2024年2月 紙類通関統計速報
2024年2月 紙類通関統計原本等(組合員のみ)
中国 輸出力強い~政府高官
中国政府高官は1‐2月の輸出が2桁増と明らかにし、さらに金融緩和が必要であると示した。(The Wall Street Journal 3月7日付)
2024年に5%のGDP成長率目標を発表した翌日、経済役人のトップは中国は2024年の輸出が力強いスタートを切ったと述べた。公式発表前の輸出統計のリリースは予想外となった。予想外の公表は、李首相が2023年のGDP成長率を公式発表前に示したことにつづいて2回目となった。
輸出の好調なスタートに反して、世界貿易状況は保護主義などにより依然厳しいとしている。
2022年世界紙・板紙生産統計
Fastmarket Annual Review によると2022年の世界紙・板紙合計生産量は4億2,002万3千トンで前年比1.0%減となった。そのうち、アジア計は2億3,080万1千トン(同1.5%増)、欧州計は1億365万1千トン(同5.3%減)、北米計が7,558万4千トン(同2.9%減)などとなった。
2024年1月 紙類通関統計月報(組合員のみ)
2024年1月 紙類通関統計原本等(組合員のみ)
2024年1月 紙類通関統計速報
2023年 紙・板紙合計国内需要
当組合が財務省貿易統計および経済産業省生産動態統計をもとに試算した2023年紙・板紙合計国内需要(出荷+純輸入)は2,008万4,621トンで前年比は7.1%減となった。同金額は2兆5,948億4千3百万円(同8.5%増)となった。
米国 金利引き下げに懸念
米国のインフレは1月には緩和したものの、大方の予測を上回り、連邦準備局の金利引き下げは年半ばに持ち越される見込み。The Wall Street Journal (2月14日付)が報じた。
13日に発表された1月の消費者物価指数は3.1%上昇し、2.9%の予測を上回った。連邦準備局の目標は2%で、この結果中央銀行の利下げは3月の可能性から6月にずれ込む見通しとなった。