2013年1月中国、韓国コート紙輸出統計

2013年1月の中国コート紙輸出は合計で9万4,114トン(前年比0.7%増)、そのうち米国向けは824トン(同61.3%減)、EU27か国合計は1万3,465トン(同67.7%増)、日本は2万3,049トン(同42.0%減)となった。
2013年1月の韓国コート紙輸出は合計で13万9,250トン(前年比5.5%減)、そのうち米国向けは3万793トン(同11.4%増)、日本は9,581トン(同32.8%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年1月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万5,951トン(前年比53.9%増)、そのうち米国向けは2,849トン、EUは2,293トン、日本は772トン(同89.4%減)となった。

欧州 2012年CEPI加盟会社の古紙使用量減少

CEPI(欧州製紙産業連合)発表によると、2012年加盟会社の古紙使用量は減少しており、結果として印刷書籍用紙(グラフィックペーパー)の生産量も減少している。2012年の古紙使用量は対前年比1-1.5%減で、実際の使用量は4840万㌧(対前年比1.2%)であった。2012年の紙の生産量も2011年に続いて減少し1.7%減の9200万㌧と推定される。これは特に印刷書籍用紙の減少が顕著な為で、2012年は対前年比5-5.5%減で、8年連続前年比減少している状態。新聞用紙の生産量も7%減少が見込まれ、過去20年間で最低水準となる模様。対照的なのが包装材とテイッシュで2012年生産量は増加傾向にある。2012年加盟国の紙の生産能力は100万㌧純減している。

 

 

3月6日付け Euwid Pulp & Paperから抜粋

財務省 法人企業統計調査

財務省は2012年10-12月期の法人企業統計調査を発表した。それによると、パルプ・紙・紙加工品製造業(全規模)の同売上高は1兆8,313億9百万円で、経常利益は814億2千4百万円となった。売上高経常利益率は4.4%となった。

法人企業統計調査(パルプ・紙・紙加工品製造業)PDF

ドイツ 大手紙商Papyrus社封筒製造設備をMayer Kuvert Networkへ分離売却

欧州大手紙商Papyrus社はドイツ・エトリンゲンの封筒製造設備をMayer Kuvert Networkグループに売却し、業務をコアビジネスである紙物流に専念する。2012年Papyrus社の売上高は17.26億ユーロ、販売数量は170万㌧で欧州第2位、欧州大陸で第1位。2012年のPapyrusKuvert社の封筒売上高は約1900万ユーロ、生産量は10億枚。Mayer Kuvert Networkグループは23ケ国に50社、従業員数2400人を抱え、封筒生産量は年260億枚で欧州大手封筒メーカーとなる。

3月8日付け Euwid Pulp & Paperから抜粋

中国 金紅葉紙業黒龍江省ハルピンで生活用紙プロジェクト推進

APP傘下の金紅葉紙業は黒龍江省ハルピン市と合意署名し賓西経済技術開発区で生活用紙プロジェクトを推進する。総投資額1.6億元、予定年産生産量3.6万㌧、主要ブランド3種、売上高5億元。

3月13日付け 中国紙網から抜粋

ブラジル Carta Fabril社2024年までにティッシュ100万㌧生産計画

Carta Fabril社は現在ティッシュを年間僅か5万㌧生産しているが、初期段階2.03億㌦投じ先ず機械2台(1台能力6万㌧)をアラクルス工場に2015年稼動目標に設置する。最終的には2024年までに総投資額10億㌦投じて、機械16台でティッシュ能力100万㌧、ブラジル最大のティッシュメーカーを目指す。工場近郊にはブラジル大手晒ユーカリパルプメーカーFibria社及び輸出港としてPortocelも近く、これらの利点を活用しコスト競争力のある巻き取りを生産しアフリカや米国の加工会社に輸出する構想もある。同社は目下2工場でティッシュ5万㌧生産しているが、5号機を設置中で11月には能力が7.5万㌧に達する。ブラジル製紙連合会調べでは、2012年のブラジルティッシュ生産量は2011年に7.6%増の103.4万㌧。

3月12日付け (PPI Latin America)から抜粋

フィンランド UPM社SC機中国泉林紙業に転売

2011年末に閉鎖したフィンランド南部のミリコスキー工場の7号機(SC能力22万㌧)を中国山東省泉林紙業に転売する。価格等不明。解体作業が3月末から開始し6月には終了、中国山東省高唐県の工場に移設され、改造後竹パルプ原料で食品包装用紙を生産する。ミリコスキー工場には7号機の他4号機(中質コート 23万㌧)及び6号機(SC 15万㌧)の2台あり、工場敷地を含み購入先を探している。山東泉林紙業は紙70万㌧、パルプ40万㌧の能力があり、5工場で主に非塗工上質紙、上質・中質コート紙やティッシュを生産している。

3月14日付け PPI Globalから抜粋

ブラジル 2012年紙・板紙生産量1千万㌧凌駕

ブラジル製紙連合会の発表では、2012年の紙・板紙生産量は前年粗同様の1010万㌧で、2009年以来世界上位10ヶ国入りしている。板紙生産量が紙を上回っており、2010年と2011年の板紙生産量は其々506万㌧と536万㌧、紙の生産量は453万㌧と456万㌧。品種別では印刷用紙の生産量が多く、2011年265万㌧で2012年は若干減少し260万㌧。2011年紙・板紙輸出量は205万㌧で対前年比1.2%減、輸出量は152万㌧(前年比1.2%増)。2012年紙・板紙消費量は950万㌧、板紙496万㌧、紙456万㌧。パルプ:2012年生産量1380万㌧、2011年輸出量840万㌧、欧州向け46%、中国25%、北米19%、2012年輸出量850万㌧。

3月15日付け 中国紙網から抜粋

ブラジル スザノ社ピアウイ州パルプ増産及び再生エネルギ―計画棚上げ

スザノ社は2012年第4四半期の純負債額は前年同期比16.7%増の25億ユーロを抱えており、生産性向上及び負債削減に集中すべく、150万㌧パルプ増産計画及びバイオマスエネルギー市場への参入計画をマクロ経済及び市況が好転するまで棚上げする。ブラジル北東部ピアウイ州に17億ユーロで150万㌧のユーカリパルプ工場を2016年央稼働目途に建設を計画、既に原材料調達用に森林を確保している。

3月14日付け Euwid Pulp & Paper から抜粋

中国  コピー用紙白色度オーバー

中国中央テレビ公表資料によると、広東省商業局は2012年全省のコピー用紙をランダムに抽出した結果、サンプル145点が不合格となった。不合格の主な原因は白色度が基準以上だった為で、国家基準では95度を超えてはならない。高白色度品は大量の蛍光染料を増白材として使用する為で、不合格品には玖龍紙業製(Nine Dragon)―白色度110、インターナショナルペーパーが生産販売するヒューレッドパッカード社向け―白色度103、山東天和紙業製―白色度109。

3月18日付け 中国紙網から抜粋

2013年2月 中国、韓国コート紙輸出統計

2013年2月の中国コート紙輸出は合計で7万5,899トン(前年比41.1%減)、そのうち米国向けは1,250トン(同52.1%減)、EU27か国合計は9,738トン(同14.9%減)、日本は1万7,720トン(同60.0%減)となった。同1-2月累計は合計で17万13トン(前年比23.6%減)、そのうち米国向けは1,250トン(同56.2%減)、EU27か国合計は2万3,204トン(同19.2%増)、日本は4万769トン(同51.5%減)となった。

2013年2月の韓国コート紙輸出は合計で13万4,951トン(前年比14.9%減)、そのうち米国向けは3万3,941トン(同0.5%増)、日本は9,417トン(同20.5%減)となった。同1-2月累計は合計で27万4,326トン(前年比10.3%減)、そのうち米国向けは6万4,711トン(同5.4%増)、日本は1万8,999トン(同27.2%減)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2013年2月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で2万8,552トン(前年比10.6%増)、そのうち米国向けは1,535トン、EUは3,711トン、日本は719トン(同89.4%減)となった。同1-2月累計は合計で6万4,503トン(前年比31.2%増)、そのうち米国向けは4,384トン、EUは6,004トン、日本は1,491トン(同89.7%減)となった。

中国 生活用紙生産能力

2015年までに中国生活用紙メーカー大手4社恒安国際、維達国際、金紅葉及び中順潔柔の生産能力は2012年の粗倍増となる。現在4大メーカーの市場占有率は30%未満で、新規に晨鳴紙業、太陽紙業及び景興紙業が生活用紙分野に参入してきている。中国生活用紙協会によると、2012年の新増設は151.3万㌧、総生産能力は733.3万㌧、新規需要増は49.1万㌧。某証券会社によると2012年の総需要量は723.1万㌧で2012年は需給がバランスしていた。2013年の新増設は135万㌧の見込まれ、新規需要増は56.2万㌧。生活用紙消費量の年平均伸び率は8-12%。

3月27日付け 中国紙網から抜粋

カナダ ドムター社ゼロックス米国・カナダの紙製品販売権獲得

ドムターコーポレーションは子会社を通じ、米国及びカナダゼロックスの紙・プリントメディア製品の商権獲得に向け合意した。2013年第2四半期には最終合意となる見込み。ゼロックス社は紙の製造は行わず、ゼロックスブランドで幅広くコート・ノーコート紙、ノーカーボン紙、大判用紙等の特殊プリントメディアを販売しているが、この部分を今度はドムター社がマーケッチング・販売を行う事になる。将来ドムター社はゼロックス向け用紙の90%を製造し残り10%の少量特殊紙の製造は検討課題。ゼロクッス社自体は今後も幅広くトナー、インク及びカートリッジ等の消耗品を製造、販売及びメインテナンスを行う。

 

3月26日付け Euwid Pulp & Paperから抜粋

米国 AF&PA(米国森林製紙協会)53回紙・板紙・パルプ能力発表

3月28日発表のAF&PA 第53回紙・板紙・パルプ能力調査によると、2012年米国内の紙・板紙生産能力は1.6%減少したが今後3年間(2013年から2015年)は原則横這いとなる見込み。2013年の紙・板紙能力は0.4%減少し、2014年は0.6%増加、2015年に0.2%増加が見込まれる。3年間の紙・板紙能力は0.4%、年平均0.1%増加する。ティッシュ及び段原紙が今後3年間増加し、新聞用紙や印刷用紙が減少、パッケージ用板紙は横ばいとなる。本調査は2012年から2015年までの紙・板紙・パルプの全品種を対象としており、調査対象相手は米国製紙業界の90%を網羅している。

3月28日付け PPI Globalから抜粋

ブラジル 2013年2月パルプ輸出量11.5%増

ブラジル製紙連合の発表では、2013年2月のパルプ輸出量は79.5万㌧で対前年同月比11.5%増で、79.3万㌧は晒ユーカリパルプ(BEK)。2013年1-2月のパルプ輸出実績は140万㌧で対前年同期比横ばい。中国向けは3.4%増加したが欧州向けは5%減少した。ブラジル国内2月:紙生産量は横ばいの82.9万㌧、紙消費量は対前年同月比4.1%増加の80.4万㌧、国内販売量は3.4%増の42.1万㌧、輸入は横這いの10.7万㌧、輸出は15.9%減の13.2万㌧、2013年1-2月輸出量は29.8万㌧で6.9%減。

3月28日付け PPI Globalから抜粋

米国 AF&PA(米国森林製紙協会)発表 2012年古紙回収率65.1%

AF&PA発表によると、2012年米国で紙消費量の65.1%が回収使用された。1990年以来、年間紙回収率は粗倍増しており、2020年までに70%の回収率を目標としている。業界の古紙回収率の高さは、多くがボランティアや古紙回収システムに起因しており、米国森林製紙協会として今後も回収率向上に向け教育プログラムや取り組み計画を支援して行く。

 

 

3月27日付け PPI Globalから抜粋