CEPI 2007年紙パルプ生産統計

CEPI (Confederation of European Paper Industries) によると、加盟19か国の2007年紙・板紙合計生産量は1億239万6千トンで前年比は0.2%増となった。そのうち、紙は4,980万トン(同0.6%減)、板紙は4,140万トン(同0.4%増)となった。また、パルプの生産量は4,242万6千トンで前年比は1.7%減となった。

中国2008年品種別業況

文化用紙
旧式の設備廃棄により、文化用紙生産能力は2007年には80万5千トン、2008年に37万3千トン、2009年に17万7千トンの削減となる見込み。
SBS
不十分な生産設備投資と市場障壁を考慮すると、需給は満たされて買い手市場にすすむと期待される。
コート紙
生産設備計画をもとにすると、2007年の生産能力は410万トン、2008年は同440万トンとなっている。国内需要は2007年は375万トン、2008年は同423万トン、輸出は2007年は35万トン、2008年は17万トンと推計されている。
段ボール原紙
新生産設備は2007年に285万トン、2008年は同260万トンとなっているが、需給ギャップは継続するもよう。
新聞用紙
2007年の新設は107万トン、2008年は同50万トンで、28万トンと39万トンの供給過剰が見込まれている。
(全英文はコメント欄)

最近の経済動向説明会

4月25日「最近の経済動向と今後の展望」をテーマに経済産業省 経済産業政策局 調査課 課長 間宮淑夫氏により定例の説明会が実施された。
「4月の月例経済報告」によると、「景気回復はこのところ足踏み状態にある。先行きについては、輸出が増加基調で推移し、景気は緩やかに回復していくと期待されるも、アメリカの景気後退、為替の変動、原油価格の動向等から景気の下振れリスクも高まっている」と報告された。
関係閣僚会議資料、月例経済報告資料等は組合にありますのでご利用下さい。

中国 新聞用紙輸出が減少

China Pulp & Paper Report によると、2月の中国新聞用紙輸出は28,500トン(前年比44.5%減)、同1?2月累計は57,400トン(同38.7%減)となった。
その要因として、国内供給の逼迫と価格上昇、中国通貨の対ドル高、船積み運賃とコンテナ率の上昇をあげている。また、4月1日からの輸出増値税還付の期限切れにより、輸出業者の利益はトン当たり100?120元(13?17米ドル)減少し、輸出意欲は下がるとみられる。

韓国 クラフト紙アンチダンピング仮決定

韓国貿易委員会は4月8日、中国、インドネシア、米国、ロシア、カナダからのクラフト紙(HS 4804.21, 29)輸入に対し、アンチダンピングを仮決定した。このうち、中国の各メーカーに対するダンピング税率は4.31%から16.13%となっている。
韓国の2007年同輸入量は、合計が6万1,757トン(前年比70.4%増)で、そのうちインドネシアが9,426トン(同約2.3倍)、米国が8,942トン(同2.5倍)、カナダが7,934トン(同41.8%増)、中国が7,746トン(同約60倍)などとなっている。( Korea Customs Service )

フィンランド 2007年中質コート紙輸出

フィンランドの2007年貿易統計によると、中質コート紙(HSコード481022,481029)輸出は324万6千トン(前年同期比0.9%減)と漸減した。
そのうちドイツ向けが67万トン(同5.4%増)、米国が41万6千トン(同6.1%増)、英国が41万トン(同4.2%減)、スペインが24万7千トン(同10.8%増)、ベルギーが18万5千トン(同0.7%増)、ポーランドが18万トン(同12.0%減)、ロシアが17万2千トン(同31.6%増)オーストラリアが9万1千トン(同12.4%減)ギリシャが7万3千トン(同5.4%増)のほか、日本向けは4万5千トン(同40.9%減)となっている。

フィンランド 木材取引税削減案を策定

フィンランド首相の森林ワーキンググループは、紙パルプ原料の木材を無税とする案を提示した。通常は28パーセントの課税となっている。
Tax proposal of forest group stalls over wood trade
この案は、ロシアの木材輸出税によって、フィンランド森林産業が困難に直面することに対応する。

広東省東莞 小規模製紙工場閉鎖

China Paperonline によると、 中国広東省東莞の製紙メーカーは226社で生産能力は8百万トンとなっている。環境当局はこのうち8工場を閉鎖し、基準を満たさない21工場に罰金を課した。また、Zhong Tang 郡に環境設備を建設し、既存の工場を集約してあらたに大規模工場を建設する計画をすすめている。
All Small Paper Mills with Annual Capacity Less Than 50000 mts in Dongguan, Guangdong Will Be Closed Within The Year

(統計)パルプ輸入1988-2008年推移

財務省通関統計をもとに、我が国の晒クラフトパルプ主要供給国別輸入推移をみると、針葉樹パルプがカナダからを主に2000年以降輸入数量が減少傾向にあるのに対し、ブラジル広葉樹パルプが比較的数量を保っている。キロ当たりの平均単価はいずれも2006年末頃から高水準にある。
1988年-2008年輸入推移(ファイルを開くには紙類貿易オンライン統計システムのパスワードを入力してください)

米国 ウッドチップ輸出統計

当組合は、米国の主要国向けウッドチップ(針葉樹)輸出統計を2002年から月別にまとめた。それをみると、2007年からカナダ向け輸出数量が増加しているほか、2006年末より日本向けの平均単価が上昇している。
表をみる(PDFファイル)紙類貿易オンライン統計システムのパスワードを入力してください。