2018年 中国紙類貿易動向

紙・板紙輸出
2018年1−12月の中国紙・板紙輸出は474万7,955㌧、前年比は15.9%減となった。貿易バランスは115万9千㌧の輸入超過、貿易特化係数はマイナス0.11となった。品種別では、新聞用紙が7,467㌧(同17.1%減)。特定形状品(PPC)は36万8,311㌧(同16.1%減)。日本向けが19万1,266㌧(同9.5%減)。コート紙は106万2,855㌧(同13.3%減)、中質コート紙は43万5,322㌧(同19.0%減)、合計149万8,177㌧(同15.1%減)で100万6千㌧の輸出超過となった。
板紙では段ボール原紙が合計5万9,212㌧(同38.4%減)、塗工白板紙は170万2,737㌧(同12.5%減)となった。
紙・板紙輸入
同輸入は590万7,291㌧で前年比は34.3%増となった。そのうち新聞用紙は47万9,835㌧(同44.5%増)。上級印刷用紙は51万1,176㌧(同19.4%増)で、インドネシアから30万9,849㌧(同9.4%増)。塗工印刷用紙合計は49万2,565㌧(同10.2%増)となった。
板紙合計は335万2,319㌧(同38.5%増)となった。そのうちクラフトライナーが99万9,424㌧(同36.5%増)。中芯原紙(再生品)が100万308㌧(同91.6%増)で、インドネシアから39万7,391㌧(同2.6倍)。段ボール原紙合計は246万5,400㌧(同59.6%増)となった。塗工白板紙が56万9,453㌧(同12.9%減)となった。

古紙輸入
同古紙輸入は合計1,703万2,911㌧で前年比は33.8%減となった。そのうち米国から636万8,652㌧(同45.5%減)、英国から209万4,800㌧(同30.7%減)、オランダから74万4,875㌧(同41.4%減)と同急減。一方、日本から275万2,581㌧(同9.7%増)、韓国から40万3,887㌧(同43.5%増)などと同増加。
品種別では段ボール古紙が1,293万8,832㌧(同14.1%減)、上質古紙が70万346㌧(同17.0%減)、新聞・雑誌古紙が337万9,246㌧(同31.0%減)となった。その他(ミックス)古紙は2018年より輸入禁止となり、前年残の1万4,487㌧(同99.7%減)にとどまった。

中国2018年1-12月輸出入

2018年11月 中国古紙輸入統計

2018年11月の中国古紙輸入合計は182万7,416トン(前年比40.6%増)となった。そのうち段ボール古紙は149万3,829トン(同2.1倍)、上質古紙は7万2,917トン(同61.8%増)、新聞・雑誌古紙は26万670トン(同11.2%減)となった。

国別では、米国が59万970トン(同17.6%減)、日本が28万3,024トン(同3.5倍)、英国が20万8,831トン(同35.2%増)、イタリアが9万8,659トン(同7.3%増)、オランダが7万8,069トン(同66.3%増)などとなった。

2018年1-11月の古紙合計輸入は1,465万8,515トン(前年同期比40.8%減)となった。

2018年11月中国古紙輸入

2018年10月 中国古紙輸入統計

2018年10月の中国古紙輸入合計は130万3,445トン(前年比27.0%減)となった。そのうち段ボール古紙は105万1,475トン(同4.5%増)、上質古紙は4万8,243トン(同13.1%減)、新聞・雑誌古紙は20万3,728トン(同33.3%減)となった。

国別では、米国が39万9,585トン(同56.9%減)、日本が23万381トン(同2.1倍)、英国が17万5,331トン(同19.1%減)、イタリアが7万910トン(同90.1%増)、香港が6万9,112トン(同36.4%増)などとなった。

2018年10月中国古紙輸入

中国造紙協会2018年推計

中国造紙協会は2018年の生産情況を公表した。

それによると、2018年の紙・板紙生産合計は推計1億300万トンで前年比7.5%減、同消費量は1億380万トンで同4.7%減となっている。

そのうち新聞用紙は生産が推計190万トン(同20%減)、消費が240万トン(同9%減)。非塗工印刷用紙が生産1,750万トン(同2%減)、消費1,730万トン(同1%減)。塗工印刷用紙が生産600万トン(同11%減)、消費が540万トン(同8%減)。生活用紙が生産960万トン(同横ばい)。白板紙が生産1,350万トン(同6%減)、消費が1,280万トン(同1.5%減)。ライナーが生産2,100万トン(同12%減)、消費2,270万トン(同10%減)。中芯が生産2,050万トン(同12%減)、消費2,160万トン(同10%減)。

古紙は輸入が推計1,550万トン(対前年1,000万トン減)、国内回収が5,150万トン(同80万トン減)、古紙パルプの生産は5,500万トン(同800万トン減)で前年比12.7%減となっている。

中国古紙輸入統計

中国の2018年9月古紙輸入は合計で159万5,501トンとなった。そのうちアメリカは47万5,400トン、日本は28万6,254トン、イギリスは19万3,676トンなどとなった。

品種別には段ボール古紙が同130万1,014トン、上質古紙が5万9,198トン、新聞・雑誌古紙が25万5,289トンとなった。

http://www.jpeta.or.jp/blog/wp-content/uploads/2018/11/65dbbd0161c501b93e7006b42e201f54-1.pdf

TPP11 12月30日発効

TPP11(日本、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナム)が12月30日に発効する見通しとなった。

紙類(HS48類)の関税削減はオーストラリア(0~5%→無税)、チリ(6%→無税)、マレーシア(0~25%→0~20.8%)、メキシコ(0~15%→0~13.5%)、ペルー(0~9%→0~8.1%)、ベトナム(0~25%→0~18.7%)で年ごとに逓減。日本、ブルネイ、カナダ、ニュージーランド、シンガポールは無税。

TPP11各国の関税率削減

※各国の個別のEPA、FTAにより関税率が異なる場合がある。

紙・板紙海外動向 2018年7月 米国 

2018年7月 米国輸出

紙・板紙輸出合計は83万7,192トンで前月比は2.0%増となった。そのうち、紙合計は19万4,328トン(同1%減)、板紙合計は64万2,864トン(同3%増)となった。

紙のうち、新聞用紙は1万7,041トン(同11%増)。メキシコに同3%減。中国に同2.5倍。塗工印刷用紙は6万1,160トン(同3%増)。カナダ向けが同6%増。オランダに同2.2倍、オーストラリアに同2.0倍。

板紙のうち、クラフトライナーは36万5,713トンで同2%増となった。メキシコに6万2,799トン(同17%増)、中国に5万4,993トン(同1%増)。塗工白板紙は9万2,045トン(同7%増)で、メキシコに2万9,777トン(同41%増)。

古紙輸出は合計147万1,740トン(同8%減)。中国に44万526トン(同31%減)、インドに24万6,153トン(同2%減)、メキシコに13万5,241トン(同3%減)など。

2018年7月 米国輸入

紙・板紙輸入合計は74万1,590トンで前月比は横ばいとなった。そのうち、紙合計は55万5,688トン(同1%減)、板紙合計は18万5,902トン(同4%増)となった。

そのうち、塗工印刷用紙は14万4,634トン(同6%減)。韓国から3万2,933トン(同18%増)。フィンランドから2万1,025トン(同43%減)。塗工白板紙は6万4,431トン(同11%減)。カナダから1万8,917トン(同4%増)、フィンランドから1万8,891トン(同16%減)、スウェーデンから1万720トン(同36%減)。

トイレットペーパーほか家庭紙合計は5万4,351トン(同6%減)、金額は1億2,099万6千ドル(同5%減)。中国から2万8,039トン(同8%減)、6,256万8千ドル(同4%減)。

Source: Trademap

中国 米国に対し報復関税を公告

中国商務部は18日、9月24日より米国に対し報復関税を実施すると発表した。紙類では、印刷用紙などにつき10%、パルプ、クラフトライナー(未晒)、クラフト紙、コート紙(ロール状)などについて5%の関税率となっている。

商務部公告

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米国 中国からの紙類などに追加関税を決定

米国政府は17日、中国からの2千億ドル相当の輸入に対し、9月24日から10%の追加関税を賦課すると発表した。また2019年1月1日からは25%とする模様。

https://ustr.gov/about-us/policy-offices/press-office/press-releases/2018/september/ustr-finalizes-tariffs-200

米国の中国からの紙類(HS48類)の2017年輸入は32億7千9百万ドルとなっている。

2017年米国輸入統計