ヨーロッパ州 独Koehler社がKehl工場で新たな特殊紙ライン8号機着工

ドイツのPapierfabrik August Koehler社が、同国南西部Kehlに位置する同社工場に8号機となる新たな特殊紙ラインを導入するプロジェクトを推し進めていることが分かった。同社は、先般、新ラインの正式な竣工式を執り行った。同社は、昨年7月の発表の中で、Kehl工場向けの新たな特殊紙ラインに約3千万ユーロを投資する計画を盛り込んでいたとしている。その後11月には、ドイツVoith社に同ラインの建設を発注した。生産能力は年産12万トンとして設計された同8号機は、感熱紙と軟包装用紙など包括的なラインナップを生産していくとしている。Voith社によると、この新たなラインは、世界で最もパワフルな特殊紙ラインの一つとして、2019年夏には稼働開始となる見込みとしている。

 

5月17日付RISIから抜粋

 

ヨーロッパ州 2017年スペインの段ボール原紙生産量が過去最高を記録

2017年スペインの段ボール原紙生産量が、前年比5.0%増加して合計約52億平米となった。同国のコンテナーボードおよびパッケージング・メーカー協会(AFCO)によると、スペインは前年同様、生産量でドイツ、イタリア、フランスに次ぐ4番目の地位にあるとしている。AFCOによれば、同国の段ボール原紙ユーザーの消費量は、2016年の300万トンから2017年310万トンまで引き上がった。同協会によれば、農業部門が引き続き段ボールの最大の消費者であり、昨年、産量全体の23.3%を占め、これに続いて食品(16.4%)、飲料(15.0%)、オーディオ、エレクトロニクス、自動車部門(8.7%)となっている。

 

5月17日付RISIから抜粋 

 

アメリカ州 4月米国のパッケージ紙出荷量は前年同月比12.3%大幅増

米国森林紙製品協会が公表した最新のレポートによれば、2018年4月の同国パッケージ紙出荷量の合計は、前年同月比12.3%大幅増となったが、1月~4月出荷量の累計では前年同期比1.0%減と下降傾向になった。紙袋・重袋の出荷量は前年同期と同様で、マルチウォールの出荷量も同6.7%減となった。一方、食品包装紙の出荷量は前年同期比3.1%増となった。4月の設備稼働率は前月の92.7%から92.9%へわずかに上昇した。また、4月末のパッケージ紙の在庫量合計は前月の3月末より0.8%減少した。

5月17日付RISIから抜粋

【続報】ヨーロッパ州 独Hamburger社が年産50万トンのテストライナー新ライン供給をValmet社に委託

オーストリアPrinzhornグループ傘下でドイツを本拠とするHamburger Rieger社が、ドイツSpremberg工場向けの年産50万トンの新たなテストライナー・ライン供給をフィンランドのValmet社に託したことが分かった。注文金額については開示されていない。今年3月、同社は2号機となる新ラインの導入計画を発表していた。抄き幅8,600㎜の同ラインは、米坪範囲90g~180gの非塗工白/茶テストライナーに加え、白ライナーを生産する予定となっている。ラインの設計スピードは分速1,500m。同ラインの稼働開始時期は2020年半ばを見込んでいる。

5月17日付RISIから抜粋

ヨーロッパ州 2017年イタリアの段ボール・シート生産量が前年比1.9%増の380万トン

イタリアの段ボール原紙生産者協会(GIFCO)がプレスリリース上で公表したところによると、2017年イタリアの段ボール・シート生産量合計が前年比1.9%増加して380万トンとなったことが分かった。同協会によると、同協会メンバー企業全体で同年は合計40億ユーロの収益となったとしている。GIFCO会長によれば、過去5年間、この業界は一定の成長を見せており、2007年から2012年の危機から脱し段ボール・シートの経済回復を強化したとしている。更に、この前向きな傾向は、段ボール・シートがイタリア産業にとって重要な媒体であり、オンラインで購入された商品を発送する為の好ましい包装であることを示しており、同国輸出の拡大と「Made in Italy」製品の競争力に不可欠な役割を担っていると語った。

5月16日付RISIから抜粋

アメリカ州 米国4月の住宅着工件数は前月比3.7%減、前年同月比では10.5%大幅増

米国の国勢調査局と住宅都市開発局が公表した最新の統計によれば、同国の重要な経済指標のひとつである住宅着工件数は、4月の季節要因調整済みの年率換算値が1,287,000戸で、前月3月の推計値1,336,000戸から3.7%減となった。一方、前年同月比でみると2017年4月の1,165,000戸からは10.5%の大幅増となった。ただし4月の数字のうち、一戸建て住宅着工件数は894,000戸で、この分野では前月3月の改定値893,000戸から0.1%の微増となる結果となった。

5月16日付RISIから抜粋

アメリカ州 米国の2018年4月工業生産高指数は前月から0.7%微増   

最新の米国産業統計によれば、同国2018年4月の工業生産高指数は、前月比0.7%増とわずかに数字を上げ、3ヶ月連続の上昇推移となった。前月の工業生産高指数の変化率は、ネットで下方修正され、第1四半期の生産量は年率2.3%の上昇となったと報告されている。3月の製造業部門では変化なく推移したが、4月は前月比0.5%微増となった。鉱業部門では同1.1%増、水道光熱費の指数は同1.9%増となった。4月の数字は 2012年の平均と比較すると107.3%で、工業生産高指数は前年同期比では3.5%増となった。また、 4月の工業部門の設備稼働率は0.4%ポイント上昇し78.0%となり、この数字は1972年~2017年の長期推移の平均を1.8%ポイント下回っている。

5月16日付RISIから抜粋

ヨーロッパ州 欧州4月のN材パルプ消費者在庫量は微増、消費量は減少

UTIPULPが発表した最新の統計によれば、欧州の4月N材パルプの消費量は前月比で減少傾向となっており、消費者在庫量は前月比で微増推移となっている。(2015年8月以降、L材パルプの欧州統計は集計・公表されていない)欧州のN材パルプ4月消費者在庫量は、3月の179,942トンから0.4%微増の180,646トンであった。4月末の在庫量は前年同月比でみると、前年4月のN材パルプ在庫量196,651トンから8.1%の大幅減となった。一方、N材パルプの消費量は3月の354,715トンから、4月は4.2%減の339,658トンとなった。なお、N材パルプの4月の供給稼働日は16日で、前月の3月より1日増、また前年同月より1日減であった。

5月16日付RISIから抜粋

アメリカ州 米国の4月段ボール・カートン出荷量は堅調、工場設備稼働率は98%増

最新の産業統計によれば、米国の4月段ボール・カートン出荷量は堅調に推移しており、またコンテナーボード在庫量は前月からやや増加、設備稼働率は98.3%で推移した。同国ファイバー・ボックス協会の伝えるところによると、4月の同国カートン出荷量は面積換算で前年同月比実質9.8%増の約329億平方フィートで、4月は稼働日が前年同月より2日多く、週平均では0.6%減となった。また、コンテナーボードのメーカーなど在庫量は前月から8,000トン増の243万7千トンとなったが、過去10年間の4月の平均の下落量は58,000トンである。また、コンテナーボード設備稼働率は98.3%で、前月の96.8%より上昇した。

5月16日付RISIから抜粋

ヨーロッパ州 独Progroup社が再生コンテナーボード年産75万トンの新工場建設へ

ドイツのProgroup社は2月中旬に、新たな別の製紙工場建設に向け積極的な準備を進めているとの発表をしていたが、このほど建設予定地を決定したことが分かった。同社は、ドイツ国内Bitterfeld近郊のSandersdorf-Brehnaに最新鋭の新たな製紙工場を建設する計画を公表した。建設工事は2019年第1四半期に開始を予定しており、現時点での計画では建設プロジェクトは2020年下半期に完了する見込みとしている。Progroup社傘下では、Propapier社とProwell社の生産設備が、同社事業の両部門の生産能力を最適な方法で均衡させる目的で、対応するシステムを形成している。

5月16日付RISIから抜粋