増加
している。ブラジルの国内パルプ販売価格は欧州のドル建て価格をベースにレアル換
算している為、例えば7月の国内レアル価格は1836(820ドルベース)が8月は1859に
上昇しており国内パルプユーザーからは苦情が出ている。ブラジル製紙連合会による
と、2013年上半期のパルプ輸出額はドルベースで対前年同期比7%増加、レアルベー
スでは16.3%増加した。目下BEK価格水準は中国の需要減で下落圧力を受けており、
更に2014年初めから予想される新規能力増加も懸念材料。但し専門家は最悪でも価格
水準は700ドル以下(中国以外)にはならず、生産停止で乗り越える覚悟。地域別BEK
価格推移:欧州6月810-820㌦、8月790-800㌦、米国8月870-890㌦、南米(ブラジル以
外)6月710-740㌦、7月700-730㌦、8月690-720㌦、中国7月640-660㌦、8月620-640
㌦。

8月27日付け PPI Latin Americaから抜粋