中国造紙工業 2109年報告

中国造紙協会は5月、「中国造紙工業2019年度報告」を発表した。
そのなかで、2019年の中国紙・板紙合計生産量は1億765万㌧で前年比は3.2%増となった。また、同消費量は1億704万㌧(同2.5%増)で、需給ギャップは61万㌧の供給超過となった。

紙・板紙海外動向 2019年中国統計(PDF)

http://www.jpeta.or.jp/overseas/chinastats2019.pdf

中国造紙協会ホームページ(中国語)

http://www.chinappi.org/reps/20180508160836956678.html

新しい2022年度版統計品目番号が承認される

国際的な貿易において使用されている物品の分類についての統一システム(HS=Harmonized Commodity Description Coding System)で第7版となる “HS2022”がHS条約適用国の全ての締約国で承認され、2022年1月から施行される予定だ。
HS条約は211の経済圏で関税と国際貿易統計の基礎として機能している。(そのうち158が 統計品目番号の締約国である)新しいHS2022年度版は国境を跨ぐ物品を幅広くカバーし、総計351の改定と統計品目番号に変更を加えた。以下が要旨の一部である。

2022年1月は遠くに感じるが、2022年度版HS実施の為に国と地域レベルでそれまでにWCO(世界税関機構)では多くの課題がある。世界税関機構は現在の2017年と新しいHS版との間に必要な相関表の開発と解説文、分類の見解、アルファベット順での見出し、HSオンラインデータベースなどのHS2022施行へのアップデート作業に取り組んでいる。
税関行政と地域経済コミュニティーは、HS条約の要求に応じて、2022年度版HS条約のタイムリーな実施に間に合う様膨大な作業がある。従って、各々の国の関税又は統計的な命名法でHS2022年度版に備えたプロセスを開始する事を推奨する。WCOは施行に向け取り組む締約国を支援する為、能力構築にさらに力を注いでいく。

http://www.wcoomd.org/en/media/newsroom/2020/january/the-new-2022-edition-of-the-harmonized-system-has-been-accepted.aspx

中国造紙工業 2019年需給見込み

中国造紙協会によると、2019年の見通しは、紙・板紙合計生産量が約1億370万トンで前年比0.6%減、同消費量は約1億260万トン(同1.7%減)となった。 各品種別は以下のとおり(数量はすべて見込み)

新聞用紙 生産量 150万トン(同21.0%減) 消費量 194万トン(同18.1%減)

非塗工印刷用紙 生産量 1,770万トン(同1.1%増) 消費量 1,735万トン(同0.9%減)

塗工印刷用紙 生産量 650万トン(同0.7%減) 消費量 550万トン(同5.3%減)

生活用紙 生産量 995万トン(同2.5%増) 消費量 923万トン(同2.4%増)

包装用紙 生産量 695万トン(同0.7%増) 消費量 700万トン(同0.1%減)

白板紙 生産量 1,290万トン(同3.3%減) 消費量 1,160万トン(同4.8%減)

ライナー 生産量 2,140万トン(同0.2%減) 消費量 2,332万トン(同0.5%減)

中芯原紙 生産量 2,080万トン(同1.2%減) 消費量 2,209万トン(同0.2%減)

原材料については

パルプ 生産量 1,700万トン(同1.7%減) 消費量 3,910万トン(同0.1%減)

古紙 生産量 5,300万トン(同2.6%減) 消費量 5,390万トン(同1.5%減)

となっている。

以上