米国 カットシート紙輸入統計

当組合では米国通関統計をもとにカットシート紙(PPC用紙)の輸入統計をまとめた。

それをみると、2014年の合計輸入は81万8千トンで前年比は33.2%増となった。そのうち、ブラジルから21万6千トン(同11.0%)、ポルトガルから15万7千トン(同1.8%減)、インドネシアから16万1千トン(同2.7倍)、オーストラリアから7万6千トン(同55.7%増)、中国から3万8千トン(同3.2倍)などとなっている。

usppcimport

米国 上級印刷用紙輸入統計

当組合では米国の上級印刷用紙(非塗工)の輸入統計をまとめた。

それをみると、2014年の年間合計輸入量は39万926トンで前年比は0.2%減、同金額は4億5,239万3千ドルで同2.1%増となった。そのうち、インドネシアは6万9,263トン(同21.2%増)、中国は2万5,687トン(同3.5%減)、ブラジルは4,221トン(18.3%増)などとなった。

uswfimport

米国 段ボール原紙需要予測

米Freedonia社は米国段ボールの需要について、2018年まで年間2.8%の増加がつづき、390億ドルを超えるとの予測を発表した。

これについて、製造業の生産増にくわえ、高品質印刷や展示用など高付加価値製品への需要が増加を促進すると述べた。

一方、紙器用板紙については同1.4%増/年で2018年には99億ドルの需要を見込んでいる。

カナダ パルプメーカーFortress社中国にDPアンチダンピングに抗議交渉

カナダFortress社は中国政府の輸入DP製品に対するアンチダンピング関税15%の引き
下げ交渉を行う。中国商務部にコスト及び経営データを提出しダンピング販売の事実
がないことを証明する自信がある模様。米国やブラジルもダンピング販売の指摘を受
けている一方、欧州及び南ア(Sappi)の世界大手メーカーが対象外となり、彼らに
中国市場を独占する機会を与えているとの不満。

11月27日付け 中国紙網(国際紙パルプ網)から抜粋

米国 NewPage社メイン州のコート紙マシンを2014年2月から無期限停止へ

メイン州ラムフォードのコート紙機械12号機(日産300㌧)を2014年2月から無期限に停
止すること決定。北米のコート紙市況は長年数量の出荷が前年割れし欧州からの輸入
量の増加により環境が悪化している関係で需給バランス上対策が必要との判断。
NewPage社は北米の大手製紙メーカーで、ケンタッキー州、メイン州、メリーランド
州、ミシガン州、ミネソタ州及びウィスコンシン州に工場を所有、コート紙・特殊紙
中心に年産能力合計350万㌧。

11月20日付け Lesprom.comから抜粋

ラテンアメリカの木材価格2013年第2四半期世界的に最安値

Wood Resource Quarterly(WRQ)によると、2013年第2四半期ブラジルとチリのパル
プ及び製材用価格が過去2年で最安値となった。通常木材価格はパルプ及び材木生産
コストの約55-65%をしめており、ブラジルやチリは輸出市場で競争力を持ってい
る。ブラジルではパルプ材がブラジル通貨安の為㌦ベースで過去5年間に経験しな
かった水準に達しており2年前に比べ価格競争力が増している。チリではパルプ材価
格が2013年第2四半期は対前年同期比約8%下落しており、ユーカリ材平均コストは世
界で最低水準にありL材市場で世界最安値の生産国となっている。

11月20日付け PaperAgeから抜粋

米国 AFPA(米国森林製紙協会)議会の製紙産業支援を称賛

AFPAは米国議員による米国議会製紙部会新設を称賛している。連邦政策は米国製紙産
業の将来に重要な役割を果たし、超党による部会では米国経済上の製紙産業の重要な
役割に光を当て、連邦政策を通して製紙産業部門の持続発展報方法を考える。米国製
紙産業は国民が日常使用するティッシュから新聞用紙、筆記用紙、コピー用紙等幅広
く製品を製造し、全米国製造業のGDPの約4.5%、2000億㌦を占めている。製紙産業従
事者数は90万人で職場は多くが地方の共同体にあり、これらの共同体の経済は工場の
成功に大きく依存している。米国製紙産業は世界市場において競争力維持の為改革発
展を続けており、2006年から2011年に新設備や生産能力に約520億㌦投資している。
又、投資は重点的に廃棄物として埋められる量の約3倍以上を再使用することに向け
られ、2020年までに70%以上の回収率を目指している。

10月24日付け PULPAPERnews.comから抜粋

米国 印刷版新聞読者数依然下落傾向

目下、米国人の38%は常に日刊紙を読む習慣があるが、2004年のそれは54%の水準で
あった。印刷版新聞の読者数は継続して下降傾向で、過去10年で印刷版新聞の読者数
は41%から23%に減少した。最新調査では、調査対象となった3000人中前日に新聞を
読んだ人の割合は29%で、その内印刷版読者は23%であった。社会の情報化・ネット
ワーク化が進み、電子版新聞の読者がますます増加しており、ニューヨークタイムズ
の読者中、電子版読者の占める割合は55%、他の2大紙であるUSAトゥディとウォー
ルストリートジャーナルでも48%と44%に達している状態。又、米国の雑誌・書籍読
者も電子版に転向しており過去10年で印刷版雑誌及び書籍の読者数は其々6%と4%減
少した。

11月12日付け 中国紙網(印刷企業家網)から抜粋

米国 2013年1-7月新聞用紙輸出8%増

米国2013年1-7月の新聞用紙の輸出量は㌦安及びアジア及び新興国からの需要増に支
えられ8%増加した。但し、深刻な生産過剰問題及び米国国内需要の継続減少を解決
するには至っていない。新聞用紙の輸出量は米国生産量の約3分の1と大きな存在だ
が、1-7月間で10万㌧以下の輸出量の増加では2013年に予想される国内消費量50万㌧
減少をカバーしきれず、2013年のメーカー側の供給削減量も50万㌧以下の状態で、結
果として価格は下落傾向。

10月23日付け Lesprom.comから抜粋

ブラジル ブラジル産晒ユーカリパルプ(BEK)ドル高により価格下落でも恩恵

ブラジル通貨レアルが対㌦安に推移しており、過去数ケ月世界的にBEK価格が下落傾
向にある中、パルプ輸出業者は恩恵を受けている。8月の米ドル対レアル為替は
2.44、7月2.24,6月2.16と2ケ月で連続通貨安の状態で、専門家筋では年末までに更
に2.75まで下落すると予想している。欧州BEK価格は6月の810-820㌦から8月790-800
㌦と2.5%下落しているが、7%レアルが安い為価格下落を相殺しレアル手取りが増加
している。ブラジルの国内パルプ販売価格は欧州のドル建て価格をベースにレアル換
算している為、例えば7月の国内レアル価格は1836(820ドルベース)が8月は1859に
上昇しており国内パルプユーザーからは苦情が出ている。ブラジル製紙連合会による
と、2013年上半期のパルプ輸出額はドルベースで対前年同期比7%増加、レアルベー
スでは16.3%増加した。目下BEK価格水準は中国の需要減で下落圧力を受けており、
更に2014年初めから予想される新規能力増加も懸念材料。但し専門家は最悪でも価格
水準は700ドル以下(中国以外)にはならず、生産停止で乗り越える覚悟。地域別BEK
価格推移:欧州6月810-820㌦、8月790-800㌦、米国8月870-890㌦、南米(ブラジル以
外)6月710-740㌦、7月700-730㌦、8月690-720㌦、中国7月640-660㌦、8月620-640
㌦。

8月27日付け PPI Latin Americaから抜粋