HP研究者 紙の時代は終わらない

米ヒューレット・パッカード(HP)社のGlen Hopkins氏によると、世界の印刷市場は、縮小や停滞ではなく、依然として成長を続けている。アメリカではここにきて手に取れる本の需要が高まっているとし、写真や手紙など、愛情のこもった感情の刺激には物理媒体が有効として、スマホ、タブレットの普及が一巡した今だからこそ、手に取れる印刷物の価値が認識され始めていると述べた。

http://ascii.jp/elem/000/001/650/1650718/

WSJ紙 米出版・紙の本回帰

16日付米ウォールストリート・ジャーナル紙は、米出版業界において電子から紙へと戻っているとの記事を掲載した。それによると、電子書籍の売り上げが減少しているのに対し、紙書籍は増加傾向にある。大手出版社は紙書籍に再投資をはじめている。

米出版社が立ち戻る「紙の本」 電子書籍の販売減少で

https://l.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB12785512773961173464104583456142074282444%3Freflink%3Dfb&h=ATMrLqWepuAkLBK5g490Wy5qS7_vPRmEieOHX2Jj39jRtcF_KlfQaLkuYViSPawBonDevQ8CtGeJsnfgAigfv7ZDRSYuJBZxPpTATAc4Z6-GJ9FmAubq-iO9dps_JWQw-WEXAk2bNrjzaIRy2C90IYbSOzKhMC-iy3scSZsZfk6465OWfH7qUigRDqQe6SMoB_B29dG3PzkQfeTsN85ZO9hXWtJC40B7ciZNnZROCt0iYPoZfi4TMJEFKpdQcJXjDDXvUNSdfWu0hsVttrt9SiKAuVEWgj7u7Ap5

世界段ボール需要予測

米リサーチ Freedonia社は、世界段ボールの需要が2019年には2,600億平方メートルに達し、年間成長率が3.7%になるとのレポートを発表した。

そのなかで、2014年にはアジア太平洋地域の需要が1,083億平米で世界の約半数を占め、2019年には同1,386億平米となり年間成長率は5.1%の予測とした。

一方、相当なマーケットを有する南アフリカ、トルコおよびイスラエルなどの湾岸諸国においては、潜在的な需要に対する供給力が不足しているとの見方を示した。

イタリア 紙器研究レポート

イタリアBologna大学は、長期にわたる果実、野菜の梱包において紙による梱包は1㎠あたりの細菌の細胞数が1000未満であったのに対し、プラスチック梱包では同100から100万の細菌群が発生したとの研究を発表した。

一方、Lucence Paper Quality Centerは乳タンパクによるBio―Boardのプロジェクトについて衛生面とリサイクルの観点から効果を示した。

Paper Industry World / July

スウェーデン 包装資材環境負荷レポート(3)

利用後(end-of-life)を考慮した結論は、すべての紙製品が酸性化、富栄養化、光化学オゾン生成において総合的に削減した(セメント袋での光化学オゾン生成を除く)。これは主として原生材の利用除外による排出削減にともなっている。地球温暖化係数は利用後を考慮した場合、すべての紙製品で増加した。セメント袋の光化学オゾン生成はインドネシアでの埋め立てによって排出が増加した。同様にプラスチック製品においても、酸性化、富栄養化、光化学オゾン生成で削減した。一方、地球温暖化係数は増加した。

Gruvön工場とSkärblacka工場での地域温熱は、エネルギーが少量で実際に地域温熱に利用できなかったため、影響は小さかった。

(了)

スウェーデン 包装資材環境負荷レポート(2)

地球温暖化係数は、一貫して、使用後を含むかどうかに関わらず、プラスチック製品が紙製品よりも高い結果となった。

紙製セメント袋(Skärblacka工場製クラフト紙)は地球温暖化係数、酸性化、富栄養化に関してプラスチック袋より優勢であるが、光化学オゾン生成については主として輸送距離によって異なる結果となった。

紙製パスタ袋(Gruvön工場製クラフト紙)は、クラフト紙製造過程で排出されるCODおよびNOxによる富栄養化を除き、すべての環境指標でプラスチック袋より優勢となった。

紙製食品袋(Skärblacka工場製クラフト紙)は、地球温暖化係数、酸性化においてプラスチック袋より優勢となった。光オゾン生成では紙、プラスチックともほぼ同等で、富栄養化については主としてクラフト紙製造にともなうNOxなどの排出によりプラスチック袋が優勢となった。

主としてPETボトルの原料製造にともなう排出、また製品化におけるエネルギー消費により、紙パック容器はPETボトルに対しすべての指数で優勢となった。

(続く)

WTO 2015年貿易予測

世界貿易機関(WTO)は14日、2015年の世界貿易量の予測を発表した。それによると、2015年の貿易量は前年の37兆9,590億ドルから3.3%増加するとした。そのうち、アジアの輸出は5.0%増、輸入は5.1%増となっている。

https://www.wto.org/english/news_e/pres15_e/pr739_e.htm

2014年の日本からアジア向け紙・板紙合計輸出は99万7千トンで金額は1,006億4千万円、同輸入は97万1千トンで金額は910億8千万円となっている。

2012年世界ティッシュ需要

「Pulp and Paper
International」誌10月号によると、2012年の世界ティッシュ消費量は既往最高となった。ティッシュ消費量は3,150万トンで前年より114万トン増加した。
そのなかで、中国について2011年から12年にかけて10%程度の増加がつづいており、内陸部の消費増と増設によるとした。また、2012年の輸出は59万トンであらたに最高量となった。