中国国内パルプ生産量伸び率紙・板紙生産量より低位

2011年1-4月の国内紙・板紙生産量は3453.64万㌧と対前年同期比14.6%増。(但し昨年1-4月の伸び率は一昨年比19.3%増であった。)2011年1-4月の国内パルプ生産量は727.8万㌧と対前年同期比11.2%増であった。一方2011年1-4月のパルプ輸入量は498万㌧で対前年同期比27.7%増であった。輸入パルプ量の大幅増により国内パルプ生産量の伸びが紙・板紙生産量の伸びより低くなっている。
5月31日付け 中国紙網から抜粋

「中国造紙工業2010年度報告」

中国造紙協会2011年5月版報告(抜粋):
2010年紙・板紙生産量 9270万㌧(対前年比7.29%増)
2010年紙・板紙消費量 9173万㌧(対前年比7.05%増)
一人当たり消費量 68kg(前年比4kg増)
2010年パルプ生産量 7318万㌧(対前年比8.7%増)
2010年パルプ消費量 8461万㌧(対前年比6.03%増)
(2010年製紙メーカー生産量ランク上位10社)
①    玖龍紙業(728万㌧―前年比11.66%増)
②    理文造紙(367万㌧―前年比3.38%増)
③    山東晨鳴紙業(327.35万㌧―9.36%増)
④    中国紙業投資(244.87万㌧―317.37%増)
⑤    金 東紙業(231万㌧―0.91%増)
⑥    山東太陽紙業(224万㌧―1.82%増)
⑦    華泰集団(164万㌧―5.79%増)
⑧    寧波中華紙業(148.74万㌧-0.63%増)
⑨    中冶紙業(138.5万㌧―37.67%増)
⑩    山東博匯紙業(100.13万㌧―26.03%増)

2011年4月 中国パルプ輸入量対前月比6.25%減

中国税関統計によると、4月単月のパルプ輸入量120万㌧(対前月比6.25%減)、輸入金額10.3億ドル(対前月比1.63%減)
1-4月累計:輸入量498万㌧(対前年同期比27.7%増)、輸入金額40.9億ドル(対前年同期比49.1%増)
 
5月13日付け 中国紙網から抜粋

中国 華東地域 夏には1900万kwの電力不足

2004年以来7年ぶりといわれる電力不足は、上海市や江蘇省、浙江省などを含む華東地域が最も深刻。浙江省は6月1日から大口需要家2400社に対し、基準超過分の電力料金を引き上げると発表。
 
6月2日付け 通商弘報から抜粋
 
参考:華東地域(5つの省・直轄市―上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、福建省)
◎中国造紙協会発表2010年省別紙・板紙生産量:浙江省―1362万㌧、江蘇省―1101万、福建省―391万、安徽省-201万

EU24時間ルール7月から厳格実施 欧州委員会が加盟各国の猶予期間を6月末で最終終了

1月1日から開始されたEU向け貨物の24時間ルール(貨物情報事前申告規則)の猶予期間が6月末で終了、7月から罰則をともなう厳格運用に入る。EUの24時間ルールは、EUへの輸入であるICS(Import Control System)の場合、ENS(Entry Summary Declaration)フォームに必要貨物情報を記載し、コンテナ貨物は、本船が最初に寄港するEUの税関へ船積み24時間前までにデータ送信することが義務付けられている。必要貨物情報は、(1)荷送人・荷受人(名称・所在地・郵便番号、EORI番号あれば記載)(2)貨物到着通知先(名称・所在地・郵便番号)(3)品名・HSコード(4)荷姿・荷姿ごとの個数(5)総重量・容積(6)国連危険コード(IMO Class/UN No.)(7)コンテナ番号(8)コンテナシール番号。
 
6月2日付け SHIPPING GUIDEから抜粋

広東冠豪高新技術股份有限公司-新規特殊紙工場建設

2012年末の稼働を目指し、広東省湛江市に年産能力12.5万㌧の特殊紙工場を新規に建設中。感熱紙及びノーカーボン紙の原紙を生産し45キロ先の加工工場2ケ所に供給する。機械設備本体費用概算2千万㌦。現在加工工場ではコーター計4台で年12.5万㌧加工し、使用原紙は子会社の湛江冠龍紙業(年産5万㌧)や市場から手当てしている状態。将来は加工設備を原紙生産現場に移設し一貫生産体制をとる予定。更に新規コーター(年産7.5万㌧)を原紙工場に設置計画有り。目下、加工工場のラベル用コーター1台(年産6万㌧)が需要増が期待される剥離紙や感熱ラベル用に改造中。
6月3日付け RISIから抜粋

中国 金東紙業、江蘇省製紙業上位10社中トップへ

5月に南通で開催された江蘇省製紙産業代表大会で、「第11次5ケ年計画」時に江蘇省の製紙産業持続的発展に貢献した企業が表彰された。APPグループ金東紙業、金華盛紙業と金紅葉紙業が上位10社にランクインし金東紙業が第1位となった。選出基準は、生産量、販売量、利益及び納税額。
 
6月3日付け 中国紙網から抜粋

東京都港湾局 6月補正で全CTにゲート型放射線検査機器 今夏までにターミナル自家発電設備導入も

東京都は5月27日にまとめた「東京緊急対策2011」の実施に必要な11年度6月補正予算案を3日の都議会に提案した。このなかで、港湾局は東京港からの輸出コンテナの放射線全量検査に向けたゲート(据え置き)型の自動検査機器をコンテナターミナルのイン・ゲート64カ所すべてに設置するための予算も盛り込んだ。「東京緊急対策2011」のうち港湾局関連では、港湾コンテナの風評被害対策として10億円を補正で計上する。東京港では輸出コンテナの放射線量をすでにサンプリングし、1日当たり9ターミナルで40-50本の検査にとどまっているため、今後全量検査体制を視野に大井/青海/品川/中防内側の全CTのイン・ゲートすべてに自動検査機器を計64基配置する計画。
 
6月7日付け SHIPPING GUIDEから抜粋

インドの関税の構成について

インドで関税というときは、本来の関税(CUSTOM DUTY)の他インドで言う相殺関税も含まれている。インドの相殺関税は国内での物品製造に課せられている物品税との整合性を図る為に課せられる追加税で、FTAやEPAの対象外。計算例:評価額(CIF価格+荷揚げ費用)=100、基本関税率10.0%、相殺(追加)関税率10.3%の物品の場合、下記の通り合計26.85%の税が徴収される。FTAにせよEPAにせよ、対象となる本来の関税は10%。インドとの包括的経済連携協定が調印された今日、このようなインドの関税事情を知っておくことは有意義。
輸入額            100
基本関税 10%    関税額  10
相殺(追加)関税10.3%関税額 11.33
         小計    121.33
教育目的税 3%   税額   0.64
         小計    121.97
特別追加関税 4%  税額   4.88
         小計    126.85
   合計関税率 26.85%
2011年6月 「貿易と関税」から抜粋

2011年4月 米国コート紙輸入統計

米商務省が10日発表した貿易統計によると、2011年4月のコート紙(Coated
Woodfree)輸入は、合計5
万9,993トンで前年比は15.0%増となった。そのうち中国からは423トンで前年比は41.0%減。同韓国は2万3,359トン(前年比20.3%増)、インドネシアは318トン(約13倍)となった。同1−4月累計は合計が29万7,431トン(同16.9%増)で、そのうち中国が2,170
トン(同76.6%減)、韓国が12万336トン(同26.5%増)、インドネシアが3,449トン(同14.6%減)となった。

なお、2011年4月の中質コート紙の輸入は、合計6万2,902トンで前年比は21.5%増となった。そのうち中国からは76トンで前年比は95.2%減。同1−4月累計は合計が24万7,743トン(同9.4%減)で、そのうち中国が1,078トン(同97.5%減)となった。

中国 新聞用紙使用量連続下降

6月天津で「第16回木材・繊維及びパルプ国際会議」が開催された。中国の新聞用紙生産技術・設備は世界トップ水準で、中国には世界トップ10位中5台の抄紙機が存在している。但し国内外の新聞用紙市場は縮小傾向。目下中国が世界最大の発行部数を誇り、最大の新聞用紙市場で、2008年に初めて1993年以来増加傾向が止まり、2009年は下降した。2010年の全国新聞用紙生産量は430万トン、対2009年480万㌧の10.42%減。消費量は423万㌧で2009年の461万㌧比8.24%減。2010年の生産量は2007年の同水準以下であった。
 
6月13日付け 中国紙網から抜粋

中国 安徽山鷹紙業80万㌧増産計画

安徽省馬鞍山の山鷹紙業は現行92.5万㌧の生産能力を有し、5.4億平米の段ボール箱を生産している大手段原紙メーカー。同社の80万㌧増産計画によると、第一段階として45万㌧を2012年後半までに、第二段階として35万㌧を2013年に稼動する。計画が実行されると、玖龍紙業(ナインドラゴン)や理文造紙に次ぐ大手メーカーとなる。
 
6月9日付け ChinaPaperOnlineから抜粋

フィンランド アールストローム社3千万ユーロ投資し中国で壁紙ベース用不織布生産

中国山東省濱州工場に3千万ユーロ投資、新たに壁紙基質用不織布を生産する。2013年初め稼動の予定。現在同工場では輸送車両用フィルターを生産している。同社は既に欧州、アメリカで強力な基盤を有しており、中国では壁紙の成長が大いに期待でき、中国の新規投資は同社のアジアでの地盤固め大いに貢献する。アジアには中国の他韓国とインドに生産基地を所有している。アジア地区は同社グループ販売の約10%占めている。
 
6月14日付け LESPROMから抜粋

ジェトロセミナー「メコン経済圏の可能性を探る」

6月16日ジェトロ海外調査部主催の掲題セミナーに参加。天然資源・人的資源豊富なメコン地域は、経済発展の大きな可能性を有し、新しい生産基地・マーケットとしても多くの投資家の注目を集めている。域内経済開発の動きが加速する中、インフラ整備や制度整備、人材育成支援など、投資環境改善に向けた各種取り組みが活発化している。2010年選挙での民主化で将来的な貿易・投資の増加が予想されるミャンマーのダウェイ港の開発状況、最新情報や将来の可能性の説明。ダウェイ港はミャンマー南部に位置し目下港湾設備・物流生産基地を整備中で、将来メコン経済圏南部経済回廊(物流のミャンマー―タイ―ベトナム輸送移動)の有力な拠点として将来が期待されている。
 
関連書類当組合にあります。

中国 玖龍紙業(ナインドラゴン)福建省泉州で生産基地建設開始

総投資額13億ドルの総生産量200万㌧のプロジェクトが開始する。製品は強化段原紙、洋紙及びティッシュ及び加工設備。第一段階として2.0億ドル投じ、強化ライナ―35号機能力35万トン、36号機30万㌧を設置予定。稼働は2012年3月でプロジェクト全体が完成する2015年3月に総年産能力は200万㌧となる。
 
6月16日付け ChinaPaperOnlineから抜粋
 

世界一人当たり紙・板紙消費量首位と最階位で1500倍の差

現在世界の一人当たり紙・板紙は減少傾向。2007年59.2kg、2008年57.8kg、2009年54.4kg。世界1位のベルギーと最階位のアフガニスタンとでは約1500倍の差がある。アジア全体で紙・板紙消費量は世界全体のトップであるが、一人平均消費量(2008年)は40.4kgで北米の260kg、大洋州の151kg、欧州134kgに比較して少ない。世界トップ10ケ国中欧州6ケ国、北米、アジア、大洋州から各1ケ国がランク入り(2009年)。
<欧州> ベルギー317kg、フィンランド282kg、オーストリア232kg、ドイツ221kg、スェーデン210kg、デンマーク205kg、スイス194kg
<北米>米国 231kg(4位)
<アジア> 日本215kg(6位)
<大洋州> ニュージランド201kg(9位)
<下位ランク> アフガニスタン0.2kg。2kg以下の国:タジキスタン1.1kg、ネパール1.2kg、ブータン1.4kg、ハイチ1.6kg、ラオス1.6kg、イラク1.8kg。
<中国> 1998年26kg、2007年55kg、2008年60kg、2009年64.4kg
 
6月16日付け中国紙網から抜粋

経済産業省 日印EPAでの原産地証明発給で政令改正

経済産業省は、インドとの間の包括的経済連携協定(EPA)の発効に向けて「経済連携協定に基づく特定原産地証明書の発給等に関する法律」の一部改正する政令を6月22日付で公布、日印協定効力発生日に合わせて施行する。政令では日本とインドの連携協定を規定し原産地証明書の発給申請者が提出した申請書および資料を経済産業省が保存すべき期間、更に日本から輸出された物品が特定原産品であるか否かの情報を締約国から求められた場合に情報を提供する期間などを規定。
 
6月23日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
 
http://kanpou.npb.go.jp/20110622/20110622g00131/20110622g001310037f.html

2011年5月 中国、韓国コート紙輸出統計

2011年5月の中国コート紙輸出は合計で10万9,794トン(前年比30.4%増)、そのうち米国向けは59トン(同96.0%減)、EU27か国
合計は1万2,948トン(同10.2%減)となった。同1−5月累計は合計で55万3,493トン(同8.3%増)、そのうち米国向けは1,390トン
(同95.7%減)、EUは5万1,130トン(同58.6%減)となった。

2011年4月の韓国コート紙輸出は合計で15万7,284トン(前年比27.5%増)、そのうち米国向けは2万9,878トン(同25.2%増)となった。同1−5月累計は合計で71万2,060トン(同12.9%増)、そのうち米国向けは14万9,897トン(同12.0%増)となった。

※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。

2011年5月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で3万240トン(前年比28.1%増)、そのうち米国向けは2トン(同99.9%減)、EUは3,613トン(同36.9%増)となった。同1−5月累計は合計で10万7,997トン(同4.9%減)、そのうち米国向けは810トン(同
92.8%減)、EUは5,567トン(同47.1%減)となった。

中国 2010年 パルプ輸入量1137万㌧

中国通関統計によると、2010年のパルプ輸入量は1137万㌧(対前年比16.9%減、金額8.2億ドルー対前年比28.8%増、平均単価775.6ドル、対前年比55%増)、古紙輸入量は2435万㌧(対前年比11.5%減、金額53.3億ドル、前年比41%増、平均単価219.8ドル、前年比59.2%増)。
<パルプ状況>
主要輸入国ランク
①    カナダ 296.7万㌧(対前年比6%増、シェア26%)
②    ブラジル 205.8万㌧(前年比25.4%減、シェア18.1%)
③    米国 136.9万㌧(前年比7.1%減、シェア12%)
④    インドネシア 110.3万㌧(前年比13%減、シェア9.7%)
<古紙>
主要輸入国ランク
①    米国 1013.8万㌧、対前年比5.8%減、シェア41.6%
②    欧州27国728.9万㌧ 前年比22.3%減、シェア29.9%
<英国―275万㌧、2.2%減、オランダ―167.5万㌧、16.3%減>
日本―350.4万㌧、14.9%減、シェア14.4%
6月28日付け中国紙網から抜粋