Archive for the ‘輸入動向’ Category

印刷情報用紙輸入推移

当組合では1988年から2014年までの印刷情報用紙(非塗工、PPC、塗工)輸入推移をまとめた。それをみると、2003年に合計で100万トンを超えたのち、震災後の2012年には170万トンを上回った。その後、130万トン前後で推移している。

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塗工紙輸入推移グラフ

当組合では貿易統計をもとに、2000年から2012年10月分までの塗工印刷用紙(コート紙+中質コート紙)の輸入数量および輸入ドル換算率をグラフにした。

それをみると、2009年にドル換算率が100円を割り込んでから、輸入数量は5万トンを上回る高水準となっている。

印刷用紙輸入推移

当組合では2002年より2011年9月までの印刷用紙(非塗工・塗工)の輸入推移をまとめた。
それをみると、2004年より2008年までは減少傾向にあったが、2009年に急増、2011年1-9月までの累計は年間最高量に迫る動きとなっている。
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輸入紙 2009年度急増したのは通販業界

通販業界はカタログ販売からネット販売ヘ移行し紙も使用量が年々減少している中、輸入紙が急増、国産紙の落ち込みに追い打ちをかけている。主要9社[ベルーナ、ニッセン、千趣会等]の09年度月平均用紙使用量は約22,550トン、(07年度比約19%減、)9社月平均輸入紙使用量は10,445トンで使用量の約46%を占めている。ニッセンの輸入比率が約70%と一番高く、多くの通販会社が50%程度まで高めている。輸入紙を増やす価格目安は国産との差をキロ10-15円とみている会社が多い。使用用紙は郵便料金との関係で軽量の微塗工紙やLWCが多い。海外メーカーはスェーデンSCA社、フィンランドUPM社等。
2010年版「紙使用量ユーザー別実態調査」―「沼尻経済研究所」からは抜粋

国内飲料用紙容器(液体容器)の原紙約9割は輸入紙

2009年国内「紙容器メーカー」の原紙使用料は推定32万トン、其のうち国産原紙量は約3万トンで残り29万トンは輸入に依存している状態。輸入原紙は殆どがプラスチック(PE)ラミネート品でそれ以外に塗工・非塗工白板も含まれている。推定輸入量≪2009年≫、PE加工品約20万トン、塗工白板約7万トン、非塗工白板約2万トン。輸入先はほとんどが北米及び北欧から。飲料用紙器の原紙は牛乳パック、果汁飲料、清酒、紙コップ等に使用。原紙メーカー:国産―日本製紙、王子製紙、新富士製紙、東京製紙等。海外―北米(ウエアハウザー、クリアウォーター、エバーグリーンパッケージ、ミードウエストベーコ)、北欧(ストラエンソ等)。飲料用紙器向け以外にも塗工・非塗工白板はかなり輸入されているが、多くはビール用マルチパックや一般紙器用途。
 
10月25日発行 デーエフサロン 増刊から抜粋及び当組合調べ

紙類・同製品の航空貨物[成田空港扱い]―輸出・輸入実績平成21年

<輸出>
数量2,199MT 前年比84.9%
価額4,914百万円 前年比79.1%
<輸入>
数量3,021MT 前年比90.1%
価額4,145百万円 前年比67.5%
日本関税協会資料「貿易統計便覧」から

2009年上質コート紙(港別・国別)輸入実績

2009年の上質コート紙輸入量は314,599トンと対前年比316.6%。
国別ランク:(1)中国234,307トン[単価78.8円]、(2)韓国33,106トン[単価87.9円]、(3)米国24,589トン[単価84円]、(4)台湾13,999トン[単価84.8円]、(5)スウェーデン2,797トン[単価93.3円]、(6)カナダ1,774トン[単価82.7円]、(7)インドネシア1,215トン[単価68.1円]、(8)オーストラア584トン[単価95.4円]等。尚 ドイツから1,163トン、フランスから509トンの実績あるも、平均単価がそれぞれ415円、200円となり、上質コートとは考えにくい。
港別ランク:(1)東京港166,981トン、(2)大阪港71,896トン、(3)名古屋港24,458トン、(4)博多港18,098トン、(5)神戸港6,755トン、(6)福山港6,078トン、(7)塩釜港4,000トン、(8)石狩港2,895トン、(9)金沢港2,535トン、(10)横浜港2,473トン、(11)三島港2,232トン、(12)苫小牧港1,601トン、他、門司港1,404トン等。
◎東京港や大阪港には各国から輸入品が到着、成田空港も907トンの実績がある[見本品の輸入か]
◎中国品 上位港―東京港、大阪港、名古屋港、博多港、福山港、神戸港
韓国品 上位港―東京港、大阪港、博多港、名古屋港、石狩港、三島港

2009年中質・軽量コート紙(港別・国別)輸入実績

2009年の中質・軽量コートの輸入数量は42.3万トンで、対前年比2.4倍。
港別ランク:(1)東京港188,273トン、(2)大阪港64,632トン、(3)神戸港57,090トン、(4)博多港40,039トン、(5)名古屋港25,792トン、(6)横浜港17,466トン 以下 門司港9,684トン、苫小牧港7,242トン、広島港2,788トン、金沢港2,700トン、石狩港2,417トン、塩釜港1,270トン他
国別ランク:(1)スウェーデン109,990トン[平均単価86円]、(2)中国88,259トン[80円]、(3)フィンランド50,491トン[87円]、(4)韓国37,491トン[86円]、(5)フランス37,058トン[84円]、(6)米国30,038トン[88円]、(7)ドイツ28,077トン[84.8円]、(8)台湾24,100トン[85円](9)英国5,321トン[83.5円]、(10)カナダ3,071トン[82.6円]
◎中国、韓国、台湾等アジアからの輸入は地方港を含み(韓国、中国は17港、台湾11港)、日本のほぼ全土をカバーする形。欧米からの輸入は主に大都市に近い主要港で陸揚げされている。

2009年印刷用紙[特定形状―PPC] (港別、国別)輸入実績

2009年特定形状(大半がPPC)の輸入量は41.6万トン、対前年比14.2%増加した。日本の揚げ地は主要港をはじめ全国の地方港まで拡大し物流経費削減目的で消費地に接近した港が選定されている模様。
港別実績上位:東京港161,307トン、大阪港102,878トン、川崎港29,353トン、横浜港25,356トン、名古屋港24,396トン、博多港23,371トン、塩釜港12,300トン、神戸港9,396トン、門司港6,763トン、堺港3,628トン、苫小牧港2,847トン、松山港2,167トン、沖縄港1,697トン、以下 広島港、三島港、伏木港、清水港、四日市港、石狩港。
国別上位:インドネシア352,615トン、中国48,551トン、タイ11,630トン、台湾901トン、韓国456トン
◎印刷用紙特定形状(435x297mm以下の平判)に上記以外約10ヶ国(米国、ドイツ、オーストリア、インド、ポルトガル等)からの輸入品約3千トンが含まれているがキロ単価から判断しPPC以外と思われる。
◎インドネシア品は日本各東京港の他日本の各港13港で荷揚げされている。

2009年中芯(港別、国別)輸入実績

輸入通関統計によると、2009年中芯輸入量は約67,000トン(中国からのSCP361トン含む)で対前年比約3.6倍と急増した。
国別輸入量ランキング
韓国(32,181トン、単価¥33.6)、インドネシア(17,523トン、単価¥32.1)、台湾(12,523トン、単価¥34.4)、豪州(1,280トン、単価¥46.9)、中国(3,424トン、単価¥36)、タイ(809トン、単価¥34)ベトナム(5トン―5,021kg、単価¥43.2)。
港別上位
東京港19,195トン、門司港8,845トン、大阪港7,820トン、名古屋港7,436トン、神戸港6,033トン、博多港5,878トン、横浜港3,905トン、新潟港3,714トン、塩釜港1,417トン、清水港1,370トン、以下四日市港、苫小牧港、伏木港、日立港、八戸港等。
◎韓国品揚げ地上位 門司港―8,416トン、東京港―6,196トン、博多港―3,557トン
◎インドネシア品揚げ地上位 大阪港―5,952トン、東京港―5,856トン、名古屋港―2,221トン 

日本紙類輸出・輸入組合員


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