フィンランド Stora Enso社CORBEHEMフランス工場有力購入希望者3社現る

Stora Enso社は業務内容再構築にむけ、既にスェーデン国内の新聞用紙の生産能力削減計画を実施中(Hylte工場1号機、2号機計38.5万㌧、Kvarnsveden工場11号機27万㌧)で、2012年10月にフランス、パリ北部200kmのCORBEHEM工場の売却を発表している。LWC生産能力33万トン、5号機、機械幅8600mm、設計速度1500m/分は欧州でも高性能機械十指の一つ。但し33万㌧の能力に対し2012年は26.7万㌧の生産実績、損益分岐点は28.5万㌧で2013年は25.4万㌧の生産が見込まれていた。フランス政府によると購入希望者は3社で、工場跡地の様々な利用方法を検討中しており、包装材工場に変えることも選択肢の一つ。

 

5月24日付け EUWID PULP & PAPERから抜粋

2013年4月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年4月の中国コート紙輸出は合計で11万1,636トン(前年比12.7%減)、そのうち米国向けは1,048トン(同65.0%減)、EU27か国合計は1万4,843トン(同12.3%減)、日本は2万510トン(同37.9%減)となった。同1-4月累計は合計で40万2,952トン(前年比17.3%減)、そのうち米国向けは4,682トン(同47.3%減)、EU27か国合計は5万4,295トン(同14.7%増)、日本は8万3,004トン(同51.6%減)となった。

2013年4月の韓国コート紙輸出は合計で14万798トン(前年比10.8%減)、そのうち米国向けは3万3,947トン(同18.0%増)、日本は9,805トン(同25.4%減)となった。同1-4月累計は合計で55万8,467トン(前年比11.0%減)、そのうち米国向けは13万6,081トン(同12.7%増)、日本は3万8,435トン(同26.1%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年4月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万3,152トン(前年比16.9%増)、そのうち米国向けは2,005トン、EUは5,695トン、日本は551トン(同82.8%減)となった。同1-4月累計は合計で15万6,573トン(前年比25.3%増)、そのうち米国向けは1万143トン、EUは1万5,648トン、日本は2,207トン(同90.9%減)となった。

アジア地区 段ボールシート生産量10年連続世界一

アジア地区の段ボールシート生産量は1995年に欧州、2003年に北米を抜き、この10年間連続世界一を維持している。1995年にアジア地区の生産量は320億平米で欧州の313億平米を抜き世界2位となり、2003年の生産量は486億平米で北米413億平米を抜き世界1位となった。2002年から2012年までのアジアの生産平米推移は2002年413億平米、2007年715億平米、2012年1030億平米で、2012年には10年前2002年比149.7%。アジア生産量の世界シェア推移は2002年31.2%、2004年35.5%、2006年39.1%、2007年41%、2009年46%、2011年48.5%、2012年48.8%。中国がアジア地区最大の生産国で、1995年70億平米、1998年100億平米、2004年200億平米、2007年300億平米、2009年400億平米と、2002年に日本そして2008年に米国の生産量を抜いた。日本の生産量は2011年131.4億平米で2010年比0.6%増、アジア地区でのシェアは13.6%。中国除くアジア地区生産量10億平米以上の上位5ケ国:①インド60.2億平米、②韓国56.6億平米、③インドネシア45.3億平米、④タイ31.5億平米、⑤台湾20億平米

5月22日付け 中国紙網から抜粋

スェーデン 2013年第1四半期の紙・板紙生産量2.4%減

公的スェーデン森林機関(Swedish Forest Agency)によると、2013年第1四半期の紙・板紙生産量は対前年同期比2.4%減少の280万㌧。(新聞用紙―12%減、印刷用紙―3%減、その他紙・板紙品目の若干増加)。パルプ生産量は0.2%減の300万㌧。

5月21日付け Lesprom.comから抜粋

韓国 茂林製紙 印刷用紙部門で国内初の低炭素製品認証へ

茂林製紙は韓国環境産業技術協会(KEITI-Korea Environmental Industry & Technology Institute)から製造過程で産業平均以下のCo2排出に貢献しているとして韓国で初めて認定された。茂林製紙は1㌧の印刷用紙生産時にCo2の排出量は僅か0.66㌧で、産業の平均は0.77。

 

5月20日付け Lesprom.comから抜粋

中国 米国製輸入塗工白板のアンチダンピング調査停止

5月16日中国商務部発表によると、2011年11月18日決定した米国製塗工白板の反ダンピング調査を停止決定した。これは4月2日に申請人である国内メーカー数社からのダンピング調査撤回要求にもとずくもの。塗工白板はタバコ包装箱、医薬品用箱、化粧品箱、食品包装用、液体包装用箱、商品タグ、招待状、カード用途。

5月17日付け 中国紙網から抜粋

Sun Paper Li氏 インタビュー

PPI 5月号は、The Futere of Sun Paper と題し、同社役員のLi Na 氏に対するインタビューを掲載した。

それによると、同社は組織、経営の最適化による革新により金融危機を乗り越え、持続的な発展をすすめ、紙パルプ産業の世界上位50社を目指している。また、「紙の節約と森林保護」に対し「紙の利用と植林」を唱え、紙パルプ産業への理解をすすめたいと述べた。

欧州 CEPI(欧州製紙産業合)2050年までの紙パルプ生産でCO2削減目標設定

CEPIは2050年までにCo2削減に関し意欲的な目標値を設定した。2050年までに1990年の水準を80%以上削減するというもので、既存の技術では50-60%程度の削減しか実施できない為、目標達成に向け新技術の導入が不可欠。メーカーの専門家及び研究者等業界の様々な人員で構成されるチームを2チーム編成し、製紙工程でのエネルギー消費量削減等、革新的新技術の創造に向け競い合う。2013年11月に優秀な新技術が発表される見込み。

5月14日付け Lesprom.comから抜粋

ベトナム 玖龍紙業 ベトナムに2号機2016年設置へ

ベトナムは新興国として急速に発展しており、中国に比べ人件費及びフレッシュパルプのコストが安く、パルプ原料の入手も容易だとして、玖龍紙業は2016年末前までに第2号機年産能力35万㌧の機械を設置する計画。投資額1.8億㌦の一環。設置場所等詳細は不明。現在同社はベトナム、Bencatに再生ライナー10万㌧を、Cheng Yang Paperが操業している。ベトナムの段原紙市場は2012年約140万㌧で2大メーカーはSaigon Paper とVina Kraft Paper 、両社ともSiam Cement グループ が所有、生産能力は其々24.1万㌧と22万㌧。

 

5月10日付け (PPI Pulp & Paper Week)から抜粋

フィンランド ストラエンソ社Forshaga工場能力削減

同社は市況に対応するべく、スェーデンForshaga工場のラミネーター2台の能力を削減する。2012年末から大手ユーザーが自前のラミネーターを設置し需要及び発注状況が変化してきたためで、ラミネーター2台で合計14万㌧ある能力で、目下バリア・ラミネートコートの液体容器及び乾燥食品用板紙を11.5万㌧を生産しているが、市況調整に向け精々8.5万㌧の生産とする。従業員22名が影響を受ける事になる。

5月14日付け Euwid Pulp & Paperから抜粋