Archive for 3月, 2008

香港向け輸出推移

当組合では日本から香港向けの上級印刷用紙およびコート紙(上質ベース)の数量、ドル単価について1988年1月から2008年1月までの推移をまとめた。
それをみると、上級紙では1991年から1992年にかけて月間輸出数量5千トン台のピークがあり、コート紙では1991年から1992年と1999年から2000年にかけて同1万トン台のピークがみられる。
ドル建てトン当たり単価をみると、上級紙は1995年の1411ドルが最高値、2002年の612ドルが最低値。コート紙は1995年の同1395ドル、2002年の同664ドルとなっている。
(ドル建て価格算定は財務省換算レートによる)
上級紙グラフを表示
コート紙グラフを表示


EU森林産業アクションプラン

欧州委員会 (European Commission) は2月27日、19項目からなる森林関連産業の行動計画を採択した。
このなかで、国際競争力、気候変動およびエネルギー、森林供給への対応をはかるとともに、技術革新と域外市場へのアクセスなどを重要な競争力課題としている。
European Commission addresses challenges of forest-based industries


ERIA東京フォーラム開催

ERIA(東アジア・アセアン経済研究センター)は3月4日、国際シンポジウム ERIA東京フォーラム「世界最大ビジネス空間の創造」を開催した。
福田総理大臣の祝辞をはじめ、甘利 明氏(経済産業大臣)・木村 仁氏(外務副大臣)・スリン・ピッスワン氏(ASEAN事務総長)の基調講演、御手洗 冨士夫氏(日本経済団体連合会会長)・アンヘル・グリア氏 OECD(経済協力開発機構)事務総長の特別講演のほか、「シームレスな世界最大ビジネス空間の創造に向けて」および「東アジア経済統合に向けたロードマップ―東アジア経済統合に向けた政策アジェンダ―」のセッションがおこなわれた。
詳細資料は当組合事務局にある。
ERIA地域16か国(ASEAN10か国、日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インド)の2006年紙・板紙合計生産量は1億3,469万トン(前年比9.2%増)、同消費量は1億3,473万9千トン(前年比7.0%増)となっている。(RISI World Production and Trade by Country 2006)


米国段ボール、紙箱需要

米 The Freedonia Group, Inc.は、Corrugated & Paperboard Boxes (2008年2月)を発行した。そのなかで、米国段ボール、紙箱は年間2.5%増の成長率となり、2012年には399億ドルの需要が予測されるとした。また、他の梱包材との差別化において、先進的な印刷、グラフィック用途での付加価値の重要性が高まっていることが好材料だとしている。
NEWS RELEASE


中国造紙協会2007年生産削減リスト

中国造紙協会は「2007年?予淘汰落后造??能的企?名?」を発表した。
PDFファイル
それによると、2007年の中国生産能力削減は合計約450万トンとなっている。


日本貿易会実務セミナー開催

社団法人 日本貿易会は3月6日(木)に、財務省関税局関税課 原産地規則専門官 上川純史氏を講師に招き「原産地規則」に関する説明会を開催した。
近年、EPA、FTA締結が潮流となりつつある中、日本は現在5か国とEPAを締結しており、今後もその状況が加速することが予想されるために開催されたものである。
配布資料は当組合にあります。


2008年中国原材料状況

China Paperonline によると、中国パルプ生産の供給不足により、木材製品の価格は2007年の1月から9月までの間に15%、同第4四半期に5%、年間では20%の上昇となった。
6年周期のパルプ価格が、中国要因によって妨げられ、中国の需要によって国際価格は高値を続ける見込み。
中国の古紙利用率は56%だが、国内の古紙回収率は34%にとどまっている。2006年以降の2年間で米国からの古紙価格は15-40%上昇し、2008年にも全品種で上昇する見込み。
Paper Sector Will See Continued Raw Material Shortages in 2008


2007年12月中国、韓国コート紙輸出統計

2007年12月の中国コート紙輸出は合計で7万3,167トン(前年比3.0%増)、そのうち米国向けは787トン(同96.9%減)となった。同1?12月の累計は92万6,779トン(同0.5%減)、同米国向けは13万7,136トン(同54.9%減)となった。
2007年12月の韓国コート紙輸出は合計で13万2,502トン(前年比2.2%増)、そのうち米国向けは3万6,794トン(同6.8%増)となった。同1?12月の累計は169万9,600トン(同0.2%増)、同米国向けは44万1,745トン(同5.8%減)となった。
※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2007年12月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万4,272トン(前年比2.2倍)、そのうち米国向けは1万246トン(同約44倍)となった。同1?12月の累計は47万8,024トン(同68.5%増)、同米国向けは16万3,348トン(同約17倍)となった。


米商務省 中国サーマルペーパー相殺関税を仮認定

米国商務省は10日、中国からの軽量サーマル紙 (lightweight thermal paper) 輸入に対し、相殺関税を認める仮決定を発表した。Appleton Papers, Inc. が提訴していた。
Commerce Finds Subsidization of Lightweight Thermal Paper From China
Fact Sheet
同品目の中国からの輸入は2007年で2万78トンとなっている。
賦課税率はGuangdong Guanhao High-Tech, Zhanjiang Guanlong Paper Industrial が5.68%、Shanghai Hanhong Paper が0.57%、MDCN Technology, Shenzhen Yuanming Industrial Development が59.50%、その他が5.68%となっている。
この後、商務省および貿易貿易委員会で最終認定された場合、9月11日より発効される見通し。


米国2008年1月コート紙輸入統計

米商務省が11日発表した貿易統計によると、2008年1月のコート紙(Coated Woodfree)輸入は、合計8万3,037トンで前年比は25.1%減となった。そのうち中国からは461トンで前年比は97.1%減。同韓国は 3万4,301トン(前年比4.1%減)、インドネシアは1,113トン(同41.0%減)となった。
なお、2008年1月の中質コート紙の輸入は、合計11万4,109トンで前年比は0.6%増となった。そのうち中国からは6,652トンで前年比は約12倍。
2008年1月の塗工印刷用紙輸入合計は19万7,146トンで前年比は12.1%減、そのうち中国からは7,113トンで同57.1%減となった。


日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所 専門講座開催

ジェトロ アジア経済研究所は3月10日(月)に「東アジア物流新時代?グローバル化への対応と課題」の説明会を実施した。
グローバル化によって、東アジア域内における貿易投資は拡大し、ASEAN では経済統合のスピードが加速し、物流も変貌している。
2007年1月の ASEAN サミットで ASEAN 統合のための ASEAN 経済共同体 (AFC) を2015年に前倒しして実現することとなった。
この ASEAN 経済統合に向けては物流円滑化が重要課題となっている。
上記問題意識より
・「東アジアの域内貿易」 亜細亜大学教授 石川幸一氏
・「ASEAN 経済統合はどこまで進んだか」 ジェトロ 若松 勇氏
・「中国の物流グローバル化と物流企業」 ジェトロ 大西康雄氏
・「競争激化する東アジアの航空貨物輸送」 国士舘大学教授 小島末夫氏
・「東アジアにおける海上輸送とインフラ」 ジェトロ 池上 寛氏
の講演があった。
ASEAN に於ける中国の台頭、日本の比重の低下。海上輸送における日本の港湾の克服すべき課題の多さ等問題点も指摘された。
尚、配布資料は当組合にファイルしますが、「2007 東アジア物流新時代?グローバル化への対応と課題」池上 寛・大西康雄編、「アジ研 ワールドトレンド 2008年1月号」で詳細に研究成果が公表されている。


パキスタン 紙関税削減を要請

ラホール商工会議所はパキスタン政府に対し、紙・板紙の輸入関税を10%に引き下げるよう要請した。また、教科書用紙については関税撤廃となる見通しを述べた。
LCCI demands duty cut on paper, paper board


中国 1月新聞用紙需給

China Pulp & Paper Report によると、2008年1月の中国新聞用紙生産は Huatai Paper, Chenming paper, Guangzhou paper, Norske Skog (Hebei) の主要メーカー各社が、原料不足により減産となっている模様。また、中小メーカーの多くは、環境ライセンスの不備により、大幅な減産または廃業となった。
主要工場合計の1月生産高は20万3,368トンで前年比は23.4%減、同出荷高は23万6,235トン(同11.2%減)となっている。


英国紙・板紙再生状況

Confederation of Paper Industry (CPI) は2月、英国の紙・板紙の再生状況をまとめた。
それによると、2006年の英国古紙利用は810万トンで、そのうち輸入は約10万トンとみられ、古紙の回収は推計800万トンとなっている。
UK Paper and Board Recovery: 2007 State of Trade


米International Paper が Weyerhaeuser 包装部門を買収

世界最大手の International Paper 社は Weyerhaeuser 社の包装容器、古紙、段原紙部門を60億ドルで買収することに合意した。
International Paper Agrees to Purchase Weyerhaeuser’s Packaging Business


中国 2007-2008年製紙展望

China Paperonline は2007-2008年の製紙業の需要は堅調につづき、成長率が20%を超えるとした。
一方、原料は総コストの65%となっており、パルプの値上がりが懸念されているものの、元切り上げがコスト圧縮につながるとしている。


中国 新聞用紙市況が復調

Huatai Paper 幹部は、2008年上半期の中国新聞用紙価格は回復に向かうと述べた。
2007年10月から2008年2月の間に、新聞用紙価格はトン当たり4000元から5300元にあがっており、勝ち残るためには値上げが必要だとしている。
The Most Difficult Time Has Passed for Chinese Newsprint Sector


紙類貿易HS統計データCD-ROM発行

当組合では、紙類貿易統計のHSデータをCD-ROMにまとめ、組合員向けに配布いたしました。
財務省貿易統計のうち、1988年から2007年まで20年間の紙類(紙・板紙、加工紙、紙製品、原材料)データを品目別月別のPDFファイルに収録しました。データ総数は約65万件、総ページ数は約1万ページです。
なお、元データは当組合のデータベースに保存されており、必要に応じて加工できます。


最近の経済動向説明会

「最近の経済動向と今後の展望」をテーマに、経産省 間宮課長が定例の説明会を実施した。
平成20年度の政府経済見通しを交えた資料も組合にありますのでご利用ください。


International Paper インドネシアにパルプ工場計画

報道によると、米 International Paper 社はインドネシアに年産150万トンのパルプ工場を新設する計画。
International Paper to invest $4b in pulp factory


インド 新聞用紙価格が上昇

インドの新聞用紙価格は2007年12月以降3か月で24%、トン当たり140ドル上昇し、760ドルとなっている。
Rise in newsprint prices can be crippling for industry
業界筋は、その要因として、北米の減産と中国の国内需要の増加をあげている。


米 Washington 州製紙メーカー 中国古紙逼迫に打撃

米国 Washington 州製紙メーカは、中国の古紙需要逼迫の影響により、縮小を迫られている。
Weyerhaeuser 社 Norpac 工場 地図を表示 の原料マネージャーは、昨年古紙価格が40%値上がりし、人員削減の結果従業員は450人に減ったとしている。
Washington state’s papermakers struggling as China buys up waste


2008年1-2月中国、韓国コート紙輸出統計

2008年1月の中国コート紙輸出は合計で6万8,987トン(前年比16.9%増)、そのうち米国向けは496トン(同97.7%減)となった。同2月は合計で7万6,113トン(前年比45.9%増)、そのうち米国向けは1,457トン(同92.4%減)となった。
2008年1月の韓国コート紙輸出は合計で13万8,453トン(前年比1.6%増)、そのうち米国向けは3万4,697トン(同7.0%増)となった。同2月は合計で13万5,084トン(前年比3.6%増)、そのうち米国向けは3万906トン(同7.0%減)となった。
※通関統計は当該国の申告にもとづいて作成されるため、輸出入に対応する月次、品目が一致しない場合がある。HS番号の4810.13,14,19を合算した数量。
2008年1月の中国中質コート紙(HS4810.22,29)輸出は合計で4万4,410トン(前年比99.7%増)、そのうち米国向けは1万1,912トン(同約31倍)となった。同2月は合計3万3,518トン(同94.6%増)、同米国向けは1万5,234トン(同約45倍)となった。


豪州 トイレットペーパーA/D, CVD を調査

豪州政府は3月26日、中国、インドネシアのトイレットペーパー輸出に対し、アンチダンピング及び相殺関税の調査を開始すると発表した。
customs notices – australian customs dumping notices
Kimberly-Clark Australia Pty Limited 及び SCA Hygiene Australasia Pty Ltd が申請したもの。


ジェトロ・国連貿易開発会議 (UNCTAD) 共催ワークショッブ開催

ジェトロは3月25日標題に係るセミナーを開催しました。
東南アジア及び東アジアは、日本をはじめとする外資導入で著しい経済発展を遂げてきましたが、近年では域内貿易の拡大や増加する途上国間の自由貿易協定 (FTA) の果たす役割や効果が大きくなっています。特にアセアン地域ではその傾向が強くみられます。このような状況を踏まえ、ジエトロと UNCTAD が共同研究を行い、その成果として共催で研究報告書に基づいてセミナーが開催されました。報告書によると、この途上国間貿易はアフリカ圏や中南米各国にも広がりをみせ、成長戦略に成功したアジア諸国への日本の貢献や、この成果が果たす役割は大きいと結論づけています。配布資料は当組合にあります。


ウッドチップ輸入推移

当組合では1989年1月から2008年2月までの米国からのウッドチップ(針葉樹)の推移をまとめた。それをみると、数量が1990年代後半から減少し、単価は2007年にはいって高水準が続いている。(グラフのグラデーションは緑が高値)
表をみる(PDFファイル)


日本紙類輸出・輸入組合員


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