「アジアの成長戦略としてのFTA」

2月4日(月)国際経済交流財団とジェトロ共催のセミナーに参加。3セッションに分けての議論。①「アジア太平洋地域における二国間あるいは地域FTAの現状」②「アジアのFTAを取り巻く政治経済環境の変化」③「アジア太平洋地域FTAの将来展望」

関連資料当組合にあります。

欧州連合と米国―包括的FTA交渉開始に向け合意

2月13日、欧州委員会は、欧州連合(EU)と米国が包括的な貿易・投資協定の交渉を開始することに合意した旨発表。交渉が成立すると、これまでに交渉された二国間取決めの中でも、最大規模のものとなり、EUのGDPを年率で0.5%押し上げることになる。米国とEUの経済規模は合計で、世界のGDPのほぼ半分の47%に達し、貿易額においても世界の貿易額の約三分の一を占めている。最新の推計では、この包括的な協定が成立すると、EU及び米国のGDPを年率でそれぞれ0.5%(金額換算で860億ユーロに相当)、0.4%(650億ユーロ)引き上げることになる。

2月14日付け 日本関税協会HPから抜粋

タイ Double A社フランス工場買収に関し

先日発表されたDouble A社によるフランス北部ウール・エ・ロワール県のフィンランドメーカーMetsa Board社旧Alizay紙パルプ工場買収報道に関し、Double A社副社長Thirawit Leetavorn氏の談話:買収は戦力的な目的であり、欧州市場、特にフランス、英国とドイツは巨大な潜在力を有しており、フランスのAlizay工場は諸検討の結果、高品質の紙を生産するのに最良と判断した。Alizay工場は地理的にも欧州どこへでも輸出可能な場所として最適。我々の顧客は製品Double Aをその品質及び継続的なマーケッティング計画で選択しており、我々は価格より品質を重視するニッチ市場を相手に活動しており、安価品を大量に市場に供給することはしない。

Alizay工場品はEU市場の他、北アフリカや中近東市場向けをターゲットとしている。欧州市場は目下難しい局面を迎えているが、欧州市場に多くの可能性を期待しており、欧州市場での地盤強化も目指している。更なる買収機会があれば欧州以外、アジア及び米国も検討する。

2月14日付け EUWID Pulp & Paperから抜粋

CEPI 2012年紙・板紙生産量1.7%減少

CEPI(欧州製紙産業連合)の発表では、2012年CEPI加盟製紙会社の紙・板紙生産量は1.7%減少し9200万㌧で、工場閉鎖による生産削減量200万㌧減、新設及び改造による増加量が約100万㌧。ピーク時2007年の生産量は10200万㌧であった。世界全体では生産量が1%増加しているが、米国、EU27国及び日本が1.5%減少している一方、中国、インドが大幅増加を示している。

2月21日付け Euwid Pulp & Paperから抜粋

中国 ティッシュ投資過熱―その先行きは

中国では真に、ティッシュ産業の投資が過熱している。2011年に粗60万㌧(12.5%)の伸び、2012年も同様な伸びが予想され、爆発的投資誘因の根本理由となっている。中国ティッシュ大手2大メーカーは恒安とAPP。2012年恒安は国内3工場に輸入機械6台を追加し、APPは3工場で3台(4台目は2014年に延期)が稼働した。恒安は国内市場重視で、APPはどちらかというと海外市場重視。恒安の今後の投資計画:2013年末稼動予定で8台導入予定、50万㌧増産となる為、機械全てが操業する2015年央には現行能力80万㌧から大幅増の130万㌧となる見込み。一方APPは新規に42台(大型機26台、小型機16台)合計188万㌧の増設を発表、2015年末に予定通り完成すると、能力は2012年末の80万㌧弱から2016年に260万㌧以上となり超一流のメーカーを目指している。但し、たとえ中国市場で年率60万の伸びが見込めるとしても、競争激化は避けられず、APPの予定通り進行するかどうか先行きを危ぶむ専門家もいる。中国ティッシュ産業は投資過熱状態で、今後も生産過剰体制が避けられず、輸出拡大だけでは解決にはならい。中国政府5ヶ年計画で製紙産業の旧式設備統廃合が進行しているが、今のところティッシュは焦点とはなっていない。今後ティッシュが統廃合の対象となると、生産設備の廃棄等が進行するも新設計画が実施段階にあり、真の需給調整とは成りにくい。

2013年 2月 Pulp & Paper Intrernational(PPI) から抜粋

豪州 AMCOR社紙器用板紙工場(14万㌧)年末までに停止

豪州大手包装資材メーカー、AMCOR社は本年末までにクイーズランド州Petrieの紙器用板紙工場を閉鎖する。年産能力14万㌧の裏ネズ及び裏白生産工場だが、閉鎖の主な理由は豪㌦高及びコスト高騰(特に燃料コスト)。AMCOR社はPetrie工場閉鎖で豪州内に紙器用白板工場を失くことになり、代替品を輸入することで対応する。この結果、オセアニア地区での紙器用板紙工場は僅かニュージーランド、Reynolds GroupのWhakatane1工場(11.4万㌧)だけとなる。 段原紙関係では、AMCOR社は先にビクトリア州メルボルンのAlphington段原紙工場を閉鎖しており、同社の板紙生産は、新たにニューサウスウェールズ州、シドニー近郊のBotany Bay 中芯工場だけとなる。2年後にはフル生産、年産40万㌧が可能。

2月22日付け (PPI Asia)から抜粋

ロシア インヴェストレスプロム カマのLWC工場売却先決定

株主であるモスクワ銀行の発表では、インヴェストレスプロム社のペルミ州、LWCカマ工場(年産8.6万㌧)の、モスクワ本社投資会社への売却が決定した。同工場は2011年11月初めてLWCの商業生産に成功したが、財政問題で2012年2月から生産を中止していた。売却により銀行債務を弁済する予定。機械設備調整は良好でいつでも稼働可能な状態。今後売却先がフル生産及び工場発展に向け全力投球する。

2月27日付け Euwid Pulp & Paperから抜粋